天佑堂鍼灸院日記

楽しい体のプロデュース
刺すハリ治療から刺さないハリ治療へ

フェルデンクライス

2004年11月12日 18時30分33秒 | Weblog
 以前私は、骨格の調整は重ようではない、というような内容のことを「治療方針」のなかで書いたかたかと思います。最近は少し考えかたが変わりました。その切っかけになったのは、北洞誠一さん
というかたからフェルデンクライスメソッドというボディーワークを受けたことです。
非常に微細な刺激で骨格を調整してゆくのですが非常に深いリラクゼーションを得ることができました。カイロのようなアジャストをせず本当に軽くふれるだけといっていい刺激です。それで骨格に歪みも矯正されますし、深いところまでゆるむ感じがありました。
 私の勝手な感想ですが、骨の矯正というより骨の波動が変わるという感じがしました。
それまで回りに筋肉に固められていた骨に微細な振動のようなものが生じるという感じです。
このようなメソッドを受け続けていれば身体に対する感覚、身体のありかたに対する気づきが深まり
受けての心身の健康、人生全般にたいして多いにプラスになると思いました。
で思ったのですが整体、カイロの先生で上手な人は単に骨格を物理的に矯正するだけでなく、その波動をかえるようなことをしているのではないでしょうか。そうだとするとそれはかなり効果的なのではないかと思うようになりました。私はそういう人に出会ったことはないのですが患者さんの話しで
「普通にカイロを受けると1週間もしないうちにもとに戻るのにあそこの先生だと1ヶ月以上もつのよ」なんて話しがありました。そういう人はひょっとすると、こうしたことを意識的あるいは無意識的におこなっているのかもしれない、などと思うきょうこのごろです。