たねまきびより ~いとえのバイオダイナミック農場日記~

小さな1つぶのたねから
ぐんぐん伸びていくその姿
ずっとながめていたくなる

脱都会!いとえ、英国の農場へ行く!

3年ぶりの再会

2011年11月11日 | シードワークショップ

11月11日金曜日

青い不思議なもやにつつまれた朝。

谷の中まで、空の中みたい。

 

風邪っぴきから復活いたしまして、シードワークショップ復帰しました♪♪♪

やっぱり、動かねば。身体に悪い!!ココロに悪い!!!(笑)

 

「病み上がりだから、室内での仕事を」とボスに言われ、1日中タネのクリーニングをしていました。

他のメンバーは大きな大きなビニールハウスの片付け作業。

寒いのに、おつかれさま(>_<)

 

今日はとってもルンルンな出来事!!!

それは、3年前に1ヶ月ほど滞在したスコットランドのハーブナーセリーのボス夫妻が、

ランチタイムにシードワークショップに来てくれたのです!!!!

 Poyntzfield Herb Nursery 

スコットランドのネス湖近くの半島にあるこのハーブナーセリー。

ハーブを育てはじめて35年。今では400種以上のハーブを取り扱っているのです。

2008年10月に滞在&お手伝いさせてもらっていたハーブナーセリーです。

 

スコットランドの田舎道を通り、木々の生い茂る坂道を上る。

木漏れ日や、鳥のさえずりが心地よく足をすすめると

ふいに、目の前にツタの茂る背の高いレンガの壁が現れるのです。

横に大きく広がるそのレンガの壁の中に、ひっそりとある小さな扉が目にとまる。

古い色あせた木の扉をあけると、そこにはハーブガーデンが広がっているのです。

 

キレイに手の行き届いたそのナーセリーはとっても美しく、秘密の花園に迷い込んだ気分。。。

お天気のいい日に、背の低いほふく性のカモミールのエリアの除草をしていたときは本当に至福のときでした。

香り高いカモミールに這いつくばって、その香りを独り占めしながらの除草。

もう幸せで幸せでたまりませんでした。

 

ここにはタネの選別用の機械などはなく、全て手作業でクリーニング選別をしていて、

ボスの手先、息の吹きかけ具合ったらとっても器用でびっくりしてしまいました。

 

タネの一つ一つに触れ、重さや質感を肌で感じ、タネへの興味をより育ててくれたのはこの1ヶ月でした。

そのPoyntzfield Herb Nursery と Stormy Hall Seedsは両方ともバイオダイナミック栽培の生産者で、取引先でもあるわけです。

なので、タネの納品&近くの街への用事ついでに来てくれたのです♪

 

3年ぶりの再会☆☆☆

「かわってないね~!!」ってみんなで笑顔。

ナーセリーのボスとシードワークショップのボス。

「いとえはよく働いてくれる。助かる」と2人とも言ってくれて、お世辞でもなんでも嬉しくて☆

再会と、2人のボスにほめられたのとでルンルンなひとときなのでした♪♪♪

 

 

さて、今日1日いとえがクリーニングしていたタネたち。

チャービル

ハナアオイ

ナツシロギク

タマネギ

マリーゴールド

モウズイカ

タネって、やっぱりみんな違って、素敵♪♪♪