たねまきびより ~いとえのバイオダイナミック農場日記~

小さな1つぶのたねから
ぐんぐん伸びていくその姿
ずっとながめていたくなる

脱都会!いとえ、英国の農場へ行く!

ねぎねぎな2日間 & はっぴぃばぁすでぃ♡

2011年12月16日 | シードワークショップ

12月15日 木曜日~16日 金曜日

月曜日移動させた玄関前のガーランド(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/b7dba6a84b38e4b5bad912dc92004a4e)

火曜日、水曜日、そして木曜日。ランチの前後に少しずつ赤い実をたしていきました。

目を離すと、鳥が寄ってくる、、、f(^_^;)

クリスマスまでにはまた赤い実はなくなってしまうんではないかしら、、、、、。

 

木曜日はとっても良いお天気でした♪♪♪

青いそら。低く斜めにさす太陽の光。

夕方みたいな低い光だけど、これでもまだ14時前。。。

 

シードワークショップのお仕事はリーキのタネのクリーニング。

9月に収穫し、ロフトで乾燥させていたリーキのタネ(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/0a7aa4dc9e564605e3853384a251a81c)

大きな白いバケツにちょうど1杯のネギ坊主。

このネギ坊主からタネを崩し出すためにマシーンにかけると、、、

少な!!!

量が6分の1くらいになってしまいました、、、。

 

これをふるいにかけて、風圧をかけてゴミをとばすと

きれいに黒く輝くタネの登場♡

量がわかる写真も撮ればよかった(>_<) と、後悔、、、。

 

残りの時間はオニオンセットの選別作業。

9月に収穫したオニオンセット(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/d55aad2a951d708d38f07f708f75e233)

収穫後にふっくら成長してくるので、この乾燥後のサイズ選別が必要なのです。

ここでは、9mm~21mmを良いサイズとして選別していきます。

網などをつかってふるいにかけ、大きすぎるもの&小さ過ぎるものをはじいていきます。

 

なんだか、ネギネギな2日で、ボスにパッケージ用にタマネギの撮影を頼まれもしました。

ボスのカメラCanon EOS 5D Mark IIを渡され、どぎまぎ。

重いんだもの!!そして、やっぱりkissとは違うのね!!!

早速パッケージに採用されています♪

でもね、私のkissでもパシャリ☆

"Ailsa Craig"

 

15日は、ちよさんの誕生日☆☆

木製の洗濯バサミにタネで装飾。

そして、クリスマスデコレーションに隠し込んでプレゼントしました♪

いつも笑顔で明るく優しい大阪出身のお姉さま♡

HAPPY BIRTHDAY! CHIYOsan♡♥♡

Bottonでの出会いに感謝♪♪

 


寒くて暖かい誕生日。

2011年12月14日 | コミュニティーライフ

12月14日 水曜日

ミゾレまじりの雪が降る週の真ん中水曜日。

 

いとえ、27歳になりました。

 

人生27回目、最も寒い誕生日の朝でした。

 

この村に来てから、ずっと、歳をきかれると「27」と答えていたので、

誕生日が来て「あ~。今まで26だったんだっけぇ」と不思議な感覚に陥っています。

 

朝起きると、いつもの朝食の席に、キャンドルが灯されていました。

アドベントのキャンドルも灯されているから、キャンドルたくさん(笑)

そして、「おはよう」がわりに「ハッピーバースデー」って言われながら、ハグ♡ハグ♡ハグ♡

 

シードワークショップに到着しても、ハグ♡

毎朝の日課、発芽率テストの確認のためにマシーンのところに行くと、、、

バルーン♪ そして、いとえの写真。

この写真は夏のオープンデー(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/fece576b12d606cbc0019bafafe458e9)のときのもので、肌が真っ黒f(^_^;)

ケーキを持つ手のひらと甲の色の境目がくっきり。

そして持っているケーキが肌の色と同じチョコレートケーキ、、、、f(^_^;)

 

そんな誕生日のシードワークショップの仕事は、リーキとオニオンの発芽率テストセッティング。

 

お家では、ランチタイムに盛大にお祝いしてもらいました♪♪

ヨハナ(お家でハウスワークをしているボランティアの独♀)が作ってくれた特大ベリーケーキ。

下から、、、

スポンジ、ベリーヨーグルトババロア、スポンジ、ベリーソース、ラズベリー&ブルーベリー。

 

お誕生日プレゼントもたくさんいただきました。

この箱はハウスペアレンツから。

包みを開けると、、、、、

手編みのインナーシューズ!!!!!!!!!!!

物心ついてから、誰かから手編みのものをもらうなんて初めて(>_<)

ハウスマザーがクリスマス準備も忙しい中、夜なべしながら編んでくれたのです!!!!!

嬉しくて、嬉しくて(>_<)

愛情深いハウスマザーに、心から感謝です。。。。。

 

午後の仕事にワークショップに行くと

ボスからのプレゼントの箱が。

味気ない、真っ白の使い回しの段ボール箱。

箱を開けると、、、、、、、

ちょ!!!!!!!!!!!

これも手編み(>_<)

しかも、ここのファームのヒツジの毛をボスが紡いだ毛糸。そしてそれをボスが編んだもの。。。。

もう、どっちももったいなくて、使えない!!!(>_<)

(ボトルは、お酒ね♡これも、ボスがウィスキーにダムソンとお砂糖をつけて梅酒風に手作りしたもの)

 

夕食後、水曜日なので恒例のスタディーグループ。

今回のテーマは「リズム、サイクル」。

担当の子が

「今回のテーマはリズムとサイクル。私たちの周りには色んな本当に様々なサイクルがありますよね。

 今日のスタディーグループを始めるにあたって、まずは歌を歌いたいと思うの」と。

このコミュニティーで生活していると、"会"を始める前に歌を歌うのはよくあるはなし。

なんの歌を歌うんだ~?と思ったら、、、

Happy birthday to you♪ Happy birthday to you♪ 

Happy birthday dear Itoe♪ Happy birthday to you♪

Many long years to you♪ Many long years to you♪

Many long yeas dear Itoe♪ Many long years to you♪ おめでと~~!!!

って!!!!!!   嬉し~~~~♡♡♡♡

「これも、一つの人生のサイクルですよねblah blah blah~~」とプレゼンがはじまったのでした☆

 

スタディグループが終わってから、10人くらいの若者ボランティアで集まって宴会。

ビールをあけて、お家の息子がホットワイン作ってくれて、ボトルも開けて、、、。

ひさしぶりにた~~~っくさんお酒を飲みました。

お祝いしてくれたみんなに本当に心から感謝!!!!!!!!

日本からプレゼントを届けてくれたかたにも感謝!!!!!!!!

こちらの朝の時間に合わせて日本から電話をかけてくださった方にも感謝!!!!!

SNSやメールでお祝いメッセージをくれたみんなにも感謝!!!!!!

手編みの暖かシューズ&手袋をくれたハウスマザーとボスにMany Special Thanks!!!!!

 

人生で一番寒い誕生日でした。

だけど、人生で一番暖かい誕生日でもありました。

It is always Warmest in the word, which is hand-knitted.

Happy warm birthday to me........

 


☆Sancta Lucia Day☆

2011年12月13日 | シードワークショップ

12月13日 火曜日

聖ルチアの日です。

朝食の時間、突然そとから

♪Sa~ncta~ Lu~cia♪♪♪と歌声が聞こえてきました。

その歌声が近づいてきて、ドアが開き、天使に扮した若者達が手作りお菓子を持って、歌を歌いにきてくれたのです。

色んな国の人たちが集まるここのコミュニティー。

色んなアイディアが取り込まれ、イベントもりだくさんです!!

 

シードワークショップではタネのクリーニング作業。

今日はニンジンのタネ。

大きな紙袋に6袋。

乾燥したたねがたくさんつまっています。

これを、茎からタネを取り外すためのブラッシングマシーンに通すと、、、、

大きな紙袋に6つもあったものが、

細かく粉砕されて、バケツの底にちょこっとだけに、、、f(^_^;)

 

なんだか、妙に切ないです。

これをフルイにかけて、重さで分別する機械にかけて、更にキレイにする作業をしていきます☆

 

明日は誕生日、、、、。

ここ数年は去年は自分の誕生日なんてちっとも意識していなかったのですが、この村で生活していると

「誕生日いつ??」

「ぼくね~、いとえにプレゼント用意したんだよ♪」

「誕生日はなにしたい??」など、事前に誕生日の話題になることが多く、意識しないわけにはいかないのです。

なので、ちょっと過去を振り返ってみました。

27歳の誕生日を迎えるにあたり。(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/ba0f9bc5305e52e86f0337a389e92dc6)


27歳の誕生日を迎えるにあたり。

2011年12月13日 | シードワークショップ

1702年、赤穂浪人四十七士が江戸は本所の吉良邸に討ち入りをしてから309年。

いとえ、明日27歳になります。

Happy Birthday to me!!!

 

23歳~現在までの誕生日を振り返ってみます。

果たして、いとえは、成長しているんでしょうか、、、、f(^_^;)

 

*2007年の日記(花屋勤務時代)*

23歳になりました☆☆ 

14日 

◆仕事後にお店のスタッフとヒルズにてホットワインで誕生日のお祝い☆ 

 

◆終わりの時間に合わせて友人たちが誕生日プレゼントを六本木まで届けに来てくれた☆ 

 

◆その後、別件で恵比寿へ行き、ディナーを食べながらお祝い☆ 

 

◆地元にて、友人宅へ☆ 

 

1日に4件も予定が詰まって大充実☆☆(*´∇`*) 

 

これだけ会ってくれる友人達が居ていとえは幸せです☆

 

 

15日、仕事後に 

友達夫妻達と会いました☆ 

「愛&結婚」について、いっぱい考えました。 

 

不安や悩みを打ち明けたら「いとえちゃんは大丈夫だよ。」って♪

すごく安心しました。 

 

そう評価してもらえていていとえは幸せです☆ 

 

 

16日、仕事を急いで終わらせて、帰国した友人を囲む会へ。 

皆すごい久々☆ 

皆それなりに変わりつつも一緒にアホできる皆は変わって無い。 

 

皆の笑顔が大好きだ♪♪(*´∇`*) 

皆の笑顔と一緒に居られていとえは幸せだ♪♪ 

 

月曜はフラワースクールの助手さんと助手さんの彼に会った。 

「彼と会って欲しいんだよね」って前から言われてたの。 

彼にも“いとえ”の話はいっぱいしているみたいだった。 

 

自分の大切な人と会って欲しいって思ってもらえるのって、その人から自分も大切な人って思ってもらえてる気がするの。 

すごい嬉しい&幸せ☆ 

 

 

誕生日・Christmas・年末 

 

たくさん大切な大好きな人達と会えるから本当に幸せ☆12月☆☆☆ 

~以下略~

****

すっごい、びっくり目玉が飛び出そうなくらい「幸せ」感が溢れていて、過去の自分のことながら、まぶし過ぎて火傷しそうです(笑)

 

 

*2008年の日記(UKノッティンガムにて)*

24歳のBirthday。

 

23歳の目標は

1、みんなを愛することができる人になる!

2、笑顔で周りを笑顔にする!

でした。

【振り返り】

1:よくもまあ、偉そうな事をいったものだと、反省しております。

「博愛」でありたいとずっと前から思っていた。

でも、苦手な人ってどうしてもでてしまう。

苦手な人に出会う度にいっぱい色々考えて、自己嫌悪に陥ったり、反省したりしてきたけど、結局自分が偽善者のようにみえてくる。

「みえてくる」、いや、「偽善者なんだ」と思う。

そんなことを考えて落ち込んで、、、

苦手な人に出会う度に凹んでいたら自分の感情が保てない。

「苦手な人」ができてしまうのはしかたない。

そんな自分を認めて、受け入れてあげるのも大事かも。

そんな「1」の結論。

 

2:これは割と周囲から評価されている気がする♪

努力ではなく、自然に日頃笑顔でいられるようにもなっているので、ここは いとえ成長したと自分をほめてあげます!

 

さて、

24歳の目標。

1、人の気持ちを考える

2、見返りを求めずに行動する

 

1:今までは「もしも私があの人だったら」って考えるようにしてきた。

だけど、これは意味がないことに気がついた。

私はその人じゃないし、その人は私じゃない。

違った環境に育ち、違った感情を持っている。

「もしも私があの人だったら」これは全く意味が無い。

その人の今の状態、価値観。

その人を色んな面で見つめられるようになりたい。

そのうえで行動出来るようになれたらよいな。と思います。

難しい事だけど、難しい事だからこそ目標に!

 

2:「ありがとう」ってすごく気持ちのよい言葉で、

それを言われるのが嬉しくて今まで行動してきた。

だけど、それが聞こえなくてもなにかのためになれる可能性がみえたら迷い無く行動できるようにする。

(自分自身は人に「ありがとう」を言うのは忘れないようにしたい)

 

そんな24歳なりたてホヤホヤの愛惠。

名前に負けないようにこの1年も頑張ります!

LOVE & GRACE 

***

24歳のいとえは3年勤めた花屋をやめ、ワーキングホリデーVISAを取得し、オーガニックファームに滞在しながらUKを旅していたのです。

各ファーム2~10週間。

中高の英語の成績は1~2f(^_^;)

英語なんて全然話せないのに「度胸と愛嬌でなんとかなるさ!」英国の地に立ったのでした。

「I need more Compost」すら言えなかった英語力。

それでも園芸短大で鍛えられた基本的な園芸作業技術は、各ファームでとても評価してもらえていました。

イギリス、ドイツ、スペイン。

「技術と愛嬌と体力」はいつもでも、どこでも、誰にでもほめてもらえ、過去に自分に自信を持った事がなかったいとえに自信が満ちあふれた1年なのでした。

そして、UKの田舎のオーガニックファームでの生活。

いっぱい色々考えた時期でもありました。

人生に真剣に向き合う自分。

人生で始めて真面目に母に手紙を書いたのもこの旅の途中だった気がします。

 

 

2009年25歳の誕生日はだんだか、センチメンタルだったようです。

*2009年 の日記*

たくさんの出会い

 

色んな人が胸の中に居る

 

それは全て私が勝手に抱いているイメージの「その人」

 

 

高校時代、CHさんが

「自殺はしないでください。あなたの中の私はあなたの中にしかいないのです。あなた一人が居なくなると沢山の人が居なくなります。」

こんな内容の感話を話していたのを思い出した。

 

 

25歳の今日まで、色んな人に出会ってきました。

 

色んな人の中に、色んな“いとえ”が居るんでしょうね。

 

 

ちょっと、いとえ土壌をきちんと見直そうかと。

 

果たしてこの土壌では何が育ち、なにを実らせることが出きるのか。

 

土壌に合わない植物を植えても枯らしてしまうだけ。

 

闇雲に植えれば良いってものではない。

 

例え、土地が余っていても、根っこが鉢底から出ちゃってても、合わない土・環境に植えて枯れちゃったら、それは優しさでもなんでもない。

 

苦しい環境での生き地獄。

 

 

咲かせてみたくても、無責任なことはしちゃいけない。

 

 

土壌改良は可能。

 

 

今まで育たなかった植物に合った土壌への改良は可能。

 

それをしたら今まで育ってきた子達が枯れてしまうかもしれないというリスク。

 

今、胸張って花咲かせている子達にさようならを言う覚悟。

 

その覚悟がなければ大きな土壌改良もしてはいけないし、

新しい植物を植えることもしないほうがいい。

 

 

向き、不向きをきちんと標示するのが誠意かと。

 

 

 

 

他人は変えられないけど、自分自身は変えられる。

 

 

変えられるけど、

変えられない部分も多々ある。

 

 

育った環境や、教育環境。

それによって成人以前に身に付けた教養・価値観・思考回路。

 

これらはやはり変わらない。

(※教養:暗記したもの全てを忘れた後に残るもの)

 

家を建てる以前の土台

定植以前の土壌

 

そんなようなもの。

 

 

そこはやっぱりごまかせない。

 

合わない土台に合わない家が建っても震度3でも崩れちゃう。

 

崩れる位なら建てない方が良い。

 

 

 

 

 

いつかくる。

 

この土壌に野生化する位合う種が。

 

いつか建つ。

 

この土台にぴったりのデザインの家が。

~以下略~

****

この時のいとえが、今を見たらどう思うのだろう?

今は土壌改良中なんだろうか、それとも栽培中・建築中なんだろうか?

 

これはきっと2020年くらいのいとえが判断してくれるんでしょうね。

2011年のUK滞在は「○○中だったよ」って。

 

この2年は、なんだか真面目にいっぱい考えてますね。いとえ。

 

そして、去年。26歳の誕生日。

*2010の日記*

 

どうやら、誕生日らしい。

 

全く実感ないのだけれど、

おめでとうメールに返信していて、

やっと「誕生日やんねぇ。」と思えてきた。

 

この26歳になるまでに…

仕事が充実してきた。

メンタルが強くなった≒繊細さが失われた。

開き直りかたを覚えた。

飲みに行く頻度が限りなくUP。

飲兵衛仲間が増えた。

痩せられない。。。。

 

~以下略~

***

去年の誕生日は、神田のいつものお店で常連さんたちと飲んだくれていました。

 

料理長がサービスでだしてくれたデザートプレート。

キャンドルの火を吹き消す勢い余ってキレイに飾られたミントや粉糖をカウンターにまき散らし、デコレーションと共に記憶も吹っ飛ばしていました。

 

本当に飲んで飲んで飲みまくっていた1年でした。

 

そして、2011年。

去年の12月はまさか、また英国に滞在することになるなんて予想だにしてませんでした。

27歳。

普段、日本では年上の方々と過ごす時間が長いいとえは「27歳なんてまだ若い♡」と思っているのですが、ここのボランティアワーカー達は平均20歳。

 

20歳のころ、六本木の花屋時代、その花屋の店長は27歳でした。

母は27歳で兄を出産していました。

 

ワークショップのボスが、このコミュニティーに来たのは26歳のときだというし。

そろそろ本当に自分の人生の道筋をたてなければならないんだな。

そんな現実に顔を手で覆いながら、指の隙間からその現実をチラ見している。

明日は、そんな27歳の誕生日です。


むすこ~~

2011年12月12日 | コミュニティーライフ

12月12日月曜日。

ランチ後に、昨夜このおうちの息子からダメ出しされたガーランドの場所を移動させてみました。

ちょっと色気に欠けるので、また時間の合間を縫って赤い実を加えようと思います。

そんなダメ出しをしてくれた息子。

12月26日が誕生日。

ビールの缶で誕生日プレゼント作成中♪

途中経過。

もうちっと、光る穴を増やそうと思うであります☆☆☆

 

(シードワークショップは、あいかわらず、マメとパッキングと発芽率テスト)


クリスマスガーランドのダメ出し。

2011年12月11日 | コミュニティーライフ

12月10日土曜日のこと。

 

クリスマス準備で慌ただしい村(コミュニティ)。

いとえも何かクリスマス準備のお手伝いをしたい♪♪

そんなことを思いながらスタディグループの準備やらなんやらでバタバタしていた数週間。

 

ようやくこの土曜日の午後、時間がとれたので活動開始!!

一つ!11月下旬にお家の目の前にドサッと届いていたもみの枝の束(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/64f8fc94f728d3d2b0af0f1b5eac48c1)

一つ!シードワークショップの前で大きく育つヒイラギからちょうだいした枝先と赤い実。

一つ!裏庭で山になっている切り落としのコニファーの枝。

一つ!ヘイ(牛の餌の干し草)を束ねていたロープ。

一つ!お庭に実る綿毛をまとったクレマチスのタネ。

準備万端!!!

クリスマスガーランドの作成開始です♪♪♪♪

モミ、コニファー、ヒイラギをそれぞれの枝先を20cmくらいに切り落とし、パーツの準備をします。

それを、ロープに順序よくヒモで巻き付けていく。

クリスマスソングを口ずさみながら気分は上々♪♪♪ ♪♪グロ~~~~~リア♪♪

 

っと、作業中の玄関前に***Floristと書かれた水色の車が停まり、おじさまが近づいてくる。

「忙しそうだね~。クリスマスガーランド作ってるの?

 どうやって作るか知ってるんだねぇ!ビックリだ。blah blah blah~~」

 

およよ~??ダメ出しされんのか~???? とドキドキしながら話をしていると、

 

「あ~。ところで。これ、君へだよ。たぶんねぇ。この名前よめないんだよぉ~Ha ha ha!!!」

お届け伝票にはItoeとしっかり書いてある!!

立派なステキな花束が突然届いたのです!!!!

ビックリしすぎて、、、ただただ、キョトン。

日本からオーダーされたステキな花束が“HAPPY BIRTHDAY”のメッセージカードが添えられて届きました。。。

送り主さまに心から感謝!!!

長持ちするように手入れしながら大切にします♪♪ここは花屋の経験が役に立つのです☆

 

 

この夜は車で30分くらいの町の教会でクリスマスキャロルコンサートがありました。

大型バスを1台貸し切り、それに合わせて村のミニバス3台。

計80名近い大所帯で教会へ向かいました。

シンプルな作りのパイプオルガンがあるステキな礼拝堂。

コーラス隊と、ブラスバンドのコラボレーションのコンサート。

ときおり、来場者も合わせて全員で讃美歌を歌うプログラムになっていて、堂内が一体となる素敵なコンサートでした♪♪♪

 

11日日曜日

早朝のミルキングから戻り、明るくなってから昨日のクリスマスガーランド作りの続きに取り組みました☆

お昼前には終わらせるぞ~!!と気合いをいれていたのですが、

サンデーランチのお手伝いに急遽よばれ、、、、

ベジタリアン用のオムレツと、アップルカスタードタルトを作成☆

レシピも、計量もなしでなかなかのでき♪♪

洋食クッキングにも慣れてきた証拠です☆

 

そして、暗くなる前にクリスマスガーランドも完成!!!!

 

なかなか調子の良い日曜日です♪♪♪

家のゲートの壁に取り付けました。うん♪♪ 悪くない♡

 

日が暮れて、耳をすますと村のコーヒーバーからクリスマスキャロルが聞こえてきました。

若者ボランティア、ヴィレジャーたちが集まって"アドベントカフェ"たるものを開いていたのです。

いつものコーヒーバーをクリスマス仕様にキャンドルを灯し、

スパイス入りのホットアップルジュースに、クリスマスのお菓子。

そして、みんなで歌うキャロル。

暖かいアドベントの時間が流れていました。

 

アドベントカフェで隣に座ったヴィレジャーさん。

彼はとっても力持ちのファーマー。

彼の手は、ナウシカのゴルのような大きなごつごつした手をしています。

「ゴル」で、ピンとこない方のために、ゴルの台詞を☆

「姫様はこの手を好きじゃというとくれる、働き者の綺麗な手じゃというとくれます」

これで場面が浮かびますよね♪

さて、話を戻します。

「すごいね~。働き者の手なんだね~。」と言い、

何気なく、自分の手を横においてみた、、、、。

む~~~~。大きさの違いはあれど、手の使い込まれようは、良い勝負でした、、、f(^_^;)

クリスマス装飾を作ったあとの手は、ちょっとすごいものがありました、、、。

 

ホットアップルジュースの入ったカップを両手で包み込み、口にはこぶ。

ふんわりとあがる湯気からは、クリスマスのスパイスの香りとりんごの甘い香り。

そして、それと共に手から針葉樹の香りが漂う。

 

ヴィレジャーと若者達が歌うクリスマスキャロルに耳を傾けながら、

花屋時代のクリスマスシーズンが懐かしい。そんな日曜日の夜。

 

 

 

、、、、、、。

夜、お家の息子から声をかけられる。

「ガーランド、とてもステキだと思うけど、あの壁、若干緑色してるから見えにくいよ。

 家につけたほうがちゃんと見えて良いと思うな」と。

 

試行錯誤しながら石の壁になんとかくっつけたのですが、、、、、。

1日の最後に、お花屋さんにはされなかったけど結局息子にダメ出しされたのでした(笑)

 

近日中に家側に移動させます☆☆☆

目立つ所に移動して!って言うんだから嬉しい事♡♥♡♥

 

充実、幸せな週末でした♪♪♪


バイオダイナミック 508番スギナ調合剤

2011年12月10日 | バイオダイナミック農法

12月10日 土曜日

昨日金曜日は1日タネのパッキングをしながらも、主な仕事はマメの選別作業。

ザラ~ァ、ザラ~ァ、、と、音をたてながら映画「ラヂオの時間」を思い出す。

あ~。波の音に、、、うんうん♪ 聞こえる♪♪

たまにみつける♡マークのマメ。

そんなことにホッコリしながら、金曜日の日が暮れる、、、。

金曜日の仕事を終えた帰り道。

月がとってもまぶしくて、まん丸でキレイ☆(17:45の東の空)

そういえば、日本では土曜日に皆既月食が見れるんだっけ、、、。

そんなことを思いながら誇らしげに光る月、そして地面にくっきりうつるムーンシャドウ。

ライト要らずの月明かり。凍えるような寒さも少し和らぐような気がするのです。

 

翌朝ミルキングに向かう早朝5:20の西の空。

月がやっぱりとっても明るくて、空の色が若干青く見えるほど。

月って明るいんだなぁって、東京生活では気づけない空の魅力。

 

そんな土曜日、

バイオダイナミック調合剤のスプレーをしました。

通称508番調合剤。スギナ茶です。

スギナにはミネラルがとっても豊富に含まれていて、利尿作用、むくみ解消、自律神経などに効能があるハーブティーとしても利用されます。

このスギナ茶。

バイオダイナミック的な利用法は、植物の病気の抑制のためにスプレーします。

濃縮茶をつくり、利用する際にその都度希釈して散布するのです。

300gの乾燥したスギナを

5リットルの熱湯で1時間煮だします。

この煮だしたスギナ茶を、利用する際に5倍に希釈して散布するのです。

ここのファームで、主に散布するのは温室、ビニールハウス、ビニールトンネル内。

このスプレーは主に多湿などが原因で起こりやすいカビ系の病気に効果があるんだそうな。

満月の時、潮が満ちて海の水位があがるのはご存知ですよね。

月の力は水を引き上げる力。

それは海だけでなく、大地にも働いていて、大地は月の力が働くとき、活性化されているそうです。

その力は下方から上方に押し上げる力だそうで、昔日本でも満月前や満月に種まきをすると良いとされていたのに通じるものがある気がします。

しかし、その月の力が大地に強く働きすぎてしまっている場合、その力が植物体にも通じて影響し、大地としての働きが植物体に押し上げられてしまう。

すると、植物体が他の生物に対して土壌化し、菌や、寄生植物がその土壌(植物体)に繁殖してしまう。

その強くなりすぎた月の力を、スギナ茶は弱めることができるんだそうな。

 

この天体との関わりを通じての理論はちょっと理解に時間がかかりますが、

とにかくミネラル豊富なお茶はきっと植物に良いに違いない♪♪♪

冬の冷たい空気に、太陽のひかりがまぶしく光る中、

「不思議だな~。効くのかな~?きっと効くに違いない。Somehow~♪」とスプレーをした土曜日のお昼前なのでした。

 

土曜日も発見した♡の形のマメ♡

ホッコリを与えてくれる大事な瞬間♪


カボチャを鉈(なた)で割る。そして、母の血。

2011年12月08日 | シードワークショップ

12月8日 木曜日

シードワークショップのお仕事はタネのクリーニング、パッキング、カタログの発送。

 

カタログの発送先にはバッキンガム宮殿のガーデナーや、TVのガーデニングプログラムのディレクター宛など、ちょっとビックリな宛先がチラホラ。

ヴィレジャーたちも「わぉ!こんな人まで!!」とはしゃぎながら封筒にカタログ封入していました。

 

インゲン、エンドウの選別作業。

これ、すっごい地味な時間のかかる作業なんです。

このシードワークショップにある機械では選別しきれないので、手作業なのです。

色、形を見てダメな子を取り除いていくのです。

 

ちょっと、飽きてくるので

いとえ「ねぇ!残りの品種のカボチャのタネはいつするの?」とボスに質問。

ボス「あ~。やんなきゃね。やっといて!」

やったね☆ 

マメたちの地味な作業からいとえは解放されたのであります☆

本日のカボチャ。

"Blue Ballet"

このカボチャたちは、先日の品種(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/91c212ae0b23dfdf8a2a3e25a074dde9)ように簡単にはナイフで切れません。

そこで登場するのが鉈(なた)!!!そして、鑿(のみ)!!!

もうさ、食べ物を扱っているとは思えないこの写真、、、f(^_^;)

よく切れる中華包丁みたいのがあれば良いんですけどね。イギリスの包丁&ナイフったら切れないこと切れないこと。

薪割り気分で ザクッ! メキッ! 

タネを取り出し、Jack o' Lanterのとき同様水洗い&ドライヤーで乾燥させました。

 

この、なかなか切れないカボチャ。これは水分少なめででんぷん質な証拠。

我々日本人が求める「くりかぼちゃ」の質感ということなのですよ!!!!

これは、持ち帰るしかない!!!!!

 

お持ち帰りをし、夜にお夜食作成☆

カボチャ&高野豆腐で煮物♪

 

母に煮物を教わった記憶は無い。

特に計量もせずに感覚で調理。

だのに、母の味になるのはなぜだろう、、、、。

やっぱり母は母である。。。

 

先日の母のブログに

「高校時代、なりたかったのは専業主婦で手工芸作家。

 誰かに守られながら、優しい部分だけで生きたかった。」

とか書いてあった。

いとえはたまに、

「主婦しながら、家庭菜園して、おいしいご飯作って、大好きなダーリンと子供(たまに遊びにくる孫)達に"おかえりなさい☆"って♪ そんな生活できたら超幸せなのに♡」とか夢見ちゃんなことを思ったりしている。

「やばいなぁ。なんか、やっぱり思考回路が一緒なんだよなぁ。。。」と、、、。f(^_^;)

 

遺伝なんだか、環境なんだかの影響を感じずにはいられない。。。

11月にも日本食を作ったのです。

ひじき、キャベツの浅漬け、胡麻豆腐、おこわ。

このときのひじきもすっかり母とおんなじ味。

ひじきを一度に炊きすぎるとこまで母と一緒。。。。

 

見た目は90%父親なんですどねf(^_^;)


☆St. Nicholas Day☆

2011年12月06日 | シードワークショップ

12月6日 火曜日

 

12月6日は“聖 ニコラスの日”です。

聖ニコラスは、ローマ帝国に生まれたキリスト教の司教で、サンタクロースの起源ともされている人です。

12月5日の夜、靴をドアの前においておく。

その子が良い子だったら&靴がキレイだったら、翌朝その靴の中にプレゼントが届くというもの。

 

5日の夜、ヴィレジャーたちはセッセと靴磨きをし、部屋の前に靴をおいていました。

そして、朝、、、、、。

靴の中になにかが届いてる!!

靴を外に出すのを忘れてしまったお部屋の前にも、きちんと小さな包みが届いています。

 

中をのぞくと、、、

ナッツ、手作りクッキー、トリュフ、オレンジ、コインチョコ。

いとえの部屋の前にも届いておりました☆☆☆

 

シードワークショップに着き、サラともその話。

いとえ「ニコラス来た??」

サラ「来た。来た。なんか朝5時前にガサガサとニコラスが来る音が聞こえたよ(笑)」

サラのお家のニコラスは、きっとその後ミルキングに行ったのでしょうね☆

 

シードワークショップの仕事はタネのクリーニング&パッキング作業が続きます。

ヤグルマソウのタネ。

チャードのタネ。

 

そして、パッキングしていくにあたり、パッケージの写真撮影も行っています。

日本でなじみのうすい野菜のパースニップを紹介☆

こんなニンジンみたいな根菜です。

 

洗うと、、、

白肌美人☆ 大根みたい♪

クリスマス前なので、柊と共演させてみたりして、、、(笑)

このパースニップたち、ちょっと離れたファームで育っていたので、車で撮影用に収穫に行ったのです。

 

そのパースニップの育つファームの横にはキャンドルワークショップがあります。

夏の間はしまっているのですが、毎年11月になるとオープン。

今まで立ち入ったことのなかったワークショップだったので、ついついお邪魔しちゃいました☆

 

中に入ると、ロウの香り。

丁寧にディップしながらキャンドルを作っていました。

なかには、こんなカラフルなキャンドルも☆

 

お仕事時間に長居するわけにもいかず、おとなしくシードワークショップに戻ってパッキングの続き。

ここのタネを店頭販売しているショップからの発注。

計3000パック以上!!!

地道なパッキング作業が続きます。。。。。


Advent Fair

2011年12月04日 | コミュニティーライフ

12月4日 日曜日

12月の第1日曜日。

毎年この村(コミュニティー)では、アドベントフェアと呼ばれるマーケットが開かれます。

去年は11月中旬から大雪が降り、客足も遠のいたそうでうが、今年は今日が今シーズン初の雪。

それも、ほんの30分くらいだったので、お客様の足に影響する事も無く、大盛況でした。

シードワークショップの出店をお手伝いしながら、間に抜け出してフェアをぐるりと回ってみました。

まず、シードワークショップのお隣の出店。

ハーブ&野菜の出店。

ケール、タマネギ、ジャガイモ、ニンジン、ビート、カボチャ、コールラビなど

秋冬野菜が並びます。

 

ミートストア

この村で健康に育った牛、ラム、豚のお肉、ソーセージ、バーグなど。

今年はサラミ機を購入したそうで、年末には村製のサラミも食べれる、、かも??♪♪

 

クリーマリー

この村のミルクから作られた美味しい美味しいチーズたち。

 

メインのホールに入ると、ピアノ演奏が、、、

いつもは事務のお仕事をしている立派なビール腹の一見ドイツ人の英国人。

素敵なメロディーを奏でてくれていました。

 

ホールに入って一番に目に入るのがキャンドルワークショップの出店。

色とりどりの手作りキャンドル。

 

日本にも輸出しているというウッドワークショップ

手作りの木のおもちゃたち

手作りの木のおもちゃが£15~20くらいで買えてしまうのはお買い得!

温もりあふれる作品たちは、どれも連れて帰りたくなってしまうような魅力にあふれているのです。

 

ウィーバリー

機織り機でつくられたもの。丁寧に手編みされたものなど。

手作りは、いつでも一番暖かい。

 

各お家の手作りお菓子の販売。

クッキー、ショートブレッド、ケーキなど。

どれもオーガニック、そしてかくし味の♥愛♥たっぷりのスウィーツたち。

 

グラスワークショップ

切り細工の入った繊細なグラスたち。

洗練された美しさがホールの一角で際立ちます。

 

ベーカリー

わたしたちが毎日食べているパン。

ずっしりしっかりとした全粒粉のおいし~~ぃパン。

 

ドールショップ

子供の想像力、空想力を邪魔しないようシップルな作りのハンドメイドドールたち。

クリスマスの特別セットも。

 

プレス

村にある、印刷&製本のワークショップの出店。

このとき、上で何が起きていたのかは不明(笑)

 

ブックショップ

シードワークショップ&ブックショップの両方で働いている彼。

カメラを向けたらかくれんぼ(笑)

 

各家の手作り品の販売

以前、いとえたちが作ったエンジェル達(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/c6b936541d65afc638b81e3726921742)はココで販売され、開店1時間で30個全て完売したそうです♪♪

良かった良かった♪♪♪

 

シードワークショップの出店。

シャイガール サラとの初ツーショット♥

 

13:30~17:00の短い間に、タネは5万円ぶんくらいの売り上げ!!!

すばらしい☆☆☆☆☆

 

みんな、クリスマスショッピングに夢中♥

みんな、誰かの顔を思い浮かべながら思いながらプレゼントを選んでいたんでしょうね。。。。

 

みなさまのもとに、すてきなすてきなクリスマスが訪れますように・・・・☆★☆★