敗因と光文社このアイテムの詳細を見る |
今回は、金子達仁、戸塚啓、木崎伸也『敗因と』を紹介します。日本代表がなぜドイツワールドカップの一次予選で敗れ去ったのかを追求しています。ドイツワールドカップでの日本代表は、戦っているという感じがしなかった。ジーコ監督が悪いということはなんとなくわかる。しかし、もう少し選手同士で何とかならんかったかなという感じがしている。実は、1996年のアトランタオリンピックと同じ過ちを犯しているのではないか。お互いがお互いをカバーするなどチーム競技として当たり前のことができていないのではないだろうか。
まあ、このワールドカップが終わった後、日本のFIFAランキングが40位台まで落ちましたね。これこそがもともとの実力なんだろうな。まだ、実力がついてはいなかったんだな。前回の日韓ワールドカップでは、ホームということと強いチームとあたらないというシード国ということでベスト16までいったんだよね。今からオシム監督でやり直していけばいいのではと思う。2007年のアジアカップから真剣勝負の場がやってくる。それにまずはむかってがんばってほしい。
この本でよかったのは、ヒディング監督のインタビューと中田英がチームになじめていないことが改めてわかったことかな。