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今回は、奥田英朗『泳いで帰れ』を紹介します。この本は、2004年のアテネオリンピックの観戦記である。中心は、野球である。その他、陸上競技、柔道などである。見ているところは、試合と言うより観客の様子である。各国の国民性を観客を通して観察しているようである。一般観客の視点から見た観戦記である。決してスポーツジャーナリストや野球解説者から見た観戦記ではない。だから、長嶋ジャパンについても面白おかしく書けたんだろう。確か、直木賞の授賞式に参加しなかったんですよね。
私も、長嶋ジャパンには「泳いで帰れ」と言いたい感じだった。ホテルは貸切など金をかけた割には、面白い試合が数少なかったからです。いい投手にあったらなかなか打てないことはあるとしても、オーストラリアに2回負けたなど腹立たしい思いがした。オーストラリアは日本チームのことをよく調べていたのに対し、日本はオーストラリアのことを調べつくしていない。つまり、情報戦で負けた感じがする。また、全体的に選手たちが硬すぎたようにも思えた。今後は、どういうチーム編成にするかということと国際ルールへの対応をどうするかということを考えていかないといけないだろう。
今度は、2006年のトリノオリンピックやMLBの観戦記を出版してほしいですね。
『無理』は読んだことがありませんが、未来が見えないのがいちばん不安ですよね。鳩山政権がいつまで続くのかわかりませんが、明るい展望を見せてほしいな。
これからもよろしくお願いします。
は無さそうですね
^^;
奥田さん
最新刊『無理』も読みましたが
未来が見えない終わり方に落ち込みました
現在の日本の状況そのものでしたね
そうですね、奥田さんはいい作品を書きますね。私は早く『サウスバウンド』『東京物語』『邪魔』を読みきりたいですね。
それでは失礼します。
bk-1から来ました。
奥田さんいいです!「サウスバウンド」読まなくってワ
>私の奥田英朗氏ブームは、現在、「最悪」に突入しています。今月にも新刊がでるそうですので、それも楽しみしています。
『最悪』は、650ページぐらいありますね。3人が出会うまで時間がかかりますね。読み終わったら、私の『最悪』のレビューでも読んでいただきたいですね。確か、6月中に『サウスバウンド』と言う小説が出るみたいですね。どういう本か早く読んでみたいですね。
それでは失礼します。
実は、トラックバックに気づいていませんでした。(^^;
私の奥田英朗氏ブームは、現在、「最悪」に突入しています。今月にも新刊がでるそうですので、それも楽しみしています。
私も、アテネ五輪の野球は面白くはなかったけど、本書は、観客の様子などの記述などが面白かったです。今まで奥田氏のスポーツエッセイ3冊を読んできましたが、今度は別の『空中ブランコ』や『最悪』等も読んでみようとおもいます。
それでは失礼します。
スポーツエッセイはこれが初めてでした。
試合は面白くなかったけど
エッセイはすごく楽しいですね。
野球は詳しくない私ですが、奥田氏には共感できました。
あと観戦席やクルージング中における
民族の特徴を述べてらっしゃる部分が面白かったです。
私が「泳いで帰れ」と思ったかというと、面白くない試合が続いたことがあります。なぜ、面白くないかというと、選手たちが必要以上にぎこちなく見えたからです。ホームランバッターにバントをさせるということもすごくぎこちないなあと思いました。何でこんなにぎこちなく見えたかといえば、長嶋氏の影だったり、国際試合の不慣れさもあるからなんでしょう。
それでは失礼します。
わたしも「泳いで帰れ」って思いました。(-_-)
だって、ショボイ試合ばっかりなんだもの。
奥田さんも書いてますけど、ホームランバッターにバントさせるようなことは止めてくれ!ですよ。