itchy1976の日記

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東野圭吾『ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー 』

2007年01月30日 23時29分00秒 | 書評(東野圭吾)
ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー (光文社文庫)
東野 圭吾
光文社

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今回は、東野圭吾『ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー 』を紹介します。産業機器メーカーでロボットの開発を手がける末永拓也は、オーナーの末娘星子の婿養子候補になるが、恋人康子の妊娠を知り、困惑する。そんな時、星子の異母兄弟の直樹から、同僚の橋本と共に康子殺害計画を持ちかれられ実行に移すが、実は直樹が何者かに殺されたのである。もうこの段階で計画が破断しているのである。そのとき、真犯人は誰だ?ということがキーポイントになる。誰にも知られていないはずのそのプランに乗じて別の殺人を犯した人物は誰なのかというのが主眼になります。

私は最後まで真犯人がわかりませんでした。最後になってやっと、序とのつながりが出てくるのである。まあ、少なくとも機械よりも人間のほうが優れているとは限らないですね。


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