日本のイスラーム (Islam in Japan)

「日本のイスラーム」に関心を抱く方、ご協力願います!
日本でのイスラーム学習、イスラーム教育の充実を目指すブログです。

自制する人(ザーヒド)~「神助受けし明証」より 

2010年09月28日 | ウラマーゥ(学者先生たち)に学ぶ

『それぞ来世の家であり、地上で高みや退廃を望まない者たちに与えるものである。
有終の美は神を畏れて自らの身を守ろうとする者たちにこそある。』
(クルアーン第28カサス章第83節)




アッサラーム アライクム。

皆さんに平安あれ。


さて、アハマド・アッリファーイー師(ヒジュラ歴578年/西暦1181年没、アッラーのお慈悲あれ)の
『アルブルハーン・アルムアイヤド(神助受けし明証)』より、
第24項目「自制する人(ザーヒド)」についての拙訳です。

             ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

慈愛あまねく慈悲深きアッラーの御名において
我らが主アッラーにこそすべての称讃あれ。
我らが指導者ムハンマドさまとそのご家族、ご教友全員に最高の祝福と平安がありますように。

筆者たるアハマド・アッリファーイー師(アッラーのお慈悲あれ)は、
『アルブルハーン・アルムアイヤド(神助受けし明証)』という著作の中で言われました。
願わくは至高のアッラーがかの先生を通して私たちにとって役立つものをお恵みくださいますように。
そして学びの友として共に学ぶ皆さんを通しても、役立つものをお恵みくださいますように。アーミーン。

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الزاهد
قال أمير المؤمنين علي رضوان الله عليه وسلامه
دنيا تخادعني كأني لست أعرف حالها
ذم الإله حرامها وأنا اجتنبت حلالها
بسطت إلي يمينها فكففتها وشمالها
ورأيتها محتاجة فوهبت جملتها لها

قال العارفون: "الزهد قصر الأمل
ليس بأكل الغليظ ولا لبس العباء من زهد في الدنيا. وكل الله به ملكا يغرس الحكمة في قلبه
قال تعالى: ﴿تِلْكَ الدَّارُ الآخِرَةُ نَجْعَلُهَا لِلَّذِينَ لا يُرِيدُونَ عُلُوًّا فِي الْأَرْضِ وَلا فَسَادًا وَالْعَاقِبَةُ لِلْمُتَّقِينَ﴾(القصص 83)
والعاقبة للتقوى كل الخير جعله الله في بيت وجعل مفتاحه التقوى
قال الله تعالى: ﴿مَنْ عَمِلَ صَالِحًا مِنْ ذَكَرٍ أَوْ أُنثَى وَهُوَ مُؤْمِنٌ فَلَنُحْيِيَنَّهُ حَيَاةً طَيِّبَةً وَلَنَجْزِيَنَّهُمْ أَجْرَهُمْ بِأَحْسَنِ مَا كَانُوا يَعْمَلُونَ﴾(النحل 97)


ザーヒド(自制する人)

信徒たちの長アリーさま(アッラーのご満悦と平安あれ)は言われた。

この世はわれを騙そうとする われがその有様を知らないかのように

神はその禁忌を咎められたが われはその合法すらも遠ざけよう

それはわが身へ右手を広げるが われはそれとその左手を手の平で返そう

物欲しそうなそれを見たわれは そのすべてをそれにくれてやろう




真知を知る者たち曰く、「ズフド(自制)とは高望みしないことである(直訳:希望の短きこと)。」

不味いものを食べ、外套を着る者がこの世で自制せし者というわけではない。

アッラーが天使を遣わしてその者の心に叡智を植え付けるような者をいうのだ。

至高なる御方はこのように仰せられている。

『それぞ来世の家であり、地上で高みや退廃を望まない者たちに与えるものである。
有終の美は神を畏れて自らの身を守ろうとする者たちにこそある。』(カサス83)

結末はタクワー(敬神の念)次第であり、すべての善はアッラーが一文にされたとおりであり、その鍵をタクワーとされたのである。

至高のアッラー曰く、『善行をした者は、男であれ、女であれ、信徒ならばわれが良い生活へと甦らせ、
かつてその者たちがしていた最良の行いに報いるであろう。』(ナハル章97節)




恩恵の感謝(シュクル)~「神助受けし明証」より 

2010年09月28日 | ウラマーゥ(学者先生たち)に学ぶ


もし汝らがアッラーの御恵みを数えたとしても、覆い尽くすことはできない。
まことにアッラーはよく赦す慈悲深い御方。
(クルアーン第16ナハル章第18節)



アッサラーム アライクム。

皆さんに平安あれ。


さて、アハマド・アッリファーイー師(ヒジュラ歴578年/西暦1181年没、アッラーのお慈悲あれ)の
『アルブルハーン・アルムアイヤド(神助受けし明証)』より、
第23項目「恩恵の感謝(シュクル」についての拙訳です。

             ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

慈愛あまねく慈悲深きアッラーの御名において
我らが主アッラーにこそすべての称讃あれ。
我らが指導者ムハンマドさまとそのご家族、ご教友全員に最高の祝福と平安がありますように。

筆者たるアハマド・アッリファーイー師(アッラーのお慈悲あれ)は、
『アルブルハーン・アルムアイヤド(神助受けし明証)』という著作の中で言われました。
願わくは至高のアッラーがかの先生を通して私たちにとって役立つものをお恵みくださいますように。
そして学びの友として共に学ぶ皆さんを通しても、役立つものをお恵みくださいますように。アーミーン。

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شكر النعمة
إنكار العبد نعمة الله من موجبات السلب. أنا من الذين لا خوف عليهم ولا هم يحزنون
إنّ الله إذا وهب عبده ما استردها. شكر النعمة معرفة قدرها
من أراد أن تدوم نعمته فليعرف قدرها، ومن أراد أن يعرف قدرها فليشكرها.
الشكر ما قاله الجنيد رضي الله عنه وهو: "أن لا يستعين العبد بنعمته تعالى على معصيته
الشكر وقوف القلب على جادة الأدب مع المنعم. الشكر أن يتقي العبد ربّه حقّ تقاته
وذلك أن يطاع فلا يعصى، ويذكر فلا ينسى، ويشكر فلا يكفر
الشكر اجتناب ما يغضب المنعم تعالى
الشكر رؤية المنعم لا رؤية النعمة

قالت عائشة رضي الله عنها: "أتاني رسول الله صلى الله عليه وسلم في ليلة، فدخل معي في لحافي حتى مسّ جلدي جلده
ثم قال لي: يا بنت أبي بكر، ذريني أتعبّد لربّي
قلت: إنّي أحبّ قربك، وأذنت له، فقام إلى قربة من ماء فتوضّأ وأكثر صبّ الماء
ثم قام يصلي، فبكى حتى سالت دموعه على صدره، ثم ركع فبكى، ثم سجد فبكى، ثم رفع رأسه فبكى، فلم يزل كذلك حتى جاء بلال فآذنه بالصلاة
فقلت: يارسول الله، ما يبكيك وقد غفر الله لك ما تقدّم من ذنبك وما تأخّر؟ فقال: "أفلا أكون عبدًا شكورًا" (رواه البخاري ومسلم والترمذي والنسائي
قال داود عليه السلام: "أي ربّ، كيف أشكرك وشكري لك نعمة من عندك؟ فأوحى الله إليه: ((الآن شكرتني
الشكر طلب المنعم ورفض الدنيا وما فيها. طلب المنعم يصحّ بالزهد
والزاهد من ترك الدنيا ولا يبالي من أخذها


恩恵の感謝(シュクル)

しもべたる者がアッラーの恩恵を否定することは、(恩恵)剥奪の原因となってしまう。私は恐れもなく憂いもない者たちの一人だ。

まことにアッラーはご自分のしもべに何かを与えたときは決してそれを取り戻そうとはなされない。

恩恵の感謝(シュクル)とは、その(恩恵の)程度を知ることである。

恩恵が末永く続くことを望む人は、その程度を知るがよい。

そしてその程度を知りたいと思う人は、それを感謝することだ。

感謝(シュクル)とは、アルジュナイド(アッラーのご満悦あれ)が言われたとおり。

「しもべたる者が至高なる御方の恩恵を、かの御方に背く助けとしないことだ。」


感謝とは、恵み主(アルムンイム)と接する際に心を礼儀の大通りで立ち止まらせることである。

感謝とは、しもべたる者が自らの主を恐れ、その怒りに触れまいと自らの身を守ろうとすることであり、
それをかの御方に相応しい本当の畏敬の念でもって果たすことである。

それはつまり、(かの御方は常に)従われ、背かれないということであり、
思い出され、忘れられないことであり、
感謝され、恩を忘れられることはないということである。

感謝とは、至高なる恵み主を怒らせるものを避けることである。
感謝とは、恵み主を見ることであり、恵みを見ることではない。

アーイシャさま(アッラーのご満悦あれ)はこう言われた。

「ある晩、私のもとにアッラーの御使いがいらっしゃいました。

私の寝床に入ってこられ、肌と肌が触れ合いました。

それから私にこう言われたのです。

『アブー・バクルの娘よ、わが主に祈りを捧げさせてくれたまえ。』

私は言いました。

「私はあなた様のお近くにいとうございます。」

そして彼に(退室を)許可しました。

するとかの人は立って水の入った皮袋のもとへ行かれ、ウドゥーをされ、水をたくさんかけられました。

それから礼拝に立たれ、涙が胸元に届くまで泣かれました。

それからルクーウをしては泣き、サジダをしては泣き、頭を上げては泣き、ビラールがやって来てアザーンをするまでずっとそうしておられました。

ですから私は言ったのです。

「アッラーの使徒さま、後にも先にもアッラーはあなた様の罪をすべてお赦しくださったというのに、何があなた様を泣かせるのですか?」

するとかの人は言われました。

『感謝するしもべであってはいけないかね?』」

(アルブハーリーとムスリム、アッティルミズィーおよびアンナサーイーの伝承)


ダーウードさま(平安あれ)は言われた。

「主よ、あなた様への私の感謝それ自体があなた様の御許よりの恵みであるというのに、一体どうやって私はあなた様に感謝すればよいでしょうか。」

するとアッラーは彼にこう啓示されたという。

「ようやくそなたはわれに感謝した。」


感謝とは、恵み主を求め、ドゥンヤー(この世)とこの世にあるものを拒むことをいう。

恵み主への希求はズフド(自制)によって成立するが、
ザーヒド(自制者)とはこの世を離れ、誰がこの世を得ようとも気にしない人のことをいうのである。




【訳者のつぶやき】

「アブド(ゥン)・シャクール(ン)(常に感謝するしもべ)」あるいは女性であれば、
「アマ(トゥン)・シャクーラ(トゥン)」…これは私たちムスリムが理想としたいあり方のひとつかと思います。

心の中で感謝の気持ちを確認するのは容易ですが(無論、これとてアッラーの御恵みです)、それをかたちにし続けるのは容易ではありません。

疲れて義務以上のサラーを捧げるのも辛いとき、
預言者ムハンマドさま(アッラーの祝福と平安あれ)とそのお言葉を思い出すと己への叱咤激励になります。

アファラー アクーヌ アブダン(女性なら、アマタン) シャクーラー(シャクーラタン)?
わたしは感謝するしもべにならないのか?


アファラー タクーヌ アブダン(女性なら、アマタン) シャクーラー(シャクーラタン)?
お前は感謝するしもべにならないのか?

ナアム、ウリード アン アクーナ アブダン シャクーラン!
もちろん、わたしは感謝するしもべになりたい!


皆さんにアッラーのご加護と祝福を。
アブー・ハキーム


追伸-2010年9月28日(火)本日、仕事の一環として帝国ホテルで開催された
サウジアラビア王国80周年建国記念ナショナルデー・レセプションに参加してまいりましたが、
色とりどりの料理を前に、「ラスールッラー(祝福と平安あれ)やサハーバ(アッラーのご満悦あれ)、
そしてサラフナー・アッサーリフ(私たちの正しき先達)がこの光景を見たら、
なんと言われるのだろうなぁ」と神妙な気持ちになりました。
時代が違うでは済まされないぐらい、私たちは恵まれているにもかかわらず、
先達の十分の一にも満たない感謝すらできていないのではないだろうか…

『ライン シャカルトゥム ラアズィーダンナクム(もし汝らが感謝すれば、われは汝らに〈恵みを〉さらに増やすであろう)』(イブラーヒーム章第7節)と
ご寛大にもおっしゃってくださっているアッラーではありますが、
感謝できなければ「今ある恵みでおしまいで天国での取り分はなし」なんてことにもなりかねません。

ヤーラッブ(主よ)、あなたへのこの感謝の気持ちに感謝いたします。どうか私たちを常にあなたへ感謝するしもべたちの一員としてください。アーミーン。

ラマダーン・エピソード集 (Ramadan Episodes)

2010年09月22日 | ムスリム同胞との交流活動

アッサラーム アライクム。

皆さんに平安あれ。

ラマダーン・エピソード第2弾です。あんまり小出しにしても仕方がないので、残りをまとめてご紹介したいと思います。

Assalaamu 'Alaykum. Peace be upon you all.

Here are some leftover Episodes from Ramadan this year.




2010年8月14日土曜日、大塚マスジド幼稚園舎にて。
サラーフ・スルターン博士が女性向けにご講義されたのを日本語通訳しました。
出席者は日本、パキスタン、エジプトの姉妹たちが主で、先生は英語で話をしてくれたのですが、
エジプト人の姉妹も何人かいましたし、クルアーンのアーヤやハディースを引用するとどうしても熱がこもるもの。
そのまま勢いづいてアラビア語でしばらくお話を続けられることも何度かありました(^.^)
お話の内容は、「自分のレベルを選ぼう」というもので、
左手の民という最悪の人たちから右手の民という善良な人たち、そしてアッラーに近しき人たちという最高の人たちにいたる3通りのタイプを説明され、
少しでも理想に近づくためにも最高のレベルを自分の目標とすることがいかに大切かをお話くださいました。
サラーフ・スルターン先生とそのご家族にアッラーの素晴らしき報奨がありますように。

以下はアラビア語ではありますが、先生のサイトです。
http://www.salahsoltan.com/


Saturday 14th of August, 2010 at Otsuka Masjid.
Interpreting the lecture of Dr.Salah Sultan for Sisters (Japanese, Pakistani, Egyptian sisters)
His lecture was under the title of "Select your level", explaining about 3 levels of people from people of Left hand, people of Right hand, people of Divine closeness
and how it is important for us to select our aiming level as the top one to try our best efforts to come closer to that stage.
May Allah grant great rewards for Dr.Salah Sultan and his family.

If you want to know him better, please visit http://www.salahsoltan.com/





2010年9月3日金曜日、福岡マスジドにて久し振りの金曜説教をする機会に恵まれました。アルハムドゥリッラー。
タイトルは、「日本での生活を、アッラーのしもべたる自覚を高めるために生かそう」といったものです。

久し振りの金曜フトバは時間的にアラビア語と英語でしか準備が整っておらず、
日本語はすべてその場で訳しながらのアドリブ、でもやはり母語だからか
いちばんスムーズに熱のこもった説教をすることができました。
(とはいえ、母語のはずの日本語で語る途中一つろれつが回らなくなったところがあったのは赤っ恥ものでした^_^;)


Friday Khutbah at Fukuoka Masjid on September 3, 2010,
under the title of "Make the most of living in Japan in order to increase the sense of 'Ubuudeeyah (Servant-ship) for Allah alone".





ラマダーンとサウムについてのクルアーン解説(タフスィール)講座に次ぐハディース講座。同じくラマダーンとサウムに係わりのあるハディースを学びました。
クルアーン講座は第2バカラ章183-186節のタフスィール(解説)、
ハディース講座(「断食をする人には二つの喜びがあります」というハディースの全文と、
「スィヤームとクルアーンは執り成してくれます」というハディースの全文を解説しました。


17時半から18時半までは、うっかり写真撮影を頼み忘れた「クルアーン・ヒーリング・コンサート」。
キャッチーなイベント名だろうと思っていましたが、
周知努力が足りなかったからか、一般の参加者は7名程度でした。
日本人ムスリムは女性が5名?、男性が4名?ぐらいでした。
コモロ諸島、ガーナ、インドネシア、サウジアラビア、パキスタン(女の子)、エジプト、
そして日本出身のムスリムがそれぞれクルアーン読誦を発表し、
合間に私が読誦内容やクルアーンそのものについての解説などちょっとしたコメントを入れてつないでいくという流れでの催しでした。

アルハムドゥリッラー、例によって?ぶっつけ本番のイベントでしたが、
参加してくれた一般の方お一人からは「何か感じるものはありました」と言ってもらえましたし、
身内とはいえ大切な同胞である日本人ムスリマの方からは、「初めてのことでとてもよかったです。ぜひまたやってください。」と評価していただけました。

その後はイフタールの軽食をお客さんも交えて一緒にし、
マグリブの礼拝を見学していただいて、
また皆で夕食と相成りました。


Dars (Lesson) on Hadeeth related to Ramadan and Fasting after the class of Tafseer related to Ramadan and Fasting.






当初私の担当はマグリブまででしたが、
19時半ごろから九州大学へ移動し、すでにイフタール前から行われていた
エジプト人留学生による九大教授陣を囲んでの「エジプト文化紹介イフタール」に参加することになりました。
もうお開き前の最後の時間ではありましたが、飛び入りの私にスピーチの時間を持たせてくれ、
エジプトの留学生たちとしては最初からイスラーム紹介というわけにはいかないけれども目的はそこにあるため私を立ててくれたというわけで、
私自身不器用ですから遠まわしの美辞麗句ではなく直球勝負で「ムスリムにとってラマダーンがいかに特別なものか」を5分以内でお伝えしました。

血の軽いエジプトの同胞の言葉ですから冗談かもしれませんが、
あるエジプトの学生からは、「二十数年間ラマダーンをやってきましたけど、今日のタフスィールを知ったのは初めてです」と好評をいただきました(笑)

それはつまり、英語でラマダーンを綴った際に頭文字からその心を探ろうというもので
いちばん簡単な綴りに基づきますが、

RAMADANは

R: Remember

A: Allah

M: Much

A: All

D: Day

A: And

N: Night

Remember Allah Much All Day And Night(日夜ずっとたくさんアッラーを思い出そう)と解ける♪というものです。

アルハムドゥリッラー、面白いでしょ?(笑)


Short speech at Kyushu University on the occasion of Egyptian Cultural Festival for the professors of that University,
answering the sudden request of Egyptian students that their real aim is to bring their professors come closer to Islam
but they cannot do it directly so they did through introducing their culture.
It was only for 5 minitues and I introduced them about the spirit of Ramadan and how Ramadan means to Muslims
taking its meaning from each letters of "RAMADAN";

R: Remember
A: Allah
M: Much
A: All
D: Day
A: And
N: Night

and recited a couple of Aayah from Quran relatd to Ramadan, praying to Allah that Allah's words may reach their hearts
even when my words could do nothing to them.






マーシャーアッラー、なんと福岡には25人もエジプトからの留学生がいるのだそうな。
家族まで合わせれば50人以上というから、異邦人としての寂しさもあまり感じないとのこと。
実際彼らの多くか福岡マスジドの活動の中心となってがんばってくれていますし、アラブ人の少ない行徳住まいの私としては羨ましいくらいです。
(行徳周辺にはスーダンの方が大勢いますが、アラブイスラーム学院でのアラビア語指導に忙しいようで、
行徳マスジドのダアワ活動には係わってくれていないのが寂しいところ)

Maa shaa Allah, I heard that there are about 25 students from Egypt and more than 50 including their families
so that they really are good and core members of Fukuoka Masjid activities and no sadness of feeling lonely.
Maa shaa Allah, I wish such good numbers of Arab brothers in Gyotoku to activate more Da'wah activities, In shaa Allah.







アルハムドゥリッラー、2010年9月4日土曜日は朝から午後2時過ぎまで父方の従姉妹の結婚式に出席し、
その足で過労から療養中の同志シャイフ・アブドゥルワーヒドを見舞いに行く機会に恵まれました。(アルハムドゥリッラー、彼はその後回復)
夕方にまた伯父と祖母と会う約束をしていたので、1時間程度と短い面会ではありましたが、
礼拝をともにし、「リサーラ・クシャイリーヤ(クシャイリーの書簡)」の原典をともに読み学ぶといった祝福に満ちた時間で、
見舞いにいった私のほうがむしろ清々しい元気をいただいて帰ったほどです。

Alhamdu lillaah, after attending the wedding ceremony of my cousin (daoughter of my uncle, elder brother of my father),
I went to visit my beloed brother, Shaykh 'AbdulWaahid YAMANE, where he was taking some rest from too much work.
Alhamdu lillaah, we could spend only about one hour together since I had another appointment with my uncle and grandmother at evening before my departure from Fukuoka,
we were blessed to have our limited time together filled with Iemaan (faith), Mahabbah (love), 'Ilm (Knowledge) by reading a part of "Risaalah Qushaireeyah" and learning from the Qur'an and Sunnah
with the sayings of pious Muslim ancesters.
We could only read 2 pages from the chapter of Mujaahadah (Efforts) but what we learned were a lot.





2010年9月7日、東京工業大学で開催されたインドネシア留学生主催のイフタール・パーティーにて、ラマダーン講話をしているところ。

ご参考まで、レザさんが途中から撮影してくれたビデオがYoutubeにアップされていますので、よろしければご覧ください。
ほとんど最後の脱線話だけなので、「なにを言ってるんだこいつは」と思われるかもしれませんが、映っている本人は美しくなくとも映像美は見物です(^_^)
http://www.youtube.com/watch?v=U5sVbOYg0tc


Explaining about Ramadan and how it means to the audience gathered at Iftar Party in Tokyo Institute of Technology
organized by mainly Indonesian students.

For your refference, please have a look at the below link which Br.Reza took and uploaded into Youtube.
http://www.youtube.com/watch?v=U5sVbOYg0tc

It's not from the beginning but rather almost end of it.
What surprised me was the beautiful quality of the video although the person in the video himself is not beautiful...(^_^;)








2010年9月8日、ラマダーン最後の夜に大変おめでたいことがありました。
いつもお世話になっている日本人ムスリマの方とアルジェリア出身の同胞が結婚したのです♪
当初は後見人のつもりで出席しましたが、結局ハナフィー学派のやり方で契約式が行われたので、私は証人とイマームの通訳になる栄誉を授かりました。

Alhamdu lillaah, great happy news in the end of Ramadan (September 8, 2010).
One of our Japanese Muslimah sisters and a brother from Aljeria made a contract of sacred marriage and got married!!
I was honored to be there as a Witness and Interpreter of Imam's speech.






アルハムドゥリッラー、私は結婚式に参加する度に(といってもそれほど頻繁にあるわけではありませんが)
2002年の7月にトルコ黒海沿いの田舎町オルドゥで挙げた自分と家内ウンム・ハキームとの結婚契約式を思い出します。
そしてあのとき日本でこじんまりとしたものであれきちんと披露宴をしなかったのを悔しく思うとともに、家内に申し訳なかったなぁと思うのです。
特に双方の両親に感謝の気持ちを表すところなどは、自分もしておきたかったと切に感じます。
ということで、時節はずれで遅すぎる披露宴にはなりますが、命あらばあと2年で結婚10周年となるのをよいことに
4人の子どもたちと一緒に内輪で感謝の披露宴を開きたいなぁ、インシャーアッラー!とたくらんでいます(^.^)

Every time I attend marriage ceremonies, I remember mine with Umm Hakeem 8 years before (July 2002)
in a small town in Turkey Ordu (Well, please don't misunderstand. My wife is from Japan ^ ^)
Plus I regret for not having a proper ceremony in Japan to show our gratitude towards both of our parents and everyone who cared for us.
In shaa Allah, perhaps and I wish to have one even if it's really late at our 10 year anniversary with our 4 kids together then,
in front of some small numbers of people like our families and some friends, In shaa Allah.



ラマダーン・エピソードTUICS (Ramadan Episode - TUICS)

2010年09月20日 | イスラーム講義活動(ボランティア)

「ムスリムとノン・ムスリムとの関係」を講義中のサラーフ・スルターン博士。

Dr.Salah Sultan is giving a lecture under the title of "Relationships between Muslims and Non-Muslims".




アッサラーム アライクム。

皆さんに平安あれ。

スブハーナッラー、ラマダーン月が終わってシャウワール月ももうじき半ばとなりますが、
記憶が風化してしまわないうちにラマダーン・エピソードをまとめておきたいと思います。


Assalaamu 'Alaykum. Peace be upon you all.

Subhaana-llaah, it's almost the middle of Shawwaal after completing the month of Ramadan,
I'd like to record some episodes from Ramadan this year before they disappear from my memory.


まずは8月20日(金)東京大学でのイベントから。

東大のイスラーム文化協会主催で、イフタール・パーティーを兼ねてのラマダーン紹介イベントが開催されました。

その後早速インドネシア語新聞にて紹介されたようですが、友人が英語訳してくれたので下記ご紹介いたします。


Alhamdu lillaah, on August 20, 2010, I had an opportunity to speak in front of public at Iftar party in Tokyo University.
Here is the news link in Indonesian language which was translated by my Indonesian friend into English.(Thanks to Br.A.Rizka, Jazaahu-llaahu khairan!)

http://www.eramuslim.com/ramadhan/ramadhan-mancanegara/memperkenalkan-islam-lewat-buka-puasa-bersama-di-tokyo.htm

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INTRODUCING ISLAM BY IFTHAR TOGETHER IN TOKYO


There are many ways can be done to introduce Islam for non-Muslims, especially this ramadhan.
One of them, as done in Tokyo University Islamic culture society (TUICS), was the introduction of Islam through ifthar together.

TUICS which is the Islamic organization for the University of Tokyo held civity's ifthar together on August 20, 2010.
Placed in Enginering Building, University of Tokyo, the event was attended by the entire campus community, both Muslims and non Muslims.
"This event is intended to promote Islam and Islamic culture to the people of Japan at Tokyo University,
for the inter-religious understanding between the civity," said Dedi Nurzaman one representative of the Indonesian students in TUICS.

Dedi who also presented about Islam in Indonesia at that opportunity, said that Muslims in this Asia's largest campus not only want to do fasting together with Muslims,
but also want to make this as a means of da'wah Islam, who introduced Islam and Islamic culture to students and faculty at the University of Tokyo, especially to the originally Japanese.
"We always want the Japanese people, especially the intellectuals in Japan may know Islam better, so we hope that the hidayah (guidance) could come to them," Dedi explained.
Dedi also said, in order to introduce Islam to the these people,
TUICS Japan last year with other Islamic organizations in Japan held a seminar about the Prophet Muhammad, which was attended by Japanese people who want to know more about Islam.

In this ifthar event, TUICS brought Ustadz Maeno, a Japanese muallaf (convert) currently active in developing da`wah for the Japanese people.
The event was attended by around 200s people. Non-Muslim participants also seemed very enthusiastic to learn more about Islam.
It can be seen from the many questions that arise during the session discussion. They ask many questions about Islam, Muslims, including those regarding fasting.

Ustad Maeno, as a muallaf, was also asked how the difference between life before and after embracing Islam.
The Ustad who had studied Islam in Damascus, Syria said that "a fundamental difference between before and after embracing Islam is that I feel quiet (peaceful) when I embraced Islam."

Participants were also asked about the number of prohibitions in Islam, such as the prohibition of eating pork, drinking beer ban, whereas all are highly-prefered by Japanese people.
Number of prohibition in Islam is considered as one cause of difficulties the Japanese people to convert to Islam.
In answering this question, with soft-spoken Ustadz Maeno said.
"Love and debt-feeling makes us want to do whatever is told to us, so when we know God, to realize how much blessings He has given to us,
then we would be willing to do whatever He asked, without question it and we will not see it as something that heavy", Ustadz Maeno answered.

Apart filled with discussion, which involves ifthar by Muslim students from all over the country who attended the University of Tokyo, the exhibition also displays a poster that explains about Islam.
Participants are invited to view the poster that contains the history of Islam, the basics of Islamic teaching, and all about development of Islam in the world.

After ifthar was continued with the maghrib prayer in congregation,
participants were invited to eat together while listening the lectures about interaction between Islam and non-Muslim by Prof. Dr A Sultan of Michigan.
In his presentation, the profesoor from Egypt who teaches often at American universities explained how the interaction between Islam and non-Muslims in the field of socio-cultural,
political, economic and scientific. "Islam is a religion of Rahmah, protecting all human beings, not just Muslims.
Even God commands us to be a good and nice people to work with all Christians and Jews as long as they do not harm or expel us from our homeland that we live ", Sultan explained.




ヨルダン出身の留学生サナドさん。企画自体はイスラーム文化の紹介とあえてオブラートに包んであったので、
「私の国の文化はイスラームそのもの」と直球勝負に面喰いましたが、熱血ぶりが素晴らしかったです。

Phd Student from Jordan, Br.Sanad. Maa shaa Allah, although the theme of session was to intoroduce cultures of some Muslim countries,
he gave super straight trial to the audience which made me astonished, however, for him to say "Islam itself is the culture of my country" is also beautiful thing
and I liked his enthusiasm about delivering the message of Islam.





インドネシア出身の留学生デディさん。参加者の期待に即した素晴らしい発表をしてくれました。


Phd Student from Indonesia, Br.Deddy. Maa shaa Allah, his presentation was just to the points of people's expectation
and smoothly introduced about Islam through his home country's culture.





工学部会館の中庭には、ポスターによるイスラームとラマダーン紹介コーナーも設置されていました。


There were some posters to introduce what Islam and Ramadan is.





日本のイスラームとラマダーン模様について。

About Islam in Japan and styles of Ramadan in Japan.






イフタール(断食明けの軽食)模様。

At the time of Iftar.







マグリブの礼拝模様。皆で五体投地してアッラーに祈りを捧げるのは、至福のひと時です。

Praying Magrib prayer. Praying with everyone like this is one of the happiest time for me.






講師の講義で講義をする!私が通訳をするときは決まってそうなります。
通訳としては失格でしょうが、あたかも自分で講義をしているかのように熱っぽく通訳をしますので、
聞いてくださる方たちにとっては悪くないと思います(^.^)(希望的観測ではありますが)

Giving Lecture by the lecture of guest speaker!!
Yes, this is my favorite work and what I'm good at. Alhamdu lillaah.
I mean, I'm only interpreting what our great guest Dr.Salah Sultan spoke about,
but my interpretation is basically always not just an interpretation between two languages,
however, mine is with my soul and spirit as if I'm the speaker.
I think this style is not good as an interpreter but good for the audience, Biiznillah!






実は昨年もゴールデンウィーク前後に来日されたサラーフッディーン・スルターン博士。
私は今回のご来日で初めてお会いすることができました。
マーシャーアッラー、大塚マスジドや行徳ヒラーマスジド、そして東大工学部の会館でリスナーの一人または通訳として4回ほどご講義を拝聴しましたが、
どれも役立つ内容ばかりでした。


Alhamdu lillaah, it was first time for me to meet with Dr.Salah Sultan about a week before this event at Otsuka Masjid.
Maa shaa Allah, I had an honor of listening or interpreting his lectures at Otsuka, Gyotoku, and Tokyo University but all his lectures were very inspiring.



イードおめでとうございます!Eid Mubaarak!!

2010年09月10日 | 日記
アッサラーム アライクム。

皆さんに平安あれ。

イードおめでとうございます!









Subhaana-llaah! I often use up my voice at the Khutbah of 'Eid by previous notification and recitation of Qur'an at Salaah
so I try all my best to let the message of Khutbah reached to brothers and sisters through my becoming weak voice
while I feel that people want to finish listening and just go but I need to complete the Khutbah so I push myself harder to make my voice louder
but no voice left...likewise I found myself exhausted every time I give Khutbah, especially the 'Eid ones.
However, it is really great honor and happiness for a convert Muslim like me to speak out about Allah's blessings...