アッサラーム アライクム。
皆さんに平安あれ。
ラマダーン・エピソード第2弾です。あんまり小出しにしても仕方がないので、残りをまとめてご紹介したいと思います。
Assalaamu 'Alaykum. Peace be upon you all.
Here are some leftover Episodes from Ramadan this year.
2010年8月14日土曜日、大塚マスジド幼稚園舎にて。
サラーフ・スルターン博士が女性向けにご講義されたのを日本語通訳しました。
出席者は日本、パキスタン、エジプトの姉妹たちが主で、先生は英語で話をしてくれたのですが、
エジプト人の姉妹も何人かいましたし、クルアーンのアーヤやハディースを引用するとどうしても熱がこもるもの。
そのまま勢いづいてアラビア語でしばらくお話を続けられることも何度かありました(^.^)
お話の内容は、「自分のレベルを選ぼう」というもので、
左手の民という最悪の人たちから右手の民という善良な人たち、そしてアッラーに近しき人たちという最高の人たちにいたる3通りのタイプを説明され、
少しでも理想に近づくためにも最高のレベルを自分の目標とすることがいかに大切かをお話くださいました。
サラーフ・スルターン先生とそのご家族にアッラーの素晴らしき報奨がありますように。
以下はアラビア語ではありますが、先生のサイトです。
http://www.salahsoltan.com/
Saturday 14th of August, 2010 at Otsuka Masjid.
Interpreting the lecture of Dr.Salah Sultan for Sisters (Japanese, Pakistani, Egyptian sisters)
His lecture was under the title of "Select your level", explaining about 3 levels of people from people of Left hand, people of Right hand, people of Divine closeness
and how it is important for us to select our aiming level as the top one to try our best efforts to come closer to that stage.
May Allah grant great rewards for Dr.Salah Sultan and his family.
If you want to know him better, please visit http://www.salahsoltan.com/
2010年9月3日金曜日、福岡マスジドにて久し振りの金曜説教をする機会に恵まれました。アルハムドゥリッラー。
タイトルは、「日本での生活を、アッラーのしもべたる自覚を高めるために生かそう」といったものです。
久し振りの金曜フトバは時間的にアラビア語と英語でしか準備が整っておらず、
日本語はすべてその場で訳しながらのアドリブ、でもやはり母語だからか
いちばんスムーズに熱のこもった説教をすることができました。
(とはいえ、母語のはずの日本語で語る途中一つろれつが回らなくなったところがあったのは赤っ恥ものでした^_^;)
Friday Khutbah at Fukuoka Masjid on September 3, 2010,
under the title of "Make the most of living in Japan in order to increase the sense of 'Ubuudeeyah (Servant-ship) for Allah alone".
ラマダーンとサウムについてのクルアーン解説(タフスィール)講座に次ぐハディース講座。同じくラマダーンとサウムに係わりのあるハディースを学びました。
クルアーン講座は第2バカラ章183-186節のタフスィール(解説)、
ハディース講座(「断食をする人には二つの喜びがあります」というハディースの全文と、
「スィヤームとクルアーンは執り成してくれます」というハディースの全文を解説しました。
17時半から18時半までは、うっかり写真撮影を頼み忘れた「クルアーン・ヒーリング・コンサート」。
キャッチーなイベント名だろうと思っていましたが、
周知努力が足りなかったからか、一般の参加者は7名程度でした。
日本人ムスリムは女性が5名?、男性が4名?ぐらいでした。
コモロ諸島、ガーナ、インドネシア、サウジアラビア、パキスタン(女の子)、エジプト、
そして日本出身のムスリムがそれぞれクルアーン読誦を発表し、
合間に私が読誦内容やクルアーンそのものについての解説などちょっとしたコメントを入れてつないでいくという流れでの催しでした。
アルハムドゥリッラー、例によって?ぶっつけ本番のイベントでしたが、
参加してくれた一般の方お一人からは「何か感じるものはありました」と言ってもらえましたし、
身内とはいえ大切な同胞である日本人ムスリマの方からは、「初めてのことでとてもよかったです。ぜひまたやってください。」と評価していただけました。
その後はイフタールの軽食をお客さんも交えて一緒にし、
マグリブの礼拝を見学していただいて、
また皆で夕食と相成りました。
Dars (Lesson) on Hadeeth related to Ramadan and Fasting after the class of Tafseer related to Ramadan and Fasting.
当初私の担当はマグリブまででしたが、
19時半ごろから九州大学へ移動し、すでにイフタール前から行われていた
エジプト人留学生による九大教授陣を囲んでの「エジプト文化紹介イフタール」に参加することになりました。
もうお開き前の最後の時間ではありましたが、飛び入りの私にスピーチの時間を持たせてくれ、
エジプトの留学生たちとしては最初からイスラーム紹介というわけにはいかないけれども目的はそこにあるため私を立ててくれたというわけで、
私自身不器用ですから遠まわしの美辞麗句ではなく直球勝負で「ムスリムにとってラマダーンがいかに特別なものか」を5分以内でお伝えしました。
血の軽いエジプトの同胞の言葉ですから冗談かもしれませんが、
あるエジプトの学生からは、「二十数年間ラマダーンをやってきましたけど、今日のタフスィールを知ったのは初めてです」と好評をいただきました(笑)
それはつまり、英語でラマダーンを綴った際に頭文字からその心を探ろうというもので
いちばん簡単な綴りに基づきますが、
RAMADANは
R: Remember
A: Allah
M: Much
A: All
D: Day
A: And
N: Night
Remember Allah Much All Day And Night(日夜ずっとたくさんアッラーを思い出そう)と解ける♪というものです。
アルハムドゥリッラー、面白いでしょ?(笑)
Short speech at Kyushu University on the occasion of Egyptian Cultural Festival for the professors of that University,
answering the sudden request of Egyptian students that their real aim is to bring their professors come closer to Islam
but they cannot do it directly so they did through introducing their culture.
It was only for 5 minitues and I introduced them about the spirit of Ramadan and how Ramadan means to Muslims
taking its meaning from each letters of "RAMADAN";
R: Remember
A: Allah
M: Much
A: All
D: Day
A: And
N: Night
and recited a couple of Aayah from Quran relatd to Ramadan, praying to Allah that Allah's words may reach their hearts
even when my words could do nothing to them.
マーシャーアッラー、なんと福岡には25人もエジプトからの留学生がいるのだそうな。
家族まで合わせれば50人以上というから、異邦人としての寂しさもあまり感じないとのこと。
実際彼らの多くか福岡マスジドの活動の中心となってがんばってくれていますし、アラブ人の少ない行徳住まいの私としては羨ましいくらいです。
(行徳周辺にはスーダンの方が大勢いますが、アラブイスラーム学院でのアラビア語指導に忙しいようで、
行徳マスジドのダアワ活動には係わってくれていないのが寂しいところ)
Maa shaa Allah, I heard that there are about 25 students from Egypt and more than 50 including their families
so that they really are good and core members of Fukuoka Masjid activities and no sadness of feeling lonely.
Maa shaa Allah, I wish such good numbers of Arab brothers in Gyotoku to activate more Da'wah activities, In shaa Allah.
アルハムドゥリッラー、2010年9月4日土曜日は朝から午後2時過ぎまで父方の従姉妹の結婚式に出席し、
その足で過労から療養中の同志シャイフ・アブドゥルワーヒドを見舞いに行く機会に恵まれました。(アルハムドゥリッラー、彼はその後回復)
夕方にまた伯父と祖母と会う約束をしていたので、1時間程度と短い面会ではありましたが、
礼拝をともにし、「リサーラ・クシャイリーヤ(クシャイリーの書簡)」の原典をともに読み学ぶといった祝福に満ちた時間で、
見舞いにいった私のほうがむしろ清々しい元気をいただいて帰ったほどです。
Alhamdu lillaah, after attending the wedding ceremony of my cousin (daoughter of my uncle, elder brother of my father),
I went to visit my beloed brother, Shaykh 'AbdulWaahid YAMANE, where he was taking some rest from too much work.
Alhamdu lillaah, we could spend only about one hour together since I had another appointment with my uncle and grandmother at evening before my departure from Fukuoka,
we were blessed to have our limited time together filled with Iemaan (faith), Mahabbah (love), 'Ilm (Knowledge) by reading a part of "Risaalah Qushaireeyah" and learning from the Qur'an and Sunnah
with the sayings of pious Muslim ancesters.
We could only read 2 pages from the chapter of Mujaahadah (Efforts) but what we learned were a lot.
2010年9月7日、東京工業大学で開催されたインドネシア留学生主催のイフタール・パーティーにて、ラマダーン講話をしているところ。
ご参考まで、レザさんが途中から撮影してくれたビデオがYoutubeにアップされていますので、よろしければご覧ください。
ほとんど最後の脱線話だけなので、「なにを言ってるんだこいつは」と思われるかもしれませんが、映っている本人は美しくなくとも映像美は見物です(^_^)
http://www.youtube.com/watch?v=U5sVbOYg0tc
Explaining about Ramadan and how it means to the audience gathered at Iftar Party in Tokyo Institute of Technology
organized by mainly Indonesian students.
For your refference, please have a look at the below link which Br.Reza took and uploaded into Youtube.
http://www.youtube.com/watch?v=U5sVbOYg0tc
It's not from the beginning but rather almost end of it.
What surprised me was the beautiful quality of the video although the person in the video himself is not beautiful...(^_^;)
2010年9月8日、ラマダーン最後の夜に大変おめでたいことがありました。
いつもお世話になっている日本人ムスリマの方とアルジェリア出身の同胞が結婚したのです♪
当初は後見人のつもりで出席しましたが、結局ハナフィー学派のやり方で契約式が行われたので、私は証人とイマームの通訳になる栄誉を授かりました。
Alhamdu lillaah, great happy news in the end of Ramadan (September 8, 2010).
One of our Japanese Muslimah sisters and a brother from Aljeria made a contract of sacred marriage and got married!!
I was honored to be there as a Witness and Interpreter of Imam's speech.
アルハムドゥリッラー、私は結婚式に参加する度に(といってもそれほど頻繁にあるわけではありませんが)
2002年の7月にトルコ黒海沿いの田舎町オルドゥで挙げた自分と家内ウンム・ハキームとの結婚契約式を思い出します。
そしてあのとき日本でこじんまりとしたものであれきちんと披露宴をしなかったのを悔しく思うとともに、家内に申し訳なかったなぁと思うのです。
特に双方の両親に感謝の気持ちを表すところなどは、自分もしておきたかったと切に感じます。
ということで、時節はずれで遅すぎる披露宴にはなりますが、命あらばあと2年で結婚10周年となるのをよいことに
4人の子どもたちと一緒に内輪で感謝の披露宴を開きたいなぁ、インシャーアッラー!とたくらんでいます(^.^)
Every time I attend marriage ceremonies, I remember mine with Umm Hakeem 8 years before (July 2002)
in a small town in Turkey Ordu (Well, please don't misunderstand. My wife is from Japan ^ ^)
Plus I regret for not having a proper ceremony in Japan to show our gratitude towards both of our parents and everyone who cared for us.
In shaa Allah, perhaps and I wish to have one even if it's really late at our 10 year anniversary with our 4 kids together then,
in front of some small numbers of people like our families and some friends, In shaa Allah.