日本のイスラーム (Islam in Japan)

「日本のイスラーム」に関心を抱く方、ご協力願います!
日本でのイスラーム学習、イスラーム教育の充実を目指すブログです。

七人の侍ムスリムによるセミ・パネル・ディスカッション

2010年04月27日 | イスラーム講義活動(ボランティア)
アッサラーム アライクム。

皆さんに平安あれ。

アルハムドゥリッラー、アッラーのお導きにより、日本人ムスリム男性が司会を入れて7名も集っての
セミ・パネル・ディスカッション「イスラーム入信前と後の僕たち」が、
2010年4月24日の夜に行徳ヒラー・マスジドで行われました。

イスラミック・サークル・オブ・ジャパン管轄下の一マスジド、千葉県行徳のヒラーマスジドでは、
毎週土曜日夜の言語別(ウルドゥー語、英語)勉強会に加え、
原則第4土曜日の夜には日本語と英語の講義で皆が集う「月例合同講座」も開催されています。

今回はその一環で行われたわけですが、当初3名のパネリストを予定していたところ、急遽ほかの3名も駆けつけてくれることとなり、
司会を交えて七人もの日本のムスリム男児が肩を並べて着席するという非常に稀な機会となりました。
こんなことは会員が主に日本人ムスリムで歴史的にも半世紀以上前から続いている日本ムスリム協会での集いを除いては滅多にあることではありません。
そんなこともあってか、大人気なくも司会をやりながら私はかなり興奮してしまいました(笑)


アルハムドゥリッラー、参加してくれた方々は以下のとおりです。(年齢順)

・ ザキー尾崎さん

・ アハマド高岡さん

・ ムスタファー角岡さん

・ ムジャーヒド松山さん

・ スフヤーン・ワイエブさん

・ サイード鳩山さん



この場を借りて、改めて諸兄の協力にお礼申し上げたいと思います。

ジャザークムッラーフ ハイラン!



夜8時半過ぎから始まった同イベントは、司会としては己の不手際に恐縮してしまいましたが、
50から60人ほどの多国籍な同胞を前にオンライン参加者10名を交えて、和やかかつ熱気に満ちた雰囲気の中10時過ぎまで続きました。
以下はご参考までの質問内容です。



セミ・パネル・ディスカッション「イスラーム入信前と後の僕たち」の質問内容

①自己紹介願います。ご年齢、日本国内のご出身地、いつイスラームに入信されましたか(または自覚を持つに至りましたか)。

1- Please introduce yourself. Your age, where are you from inside Japan , when you embraced Islam (or came to have full consciousness as a Muslim)?


②イスラーム入信前(あるいは自覚を持つ前)のイスラームとムスリムのイメージはどうでしたか。

2- What was the image of Islam and Muslims you had before embracing Islam (or before having full consciousness as a Muslim)?


③イスラームに近づくきっかけは何でしたか。

3- What made you come closer to Islam (or the consciousness of being a Muslim)?


④イスラームの数ある美しい教えの中でもいちばんお好きなものは何ですか。

4- What do you like the most among the beautiful teachings of Islam?


⑤ムスリムになる前と後(あるいは自覚を持つ前と後)では、ご自分にとって何がいちばん違いますか。

5- Comparing before and after becoming a Muslim (or before and after having full consciousness as a Muslim), what is the most significant difference happened with you?


⑥日本においてムスリムが直面している課題のうち、最大の課題は何だと思いますか。それから日本におけるイスラームの歴史と現在の状況を見て、日本でのイスラームの未来は明るいものだと思われますか。イエス(またはノー)ならそれはなぜ、どうしてですか。

6- What do you think of the biggest challenge that Muslims are facing here in Japan ? Besides, looking at the history of Islam in Japan and the current situation, do you think the future of Islam in Japan would be bright? Why and How?


⑦ムスリムではない一般の日本人の方々へ伝えたいこと、それから日本国内外のムスリム同胞に伝えたいことは何ですか。(もしあれば)

7- Is there any Message that you wish to tell for Japanese people in public and your fellow Muslim brothers in/outside Japan ?


詳しくはぜひ以下の録画をご覧ください。
http://www.youtube.com/user/islamforjapanbranch#p/a/u/2/vsNlNrZxbGs


アッラーのご加護と祝福を。






高貴なる人々~「神助受けし明証」より 

2010年04月22日 | ウラマーゥ(学者先生たち)に学ぶ
アッサラーム アライクム。

皆さんに平安あれ。


さて、アハマド・アッリファーイー師(ヒジュラ歴578年/西暦1181年没、アッラーのお慈悲あれ)の『アルブルハーン・アルムアイヤド(神助受けし明証)』より、
第12項目「高貴なる人々」についての拙訳です。

             ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

慈愛あまねく慈悲深きアッラーの御名において
我らが主アッラーにこそすべての称讃あれ。
我らが指導者ムハンマドさまとそのご家族、ご教友全員に最高の祝福と平安がありますように。

筆者たるアハマド・アッリファーイー師(アッラーのお慈悲あれ)は、『アルブルハーン・アルムアイヤド(神助受けし明証)』という著作の中で言われました。
願わくは至高のアッラーがかの先生を通して私たちにとって役立つものをお恵みくださいますように。
そして学びの友として共に学ぶ皆さんを通しても、役立つものをお恵みくださいますように。アーミーン。

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"الأشراف"
أي سادة! حدّوا المراتب، وإياكم والغلو، أنزلوا الناس منازلهم.
أشرف النوع الإنساني: الأنبياء عليهم الصلاة والسلام.
وأشرف الأنبياء نبينا محمد صلى الله عليه وسلم.
وأشراف الخلق بعده آله وأصحابه.
وأشراف الخلق بعدهم التابعون أصحاب خير القرون.
هذا على وجه الإجمال، وأما على وجه الإفراد، فالنص النص، وإياكم والأخذ بالرأي، فما هلك من هلك إلا بالرأي. هذا الدين لا يحكم فيه بالرأي أبدا. حكّموا آراءكم في المباحات: ﴿فَإِنْ تَنَازَعْتُمْ فِي شَيْءٍ فَرُدُّوهُ إِلَى اللَّهِ وَالرَّسُولِ﴾ (سورة النساء، الآية 59)
إياكم وتفضيل بعضهم على بعض. رفع الله تعالى بعضهم على بعض درجات، لكن لا يعرفها غيره. ومن ارتضى من رسول أيّدوا هذه العصابة بترك الدعوى. شيّدوا أركان هذه الطريقة المحمدية بإحياء السنة وإمانتة البدعة.


「高貴なる人々」

諸君、分をわきまえ、誇張には気をつけなさい。人にはそれ相応の地位をあてがいなさい。
人類種の中でもっとも高貴なのは、預言者たち(祝福と平安あれ)であり、
預言者たちの中でもっとも高貴なのは、我らが預言者ムハンマドさま(アッラーの祝福と平安あれ)である。
かの人に次いで高貴な被造物はかの人のご家族とご教友であり、
彼らに次いで高貴な被造物はタービウーンという彼らに従った人たち、すなわち最良の世紀の一人として数えられる人々である。

これは概要であり、個別(の優劣)については、典拠(がすべてであり)、典拠(に従うこと)である。意見に従ってはならない。
破滅した者たちが滅んでしまったのは、意見に頼ったが故なのだ。
この教えは意見が定めるものでは断じてないのである。認可事項における諸君の意見をしかと制御しなさい。
『何か汝らがお互いに諍い合うようなことがあれば、それをアッラーとその御使いに返すがよい。』(聖クルアーン第4アンニサーゥ章59節)

彼ら先達の間で勝手に優劣をつけてはならない。
至高のアッラーは彼らを互いに異なる位階へと高められたのである。ただしそれ(優劣)を知るのはかの御方のみであって、御使いに満足する人は、自説を捨ててこの集団を支持するがよい。
スンナを再生し、ビドアを死滅させることで、このムハンマド流の道の柱を打ち立てるのだ。


【訳者のつぶやき】
「最良の世紀に属する人たち」とは、イマーム・アルブハーリーやイマーム・ムスリム、イマーム・アッティルミズィーがサハービー・アブドッラー・ブン・マスウードさま(アッラーのご満悦あれ)にまで遡る伝承として伝えるハディースによります。
預言者ムハンマドさま(アッラーの祝福と平安あれ)曰く、
『最良の人々はわたしの世紀であり、それから彼らに続く人たち、それから彼らに続く人たちであり、それからは自分の証言が宣誓に先んじ、宣誓が証言に先んじるような民が現れるでしょう。』とのこと。

つまり、以下のような歴史観になります。
①預言者ムハンマドさま(アッラーの祝福と平安あれ)とサハーバの時代
②それに続くタービウーン(従う者たち)の時代
③タービウーンに従った人たち(タービウ・タービイーン)の時代
④信用ならない人たちが現れる時代

アルハムドゥリッラー、ムスリムも人間ですから様々な言説にどう共鳴するかで色々な考え方がありますが、
スンナ派イスラームの礎たる四大法学派を確立してくれた4人のイマームたちは皆、信頼に足る典拠によりその素晴らしさ、善良さが証明されているヒジュラ暦3世紀までの方々です。
アルハムドゥリッラー、不毛な口論に歯止めをかける救いだと思うのは私だけでしょうか。

ハナフィー学派の学祖イマーム・アブー・ハニーファはヒジュラ暦80年~150年
マーリキー学派の学祖イマーム・マーリクは同暦93年~179年
シャーフィイー学派の学祖イマーム・アッシャーフィイーは同暦150年~206年
ハンバリー学派の学祖イマーム・アハマド・ブン・ハンバルは同暦164年~241年

偉大な先達皆にアッラーのお慈悲と限りない報奨がありますように。


皆さんにアッラーのご加護と祝福を。
アブー・ハキーム

アッラーが愛する人のための(アッラーの)義憤~「神助受けし明証」より 

2010年04月15日 | ウラマーゥ(学者先生たち)に学ぶ
アッサラーム アライクム。
皆さんに平安あれ。


さて、アハマド・アッリファーイー師(ヒジュラ歴578年/西暦1181年没、アッラーのお慈悲あれ)の『アルブルハーン・アルムアイヤド(神助受けし明証)』より、
第11項目「アッラーが愛する人のための(アッラーの)義憤」についての拙訳です。

             ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

慈愛あまねく慈悲深きアッラーの御名において
我らが主アッラーにこそすべての称讃あれ。
我らが指導者ムハンマドさまとそのご家族、ご教友全員に最高の祝福と平安がありますように。

筆者たるアハマド・アッリファーイー師(アッラーのお慈悲あれ)は、『アルブルハーン・アルムアイヤド(神助受けし明証)』という著作の中で言われました。
願わくは至高のアッラーがかの先生を通して私たちにとって役立つものをお恵みくださいますように。
そして学びの友として共に学ぶ皆さんを通しても、役立つものをお恵みくださいますように。アーミーン。

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غيرة الله على أحبائه
إلصقو بأولياء الله: ﴿أَلا إِنَّ أَوْلِيَاءَ اللَّهِ لا خَوْفٌ عَلَيْهِمْ وَلا هُمْ يَحْزَنُونَ* الَّذِينَ آمَنُوا وَكَانُوا يَتَّقُونَ﴾( سورة يونس، الآية 62- 63)
الولي من وادّ الله، وآمن به واتقاه فلا تحادّوا من واد الله.
جاء في بعض الكتب الإلهية: "من آذى لي وليا فقد آذنته بالحرب" ( رواه الإمام أحمد في مسنده وهو صحيح وروي عن أبي هريرة عن النبي صلى الله عليه وسلم بلفظ ((إنّ الله تعالى قال: من عادى لي وليا...الحديث)) رواه البخاري)
الله يغار لأوليائه وينتقم لهم من يؤذيهم ويكرمهم بصون محبيهم وعون من يلوذ فيهم هم أخص المخاطبين بآية ﴿نَحْنُ أَوْلِيَاؤُكُمْ فِي الحَيَاةِ الدُّنْيَا وَفِي الآخِرَةِ﴾(سورة فصلت، الآية 31)
عليكم بمحبّتهم والتقرّب إليهم تحصل لكم بهم البركة، كونوا معهم، ﴿أُوْلَئِكَ حِزْبُ اللَّهِ أَلا إِنَّ حِزْبَ اللَّهِ هُمْ الْمُفْلِحُونَ﴾ ( سورة المجادلة، الآية 22)


アッラーが愛する人のための(アッラーの)義憤

アッラーに近しき人たちとくっついていなさい。
『アッラーに近しき者たちには恐れもなく、悲しみもないであろう。彼らは信じ、畏れて自らの身を守ろうとしていた者たちである。』(ユーヌス章62-63節)

ワリー(アルワリーユ)とは、アッラーの友となり、アッラーを信じて畏れる人のことである。アッラーの友となった人に反抗してはならない。
ある神聖な書にあるとおりである。
「わが友(ワリー)に危害を加える者には、われが戦を宣告しよう。」
(イマーム・アハマドが「ムスナド」にて伝える真正なハディース。
またイマーム・アルブハーリーはサハービー・アブー・フライラさま(アッラーのご満悦あれ)にまで遡る伝承として預言者ムハンマドさま(アッラーの祝福と平安あれ)のお言葉を次の言い回しで伝えている。
「至高のアッラーは仰せられました。『わが友に敵対する者には・・・』」イマーム・アンナワウィーの「40のハディース」No.38を参照)

アッラーはご自分の友(近しき人たち・アウリヤーゥ←ワリーの複数形)のために憤慨なさり、彼らを傷付ける者に復讐される。
そして彼らを愛する人たちを守り、彼らのもとで庇護を求める者たちを助けることで、彼ら(アッラーに近しき人たち)に特別な恩恵を与えられるのである。
彼らこそ、『われらこそ現世と来世での汝らの友である。』(41フッスィラ章31節)との御言葉で誰よりも特別に語りかけられし人たちなのだ。

だから諸君には彼らを愛し、彼らとお近づきになることが肝要だ。そうすれば彼らを通してのバラカ(アッラーの恩寵、祝福)が諸君にもあるであろう。彼らと共にいるのだ。
『彼らこそアッラーの一党である。アッラーの党こそ歓喜する成功者たちではなかろうか。』(58ムジャーダラ章22節)


【訳者のつぶやき】
アハル・ル・バイトの徳に続いて、アッラーの友と意訳されるアッラーに近しき敬虔なしもべたちの徳を繰り返し説くリファーイー師のお言葉。

アハル・ル・バイトの一員ではなくともアッラーのお導きにあずかればワリーユッラーになることは可能なことですが、アハル・ル・バイトかつワリーユッラーたる方に勝る人はないでしょう。

以下、私も敬愛してやまないアハル・ル・バイト出身の学者先生をご紹介いたします。
我らが預言者ムハンマドさま(アッラーの祝福と平安あれ)の血と魂を受け継ぐ先生方を見ていると、「ビイズニッラー、彼らに従っていれば、きっと間違いない」・・・そんな思いを抱かせられます。

-ムハンマド・アブルフダー・アルヤアクービー師
 http://www.sacredknowledge.co.uk/

-ハビーブ・ウマル・ハフィーズ師
 http://www.alhabibomar.com/

-ハビーブ・アリー・アルジェフリー師
 http://www.alhabibali.com/ar/


インシャーアッラー、ビイズニッラー、皆さんが望み、つまり先生方のような本物のウラマーゥからイスラームをよりよく学びたいと欲し、
受け入れ準備においてお互いに協力し合えれば、日本へご招待して訪日していただくのも決して夢物語ではありません。

以上、皆さんにアッラーのご加護と祝福を。
アブー・ハキーム


Islam in Japan 2010 (Part 4)

2010年04月13日 | MESSAGE

As far as I can see, among many challenges that Muslims in Japan are facing, the biggest challenge in my opinion that Muslims in Japan are facing is how to complete our lives as Muslims and how to pass on Islam and Muslim identity to the next generations.  Our respected elders left us some points that we should be careful with;

 

-         Make as much efforts as we can in educating the next generations. (Let them be Muslim Japanese, not Japanese …Muslim?)

 

-         Set up the educational system for taking cares of new converts/reverts to Islam.

 

-         Take balance in the daily life as Muslims and Japanese (If not Japanese ethnic, then as a person living in Japanese society)

 

-         Secure as many living Role Models as possible for both new Muslims and growing children.

 

Historical records or modern researches say that there were thousands of Japanese embraced Islam but the reality tells you either the information is incorrect or many of those who supposed to have embraced Islam gone somewhere. So the real feeling any Japanese Muslim would feel about the numbers of his/her fellow Japanese Muslims brothers and sisters are only few hundreds…  

 

Allah knows the best.


Islam in Japan 2010 (Part 3)

2010年04月13日 | MESSAGE

Lessons from the past

 

I don’t mean to criticize our elders but it doesn’t mean that we should be satisfied enough with the current situations for Muslims in Japan and say “Yes, our condition is perfect”.  We Muslims all know that this world is meant to be the place of Test and Challenge and we are taught that “Self-Reflection” is the key to be better Muslims.  Besides, there is a Japanese word getting a worldwide popularity a little by little “KAIZEN(改善)” means “improvement, betterment, upgrading…” which is often introduced as a keyword for Japan’s marvelous success after the World War II.  Why don’t I make the most of this Japanese spirit which matches with the spirit of Islam?  So, here is some note on lessons from the past aiming for improvement of Muslims in Japan .

 

According to the historical records, Muslims reached to Japan at the end of 19th century but there is almost no visible, clear link between the very first Japanese Muslims or early Muslim activities and the current situation as far as a person like me, an individual Japanese Muslim living in the 21st century could feel. On the contrary, I see the raise of studies in history of Islam in Japan larger than before recently, but the more I hear about those historically known first Japanese Muslims, the more I feel SAD for that they left almost nothing to us, future generations, not even their families kept their identities as Muslims but almost none is there speaking among Muslims if not in the public proudly, “My grandfather was Muslim” except I know two families protecting the most precious roots of Islam through their families; one of them “Suzuki Family” reached to the 4th generation and the other “Hamada Family” reached the 3rd generation.  May Allah protect them being Muslims and help them successfully pass on the biggest blessing human beings could ever have, the blessing of Faith in Allah the Almighty and its Religion “Islam”.  Perhaps, main reasons for our elders that they could hardly pass on their Islam to their families were as below;

 

-         Perhaps their sense of being Japanese were stronger than the sense of being Muslim so they did not even feel “the desperate necessity” of passing on Islam to their families…Allah knows the Best.

 

-         Their numbers were really small that they had such difficulties to overcome the negative influence by surrounding Japanese society because one of the characteristic features of Japanese society is requiring people to be SAME as everyone so the super minority Japanese Muslims could hardly survive.

 

-         Muslims from outside of Japan had a lot less interests towards Japan and Da’wah for Japanese people so they couldn’t get enough helps to protect their Deen. There were some elders from outside of Japan (like Tatar, Syria, India, etc.) who dedicated their life for the sake of Da’wah in Japan (May Allah reward them great for that) but still their numbers were a lot less than these 20 years.

 

      Allah knows the best.