日本のイスラーム (Islam in Japan)

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第二の故郷を訪れて(天国の一端で感じたこと)

2010年06月17日 | 日記
アッサラーム アライクム。
皆さんに平安あれ。

قال الله تعالى
وأما بنعمة ربّك فحدّث

『汝の主の恵みについては、これを語るがよい。』(聖クルアーン第93章11節)

ダマスカス訪問の二日目、アルハムドゥリッラー、私は恩師ムハンマド・アルヤアクービー師(アッラーのお守りあれ)のご自宅を訪れる栄誉に与りました。



何人もの兄弟子に囲まれる中、改めて自分がいかにイスラーム学徒としてちっぽけな存在かを痛感させられるとともに
これまでのアッラーのお導きを振り返って感動で震える思いでした。

イスラームを偏見の眼差しで見ていた入信前、アラビア語の「ア」の字も知らなかった入信当初の状態から、
居並ぶ立派なイスラーム学徒の兄弟子たちと共に、
今のスペインがかつてアンダルスとしてイスラームによって栄えていた時代の碩学
アルカーディー(大法官)・イヤードの「アッシファー」という預言者ムハンマドさま(アッラーの祝福と平安あれ)の人となりに焦点を当てた古典の名著を
読みながら、聞きながら、原典を味わい、楽しめるようになったのですから!!

これはもう明らかに私がスゴイわけでもなんでもありません。

ただただ、アッラーのお慈悲が深く、お導きが幾重にも重なったからにほかなりません。

まだまだ私は未熟者でアッラーのお導きを仰ぎ続ける発展途上の人間ですが、
こんな私でも「かつての自分」と「今の自分」を見比べることでその「途方もない距離」に驚き、目を見張るだけでは足りないくらいに驚き、
感謝に頭を垂れるのです…。

皆さんにも様々な旅路があったはずです。
一度立ち止まって振り返り、アッラーの御恵みがいかに大きいかを再確認することで、きっとまた明日への活力になるかと思います。

アルハムドゥ リッラー、アルハムドゥ リッラー、アルハムドゥ リッラー、ワ ラー イラーハ イッラッラーフ ワッラーフ アクバル…。

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2 コメント

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Unknown (ムジャーヒド)
2010-06-18 20:04:25
>「かつての自分」と「今の自分」を見比べることでその「途方もない距離」に驚き

かつての自分がいつもすぐそこにいます。。(;_;)
進歩せずとも、悪化していないことに感謝します。
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まーしゃーあっらー (Abu Hakeem)
2010-06-20 02:42:48
アッサラーム アライクム、ムジャーヒドさん!貴重なコメントありがとうございます。
マーシャーアッラー、ムジャーヒドさんらしいご謙遜ですね。(ごめんなさい、こんな風に言われるのを貴兄は嫌がるかもしれませんが)
マーシャーアッラー、「初心忘るべからず」…大事なことを復習させていただきました。
ジャザークムッラーフ ハイラン!
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