2014年4月23日(水)
美しい朝である。
薄雲を通して初夏の陽が燦々と注ぎ、花々も若葉も輝かしい。ウグイスがそこここで、賑やかに鳴き競っている。
大げさだって?ほんとだよ、ほら!
僕はようやく回復模様で、今夕の帰京予定が歯がゆくてならない。せめて庭木の剪定や下草刈りを、機械の手を借りて少しだけしてみる。ツツジの枝蔭に、しなやかなトカゲ。トゲだらけの木瓜(ぼけ)の木が、年に一度の花盛り。山椒の小枝にも小さな花がびっしりと付き、小さなアブが無数に集まってワンワン音を立てている。
家の中ではネズミが毎夜の跳梁、そんなことは構わぬ態で、黒猫が庭をゆっっくり横切っていく。
日本の田園は本当に美しい。どんな文明と引き替えに、これを捨てようというのか、僕にはまったく分からない。
美しい朝である。
薄雲を通して初夏の陽が燦々と注ぎ、花々も若葉も輝かしい。ウグイスがそこここで、賑やかに鳴き競っている。
大げさだって?ほんとだよ、ほら!
僕はようやく回復模様で、今夕の帰京予定が歯がゆくてならない。せめて庭木の剪定や下草刈りを、機械の手を借りて少しだけしてみる。ツツジの枝蔭に、しなやかなトカゲ。トゲだらけの木瓜(ぼけ)の木が、年に一度の花盛り。山椒の小枝にも小さな花がびっしりと付き、小さなアブが無数に集まってワンワン音を立てている。
家の中ではネズミが毎夜の跳梁、そんなことは構わぬ態で、黒猫が庭をゆっっくり横切っていく。
日本の田園は本当に美しい。どんな文明と引き替えに、これを捨てようというのか、僕にはまったく分からない。