京都府立植物園は春爛漫。
北山門を入ると目に付くのが雪柳(ユキヤナギ)と桜。
雪柳は桜と同時期に白い花が咲きます。
街中でも時々見かけますがもともと川沿いに自生し鴨川(賀茂川)などでも広く植栽されています。
球根ガーデンには赤・黄のチューリップ。
その先には紫色のショッカツサイ。中国原産の別名ムラサキハナナ。
「紫色の菜の花」の意味でショッカツサイ(諸葛菜)の名前は中国三国時代の軍師、諸葛孔明が食用として広めたとの伝説に因むそうです。
桜林ではソメイヨシノ、ベニシダレザクラ、サトザクラが満開。
桜花に映えるように育てられた赤いチューリップとの競演はここでしか見られません。
他にもツツジ科の「太陽」やバラ園の奥に咲く菜の花も咲き、まさに春爛漫です。
植物園の西側の遊歩道は「半木(ナカラギ)の道」という約0.8kmの散歩道。
八重紅枝垂れ桜がトンネルのように咲き誇る桜の名所。
少し遅咲きの桜でもうしばらくは楽しめそうです。
各地の桜が散り急ぎますが、遅咲きの桜が咲く平野神社、仁和寺、三千院はあと1週間くらいは見頃が続きます。
京都好き男 細木