西教寺は琵琶湖を望む比叡山東麓、坂本の北にあり、比叡山三塔の一つである。
横川（よかわ）への登り口に位置し天台系仏教の一派、天台真盛宗（てんだいしんせいしゅう）総本山。
不断念仏の道場とされ全国に400ヶ寺の末寺がある。
総門をくぐると参道の左右に6ヶ寺の子院が並び正面に勅使門、奥の小高くなった所に本堂、客殿、書院が回廊で結ばれている。
西教寺と坂本城主となった明智光秀は、西教寺の檀家になるなど関係は深く、境内には光秀の供養塔ゃ一族の墓が建っています。
その他、境内には趣のある客殿庭園や書院庭園もあり目を楽しませてくれます。
因みに、来年の大河ドラマ「麒麟がくる」は明智光秀が主人公です。
西教寺では毎年3月3日に「人形供養法楽」が行われ、全国より寄せられたひな人形を供養し、今に残された江戸時代から現代まで、大変珍しいひな人形が展示されます。
昔と今の人形の形や飾り方の違いをわかりやすく説明していただけます。
日吉大社から西教寺の間の「山の辺の道」は歴史散歩道。
京阪石山坂本線坂本駅からは桜並木もあり、この春、比叡山門前町琵琶湖坂本を訪ねてみてはいかがでしょうか。
当館からは、地下鉄東西線京都市役所前駅から、びわ湖浜大津方面行き（六地蔵方面ではありませんのでご注意）乗車、びわ湖浜大津駅で石山坂本線乗り換えて坂本比叡山口下車。
所要約45分ほどです。
日吉大社までは約7,8分、西教寺へは約30分です。
京都好き男 細木
