京都御所では天皇陛下御即位30年を記念した特別公開が開催されています。
京都御所は築地塀で囲まれた、南北約450ｍ、東西約250ｍの方形で面積は約11万㎡。
現在の京都御所は土御門東洞院といわれた北朝の光厳天皇の里内裏が発展したもので、明治2年（1869年）東京遷都で明治天皇が東京へ移られるまで皇居となりました。。
紫宸殿をはじめとし清涼殿、小御所、御学問所、御常御殿など、現在の建物はおおむね安政2年（1855年）の再建ですが、平安以降の建築様式を取り入れています。
今回の特別公開では建物内の障子や扉が開けられて、通常公開では見られない障壁画や襖絵を見ることが出来ます。
他にも即位30年を記念した即位の礼の写真パネルの展示や、明治天皇の即位の礼で使用された獅子・狛犬像が初めて公開されています。
また昭和天皇の即位の礼で立てられた、太陽と月が刺繍された大旗も展示されています。
期間は21日の春分の日までで無料です。
土日祝日には宮廷文化を紹介する催しが行われます。
16日（土）雅楽
17日（日）蹴鞠
21日（木・祝）管弦
平成最後の記念すべき特別公開です。
京都御苑の梅林も満開の、京都御所へ是非訪れてください。
京都好き男 細木