大覚寺は弘法大師空海を宗祖と仰ぐ、真言宗大覚寺派の本山です。
歴代天皇や皇族が住持をされた門跡寺院であり、嵯峨御所としても知られています。
また、生け花発祥の寺であり、「嵯峨御流」の総司所でもあります。
境内は、宸殿(重要文化財)、御影堂、五大堂(本殿)などの諸堂が置かれ、これらの諸堂は、天井が低く、床は鴬張りの「村雨の廊下」と呼ばれる廻廊で結ばれています。
この日は前夜の雪が残り、小雪の舞う中、多くの方が訪れ、大沢池に張り出した観月台で、池をバックに写真を撮ったり、毎月三回行われる写経会に参加されるなど、冬の大覚寺を楽しんでおられました。
大沢池の周囲には散策道があり、茶室、望雲堂や心経宝塔、石仏、百人一首で知られる「名古曽の滝」がる、国指定の名勝地が楽しめます。
あまり知られてはいないようですが、梅林もあり、今はまだちらほらですが、これから池のほとりは華やぎを増していきます。
大沢池の散策、お勧めです。
京都好き男