京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

羽ばたく時

2012-02-20 | インポート

Koi

只今世は受験シーズンでありまして、ここ教育の街でもある京都で、近年各校が新しい取り組みを行っています。

まず、現在行われている高校受験において府教育委員会は府立高校の授業に「茶道」を取り入れるという京都らしい授業を設けました。

各年度ごとに学校数を増やし年4時間程度外部講師を招いて体験実習と講義を行い全員必修ではなく、対象の学科やくらすは学校ごとに決めるそうです。

お茶という京都の伝統文化への関心を高める若者が増えてほしいものです。

また、大学においては、京都美術工芸大を南丹市園部町に開講し、今年の4月から伝統工芸の職人育成を掲げる全国初の4年生大学を開校します。
「職人のまち」でもある京都の地から宮大工や陶芸、仏像彫刻など工芸業界を担うあらたな人材育成をし、京都の地から匠と呼ばれる職人が日本全国へ旅立つのも、そう遠くないでしょう、私の息子も今年は高校受験でこのような市の取組みも含めて色々な選択肢をして、みらいへ羽ばたいてほしいと願っています。(最後は個人的な思いでした)

                     松井でした(*^_^*