自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

⑫このユニフォームが好き!【福岡ソフトバンク・ホークス編】

2019-01-11 00:05:00 | ユニフォーム・球場考察
小学生の頃から美しいユニフォームを思い浮かべては恍惚としていた怪しい少年だったオレ(笑)そんな少年時代から続いている怪しい妄想を可視化できるよう個人的な偏見・主観に基づいて、オレが大好きだった、惚れ込んだユニフォームを各球団ごとにピックアップしてみるというどーでもいいことをやってみる。まぁ、ネタ切れだからなんだけど(苦笑)

基本的にオレ個人の美しいユニフォームの定義は下記の通り
昇華プリントNG
広告ロゴNG
③プルオーバーNG
④ビジターのカラージャケットNG
⑤ビジターユニに企業名表記はNG
⑥できれば背ネームはいらない
⑦できれば胸番号も不要


第12回目は現在の「福岡ソフトバンク・ホークス

●ホーム用
・1959~1968モデル(南海ホークス)

左:#19 野村克也/右:#6 ジョー・スタンカ

強い時代の象徴とも言えるのがこのユニフォーム。 なにせ日本一2回、リーグ優勝5回と南海時代ではずば抜けた戦績を残した栄光のユニフォームである。デザイン的にも洗練された筆記体の「Hawks」ロゴ、自己主張が強くともシンプルながらやや太めの肩ライン。同じくやや太めの袖ラインとパンツラインは他球団のユニフォームとの差別化に成功。更には1950年から採用されている比翼仕立てでボタンが見えないのも南海のユニフォームの特徴で、当ユニフォームでも採用された。比翼仕立ては1968年まで採用された。余談だがこの筆記体の「Hawks」ロゴ、ビジター用の「NANKAI」ロゴ、キャップの「NH」ロゴは29年に渡り使用され、3つのロゴが抱き合わせで継続使用されたのはNPB史上最長である。


・1984~1988モデル(南海ホークス)

#18 山内和宏
今までシックな雰囲気だった南海のユニフォームに変化が起こり始めたのが1969年。洗練された白と濃緑にオレンジが配された…。翌1971年にはオレンジは廃止され、本来の白と濃緑に戻ったが…1972年にはプルオーバーになって黄土色が加わり、1974年には濃緑と併用する形で明るい緑が採用され、黄色が採用され…1977年には赤だの、1980年のみだったが線の太いピンストライプが採用されたりと成績同様ユニフォームも迷走していた。しかし、1984年に採用されたこのユニフォームはプルオーバーを廃止、そして栄光の時代の象徴でもあった濃緑(エバーグリーン)を復活、更にはデザインこそ異なるが肩ラインも復活させた!栄光の時代を彷彿させるデザインとなった!しかし、まさかこれが南海最後のユニフォームになろうとは…当時小学生のオレは夢にも思わなかった…。


・1999~2001モデル(福岡ダイエー・ホークス)

#50 ロドニー・ペドラザ

福岡移転後、醜悪なユニフォームになってしまったホークスが一転してMLBで流行し始めた新古典主義的(ネオ・クラシック)なユニフォームを採用したのが1993年。そして1999年、キャップの配色も従前のヘルメットの配色に倣いブリムをオレンジに、ロゴのFDHを白に変更。シンプルであるからこそ優雅で気品溢れたデザインとなった。2002年より左袖に広告ロゴが配されたのでお気に入り時期はキャップの配色が変わった1999年から2001年とした。



●ビジター用
・1959~1968モデル(南海ホークス)

#6 ジョー・スタンカ

胸に企業名が表記されているのは好みではないが栄光の時代のユニフォームということ、また単純にコンセプトを抜きにすればデザイン的には優れているということでピックアップ。上述したとおり1988年に原点回帰するユニフォームをホーム用に採用したが、ビジター用はカラージャケットを採用したのはつくづく残念な判断だったとしか言いようがない。ビジター用もこのユニフォームに準じた配色にしてほしかったものだ。

・1999~2001モデル(福岡ダイエー・ホークス)

#2 城島健司


#18 篠原貴之

ホーム用と同様にピックアップしたのはキャップの配色が変わった1999年から広告が付く前の2001年までのモデル。福岡移転後、醤油のシミのような色のようなビジター用ユニフォームになったり、もはや漫画の世界のようなユニフォームになってしまった福岡ダイエーだったが、ホーム同様1993年にカラージャケットではあるが、当時MLBで流行り始めた新古典主義的なデザインのユニフォームを採用。胸にデカデカと表記されていた企業名は排除、代わりのロゴはFDHで地名・親会社・ニックネームのイニシャルを縦に配列した珍しいデザインとなった。イニシャルの縦配列及び、黒のジャケットはシカゴ・ホワイトソックスを彷彿させるデザインだった。

#49 クリス・セール

余談だが、1リーグ時代は黒に近い濃紺がジャケット、パンツ共に配色されたユニフォームを大阪、阪急、セネタース・東急・急映が採用していたが(東急は黒も採用)、当時は黒のユニフォームなんて漫画の世界の話となっていたので、黒のジャケット採用はエポックメイキングだった。

次回は大阪近鉄バファローズの予定。

※他にもユニフォームのこと、球場のこと、ゴチャゴチャ言ってます(笑)

好きなキャップロゴはこちら