自己満足的電脳空間

完全自己満足主義。テーマはない。自分の趣味・関心事を偏った嗜好と思考でダラダラと書き綴る自分のための忘備録。

バント de ホームラン

2017-07-19 00:05:00 | 野球、その他スポーツの話
昨年ぐらいから野球に興味を持ち始めた息子から色々質問攻めされているが、そのうちの一つに「バントでホームラン打てる?」というのがあった。



【理論的には可能】
ピッチャーの球速が270kmと仮定すると、
反発係数は0.41となり、
バットに当たって110kmで飛んでいく計算になる。
失速することを考慮しないと、270kmでも可能


で、思い出したのが…2016年7月13日放送のTBS系「水曜日のダウンタウン」で提唱された「時速300kmのピッチングマシンならバントでホームランできる説」の放送。(実際の放送はこちらから)

現実はバントホームランを実現するには、時速300キロの速球も必要だが、それに耐えうるバットと、それを持つ腕も必要になる。実験ではバットが砕けたり、人形の腕が吹っ飛んだりして、現実的には不可能。


息子よ…
バントでホームランは無理!


しかし…


2013年9月13日 NYY@BOS

打者:#24 ロビンソン・カノ 投手:#41 ジョン・ラッキー

1回表ロビンソン・カノがシフトを逆手に取って三塁線へのバントによる二塁打を記録。よく見るとバッターボックスから左足が出ているから厳密にはアウトなんだが…そんなこと言ったらバントヒットは殆どアウトだよな(笑)


似たような事例として…1964年、広島カープの白石勝巳監督が考案した通称「王シフト」を実行した際、



王選手は同年7月15日の広島戦で一度だけ三塁方向にバントしたことがあったそうだ。

#1 王貞治(巨人)


バントした打球は誰もいない左翼方向を外野まで転がり、この間に王選手は二塁まで進んだ。このプレーは誰にもエラーがつかなかったため、二塁打が記録された。

王選手のこのバント二塁打の映像は見たことないのだが、上記R.カノのプレーのような感じだったのだろう。





息子よ…
バントで二塁打なら可能だ!