入院日記
入院7日目
発病一週間になった、丁度先週の月曜日夜中に強い腹痛が走った。あの激痛は忘れないな~。
6時起床、血圧110 体重は65・7と減っていた。確か67はあったから絶食療法はここでも有効。血液取られる.
明後日から会社では旅行と聞いていたが行けないな~伊勢志摩のエビ食べたかったな~。
朝食、豆乳のみです。そろそろ粥を期待するしていたが。
検査類で午前中は過ぎる、行動時間は10時迄。10時になると点滴が始まり行動範囲が限られてしまう。管をつけてゴロゴロは、トイレ以外行きにくい。腕を動かすと点滴の落ちる時間が不規則になり就寝時間過ぎても終わらなくなってしまう。故、管に繋がる前に洗髪・髭剃り・洗濯などもするので忙しい(笑)
午後から新規顧客が三人増えて、六人部屋が満室になった。病院経営には望ましい事かもしれないが、現場は大変。看護師は忙しい、部屋は喧しくなる。全室満室だと看護師が倒れるだろう、点滴袋を持って走り回っている。
入院患者も面白い。入院当日は皆テンションが高い、多分血圧は20位上高いだろう。声が高く・声も大きい、入院心得も掛け合いで聞いている。仕事と打合せが何日あるから早く出てとか好き勝手に言っている。(そんな事はすべてキャンセルや~と言ってあげたい )
二日目になると途端に静かになる。疲れと本来の病気の性でボンヤリしている。自分の置かれている立場が判り始める、いくら急いても自身はもう昨日から隔離されて病院という別世界に放り込まれたという事が。
准看護師であろうとヘルパーであろうと「はい」と従わなければならない、自分は一番弱い立場・病人である事がわかると実に従順になる。
会社の皆さんには申し訳ない、休んでしまって。
嫁が入院したと本人からメール、急性胃腸炎。まあ娘と息子がいるから大丈夫だろう。共に腸で入院とはしまらない壊れた夫婦だ。
入院8日目
眠れなかった、9時に寝ると11時に目が覚めてそれから隣りのやかましいオジンでうつらうつら。検査入院らしいが寝言が凄い。
ようやく朝6時起床、呆けている。早朝に洗髪、針が刺さったままなので洗いにくい。
何時もの朝食(液体栄養補助食品)を飲んで管内散策、8時半になっていないので売店もまだ。外来診療には待合が既にいる、特に見るべきものはなかった。何故か花が観たい、病院前に公園があるが外出許可が必要だから行けない。午前中に検査入院組二人が居なくなり4人に戻る、静かで病室らしくなった。
会社の電子ニュースの作成をiPadで試みる。PCでは簡単な事でもこのタブレットではなかなか難しい。表計算ソフト(numbers)写真加工ソフトをインストールしてpages(Windowsのワードみたいなもの)で作成。満足ではないが誤魔化し貼り付けでpdfで送る。
寝不足で午後は始終うつらうつら。
夜医者来る、二回目だ!最初は入院翌日朝「私が担当です。」と挨拶、それから今日まで会ってなかった、データーは見てるらしいが。「細菌数の減少・白血球の値が平常値に近い数値なのでこのまま行けば金曜日退院できそうかな、風呂も明日以降入って結構です。」
嬉しくなりメールする、今日は嬉しくて寝れるかな?