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井山裕太五冠、本因坊を初防衛

2013年07月19日 07時14分36秒 | 時事放談: 国内編

凄い24歳です。十段を失って、追い込まれていて、このまま本因坊も失うかと思ったら、しっかりと防衛してくれました。

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本因坊戦:井山が初防衛 第7局
毎日新聞 2013年07月18日 19時51分(最終更新 07月19日 01時32分)


 第68期本因坊決定戦七番勝負(毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第7局は、18日午後7時42分、262手で井山裕太本因坊(24)が挑戦者の高尾紳路九段(36)に黒番4目半勝ちし、4勝3敗で初防衛に成功した。残り時間は井山2分、高尾8分。神奈川県秦野市の「元湯陣屋(もとゆじんや)」で、17日から行われた。

 最終局までもつれ込んでの決着は3期連続。今期七番勝負で井山は、初戦を制したものの以後連敗し、1勝2敗と苦境に立たされた。しかし第4局を快勝すると、苦しみながらも第5局も連勝。最終局で防衛を決めた。

 井山は囲碁の7タイトルのうち5冠(本因坊、棋聖、天元、王座、碁聖)を維持。七番勝負進行中の先月末には日本、中国、韓国による「第25回テレビ囲碁アジア選手権」を制して世界戦で初優勝も飾り、第一人者の実力を見せつけた。【金沢盛栄】

 ◇井山本因坊の略歴

 東大阪市出身。石井邦生九段門下。2002年12歳でプロ入り、09年九段。09年、20歳で史上最年少名人。12年7月、本因坊道吾(当時)=山下敬吾九段=を降し、本因坊を獲得。今年3月、棋聖を獲得し、史上初の6冠(本因坊、棋聖、天元、王座、碁聖、十段)。4月に十段を失い、現在5冠。通算タイトル獲得、優勝回数は18回。日本棋院関西総本部所属。

本因坊戦:井山、苦しみながら初防衛 積極的打ち回し光る
毎日新聞 2013年07月18日 23時43分


 第68期本因坊決定戦七番勝負は、井山裕太本因坊(24)が苦しみながらも挑戦者の高尾紳路九段(36)を降し、初防衛を決めた。

 神奈川県秦野市の「元湯陣屋」で17日から行われた第7局でも、常に前に出て行く積極的な打ち回しが光った

 最終局は1日目から、互いに仕掛け合う気合の入った展開となった。白74の封じ手から2日目の戦い。左辺で競り合いが続く中、黒81のアテコミが手筋だった。控室が予想していなかった強手で、黒83と中央を連打して一気に「井山優勢」の声が広がった。

 しかし、高尾も白92から上辺黒に手をつけ、追い上げをはかる。さらに、白124から中央黒に食いつき、決め手を与えない。

 形勢は微細。ヨセ勝負となり、秒読みの中、双方必死の終盤戦に入った。互いに無言で打ち続けるが、次第に井山が勝勢に。高尾はがっくりと肩を落とし、井山は背筋を伸ばしたまま盤面をにらみ続けた。

 前人未到の囲碁タイトル7冠制覇を狙う井山にとって、今期七番勝負は正念場。3月に6冠(本因坊、棋聖、天元、王座、碁聖、十段)を達成したものの4月に十段を失い、5冠に後退。井山自身、「最大の踏ん張りどころ」との決意で臨んだ。1勝2敗で迎えた第4局の圧勝が弾みとなった。「迷ったときは常に前向き」と常々話す井山を象徴する一局となった。【金沢盛栄】

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「迷った時は常に前向き」という姿勢が、いいんですよね。下手の横好きである貧乏英語塾長でも、その積極性だけはよくわかります。緻密な読みに裏付けられているから打てるのでしょうが、素人から見るとどうしてそんなに強気でいられるのだろうと思えますもの。

井山本因坊は、名人戦の挑戦者になるのはかなり厳しい状況ですが、昨日の勝利をもぎ取った実力からすれば、挑戦権を獲得することもありえそう。史上初の同時七冠にもう一度リーチをかけてもらいたいものです。

それにしても、よい言葉です。「迷った時は常に前向き」!拍手喝采、脱帽絶句です。


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