来年1月27日に開催する「第38回大阪国際女子マラソン」(産経新聞社など主催、奥村組協賛)のイメージキャラクターを漫画家の浦沢直樹さん(58)が手がけることになり、キャラクターが描かれた大会ポスターが10日、発表された。

 鮮やかな黄色を背景に、まっすぐに前を見つめて走るイメージキャラクターの女性ランナーがデザインされており、ニューヒロインの誕生が注目される今大会のイメージを表現したものとなっている。

 柔道ブームを巻き起こした漫画「YAWARA!」などで知られる浦沢さんは、中学生のころは陸上部に所属。漫画を描きながら毎日走っていた経験から、「陸上競技は孤独との戦い。漫画制作と似た面がある」と話す。1992年バルセロナ五輪の取材経験もあり、レース終盤の急坂で、有森裕子さんがライバルと死闘を繰り広げた場面は、「今でも録画映像を見ると、ぼろぼろ泣いてしまう」という。

 大会公式ホームページでは10日からポスターを掲載。また、来年1月上旬以降、大会コースの一部である大阪市の御堂筋沿道など20カ所以上に、イメージキャラクターがデザインされたバナーフラッグ(垂れ幕)が並ぶ予定。

公式サイト:http://www.osaka-marathon.jp/

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美しすぎるキャラクターが、次代のヒロインを表しています。さすが浦沢さんです。これを見るだけで、このマラソン大会を応援したくなりました。もちろん、日本人選手も。