おばさんの落書き部屋

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向田敬子のひとり語り口演

2012-09-12 16:40:29 | 芸術・芸能

9/11(火)は名東文化小劇場で開催の“向田敬子のひとり語り口演”「橋のない川」のチケットを
「コメダ珈琲貴船店」でいただいたので出かけて来た。

「講演」はよく聞く機会があるが、講談・浪曲といった口で述べる話芸を「口演」というとのことで、
「ひとり語り」と「朗読」とどう違うのか知識がなかったが、作品をすべて暗誦し、気持ちをこめて
語る耳で聞く文学だそうだ。
原文をそのままに記憶し、文字を音声で再現する・・・。
朗読でもなく歌うのでもない。と紹介されている。
短い詩ですら、暗誦出来ない私には長時間、一人で舞台をつとめる話芸に感服するばかり。

住井すゑ 原作の「橋のない川」は文庫本で若い頃、読んだ。
明治時代後期の奈良県にある被差別(小森)でいわれのない差別を受けながら
苦しい差別に苦しめられてきた人々が「全国」の結成に立ちあがって行く様子
が描かれている。
今日の語りはその一部だ。

「口演」終了後、今日はコメダ珈琲貴船店の日頃のご愛顧への感謝まつりとのことで、福引が
あり、コメダでいつも飲んでいるロゴの入ったコーヒーカップと、いつもコーヒーについている
豆を頂いて帰宅した。