おばさんの落書き部屋

日々の出来事など思いつくまま

災害が起こったときに

2014-11-15 23:13:09 | ボランティア

先週に続き、土曜日2回にわたってあいち国際プラザ日本語教室で「防災」
についての勉強会を行った。
日本で暮らす外国の人に災害が起こったとき正しい行動が出来、地域の人をはじめ、
周りの日本人と協力して困難な状況を克服していけるようになってもらいたいとの
考えでテーマが決められた。
私が担当する学習者Tさんはフランスから日本へ来て1年に満たない。
母国でも日本でも一度も地震なるものを体験したことがないそうだ。
外国の人に実際の地震がどういうものか理解してもらうためにプロジェクターで
DVDをみてもらう。
地震にあったときどうすればよいか。初期行動を理解してもらう。
私の担当は、安全に避難するにはどうすればよいか。
自治体で地域の無料配布されているハザードマップを使って、避難所の存在を
理解し、広域避難場所と一時避難場所および避難所との違いなど勉強した。
今日はその2回目で日本赤十字社の担当者を招いて、避難所とはどんなところで、
こんな時には、こんな方法が有りますよ!と実際の便利なノウハウを教えてもらった。
①寒いときに、体を温めるために毛布を使う。利点は体をつつんだまま、動くことが
  出来る。
②「ふろしき」2枚で「かばん」を作る方法。

外国人だけではなく、私達も「な~るほど!」と感心する事ばかりで大変学ぶことが
多かった。知識を生かして、とっさの時にパニックにならず行動できるよう、
「備えあれば憂いなし」の準備が必要だと痛感した。
防災の合言葉は「大事な命」「支え合い」。