おばさんの落書き部屋

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文化の道「撞木館」と「二葉館」へ

2013-06-20 17:20:29 | 歩いて知る

台風4号と活発な梅雨前線の影響で、昨日に続き、朝から生憎の雨だが、
今日は「歩いて知ろう会」で地下鉄・桜通線「高岳駅」に集合し、大正ロマンの屋敷町の
雰囲気が残る文化のみちの中で、「撞木館」と「二葉館」を見学した。

「撞木館」は大正末期から昭和初期にかけて活躍した陶磁器の貿易商・井本為三郎によって
建てられた邸宅との事。
ステンドグラスの美しい洋館、懐かしい雰囲気の和館、茶室、2棟の土蔵、雨で一層緑鮮やかな庭園、
ガイドボランティアさんの説明を聞きながら、どんな人たちがここでどんな生活していたのだろうと
想いを馳せる。

次に、日本の女優第1号として名をはせた川上貞奴と、女優を引退した後、電力王と呼ばれた
福沢桃介が暮らした「二葉館」を訪れた。
1階には貞奴の生涯を紹介する資料、2階には郷土ゆかりの文学作品・資料やパネルが
展示されていた。

名古屋城から徳川園にいたる「文化のみち」には明治から昭和初期にかけて近代産業の
担い手となったさまざまな人たちの舞台となった地域だそうだ。
神社・お寺・教会・美術館・旧・・・邸、・・・庭園 文化と歴史の香りが感じられるこのルートを
個人的に改めてゆっくり辿ってみたい。

 
      撞木館                        二葉館
  
  川上貞奴の絵             撞木館内に飾られた陶磁器