チャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ第3節のレアル・マドリー対ミランが21日に行われ、アウエーのミランが逆転の末、3-2で勝利した。クリスティアーノ・ロナウド不在のレアル・マドリーは、精彩を欠くミラン相手に先行きに不安を残すサッカーを演じてしまった。
レアル・マドリーは19分、GKジーダの手痛いミスを突いてラウルが決め、幸先よく先制点を奪う。ところが、その後レアル・マドリーはペースダウンし、思い通りのプレーができないまま前半を終える。
後半に入っても、レアル・マドリーが試合の主導権を握り、ミランが相手のすきを突いてカウンターを繰り出すという展開は変わらなかった。そして迎えた62分、ピルロの30メートルのロングシュートがレアル・マドリーのゴール隅に決まりミランが同点に追いつくと、66分にもレアル・マドリーの守護神カシージャスが不用意に飛び出したところをパトがうまく決めて、一気に2-1と逆転する。
ここでレアル・マドリーのペジェグリーニ監督は、グラネロに代えてドレンテを投入する。すると、この交代が功を奏してドレンテが2点目を奪い、スコアは2-2の振り出しに戻った。ところが、最後まであきらめないミランは88分、セードルフのパスから再びパトがゴールを決め3-2と逆転。最後の最後にレアル・マドリーを葬り去った。
巨額な資金を投じた新プロジェクトの真価が問われる大事な一戦で勝利を逃したレアル・マドリーはこの夜、ホームでの決勝を待ち望むサンチャゴ・ベルナベウのサポーターを大いに失望させることになった。
[スポナビ]
レアル・マドリーは19分、GKジーダの手痛いミスを突いてラウルが決め、幸先よく先制点を奪う。ところが、その後レアル・マドリーはペースダウンし、思い通りのプレーができないまま前半を終える。
後半に入っても、レアル・マドリーが試合の主導権を握り、ミランが相手のすきを突いてカウンターを繰り出すという展開は変わらなかった。そして迎えた62分、ピルロの30メートルのロングシュートがレアル・マドリーのゴール隅に決まりミランが同点に追いつくと、66分にもレアル・マドリーの守護神カシージャスが不用意に飛び出したところをパトがうまく決めて、一気に2-1と逆転する。
ここでレアル・マドリーのペジェグリーニ監督は、グラネロに代えてドレンテを投入する。すると、この交代が功を奏してドレンテが2点目を奪い、スコアは2-2の振り出しに戻った。ところが、最後まであきらめないミランは88分、セードルフのパスから再びパトがゴールを決め3-2と逆転。最後の最後にレアル・マドリーを葬り去った。
巨額な資金を投じた新プロジェクトの真価が問われる大事な一戦で勝利を逃したレアル・マドリーはこの夜、ホームでの決勝を待ち望むサンチャゴ・ベルナベウのサポーターを大いに失望させることになった。
[スポナビ]