いなモらス

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エコパで最終調整

2007-06-01 | ina
キリンカップサッカー2007初戦のモンテネグロ戦を翌日に控えた日本代表は31日、試合会場となる静岡・エコパスタジアムで最終調整を行なった。
約1時間にわたった練習では、途中大雨に見舞われる時間帯もあったが、ゲーム形式のメニューを中心に、攻守の連携などを入念に確認した。なお、足首を痛めている中村俊輔は同じく故障の本田圭佑とともに別メニューでの調整となり、モンテネグロ戦は欠場が濃厚だ。
今回のキリンカップでの注目点をひとつ挙げるとすれば、オシム監督就任以降、欧州から初の招集となった中田浩二と稲本潤一と言えるかもしれない。センターバック、左サイドバック、ボランチと複数のポジションをこなす中田は、まさにオシム監督好みのポリバレントな選手。一方、先ごろトルコのガラタサライからフランクフルト(ドイツ)への移籍が決まり、急遽招集となった稲本も、定位置はボランチながらも思い切りのいい前線への飛び出しは大きな魅力だ。
「先発はまだ決めていない。ある程度実力やスタイルが分かっている選手は出場しない可能性もある。初めて呼んだ選手にはチャンスを与えたいし、こちらが観察するチャンスもいただきたい」とオシム監督。ただ、ふたりはいずれも帰国後30日に合流したばかりということもあり、オシム監督がコンディションをどう見ているかは気になるところ。いずれにしろ、先発か途中かは別にして、出場機会は訪れることになりそうだ。
疲れはあるとしながらも、合流から2日間の練習は「スムーズにできている」と語る中田からは、所属するバーゼル(スイス)でレギュラーの座をつかみ充実のシーズンを送った自信が窺える。司令塔・遠藤保仁(G大阪)も「コウジ(中田)もイナ(稲本)も経験のある選手だし、馴染むのに時間はかからないと思う」と語るなど、ふたりを歓迎しているようだ。
一方、前線では、3月のペルー戦に続いて招集された高原に期待がかかるが、周囲の注目とは裏腹に本人は至って冷静なコメントを残している。「誰と組むにしても、試合をやってみないと分からないし、状況も違う。いくらビデオを見ても局面は打開できない。十分やれる力はある。やりながらイメージを作っていきたい」。2トップ、あるいは3トップ(1トップ2シャドー)にかかわらず、軸は高原になるだろう。
モンテネグロは昨年6月にセルビアから独立し、FIFA加盟後は初の国際試合となる。主力FWヴチニッチ(ローマ)はケガで来日を見送っており、実力は未知数だが、メンバーの平均身長が185センチメートルを超えていることを考えると、セットプレー時などの高さには要注意と言えそうだ。
システムは相手の出方次第で流動的に3バック、4バックと変化することになるが、明日の予想メンバーは以下のとおり。川口;駒野、中澤、坪井、中田(阿部);水野、稲本、阿部(山岸)、遠藤;高原、矢野。
また、キリンカップにはモンテネグロのほか、南米のコロンビアも参加。日本は1日のモンテネグロ戦を経て、最終日となる5日に埼玉でコロンビアと対戦する。
[ISM]


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