２３人全員で実戦的練習

前日午後、ボン入りした日本代表は、午前中、現地最初のミーティングは短く、円陣には笑顔ものぞいた。最初に軽い準備体操。その後、Jヴィレッジの合宿では、ジーコ監督が23日午後に予定しながら、選手の疲労から休養にあてたために、唯一行われなかったセットプレーを早速確認した。両コーナーと左右ゴール前からのロングボールへの守備の確認を先に行い（キッカーは右CK小笠原、右ロング遠藤、左ロング小野、左CK玉田）、その後、攻撃（キッカーは全て中村）のチェックを行った。

メンバーは、川口能活（磐田）、宮本恒靖（G大阪）、中澤佑二（横浜FM）、坪井慶介（浦和）、加地 亮（G大阪）、三都主アレサンドロ（浦和）、福西崇史（磐田）、中田英寿（ボルトン）、中村俊輔（セルティック）、柳沢 敦（鹿島）、高原直泰（ハンブルガーSV）の組と、楢崎正剛（名古屋）、田中 誠（磐田）、遠藤保仁（G大阪）、中田浩二（バーゼル）、駒野友一（広島）、稲本潤一（ウエストブロムウィッチ）、小野伸二（浦和）、小笠原満男（鹿島）、玉田圭司（名古屋）、巻 誠一郎（千葉）。

27日午前中に続いて午後4時半（日本時間午後11時半）からも2部練習を行い、川口能活（磐田）、宮本恒靖（G大阪）、坪井慶介（浦和）、中澤佑二（横浜FM）、加地 亮（G大阪）、三都主アレサンドロ（浦和）、中田英寿（ボルトン）、福西崇史（磐田）と、対面は稲本潤一（ウエストブロムウィッチ）、小野伸二（浦和）、中田浩二（バーゼル）、駒野友一（広島）、玉田圭司（名古屋）、大黒将志（グルノーブル）、巻 誠一郎（千葉）で、ボランチまでの連係と、ボールを確実に奪うためのポジショニングを、3つのゴールを配置したトライアングルの中で確認した。高原直泰（ハンブルガーSV）、柳沢 敦（鹿島）、中村俊輔（セルティック）、田中 誠（磐田）、遠藤保仁（G大阪）はシュート練習。練習後、この日誕生日の柳沢が卵と粉かけられ、「バースデーケーキ」にされていた。
最後は、左右でダイレクトからゴール隅を狙うコントロール・シュートで到着初日の午前午後練習を終えた。なお明日28日は、午後練習のみとなる。（記事抜粋）
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