以下引用 北國新聞社 2018/09/02 https://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20180902204.htm
4月施行の富山県手話言語条例の制定を記念したフォーラムは1日、富山市の富山国際会議場で開かれ、約300人が聴覚障害の有無にかかわらない共生社会の実現へ理解を深めた。
開会あいさつで石井隆一知事は、県専任の手話通訳者を1人増やすことや手話通訳者試験の受験料助成などに取り組むとし「制定をきっかけに手話の普及に関する施策を進めていく」と述べた。条例制定などに協力した県聴覚障害者協会に感謝状が贈られた。
テレビ司会・ラジオDJの山本シュウさんが特別講演した。パネル討論では、鷹西恒富山福祉短大教授、NPO法人「大きな手小さな手」の金川宏美代表理事、蜷川一美滑川市ろうあ福祉協会長、小中栄一県聴覚障害者協会理事が、手話を巡る現状や課題をテーマに意見交換した。手話教室やマジックショーもあった。
条例は、手話が国際的に認知された言語であるとの認識のもと、県が総合的な施策を推進することなどが明示された。手話による情報発信、手話通訳者の確保・養成、学校での手話の普及などが盛り込まれた。
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