先週末、松本の「鈴木鎮一記念館」の副館長さんからメールが届いた。 ひと月ほど前に資料冊子を送付したことへのお礼であり、それらを展示することになった由。 冊子が発行されてから70年後の帰郷だ。 発行され親がソレを熟読(?)したのか目を通していたのか知らない。 それらの存在そのものを私は知らなかった。 20年ほど前に母が亡くなってから暫くして、実家の弟から私のモロモロがダンボール箱で送られてきたが、その中に入っていたのだろう。 新聞の切り抜きの他にソツロンなんていう即・廃棄したいものもあったので調べもせずにダンボール箱に入れたままにしていた。 私が使わなかったヴァイオリンの教則本も何冊かあった。「コレはアナタのモノよ」と言いたかったが、弟がどのくらい習っていたのかも記憶にナイ。 彼の現状を考えると「まぁイッカ!」 彼にはヴァイオリンの記憶はあるのか否か・・。 母曰く「〇ちゃんは貴女のガードマン代わりに行かせていたのよ」 何たるコッチャ! ヒドイ! 勉強をしていても、私は彼が練習をすると、気になって気になって・・。 「〇ちゃん、その音チガウ!」「ソ~じゃない!」 ヴァイオリンは彼にとって負の記憶かも??? 私より若干短いくらい習っていたハズだが・・・・。
一昨日、スズキメソードの新しく発行された資料が数冊送られてきた。 ”小”掃除中だったが、すぐ読み入ってしまった。 私が通っていた「松本音楽院」について、まだ「才能教室」と言われていた時代の先生や生徒についての記述を読んでいると、今まで思い出したこともなかった時間が、ココにきてポツリ・ポツリと蘇る。 もっと「才能教室生」だったことを意識していたら、我が人生はどう変わっていただろうか? 後悔もしていないが、 今後は少しは自宅練習をしようかなぁ・・と言う気になっているのは事実だ。
で、ダッ! 資料冊子が記念館に展示されることになったこと、才能教室関連の冊子が送られてくることを弟に伝えたら「僕もほしいなぁ」と。 彼がヴァイオリンに興味を持っているとは全く想定外だった。 「敬老会や関係ある保育園のクリスマス会でヴァイオリンを披露しようかなぁ・・」と考えたりしたそうな! エッ! ビックリ!! マジィ?