IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

2014.10.20 映画『蜩ノ記』★ー 小説『蜩ノ記』★4

2014年10月23日 21時54分12秒 | 映画



映画『蜩(ひぐらし)ノ記』を観てきました。

公式サイト:映画『蜩ノ記』公式サイト


その前に映画のメイキング番組も観たのですが、
いまどきデジタルではなくフィルムを使い、
かなり映像にこだわったことがわかります。
今のハリウッド映画などは何でもかんでもCGで作ってしまって
確かに綺麗で実写と見まがうほどですが、
それでもどこかにウソ臭さが感じられます。
そういう意味では『蜩ノ記』は派手な映像演出はないものの、
実写による日本の映像美が感じられて、心洗われる思いでした。

また、役所広司、岡田准一のしぶい演技がイイ。
失われた日本の礼儀作法や所作にこれまた日本の映像美を感じます。

ただ、ラスト10分になって腹の調子が悪いのを我慢できず
席を立つことに。戻ったら映像10秒のあと、エンディングロール(悲)。
そんなワケでこの映画のクライマックスを見逃してしまったので、
評価はナシとさせていただきます。たぶん★4クラスだと思いますが。




蛇の生殺し状態になってしまったので、本屋に入って小説『蜩ノ記』(文庫本)を購入。
手に取って初めて直木賞作品と知りました(笑)。

自宅に戻り、半日ほどかけて一気読み。

映画が小説よりもかなりはしょられていたのがわかりましたが、
あるシーンで登場人物が減らされていたり、
そもそも1人の登場人物が映画では一切登場しなかったり。
そのため、その人物の言動を別の登場人物が代わっていたりしているのが
ちょっと面白かったです。また、原田美枝子演じる織江が原作ではかなり病弱でした。

細かいストーリー公式サイトを見ていただきたいと思いますが、
推理ものになっていてビックリ。結構惹き込まれました。

そんなワケで小説は★4つ。




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