鈴鹿市白子のイオン系ショッピングモール『白子サンズ』に数年ぶりに行ったところ、
お酒売り場で見つけた清水清三郎商店『鈴鹿川 純米吟醸【エス】』(1,800円+税/750mℓ)。
イオン限定販売品ということで、ちょっとお高めだったけれど、購入してみました。
清水清三郎商店はワタシんちからクルマで15分ほどの鈴鹿市・伊勢若松にある
鈴鹿市唯一の酒蔵。地元のイベントで2回ほど酒蔵を訪れたことがあります。
主力商品は『鈴鹿川』と言いたいところですが、全国的には『作(ざく)』のほうが有名かも。
雑誌の日本酒特集でもよく取り上げられていますし、
2016年の伊勢志摩サミットでも『作(ざく)』が提供された実績も。
公式サイト:清水清三郎商店
さて、『鈴鹿川 純米吟醸【エス】』。
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合:60%
アルコール分:15度
ボトルは日本酒の四号瓶(720mℓ)ではなく、ワインボトルで750mℓ。
ラベルは令和になって(他の銘柄とともに)刷新したおニュー。
冷蔵庫で冷やし、グラスに注いでみると、まずはフルーティな香りに感動。
色はシャンパンゴールド。
飲んでみると、酸味が強い一方、甘みも感じられ、
銘柄を伏せて出されたら純米大吟醸と思ってもおかしくない香りと味。
普段飲みにはお高いのでオススメできませんが、
ここぞというシーンでは選んで間違いのない1本だと思います。
いつもは安いウイスキーや焼酎を炭酸水で割って飲んでいるのですが、
今日は三重県四日市市の(株)宮﨑本店『キンミヤ焼酎』(甲類、188円+税/200mℓ)。
(これも安いですけれど。笑)
(株)宮﨑本店はウチから車で30分程度の酒蔵(行ったことないけど)。
メインは日本酒『宮の雪』。
『キンミヤ焼酎』は意外にも東京の居酒屋に置かれていたりします。
宮﨑本店:宮崎本店-宮の雪・キンミヤ焼酎
原材料名:さとうきび糖蜜
アルコール分:25%
普段飲んだことないため、少量のいわゆるカップ酒を購入。
アルミキャップを開けると、注射をする前に消毒するツンとしたアルコールの匂い(笑)。
そのまま飲んでみると、味にクセはないものの、やはり濃い。
アルコール度数25%をそのまま飲むのはキツイので、
炭酸水で割って酎ハイに。いい塩梅になりました。
福井県に4店舗を展開する地元スーパー『かじ惣』に入ってみたところ、
『一本義』という日本酒がかなり目立っていました。
ラベルをよく見ると、勝山市の蔵元でした。
ここのところ、日本酒は避けていたのですが、
せっかくの出張なので、一番小さいカップ酒を購入。
『一本義』金印(218円+税)。
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
精米歩合:不明
アルコール分:16度
飲んでみたら、まぁ普通の日本酒(笑)。
一応、地元経済に貢献しました。
ちなみに、PC画面に表示されているのは
勝山市の幹線道路沿いの休憩所にある
ブロントザウルスの模型。実物は結構でかいです。
右前脚の横にある銀色の卵型のものは恐竜博物館。
今日から仕事で山口県・徳山 入りです。
夕食はホテルのレストランで打ち合わせをしながら
ごく一般的な料理を摂ったので、
せめて山口を感じたいと
ホテルの向かいのセブンイレブンで
山口の酒蔵の日本酒を購入。
株式会社はつもみぢ『回天 純米大吟醸』(907円/300mℓ)。
原材料名:米(山口県産)、米麹(山口県産米)
原料米:掛米 西部の雫(79%)、麹米 山田錦(21%)
精米歩合:40%
アルコール分:16度
色はほとんど透明に近いシャンパンゴールド。
香りはあまりしませんが、純米大吟醸らしい華やかな味わい。
やや尖った感じがしますが、まぁまぁ美味。
公式サイトを見ると、山陽新幹線・徳山駅からすぐ近くに会社があり、ビックリ。
公式サイト:創業二百年・全量純米酒の日本酒酒蔵 はつもみぢ
テレビ東京『ワールドビジネスサテライト(WBS)』で日本酒に関する興味深いニュースが。
スパークリング日本酒がいまブームで、今後の日本酒売上に期待がかかるという内容。
世界一の日本酒を決める『サケ コンペティション 2018』での
各部門での主な受賞銘柄は画像の通り。
1,772銘柄の中からブラインドテストで評価されたそうです。
その中で、純米吟醸部門の1位が『作 恵乃智』。
これはワタシの地元・三重県鈴鹿市の酒蔵、
清水清三郎商店のものでちょっとビックリ。
この銘柄はワタシも一度飲んだことがあります。
2016年の伊勢志摩サミットで供される日本酒ということで
WBSが誤報した銘柄(笑)。
過去のエントリー:
● 2016.05.28 伊勢志摩サミットで供されたのとはちょっと違う(笑)、『作(ざく)恵乃智(めぐみのとも)』
● 2016.05.24 テレビ東京『ワールドビジネスサテライト』で伊勢志摩サミットの乾杯酒が!
スパークリング部門で1位になったのが
『南部美人 いわさけスパークリング』((株)南部美人/岩手県)。
『南部美人』はワタシも何度か呑んだことがありますが、
スパークリングはまだありません。
『南部美人』の社長がWBSのインタビューに応えていましたが、
「透明」で「瓶内二次発酵」、「シャンパン並のガス圧」を
実現するのは難しいとのこと。
海外展開する上で、シャンパンに似せた日本酒ということで
売り込んでいるようです。
ちなみに過去10年余りで日本酒の海外出荷は2倍になっているようです。
その中でもスパークリング日本酒は受け容れられやすいとのこと。
一方、こちらは2016年の国内の日本酒の年代別消費量。
若者の消費量は高齢者の1/5ぐらいしかありませんが、
スパークリング日本酒は若者層(特に女性)に受け容れられやすく、
今後の底上げに期待が持てるというコメントがありました。
また、インバウンド需要にも対応すべきだとのことでした。
ワタシ的には、ほとんどの日本酒酒蔵が小規模零細企業で
かつ高度な職人集団によるものだと思っているので、
中途半端な大衆向け日本酒を作るよりも、
金持ち向けの純米大吟醸とか、結婚式の乾杯用とかの
高価格帯でしっかり利益を出すべきだと思っています。
とにかく、今後の日本酒酒蔵の努力に期待!
物珍しさで購入した1本、
秋田酒類製造株式会社『高清水 デザート純米吟醸』(410円/180mℓ)。
秋田酒類製造株式会社のサイト:デザート純吟
原材料名:米(国産)、米麹(国産米)
精米歩合:麹米55%、掛米55%
アルコール分:12−13%
飲んでみたら、濃厚な口当たり。
“やや甘口” という表示でしたが、
自分の予想とはちょっと違った味わい。
でも美味しくて、あっという間に180mℓは
なくなってしまいました(笑)。
鈴鹿市の大型ショッピングモールで購入した三重県四日市市の日本酒2本。
左は宮﨑本店『宮の雪 山廃仕込 特別純米酒』、右は同『宮の雪 冷卸(ひやおろし)』。
『宮の雪 山廃仕込 特別純米酒』(1,188円)は「イオン鈴鹿店限定販売」というPOPに惹かれて購入。
原材料名:米、米麹 三重県産「神の穂」100%使用
精米歩合:60%
アルコール分:15%
こちらはラベルにある通り、生酒(要冷蔵)。
呑んでみたら、正直なところ、ワタシの好みではありませんでした(笑)。
『宮の雪 特別純米酒 冷卸(ひやおろし)』(1,296円)もついでに購入。
原材料名:米、米麹 三重県産「神の穂」100%使用
精米歩合:60%
アルコール分:15%
こちらは「ひやおろし」なので、冬から春先に作ったものを
一旦火入れして蔵に貯蔵、秋に蔵出ししたお酒。
なので生酒ではありません。
呑んでみたら、やはりワタシの好みとは少し違っていました(笑)。
同社の日本酒では丁度今店頭に並んでいる『宮の雪 しぼりたて生原酒』と
『同 にごり酒』がそれぞれ美味しい記憶があります(今年は未購入。笑)。
過去のエントリー:2011.11.30 三重県四日市市・宮凬本店『宮の雪 しぼりたて生原酒』『同 にごり酒』