IKEDA HIROYAのとりあえずブログ

日々の食事や美術展巡り、スポーツ観戦記などもつれづれなるままに書いています。

2010.01.09 「酒蔵みてある記」エクストラ 長太の大楠

2010年01月09日 21時43分25秒 | 酒蔵めぐり


せっかくの機会なので、“長太の大楠(なごのおおくす)” を見に行くことに。このコースは「酒蔵みてある記」とは全く関係ありません(笑)。

名古屋に向かって「伊勢若松」駅の次の「箕田(みだ)」駅とそのまた次の「長太ノ浦」駅の間にある大きな木で、近鉄電車に乗っていると見ることができます。大楠の周りは森ではなく田んぼなので、すごく目立ちます。
鈴鹿市民なら誰でも知っているであろう大楠です。


 
大楠までの距離としては「長太ノ浦」のほうが近いので、「伊勢若松」駅からまず「長太ノ浦」へ。
そこから歩きだし、田んぼのあぜ道を通りながら大楠の近くへ。

 
「長太ノ浦」からのルートでは、大楠が逆光状態。左の写真は南側(「箕田」側)に回って撮影。
大楠にはしめ縄が巻かれ、手前には賽銭箱も置かれています。せっかくなので賽銭を上げてきました。

 
樹齢1,000年ともいわれるこの木は枝振りも力強く、映画『もののけ姫』とか『アバター』に出てきそうな感じ。

 
この木の細かい解説はそれぞれの写真をクリックして拡大してください。


たくさん写真を撮ったあと、「箕田」駅へ。その後電車で帰りました。
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2010.01.09 「酒蔵みてある記」清水醸造『鈴鹿川』

2010年01月09日 18時41分08秒 | 酒蔵めぐり

 


平成22年の『酒蔵みてある記』がスタートです(ホントは年末に1回あったんですが、忘れていて不参加、笑)。
今回は近鉄名古屋線千代崎駅から千代崎海岸を歩いて途中、大黒屋光太夫記念館に立ち寄り、日本酒『鈴鹿川』を製造する清水醸造を訪れ、伊勢若松駅でゴールというルート(約5km)です。

清水醸造HP:清水酒造株式会社


 
まずは9:35頃に千代崎駅で下車。『酒蔵見てある記』の受付が改札を出てすぐの場所にあるため、かなりの行列で改札近辺は大混雑。


 
左:千代崎駅。
右:B4サイズのルートマップ(画像をクリックすると拡大)をもらってスタート。

 
昨年に引き続き、相変わらずの大人気。地図を見なくても前の人たちについていけば目的地にたどり着けます(笑)。

 
左:少し歩いてすぐに千代崎海岸に出ます。その後しばらく港沿いに歩きます。海岸を歩くのは『酒蔵見てある記』でも珍しいのでは?
右:港の海面には鳥がいっぱいいました。

 
左/右:大黒屋光太夫供養碑の解説(それぞれ画像をクリックすると拡大)。



大黒屋光太夫記念館すぐ手前にある小川神社。一応、賽銭を入れてお参りをしました。

 
大黒屋光太夫記念館。銅像が立っています。
入場無料で一通り見学しました。建物はこぢんまりしていて、20人ぐらいが入ると一杯になりそう。
光太夫の旅したルートの解説があり、光太夫の書いたロシア語の書が多数展示されていました。また、『解体新書』の前野良沢とも親交があったと知りました。

ここで知った小ネタ(日本語になっているロシア語):
イクラ(ロシアでは「魚卵」一般)、カンパ、ウォッカ、ノルマ、セイウチ、オホーツク(海)、アジト、コンビナート、ボルシチ

 
ここでは鈴鹿茶のふるまいがありました。


その後、ルート通りに歩くと千代崎~伊勢若松の海岸をしばらく歩くことに。平坦ですが、景色はいいです。

 
左:11時ごろ、目的地の清水醸造に到着。この建物は新しいほう。
右:中の様子。

 
左:こちらは古いほうの建物。結構並んでいます。
右:中の様子。

 
左:ずいぶんと並んで・・・
右:くじ引きです。ちなみにワタシは「ハズレ」でした。

 
左:甘酒の振る舞い。
右:日本酒の利き酒。銘柄は『鈴鹿川 吟醸』。


今回こちらで販売されているお酒は3種類。でも、通常だと、720mlは
『鈴鹿川 吟醸』1,260円、
『鈴鹿川 純米吟醸 中取り』1,838円
となっているので(『鈴鹿川 しぼりたて』の通常価格は不明)、ほんのちょっぴり値引きされています。

 
酒蔵では、鈴鹿産の色々なものが売られていました。
左:大黒屋光太夫あられ
右:伊勢しぐれ煮

 
左:大徳屋長久『小原木』(和菓子)
右:魚長『穴子寿司』
いずれも地元では有名デス。

 
左:酒まんじゅう
右:伊勢茶


酒蔵の外の広場でお弁当などを食べる参加者。ワタシはあまりお腹がすいていなかったので、昼食はパス。

 
清水醸造を出て5分少々歩くと、コース終点の伊勢若松駅に到着。時刻は11:50。
駅前にはまたまた大黒屋光太夫の像が。こちらは金のメダル(エカテリーナ2世から下賜されたもの?)が胸に輝いています。


こんなところで、本日の『酒蔵見てある記』を終わろうかと思ったところ、駅前の地図に「長太(なご)の大楠」の絵が(画像をクリックすると拡大)。
ワタシのウォーキングはもうしばらく続きます。
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3月7日『酒蔵みてある記』寒紅梅酒造「寒紅梅」

2009年03月09日 19時25分17秒 | 酒蔵めぐり

『酒蔵みてある記』のワタシ的には第8回目。今日は江戸橋駅から高田本山「専修寺」経由、「寒紅梅」をつくる寒紅梅酒造を目指し、高田本山駅まで歩く約6.6kmのコースです。


9:57江戸橋駅着。いつも通り、駅前で地図をもらいます。今日はちょっと少なめな印象。私の地図のシリアルナンバーは251でした。


今回のコースは住宅街か田んぼの真ん中を歩くルートで、あまり名所旧跡のたぐいがなく、ちょっと面白みに欠けました。

 
そんななか、もらった地図にあった「朱色ですが緑橋」に笑え、写真に収めました。担当者の方、グッジョブ!(笑)。

 
このあたりは高田本山の門前町といった風情。昔からの町並みであることを感じさせます。
「ホッ!とするに」の「に」が三重弁(特にこの地方)の特徴。大阪弁だと「するで」というところでしょうか。三重弁は語尾に「に」を多用します。「そうやに(そうですよ)」「あかんに(ダメですよ)」など。「そうやで」「あかんで」ともいいますが。

 
そして高田本山「専修寺」。私の実家も浄土真宗高田派なので、大元はここになるのでしょうが、私が過去にここを訪れた記憶はありません。ひょっとしたら1回ぐらいは来たことがあるかもしれませんが。

   
本山だけあって、なかなか立派な建物と敷地です。

 
屋根には珍しく緑色のかざりが。
鐘撞き堂には防風/防寒の小屋のようなものが。ちょっと風情がないですな。


ルートの途中にあった「一身田寺内町の館」。寺内町のパンフレットなどが置いてある、休憩所という感じの建物。

 
専修寺のすぐそばにあった「一御田神社」。専修寺に比べると本当に小さいですが、朱色の鳥居はボロボロのものもあり、風情がありました。


 
ようやく見えてきた煙突が目的地の「寒紅梅酒造」のようです。
入り口には「全国新酒鑑評会 金賞受賞蔵」の看板が。
 
入ってすぐのところで甘酒の振る舞いが。
地ビールも500円で販売していましたが、あまり力が入っていないようでした。

 
続いて地元の野菜や酒粕、かやくごはんやおでんなどの販売。


イカ焼き100円とサザエ焼き300円。ほかに生サザエ1kg1,500円とか1.5kgで2,300円で販売していました。


抽選会場では子供たちがお手伝い。今回、私は「スカ」でした。



酒蔵内で利き酒。お酒の銘柄は「しぼりたて原酒」。私の父好みの辛口でした。

 
古い建物内によくある貯蔵槽もあれば、ガラスで仕切られた最新式と思われる設備もありました。

 
酒蔵を出ると、日本酒などの販売コーナー。「寒紅梅」「寒紅梅 絞りたて原酒」「藤堂高虎公」「花見酒」などの日本酒の他、梅酒も販売していました。私はあまり興味がなかったですが。

 

 
さらに別のコーナーでは三重大学の学生が作った「三重大學」というお酒を造った三重大学生が大きな声で販売していました。
この日本酒のことは中日新聞などでも紹介されていて、私もぜひ買ってみようと以前から思っていたので購入しました。「純米大吟醸」と「大吟醸」があり、どちらも720mlで2,500円というのはちょっと高かったですが(笑)。私が買ったのは「純米大吟醸」。
ラベルの文言を引用すると「三重大学は三重県原産の幻の酒米「伊勢錦」を品種改良して新品種「弓形穂」(品種登録・商標出願中)を育成しました。このお酒は「弓形穂」を三重大学農場で栽培し収穫した米を原料として使用しています。また、仕込みには三重大学生が麹造りから取り組み、丹精込めた手作りによる究極の地酒「青春純米大吟醸酒」です。是非ご賞味ください。」とあります。
実際に飲んでみると飲みやすくフルーティという感じ。
(ラベルの裏には学生らしいコメントが書かれているので、画像をクリックしてみてください。)

もう1本は「純米吟醸 藤堂高虎公」(1,500円。藤堂高虎公は津藩32万石の城首)。こちらは辛口ながら深みを感じさせる味でした。



せっかくなので「純米酒 寒紅梅」の小さなボトル(400円)とサザエ焼きを買って、その場でいただきました。サザエはやはり肉の部分より尻尾(肝)の部分が旨いデス。ただ、今日の天気は晴れながら寒風が厳しかったので、お酒を半分ぐらい飲んで終了。


「寒紅梅酒造」を出てルート通り1kmほど歩くと、ゴールの高田本山駅に到着。高校時代、毎日津の方に通っていましたが、この駅を利用したのは一度もありませんでした(笑)。今日が初めての利用となりました。

ところで、近鉄のイベント担当者の方と10分ほどお話しすることができましたが、今回の参加者は600名強とのこと。以前は1,000円の参加料で事前登録制だったのを7~8年前から無料/自由参加制にしたそうで、爆発的に参加者が増えたそうです。
ちなみに蔵元からは広告料などはもらっていないそうで、参加者が利用する乗車料だけが近鉄の収益源というところでしょうか。まぁ、参加者がいてもいなくても、電車は動いているのですから、人が動けば動くほど、社会貢献はできますね。

あと、近鉄なり蔵元なりに要望するとすれば、一杯の試飲だけでは1種類の酒の味しかわからないので、有料でも全種類の試飲ができると嬉しいですね。お土産に買うときの目安にもなるし、蔵元にとっても、酒の味を知ってもらうきっかけになると思うのですが。もちろん、これまで参加した蔵元の中には、無料で全種類の試飲ができるところがあり、全部飲めば結構いい気分になってしまうのですが(笑)。
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3月1日 『酒蔵みてある記』早川酒造部「天一」

2009年03月02日 19時09分54秒 | 酒蔵めぐり

またまた『酒蔵みてある記』に参加しました。今回は「天一」を製造する早川酒造部が目的地。近鉄名古屋線の伊勢朝日駅から早川酒造部経由、富洲原駅がゴールという約6kmのコースです。


まずは10:01に伊勢朝日駅で下車。天気もよく、大勢の方がこのイベントに参加する模様(ちなみに後でイベント担当の方に聞いたところ、約800名とのこと)。

 
駅前が狭いためか、「受付 30m先です」の貼紙が。東海道ポケットパーク「語らいの広場」が受付場所。皆さんゾロゾロと歩きます。


ピンクの地図をもらって出発です。

 
歩き出してすぐ、工場地帯らしく、煙突からモクモクと排煙が目の前に。
コースはほとんど一本道でわかりやすく間違えようがありません。


朝明川(あさけがわ)沿いに歩き出してすぐのところにあった「村社神明神社」。小さな神社でした。

 
続いて川沿いに歩くと途中にあった「川越町郷土資料館」に入ると、結構古い民具がたくさん展示されていました。
四角い箱は提灯箱。初めて見ました。

 
消防車(といっても結構小さい)とたくさんの民具。

 
脱穀機と筵(ムシロ)を編む道具。脱穀機は子供の頃に見たことがありましたが、筵を編む道具は初めて見ました。

 
海で使う高下駄。これはやはり子供の頃見たことがありました。でも鉄で作られているのでかなり重く、使いにくそうな気がしましたが。
右は竃(かまど)。これも子供の頃、親戚の家にあり、実際に使っていました。

 
朝明川をさらに歩いていき、福崎橋を渡ってすぐのところに「早川酒造部」がありました。

 
まずは甘酒の振る舞いに皆さん並んでいました。子供もお手伝い。


その脇では酒粕が売られていました。

 


地元の物産販売をしているので、会場は大混雑。ほとんどお祭り状態です。

 
蛤(ハマグリ)の酒蒸し(といっても写真に写っていませんが)と乾燥シジミ、ウツボの揚げ煮、食べる煮干し。

 
どて煮とかもごはん。

 
鯛ちくわにお好み焼き。


酒蔵内に入って抽選をしたら末等が当たりました! 賞品は「おかきや」のあられ。

 
竹細工と雑貨/小物も売っていました。


地元出身のバドミントン小椋久美子選手の写真が展示されていました。写真提供は三洋電機。コート際から撮影された写真は迫力がありました。

 
酒蔵コンサート用の機材。11:30から12:00まで行なわれていたようですが、私は聞きませんでした。アナウンスがなかったし。
たぶんコンサートを聴く方のための椅子だと思いますが、皆さんくつろいで酒を飲んだりしていました(笑)。

 
日本酒を楽しむことを啓発するためのパンフレットなどがいくつか置かれていました。
パンフレットは主に日本酒造組合中央会のもの。


四日市酒造組合の紹介。19社もあるんですね。

 
酒蔵の出口ではお酒の振る舞いがあり(写真なし)、日本酒や奈良漬けの即売が。

 
人が多すぎて売られている日本酒を撮影することができなかったので、代わりに早川酒造部のパンフレットをご覧下さい。
写真をクリックすると大きくなります。
ちなみにお土産には720mlの『吟醸 天慶』(1,400円)と『天一 山廃本醸造』(790円)を購入(一番上の写真)。
両方飲みましたが、『吟醸 天慶』のほうがスッキリしていて私好みの味でした。


私は鯛ちくわとウツボの揚げ煮をアテに生酒のカップをその場でいただきました。

 
早川酒造部を出て少し歩くと「おかきや」が。テレビで紹介されたことがあるようですね。

 
「お茶漬けあられ」(525円)が目に止まりました。昔あられにお湯を注いで塩を足して食べたことを思い出しました。というわけでこれを購入。
この「お茶漬けあられ」は昆布茶のもとが添付されていて、これをお湯で溶いていただくのですが、自宅で実際食べたら私には昆布では上品すぎ。塩を足したら、まさに昔味わった味わいが再現されました。


ゴール間近にある「矢馬竹」。ここでお茶のサービスがあったのですが、私はスルーしました。


そしてゴールの富洲原駅。早川酒造部までは1時間ぐらいで軽快にたどり着いたのですが、酒を飲んだ後は結構足にきた感じでした(笑)。
帰りの電車では前日あまり眠っていなかったので爆睡。上を向いて寝ていたらしく、首が痛くなりました(笑)。休日とはいえ、昼間から酔って電車で寝ているのはちょっとみっともなく、恥ずかしいですな(笑)。
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2月22日 酒蔵みてある記 今村酒造「きげんよし」

2009年02月22日 19時25分40秒 | 酒蔵めぐり


またまた『酒蔵みてある記』に参加です。今回は近鉄名古屋線の伊勢中川駅から歩いて香良洲神社までの約8km。途中、松浦武四郎記念館で武四郎まつりを見て、「きげんよし」をつくる今村酒造を見学するという内容です。

 
今回のコースはほぼ平坦であまりアップダウンのないコース。ほとんどが直線なので、歩くにはあまり面白くないコースかも。「武四郎まつり」をからめたかった主催者の思惑があるのでしょう。とはいえ、8kmあるので運動量としては十分かな。

 

 
松浦武四郎記念館にはかなりの人が入っており、地元学校のブラスバンド部による演奏があったり、色々なものが売っていたりしました。個人的には荒巻鮭が1本1,000円で、メチャ安だと思いましたが、先がまだあるので買うのをやめました。

 
その後、歩くとレトロな婦人警官の人形(?)が。その先、国道23号線のところでは、横断歩道に「横断禁止」の看板。これはどういうこと?

 
雲出川。綺麗でのどか。


雲出川沿いに今村酒造が見えてきました。

 
今村酒造について、まずくじ引き。今回は割り箸の先に赤や黒がついていると当たりというスタイル。くじのスタイルが違うと、目新しくて楽しいデス。私は当たりませんでしたが。当たりは、酒造の酒やコップやぐい飲みなどがもらえるようでした。

 


試飲は一杯のみ。「きげんよし しぼりたて原酒」でした。利き酒はそれぞれ1杯ずつ飲ませてほしいところです。私は720mlの「きげんよし しぼりたて原酒」(1,000円)、「純米吟醸 白砂青松」(1,470円)と「大吟醸」(300ml/840円)を購入。「大吟醸」はその場ですぐ飲みました。



 
敷地内では奈良漬けの販売や甘酒の振る舞いもありました。あと魚の干物も売っていました。私は秋刀魚の干物2尾280円を購入。


酒蔵見学は「勝手にどうぞ」という感じでしたが、酒蔵というよりは工場のような雰囲気でした。

 
香良洲神社は地味ながらなかなかシブイ神社。伊勢神宮の天照大神の妹様が祀られているとのことで、伊勢神宮同様20年ごとに遷宮されるとのこと。恐れ多くて社の撮影は控えましたが、茅葺きの社のごく近くでお参りできたのは良かったデス。


その後、海岸の堤防へ。遠浅の海の前でもう一杯(笑)。ここで300mlを完全に空けて結構いい気分。

 
この近辺は昔ながらの旅館などがあるようですが、なんとなくうらさびれているような・・・。

 
帰りは臨時直行バス(約30分)で津駅へ(470円)。みんな普段バスに乗り馴れていない方ばかりで、カードやきっちり小銭を持っていないため、運転手さんも困っていました(笑)。
お腹がすいたので、津駅到着後に駅ビルのマクドナルドでチーズベーコンバーガーをいただきました。
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2月15日 『酒蔵みてある記』瀧自慢酒造「瀧自慢」

2009年02月15日 22時16分15秒 | 酒蔵めぐり
私の『酒蔵みてある記』も第5回目。
今回、やはり父はエントリーせず(笑)。もう少しトレーニングが必要かと。
8:43磯山駅発、伊勢中川行き普通電車に乗るべく朝6時30分に目覚ましをかけたものの、起きられたのは7時15分。まぁ、それでも十分間に合うのですが。
今回は10時に間に合うようにするには8時過ぎに家を出なければならなかったので、10時10分着で行ける上記の電車に乗りました。


そのためか、伊勢中川からの電車には同じ目的の方々が多かったのですが、これまでほどは混んでいませんでした。駅に着くと大勢はすでに出払っていたという感じでした。





歩き始めてすぐに宇流冨志禰(読めん!)神社がありましたが、手を洗うところがなかったので不思議に思いました。実際はワキから入ったのでそれがなかったのですが、正面入り口にはちゃんと手洗い場がありました。


また、この神社には『瀧自慢』などが奉納されていました。


神社を出てずっと歩くと民家の塀の上の瓦に恵比寿様が。このおうちの主人は釣り好きなのですかね?


歩くコースはいかにも盆地という感じ。平地を歩いていてもすぐ近くに山が迫っています。

 
たびたびもらった地図を見ていると、「青いトラック」という表示が。「トラック」って陸上競技のトラックか?とも思いましたが、車のトラックでした。このトラックは廃車ではなく、すぐにでも動かせそうな状態でしたから、ちょっと用事でこのトラックを使ったら、目印になりませんね。それともこの地図の作成者のユーモアでしょうか?


ようやく、瀧自慢酒造に到着です。道端からもわかりやすい目印でした。この酒造は店頭販売にも積極的なようでした。


たぶん私は後発組だったので、抽選にさほど並ぶことなくすぐに順番が回ってきました。今回はガラガラで玉を出すのではなく、あらかじめ地図に振ってあった番号の下2桁が抽選番号となっていました。たまにはいつもと違う方式も面白いですね。個人的には自分でアクションするガラガラの方が楽しいかな?


今回の試飲は『瀧自慢 しぼりたて生酒』。これが一杯だけでしっかり地図にチェックしているのはケチくさいかな(失礼!)。小さな酒蔵だということなので仕方ないのかもしれませんが。

 

 
お酒は色々な種類が。1升の大瓶はこちらの販売コーナーではありませんでした(別棟で販売)。

 


その他、酒粕、饅頭なども売られていました。


酒の貯蔵槽は前回の酒蔵よりもずいぶん小さい感じでした。

 


建物の2Fは博物館のようになっていて、木製の道具類が展示されていたり、プロジェクターで日本酒のできるまでの工程の解説がされていました。この解説はビデオ映像が表示されていたて非常にわかりやすかったのですが、一般的な解説となっており、他の酒蔵で放映されても何の差し障りのない出来合いのものでした。できれば「瀧自慢酒造」ならではのこだわりを映像にしてほしいところです(でもそれは企業秘密かな?)
なお、2Fでは甘酒のふるまいがあり、こちらはお替わり自由のようでした(一杯で十分でしたが)。


今回はあまり昼食の代わりになるような食べ物がなかったので、「うぐいす餅(2個で240円)」と「大吟醸(180mlで650円)」を昼食代わりにしました。


今回、お土産に買ったのは、いずれも720mlの『大吟醸 瀧自慢(2,520円)』(これは父の知人への贈答用)、『純米にごり生酒(1,470円)』『名張乙女(1,533円)』です。
個人的には『大吟醸 瀧自慢』はあまり好みではなく『名張乙女』の方が普通のお酒の味わいでした。『純米にごり生酒』はサイダーのような雰囲気のある変わった味わいのお酒で、ちょっと好みかもしれません。
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2月11日 『酒蔵みてある記』 後藤酒造場「青雲」

2009年02月12日 23時22分24秒 | 酒蔵めぐり


11日の建国記念日も『酒蔵みてある記』に参加。今回のコースは三岐鉄道蓮花寺駅から後藤酒造場を目指し、最後に星川駅で終了する約7km、約2時間のコース。
公式ページはこちら。http://www.kintetsu.co.jp/event-hiking/hiking_info/hiking0005077.html

今回は父も一緒に歩くことになりました。父は76歳でこのイベントのターゲットだと思いますが、普段歩いていないので、最後まで歩けるかちょっと心配でした。


場所は近鉄桑名駅から三岐鉄道西桑名駅に移動し、そこから3駅目の蓮花寺駅がスタート地点。
三岐鉄道西桑名駅では9:50発の3両の小さい電車は参加者で満員状態。10:05にも臨時電車を出すとのこと。
当然のことながら、ほとんどの乗客が降車し、ホームは人で一杯。


改札を出ると地図をもらうのも大行列。
ちなみにイベント担当者の話では、958名が参加したとのこと。前回の蟹江のときは1,200名が参加ということです。

 
歩き出して20分ぐらいしたところに長谷神社。ここには大きな「日露戦争戦没者慰霊碑」がありました。私の家の近くにある「杉野兵曹長の記念碑」とよく似ています。

コースはほぼ平坦で、歩くのは楽でしたが、父は久しぶりで結構しんどそうでした(笑)。父にペースを合わせて歩きましたが、30分過ぎたころ、公園で休憩。

 
1時間ほど歩いて、ようやく後藤酒造場に到着。ただ、抽選するために15分ほど待たされました。


もちろん抽選はハズレ(笑)。

 

 
敷地内では甘酒の振る舞いやしるこ、生椎茸の販売をしていました。「はたけしめじ(300円)」というしめじも売っていました。草餅はすでに売り切れ。

 
酒蔵見学はルートが決まっていて、ボードに日本酒製造の解説が丁寧にされていました。

 
利き酒は酒蔵見学の最後となっていて、小さなコップに注がれるのであまり酔えません(笑)。ハッピのおねーさんにおかわりをお願いして私は3杯いただきましたが(笑)。

 


酒は色々な種類があり、高いものは2,700円という値段も。
今回、私は1,000円の『辛口 青雲』と1,700円の『特別純米酒 久波奈』を購入(一番上の写真)。
個人的には『辛口 青雲』のほうがスッキリしていて私の口に合いました。

あまり酔えないまま後藤酒造場を後にしましたが、ここから星川駅までが30分近くかかり、私一人ならダッシュもできるのですが、父がいるのでのんびり歩きました。かろうじて12:26発の電車に乗ることができました。
行きの電車の中では、今週末の名張のイベントにも一緒に行こうかという話をしていたのですが、かなり足腰にきたようで、父はギブアップ状態でした(笑)。まぁ、普段歩き慣れていない上、標準体重よりも15kg太っているので、いきなり1時間以上の歩行は無理があったかもしれません。毎日、地味に自宅の近所を散歩するところから始めないとダメですね。
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2月8日 『酒蔵みてある記』山田酒造「酔泉」

2009年02月10日 21時13分50秒 | 酒蔵めぐり

私の酒蔵めぐりの第4弾。今回は蟹江駅を基点として、山田酒蔵を目指す3時間のコースです。今回のコースは平坦なコースですが、ところどころに旧跡があったり川伝いに歩いたりして飽きることなく、約8kmのコースなので運動量としてもなかなかイイ感じ。

 
歩き出してしばらくすると公園があり、ボランティアの方による解説が。公園にはカニの噴水があり、ちょっと笑えました。

続く蟹江町図書館は異常に立派(写真なし)。隣接する公園には3階建ての展望台があり、登ってみました。

 

 
スタートして1時間ほどのところに「シルバー人材センター みどりの家」があり、ハーブティーのふるまいが。軽く休むにはいいタイミングでした。

 
温泉宿の表には足湯があり、一般観光客がたくさん足を入れていましたが、あんまりここで疲れを取ると後が続かないと思い、素通りしました。
右手には桜並木。4月頃は綺麗でしょうね。



 
今回の見所のひとつとして、須成神社/龍照院が。ここでは甘酒の振る舞いがあり、いいタイミングの休憩場所。

 
同じ場所で名古屋新撰組の出陣式(?)が。ケーブルテレビも取材に来ていました。後ろでは大正琴の演奏。

 
そしていよいよ山田酒蔵へ。その前の抽選会はかなりの行列。私が参加した過去3回よりもたくさんの方が並んでいました。ほとんど先が見えない状態。何人かは待てずに抽選会をせず直接酒蔵へ。
ようやく自分の番になったら、なんと当たり! 大当たりではありませんでしたが、フラワー引換券をもらいました。蟹江駅で交換とのこと。

 
山田酒蔵では『酔泉』と甘酒の振る舞いが。『酔泉』は何杯もらってもよく、初めての人と2杯目以降の人を分け、2杯目以降の人は紙コップを捨てずに再度それに注ぐシステムになっていました。振る舞い酒は『酔泉』だと思いますが、黄色味が強く、味は甘いような辛いような複雑な味でした。

 


販売されている酒は一升瓶から500mlまで種類もたくさんありましたが、利き酒はできず。

 
酒蔵内は自由に見学できましたが、大きな貯蔵槽のところで年配の社員の方が解説していました。私は濾過の工程の解説を聞きましたが、参加者の質問も的確で、濾過の工程がよくわかりました。酒の種類にもよるそうですが、製造過程ででんぷんがほんの少し残るので、炭を入れてそれにでんぷんを吸着させ、炭ごと濾過すると綺麗になるのだそうで。かなり大きな貯蔵槽があり、1つは118tもありました。


酒蔵の外は立派な庭がありました。苔むしていて木々の手入れもよくされていましたが、参加者が多すぎてゆったりもできず。


新撰組が入ってきて、酒蔵の敷地内は一層混雑。正直なところ、酒蔵めぐりに新撰組は要らないのでは?(新撰組の方々、ゴメンナサイ)


酒蔵を出たら近くの川沿いに歩いて蟹江駅に戻りました。


同じ駅に戻るのはここが初めて。抽選会で当たった花をもらい、その後、買い物のために名古屋へ。
10時05分にスタートして13時08分の電車に乗ったので、ほぼ3時間。案内どおりの時間でした。意図的に大またで歩いたので、太ももが少し筋肉痛です(笑)。

今回は数百人から千人近い参加者がいるのではないかと思え、絶対数が多いからか比較的若い夫婦かカップルや親子での参加者が目に付きました。



私は『酔泉 しぼりたて新酒』と『最愛』を購入。合計2,000円。『酔泉 しぼりたて新酒』は生酒で、フルーティな味わい。『最愛』は木曽三川の伏流水を使った六割精米の特別純米酒。こちらは割合普通っぽい味わいでした。
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1月31日 『酒蔵みてある記』神楽酒造「神楽」

2009年02月02日 19時12分07秒 | 酒蔵めぐり

私の『酒蔵みてある記』参加も3回目になりました。今回はメインの目的地が「神楽酒造」でございます。




近鉄湯の山線の四日市から1駅の中川原駅で下車。今回もたくさんの参加者が集まっています。

 
駅を出たところで駅員さんがルートマップを配ります。もらった参加者は一斉に出発。


ちょっと残念に感じたのが参加者のマナー。細い道を広がって歩いて地元の通行者の迷惑になっていました。

 
今回、前半にあまり見るところがなかったのですが、春の丘への上り坂でようやく歩くのが楽しくなってきました。
竹林を歩くのも風情があります。

 
春の丘の先には夏の広場があり、そこから見た四日市の工場地帯。
下りの山道は落ち葉が敷き詰められていました。前日大雨だったので、足下に気を使いながら下りました。



   
1時間ほど歩いたところで、参加者が行列しているので、ここが神楽酒造だとわかりました。


テントに神楽酒造のウェルカムボードが。神楽酒造一同さんの暖かさを感じました。


『神楽』の一斗樽と抽選の特賞の牛の便のお酒(と思います)。

 
おみくじのようなくじを引いたら「特製・・・」と書いてあったので、一瞬舞い上がってしまいましたが、何のことはない、全員に当たる参加賞のおもちでした(笑)。
くじで当たった焼き餅の引き換えは長い行列になっていました。

 
会場には紅白の幕がかけられており、お祭りのような雰囲気でした。
地面に座って弁当を食べる参加者も。風がちょっときつかったですが、のどかな感じ。

 
こちらのお餅は有料(100円だか200円)。
甘酒は無料でした。おろし生姜もあり、それを入れていただきました。

 
カラフル漬、おにぎり、ゆで卵も売っていました。
なんとふるまいのお餅は杵づきのものでした。蒸し上がった餅米を臼に移して、どんどんついていました。参加者につかせたりもしていました。

 
大内山の天然鮎が200円。のこり14匹とか言われて1尾予約しました。
手羽先は3つで200円(だったかな?)


くじで当たった(?)焼き餅と鮎。鮎は子持ちでした。

 
『神楽』の利き酒はもちろん無料。
4種類の酒が販売されていました。それぞれ利き酒させてもらえました。珍しかったのが『丹』。紅麹を使って製造しているとのこと。

 

 
酒造内の見学は自由で、順路表示までありました。


大きな液晶テレビが設置されていて、日本酒ができるまでのビデオと神楽酒造の建物の解説ビデオが放映されていました。なかなかPRに気合いが入っています。




神楽酒造を出て少し歩いたところに「室生神社」が。傾斜のきつい石段がいい雰囲気。上まで登ってみましたが、こぢんまりした神社でした。


さらに先に行くと四郷郷土資料館が。もともとは四日市市四郷村役場の建物だったそうで、当時はずいぶんモダンな建物だったのでしょう。


さらに少し歩くといきなりハイキングのゴールである西日野駅に着きました。この駅は始発/終着駅なので、レールの最後に車両止めがあります。


車両はかなり小さく、3両編成で真ん中の車両は横向きベンチシート。端の車両はそれぞれの向きに座席が1つ1つ向いて設置されていました。
私は後ろを向いて座り、四日市まで戻りました。




今回買ったのは、純米酒『神楽』(1,000円)と『丹』(1,050円)。それぞれ720mlです。
美味しかったですが、私の舌はそれほど肥えていないので、どちらも普通の日本酒の味に感じました(失礼!)。
それと冒頭の写真の枡(300円)。なんといっても獅子舞の絵がユニークで気に入りました。
目立たないところの棚にひっそりと置いてあり、見逃してしまいそうでした。他に「神楽」銘入り徳利と猪口もありました(値段不明)。

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1月24日 『酒蔵みてある記 参宮街道と小川本家「八千代」』

2009年01月24日 20時30分00秒 | 酒蔵めぐり

先週に引き続き、今日も『酒蔵みてある記』に参加しました。
『参宮街道を歩く 参宮街道と小川本家「八千代」』。近鉄名古屋線の千里駅からスタートし、参宮街道(伊勢街道)を歩き、最後に酒蔵「小川本家」を訪ね、隣の豊津上野駅がゴールとなる約5kmのコース。先週は小山を登ったのに比べ、今回はずっと平坦地でしかも距離が短いのでちょっともの足りませんが。

 
今日は9:30に近鉄名古屋線の千里駅を出発。先週に比べて参加者は少ないようですが、見たところそれでも100人を超える参加者が集合。

 
まず最初は上野神社。お寺の奥に神社が立てられていて、少し坂を上りました。


参宮街道は歩く分にはそこそこ広いですが、車社会となっては狭いです。
古い町並みの建物は現代的に立て替えられているものが多いのですが、古いまま、窓のデザインもクラシカルな家を発見。

 
こちらは弘法井戸。いわれが書いてありましたが、読みませんでした(笑)。


ここには馬頭観音が祀られているのですが、よく見えませんでした。

 
ようやく見えた小川本家。看板がなかなか凝っています。「八千代」の複雑なかたち通りに鉄板でフチがつけられていて、かなり費用がかかったのでは?と思わせます。


入り口には『酒蔵見てある記』のポスターが立てられていて、間違えようがありません。


小川本家ではたくさんの種類の清酒を作っているようです。


工場に入るとすぐに「八千代」を振る舞ってくれました。気前良くなみなみと。


奥では清酒を販売。それぞれのお酒を試飲することができ、結構な分量をタダで飲めました。

 
その隣では奈良漬けの販売。試食もできました。キュウリとウリの2種類がありましたが、キュウリのほうが人気があるようで。


さらにはキャンバス製の一升瓶入れ(1,000円)、ミカン、パンとなんでも売ってます(笑)。
一升瓶入れは買おうかとも思ったのですが、使い道が考えられないので断念しました。一升瓶で酒や醤油を買う人には便利かも。


味噌汁もタダで振る舞っていました。いやぁ、太っ腹。私もいただきました。


燗酒は250円。


工場の外に出ると、参加者の皆さんは酒やツマミを召し上がりながらくつろいでいます。天気はよかったけど、かなり寒かった。


黄色いテントの下では酒(250円)とツマミ(100円)も販売されていました。
ツマミはちくわ、天ぷら、焼きサヨリの3種類。


私は1年熟成の「八千代 純米吟醸」と焼きサヨリ(2尾)をいただきました。
「八千代 純米吟醸」は少し甘みを感じました。なかなか美味しい。
サヨリは15cm程度のチビで、みりんにつけて干したと思われるものを軽く炙っていただきました。頭の部分が美味しい!


 
さて、今回は酒蔵の中を見ることができたので紹介しましょう。
酒が入っていると思われるタンク。
長短いろいろな柄杓類。

 
瓶詰めラインはわかりますが、何か良くわからないのもあります(笑)。


こちらも何をするところかよくわかりません。


 
今回、父の土産に買ったのは「八千代 生原酒 しぼりたて」(720ml、1,500円)と「冬の白 にごり」(700円)。
母、姉には「八千代の奈良漬」キュウリとウリ。それぞれ500円。


酒とツマミをいただいた後、11:21発の電車で帰途に着きました。
コメント (2)
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1月17日 『酒蔵みてある記 鹿化川散策と丸彦酒造「三重の寒梅」』

2009年01月18日 14時51分24秒 | 酒蔵めぐり


昨日は近鉄の企画する首題のイベントに参加。
この企画は数年前から実施されていて、毎週末、近鉄沿線の酒蔵を訪ねるというものらしいです。
酒蔵を訪ねるだけだとすぐに終わってしまうので、酒蔵を最終目的地にしてその周辺を2時間から2時間半ぐらいで歩けるよう地元の名所もルートに組み込み、適度な運動になるように作られています。

私がこの企画に参加するのは初めて。参加費無料で予約要らずのようですが、どういうシステムなのか? どれぐらい参加者が集まるのか? 服装はどの程度のものがいいのか? 疑問は色々ありましたが、とりあえず参加することに。

10時から11時に近鉄湯の山線の桜駅集合となっていて(このあたりアバウトなのも少し疑問でしたが)私は10時に現地に到着できるよう、磯山駅8時48分発の名古屋行き普通電車で四日市へ。電車に乗るとデイパックを持ち、ごついシューズを履いた出で立ちの人が何人もいて、「同じ目的なのかな?」と思いつつ。
四日市駅で湯の山線に乗り換えましたが、ここでは上記のような出で立ちの方ばかりが電車に乗り込んできて、車内はほぼ貸し切り状態。これは相当な人数が参加しそうです。また、バラバラに乗りながらも顔見知りがいるようで、このイベントで顔見知りになったのかなぁ?と思いながら電車に乗っていました。

 
予想通り、桜駅ではほとんどの乗客が降り、すごい混雑ぶり。数百人規模でいる模様。いつもこんなに参加しているのでしょうか? ちなみに参加者のほとんどは60歳以上の方々。私なんぞは最年少の部類でしたが、家族3世代で来ているグループは小学生が一人、それとOL3人組も発見。男女比はほぼ半々でしょうか。



 
駅を出たところでは、駅員さんが今日の『みてある記』のマップを配布。マップには抽選券が貼ってありました。マップの隅に抽選券を印刷してしまえば手間がかからないのでしょうが、この手間が気分をちょっと盛り上げてくれます。

さて、マップをもらったら、みな勝手に歩き出します。すでに前方は何十人も歩いているので、あとをついていけばいいだけ。何も考える必要はありません(笑)。マップを見てどちらへ行くべきか考えながら歩きたい場合は、先頭を歩かねばなりません。マップには迷いそうなポイントに注釈をつけているのですが、私には必要ありませんでした。


これは歩き出してすぐの「西勝寺」。ルートにお寺はいくつもあり、それぞれでお参りする人がいました。


これは「智積養水(名水百選)」。錦鯉が泳いでいました。


しばらくして「一生吹山」の山道へ。落ち葉の山道を歩くのは久しぶり。


急勾配の道も。結構汗ばんできました。ナメてかかると大変かも。

 
山頂には毘沙門天が祀られていました。ここで休憩を取る人多し。でもこのイベントはタイムや着順を競うものではないので、みんな好きずきに休んだり、雑談をしながら歩いたりしています。


下り道では茶畑が。このあたりは茶が特産品です。


さらに下ると、「鹿化川」という小川沿いに「千本桜」が延々と立ち並びます。時期が悪いのでただの木立にしか見えませんが、春ともなれば美しい景色が見られるのでしょう。


途中の公園でモグラの穴を発見。このような体験も久しぶりです。


田んぼの真ん中に「伊勢三郎首塚」がありました。邪魔でもさすがに撤去はできませんよね。ドライな都会では考えられない風情を感じます。

 
ようやく最終目的地「三重の寒梅」が見えてきました。

 
敷地内はいきなり大行列。

 
抽選のための大行列でした。特等は金のひょうたん酒?


お酒の試飲。こちらはほんのちょびっとだけいただけます。『超辛口 三重の寒梅 純米吟醸』をいただきました。3年間かけてようやくできたと振る舞ってくれたおじさんが言っていました。


有料のほうは1杯200円でコップ一杯なみなみとついでくれます。銘柄は『樋の口』。なかなかさっぱりとしていて美味しかったです。

 
甘酒は無料。かなり甘い甘酒でした。

 
この丸彦酒造では『三重の寒梅』が主力商品で、そのほかに『超辛口 三重の寒梅 純米吟醸』、にごり酒『ゆき』、清酒『樋の口』がラインナップされています。

私は工場内を見学できるのかと思っていたのですが、それはできないようで残念でした。

皆さん、かなりこの酒造でのんびりされているようで、中には弁当を広げているグループもいました。


私は父へのお土産に酒を2本買って、伊勢川島駅へ。マップには帰りの電車の時刻表も掲載されており、至れり尽くせりだったのですが、酒造から駅までかかる時間がわからず、12:12の電車にタッチの差で乗り遅れ、次の12:33まで待つハメに。


私が買ったお酒は『超辛口 三重の寒梅 純米吟醸(900円)』と『樋の口(1,000円)』の2本です。


この『酒蔵みてある記』、なかなか興味深いイベントだと思いました。

近鉄にとっては
●イベントに飲酒が含まれるため、クルマでの参加を断れる。
●土日の昼間の時間帯なので通勤客に迷惑をかけない。
●切符代の収入がある(私の場合は往復1,000円ですが、名古屋から来ている参加者も)
●マップを配る以外の運営スタッフが不要。

酒蔵にとっては
●今まで知らなかった客が飲んでくれるのでよいPRになる。
●ユーザーに直販できるので仲卸に売るよりも利益率が高い。

参加者にとっては
●電車代だけで半日楽しめる。
●試飲、抽選などのイベントに参加できる。
●2時間歩くので健康に良い。
●各地の知られざる名所を楽しめる。
●今まで知らなかった酒を楽しめる。

など、いずれにとってもメリットがあり、数年間続いているのもうなずけます。
強いて言えば、1,000人規模の人が突然押し寄せるため、ルートの近所の人たちはびっくりするでしょうね。

この企画は三重県だけでなく、近鉄沿線の各地で催されており、また別の機会に参加したいと思います。
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