ピークをめざして ROAD TO PEAKS

山が好き。自然が好き。初心者トレッカーのひとり言

晩夏の北海道へ(4) ~ユニ石狩岳・鳴兎園2~

2008年09月05日 12時24分29秒 | 北海道旅行
(足もとの紅葉を見ながら歩きます)

青々とした苔の中、足もとの葉が紅葉していました。

山の中は、もう秋・・・。


「チッ、チッ」、「チーッ、チーッ」という鳴き声が響く斜面。
姿は見えませんが・・・。


少し歩くと、「鳴兎園」の看板が。
この辺りから、一気に空気の温度が変わりました。
まるで、冷蔵庫の中を覗いたときのように、冷たい空気に包まれます・・・。


看板の近くで、腰を下ろします。
巣穴らしき穴ぼこがいっぱい・・・。


辺りは静まりかえり、時折「チーッ、チーッ」という鳴き声だけが響きます。


静けさに身を任せて・・・10分以上。
時刻は、すでに16時を回っています。時間的には、もう限界・・・。
結局、ナキウサギの姿を見ることはできませんでした。
う~ん、残念。


でも、素晴らしい環境に身を置くことができました。
本当の森林浴。
・・・深呼吸を何度もして、「鳴兎園」から引き返しました。


★今日の一言:次回、大雪山・黒岳のシリーズがスタートします。

晩夏の北海道へ(3) ~ユニ石狩岳・鳴兎園1~

2008年09月05日 09時06分12秒 | 北海道旅行
(ユニ石狩岳の登山口の看板)

タウシュベツ橋梁から更に北上。
時刻は、もう15時。
と、国道沿いに「ユニ石狩岳」の看板を発見。(↑写真)
なんとか、鳴兎園までは行けそうです。


国道から少し入ったところにあったゲート。
普段は閉まっているそうですが、今回は開いていました・・・。


ここからしばらくは、ダートを走ります。


登山口に到着。
小さい駐車スペースに、クルマが4、5台。
先客がいるようでした。


近くに見えるピーク(どの山かはわかりません。笑)を見ながら、さっそく歩き始めます。



「ユニ石狩、こっち」。
わかりやすい看板。(笑)


丸太で作られた不安定な橋を、おっかなびっくり渡って・・・。

このあたりで時間はすでに15:30を回っていました。
すれ違った下山者からは、「この時間から、どこまで登るの?」とか声をかけられ、
「ちょっとそこまで(笑)」とかいいながら・・・歩きます。


山道を進むと、周囲には苔が多くなってきました。
川沿い、陽当たり、湿度などの条件が、このように苔の多い環境を作っているんでしょうね。


そして、苔の中に、こんな穴ぼこがたくさん・・・。
これが、ナキウサギの巣?

そういえば、このあたりから、「チッ、チッ」、「チーッ、チーッ」という鳴き声が聞こえはじめました。


★今日の一言:鳴兎園は、もうすぐ。