彗星の如く現れたアルファ碁は、人間のトッププロ棋士を破ってしまいました。
開発者のデミス・ハサビス氏は間違いなく歴史に残る天才でしょう。
しかし、囲碁は数千年の歴史があります。
いずれ完全に上を行かれるにしても、今はまだ人間が頑張れる、一度は人間が勝たねばならないと考えています。
そのためにはどうすれば良いでしょうか?
1、隙を見せない
アルファ碁は、有利な状況を作ると決してそれを手放しません。
心理的な迷いなど一切なく、正確に追い詰めてきます。
そのような状況に追い込まれないよう、気を付ける必要があります。
2、布石は中央重視
これは1と関連します。
力関係で不利になると、必然的に弱点が浮かび上がってきます。
そうならないために、隅に潜るよりも中央重視で、戦闘の石数で不利にならないことが必要になってきます。
3、ヨセでミスをしない
ヨセでのミスは勝敗に直結します。
体力、精神力の問題で人間には厳しい部分ですが、ここを乗り切らねば勝利はありません。
今回、1、2の点で李九段は不利でした。
1に関しては、李九段の棋風が裏目に出ていました。
李九段は自分から仕掛ける棋風ですが、無理をした所を的確に咎められた印象でした。
2、に関しては、李九段はツケ引き定石など、隅の地を稼ぐ展開を選ぶことが多かったです。
しかしそれがアルファ碁の強さを引き出してしまった感は否めません。
3に関しては、これはもう頑張ってくださいと言うよりありません。
しかし、人類対コンピュータという観点からすれば、別の方法も考えられます。
アドバイザーとして他のトップ棋士が控えておくのです。
これによって所謂ポカ、うっかりミスを無くすことができます。
(対局者が着手を仮決定後、アドバイザーがそれにコメントするイメージです)
第1局井山裕太九段+アドバイザーに柯潔九段+朴廷桓九段
第2局柯潔九段+アドバイザーに井山裕太九段+朴廷桓九段
第3局朴廷桓九段+アドバイザーに井山裕太九段+柯潔九段
日中韓のランキング1位を集めた、このような3番勝負は如何でしょうか?
私は、これなら人間が勝てると考えています。
開発者のデミス・ハサビス氏は間違いなく歴史に残る天才でしょう。
しかし、囲碁は数千年の歴史があります。
いずれ完全に上を行かれるにしても、今はまだ人間が頑張れる、一度は人間が勝たねばならないと考えています。
そのためにはどうすれば良いでしょうか?
1、隙を見せない
アルファ碁は、有利な状況を作ると決してそれを手放しません。
心理的な迷いなど一切なく、正確に追い詰めてきます。
そのような状況に追い込まれないよう、気を付ける必要があります。
2、布石は中央重視
これは1と関連します。
力関係で不利になると、必然的に弱点が浮かび上がってきます。
そうならないために、隅に潜るよりも中央重視で、戦闘の石数で不利にならないことが必要になってきます。
3、ヨセでミスをしない
ヨセでのミスは勝敗に直結します。
体力、精神力の問題で人間には厳しい部分ですが、ここを乗り切らねば勝利はありません。
今回、1、2の点で李九段は不利でした。
1に関しては、李九段の棋風が裏目に出ていました。
李九段は自分から仕掛ける棋風ですが、無理をした所を的確に咎められた印象でした。
2、に関しては、李九段はツケ引き定石など、隅の地を稼ぐ展開を選ぶことが多かったです。
しかしそれがアルファ碁の強さを引き出してしまった感は否めません。
3に関しては、これはもう頑張ってくださいと言うよりありません。
しかし、人類対コンピュータという観点からすれば、別の方法も考えられます。
アドバイザーとして他のトップ棋士が控えておくのです。
これによって所謂ポカ、うっかりミスを無くすことができます。
(対局者が着手を仮決定後、アドバイザーがそれにコメントするイメージです)
第1局井山裕太九段+アドバイザーに柯潔九段+朴廷桓九段
第2局柯潔九段+アドバイザーに井山裕太九段+朴廷桓九段
第3局朴廷桓九段+アドバイザーに井山裕太九段+柯潔九段
日中韓のランキング1位を集めた、このような3番勝負は如何でしょうか?
私は、これなら人間が勝てると考えています。