茨城近代美術館で開催中の小川芋銭展後期を見て来ました。
観客は一万人に達していました。
河童の芋銭か? 芋銭の河童か?
芋銭は河童以外にも素晴らしい風景画や人物画を沢山描いています。
漫画挿絵から始まった芋銭の絵は他の画家とは特異に感じます。
もう少し芋銭の画風が知りたくて解説書を買いました。
ー 小川芋銭展 震災後の目で、いま ー
小川芋銭は磐梯山の噴火や関東大震災に遭遇していました。
「地上の人類というものは、安心ならぬ土床の上に安心らしい
尻をおろし、それですましているものだと思う」
今回の震災に非常に示唆に富んだ指摘をしていました。
解説書から選んでスキャンして掲載しました。
スライドショーに纏めました。
右端をクリックしてください ↑
河童以外の田園風景も楽しんでください。
遠仁波須(オニバス・難しい文字)の絵がありました。
hohsi さんのご主人の国展入選のオニバスと同じでしょう。