茨城県近代美術館では小川芋銭の作品を
前期と後期に分けて展示しています。
赤坂溜池の牛久藩邸に生まれた芋銭は
廃藩置県で牛久で過ごしています。
子供の頃から絵を学び14才で洋画を学んでいます。
「芋銭」と云う号は自分の描いた絵で芋を買う銭になればいい
そんな思いが込められています。
“ 芋銭 いもせん ” ではありません “ うせん ” です。
芋銭の画家としての活動は新聞雑誌の漫画や挿絵から始まっています。
48才で日本画家として活動し、横山大観に
認められ中央画壇で注目されました。
河童の絵が多いので興味が湧いてきました。
芥川龍之介も「河童」を取り上げています。
私の故郷の筑後川も河童で有名です。
子供の頃、鮎の友釣りやウナギの仕掛けなど終日川で過ごしました。
それなのに河童に出会わなかったのは不思議でした。
今回は前記を紹介しました。
今から後期を見に行きます。