みなさんが、深い井戸を掘ろうとするとき「ねば水」を使いますよね。
その「ねば水」って、何を使っていますか?
田んぼドロですか?それとも山でとってきた粘土?
どちらにせよ、ドロ水になりますね。
実は、この「ねば水」を作るにはコツがあるのです。
ねば水は、きめの細かい粘土を使わなくてはなりません。
ボーリングにはベントナイトという粘土の粉を水に攪拌し「ねば水」作ります。
ベントナイトは、通常1袋25kgで¥1200-前後で売っています。
でも、限られた所でしか扱ってなく、普通の建材屋では売っていません。
まあ、そこまで拘わることもないので、とりあえず粘土を溶かしましょう。
溶けた粘土水が、しばらく放置しておいても分離せずに
粘土水を保った状態になっていなくては意味がありません。
下の方に沈殿し、上の方は水になっていては「ねば水」と言えません。
分離する原因は、粘土の粒子が粗く、見た目は粘土でも実際は砂です。
ですから、本当に粘性の高いきめの細かいものを使わねばなりません。
砂の多く含んだものを使って、数日間放置しておくと
土に戻って、穴がなくなってしまいます。
また、海水などが混ざったりすると、ねば水は分離してしまうので要注意です。
ねば水の濃さは、説明が難しいのですが、
1ミリくらいの砂が沈まない程度が理想です。
場合によっては、もう少し濃くすることもあります。
濃くするには粘土の量を増やせば良いのですが、
石灰やセメントを少量分、水に解いて入れるとバッと濃くなります。
しかし、セメントはあまり使用しないほうがイイですね。
この「ねば水」が上手く管理できれば、1人前の井戸掘り職人と言っても良いでしょう。
それくらい「ねば水」というのは掘削に重要な役割を果たしています。
これをミスすると、穴を崩したり、堀鉄管が抜けなくなったりの
トラブルを引き起こします。
結局、井戸掘りは土をねば水に置き換える作業なのです。
泥水に置き換えて、ズルズルとその中にパイプが入っていけば、ほぼ完成です。
後は、その泥水を汲みだして洗えば井戸の出来上がりですね。
つまり、井戸掘りというのは、パイプが入る底なし沼を作ることなのです。
さあ、どこまでの深さまで底なし沼が作れるかな?
良いねば水を作って、立派な井戸を作ってくださいね。
では・・・(o・・o)/
その「ねば水」って、何を使っていますか?
田んぼドロですか?それとも山でとってきた粘土?
どちらにせよ、ドロ水になりますね。
実は、この「ねば水」を作るにはコツがあるのです。
ねば水は、きめの細かい粘土を使わなくてはなりません。
ボーリングにはベントナイトという粘土の粉を水に攪拌し「ねば水」作ります。
ベントナイトは、通常1袋25kgで¥1200-前後で売っています。
でも、限られた所でしか扱ってなく、普通の建材屋では売っていません。
まあ、そこまで拘わることもないので、とりあえず粘土を溶かしましょう。
溶けた粘土水が、しばらく放置しておいても分離せずに
粘土水を保った状態になっていなくては意味がありません。
下の方に沈殿し、上の方は水になっていては「ねば水」と言えません。
分離する原因は、粘土の粒子が粗く、見た目は粘土でも実際は砂です。
ですから、本当に粘性の高いきめの細かいものを使わねばなりません。
砂の多く含んだものを使って、数日間放置しておくと
土に戻って、穴がなくなってしまいます。
また、海水などが混ざったりすると、ねば水は分離してしまうので要注意です。
ねば水の濃さは、説明が難しいのですが、
1ミリくらいの砂が沈まない程度が理想です。
場合によっては、もう少し濃くすることもあります。
濃くするには粘土の量を増やせば良いのですが、
石灰やセメントを少量分、水に解いて入れるとバッと濃くなります。
しかし、セメントはあまり使用しないほうがイイですね。
この「ねば水」が上手く管理できれば、1人前の井戸掘り職人と言っても良いでしょう。
それくらい「ねば水」というのは掘削に重要な役割を果たしています。
これをミスすると、穴を崩したり、堀鉄管が抜けなくなったりの
トラブルを引き起こします。
結局、井戸掘りは土をねば水に置き換える作業なのです。
泥水に置き換えて、ズルズルとその中にパイプが入っていけば、ほぼ完成です。
後は、その泥水を汲みだして洗えば井戸の出来上がりですね。
つまり、井戸掘りというのは、パイプが入る底なし沼を作ることなのです。
さあ、どこまでの深さまで底なし沼が作れるかな?
良いねば水を作って、立派な井戸を作ってくださいね。
では・・・(o・・o)/
やはり、プロと素人では、経験値の差がものすごいものですね…(;^ω^)
よし!明日はネバ水と格闘だ!!(≧ω≦ )
そして、その後は井戸底の仕上げですよね!(ノω`)
しゅう