遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

白山おろしはフェーンでググッとPCR

2016-05-24 23:15:01 | たわごと
ついにやりました! 小松市がやってくれました・・・・。
小松市が全国1位 県内真夏日(北國新聞)
フェーン現象です。たいていは富山市にしてやられるのですが、白山おろしでググッと気温を上げた小松市が全国一位だったらしいです。どーでもいいですか? どーでもいいですね・・・。
普段はP2指定された部屋でやってるんですが、そこしか空いてないんで・・・・窓開けれんし、熱源になる機械が多くてクソ暑いのだよ。しかもおいらは、ムダにエアコンはつけない。てなわけで今日の午後、空冷のインキュベーターはもれなく30℃越えてしまた。温度感受性株なら微妙にダメージ受ける環境やね。ほんで、午後4時に迎えたPCR実験♪ 
ではでは、2台使ってSTART! 

6サイクル目くらいだろうか・・・ブレーカーが飛んだ♪ 部屋はわけたんだが・・・異動先のその部屋にはディープフリーザーと乾燥機と冷却器付きのインキュベーターが絶賛運用ちうだった orz あわてていちばん軽いマシンを抱えて上の階の自分の部屋に持ってて、続きをば・・・
それから小一時間・・・再びP2部屋に行ったらピィピィとアラームが俺を呼んでる。(--;  もう一台連続稼働している方のPCRマシンの熱風が、酵母を培養しているインキュベーターを熱しまくってて、インキューベーターが「暑い暑い」とモンクゆうてたわけです。しょうがなくP2部屋のエアコンをつけて、インキュベーターのドアを開け放した。
で、結果はどうだったかって? 散々な結果だったよ。 (T_T)
 
今朝の大きなニュースです。一次情報はNatueに発表された論文。
Seafloor geodetic constraints on interplate coupling of the Nankai Trough megathrust zone (NATURE)
南海トラフ地震起こす「ひずみ」 初の実測分布図を公開
海上保安庁が作製した南海トラフ巨大地震を引き起こす海側プレートが陸側に入り込んで蓄積された「ひずみ」の分布図です。土佐に実家がある者には、ちょっと背筋が寒くなるデータです。
〈以下引用〉
陸側プレートに置いた観測器が海側プレートの沈み込みとともに年間2~5・5センチ移動。動きが大きい場所ほどひずみも大きかった。ひずみの場所はほぼ、政府が南海トラフ巨大地震の震源域として想定する範囲内。ただ、南海トラフ巨大地震の一つ東海地震の想定震源域の南西側にあたる愛知県沖や、1940年代に起きた二つの大地震の震源域から南西側に伸びる四国沖にも、大きなひずみが広がっているのを確認した。 


この報道に合わせてかどうか知りませんが、高知県で防災訓練が行なわれたそうです。
<合同避難訓練>津波に備え 黒潮・入野で児童生徒ら640人 /高知(毎日新聞)
<災害対策訓練>県警ヘリ出動、住民らが訓練 南海トラフ地震想定 津野 /高知
まず、最大34メートルの津波が襲うといわれている黒潮町入野地区で、保育所、小・中、高の児童、生徒らを対象にした合同の地震・津波避難訓練が行なわれました。児童、生徒ら約640人が参加し、海抜約40メートルの高台に向けて移動。写真に写ってる子供達の防災頭巾が可愛いです。当然、まず守るべきは次世代を担う子供達の命でしょう。そういうことをしっかり示すべきです。
もうひとつの防災訓練のニュースは津野町。実家のある町です。内陸なので津波は来ませんが、間違いなく孤立します。国道が一本しかないから。しかも、下っていく先は津波がドドーンと来るはずの須崎だ。鍋焼きラーメンしかない・・・いやいやいやいやいや・・・。
山間部でありますが、温暖で水が豊富です。閉じ込められても耐久性は高いです。津野町は風力発電の施設を山麓部に作ったので、林道が整備されヘリポートまでしつらえられています。補給は空路で得られる・・・はず。それで、ヘリポートから物資をリレー方式で運ぶ訓練をやったそうです。
それより、『サバイバル川魚漁コンテスト』とか、『ヤマドリ+イノシシさばいて鍋にする講習会』とかやればいいのに・・・・あ、日ごろからやってるか・・・。www

本日のお酒:KIRIN 一番搾り + 手取川 山廃純米
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