遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

晴れの日

2019-10-22 23:25:46 | たわごと
今日は休日でした。土日を大学の文化祭で潰されたので、やっと休息が取れます。とりあえず、がたついた体を癒しに健康ランド「テルメ金沢」に行ってきました。これで五十肩がマシになればいんですが。 
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即位礼正殿の儀海外メディア生中継で伝える
「独特で美しい」大阪・道頓堀の大型モニターで放映 外国人観光客も見入る(産経新聞)
Naruhito: Japan's emperor proclaims enthronement in ancient ceremony (BBC)
日本のテレビは皇女たちの十二単とかローブデコルテがどうとか、どんなティアラが饗宴の義で身につけられるのかとか熱心に語られてました・・・が、ネットでは場の絵面から浮きまくってた総理大臣夫人の珍妙なドレスでお祭り。政府と自民党は全力であの人を表に出さないよう頑張るべきだったのに・・・。

日本の国土は天も地も全力でお祝いムードでした。
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富士山の初冠雪を観測平年より22日遅く

新時代の到来を祝う虹の架け橋 都心にかかる (tenki.jp) 
三種の神器の一つ、天叢雲剣(あめのむらくも)は雲を呼び雨を降らせる剣だそうで、東京の天気は本当にそうなりました。神事の後、天皇即位を世界に知らしめるときには空が晴れて虹が出るという演出♪ さすが宝剣。神話の国の儀式なんだから、そういう風に解釈して寿げばよろしい。
とりあえず、今日の写真は昔金沢で撮った虹の写真。

世界は、最古の王朝の儀式にただうっとりとしていてはくれません。この儀式はあと2回しかできないかもしれないのです。
 アングル:日本の皇室、命運は13歳少年の肩に (REUTERS)
皇位継承検討、先送り浮上 有識者会議、来春以降も(SPUTNIK日本)
実は皇嗣殿下の儀式は来年4月にとりおこなわれるので、皇位継承問題はそれからやるという・・・「先送り」は日本の伝統芸です。ただ、この問題は案は出尽くし気味ですから決断だけです・・・・まあ、それができないのが日本なんです。どの案でいくとなっても誰かが文句言います。

勤勉な農耕民族は、みんなで話し合えば物事が決まるという幻想から逃れることができません。誰かが決めなければ何も決まらないことが理解できてない。「責任を取る」とは首を取ることだと思ってる。「ごめんなさい」で、軌道修正すればいいのに。
だから憲法も皇室典範も変えられない。日本の歴史と比べれば、つい最近できたたいして権威も伝統もない「作文」に過ぎないのに。

東アジアで外交やってるときに米国は・・・・。
米と台湾の外交当局の高官が異例の会談 中国をけん制か (NHK NEWS WEB)
即位礼正殿の儀参列予定の国・機関と出席者 外務省発表、21日時点(産経新聞)
米国は儀式に参列する代表者としてチャオ運輸長官を送り込みました。普通なら副大統領が来てもおかしくない儀式にです。大臣格とはいえ、外務担当ではない運輸長官。ポイントはチャオ氏が台湾系であることです。正式に参列できない台湾に配慮してチャオ氏を日本に送ったということです。その一方で、米国の外交担当の高官が台湾の外交部次長と会談を持ちました。しかも事前の発表を行うという異例の対応をとって、影でコソコソではなく表立ってやるぞと言って、やったということです。香港が微妙な状況なときにこの揺さぶりは頭にくるでしょう。

明日は貴重な晴れの日になりそう。
あす23日は広く晴れ 日差しの有効活用を (tenki.jp)
気温はそんなに低くならなさそうです。すごしやすい日になると思う。

本日のお酒:立山 特別本醸造 + 八海山 特別本醸造

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