遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

鰤起こしで陽電子

2017-11-23 21:54:02 | 
雨のち晴で、時々、お天気雨
週末も冷える このまま本格的な冬に?
1か月予報 12月上旬は各地で寒い (tenki.jp)
「このまま冬に」とはいかないみたいっすよ。来週には今回の寒気はいったん撤退する予報です。ただーし、12月の降雪量は多めだそうです。ブリが豊漁なら僕はどっちでもいいですよん。

日本海側では、冬に寒気が入ってきたら雷がゴロゴロいうのです。
雷による核反応を解明=新潟でガンマ線検出、京大など
新潟県の東京電力柏崎刈羽原発敷地内4カ所に設置した高性能放射線検出器で、沿岸に落雷があった際にエネルギーの高い電磁波であるガンマ線を捉えた。雷が起きると、大気中で加速された電子が窒素や酸素に衝突して最初のガンマ線が生じる。このガンマ線がさらに別の窒素に衝突し、中性子と不安定な窒素同位体(窒素13)が発生する。中性子は玉突きのように別の窒素に当たり、2種類目のガンマ線が発生。一方、窒素13は炭素同位体(炭素13)に崩壊し、その際発生した陽電子が大気中の電子と出合って消滅する際、3種類目のガンマ線が発生する。面白いなぁ。理論的にいわれていた反物質陽電子が自然界で発生していることが証明されたのが楽しうれしいな。雷雲の中では、1回の放電で数兆個の陽電子が作られ、10分間ほどの間に発生と消滅を繰り返すと推定されるんだそうだ。これからは、放射脳の人たちは雷が落ちるたびに放射線祭りをやるのかね?

そんなにしてまでビール飲まなきゃいけないのかね?(笑)
火星でのビール製造に向け大手メーカーが実験、大麦をISSへ
まあ、もうちょっとまじめに考えてみましょう。
まずは麦芽の生産が必要なんですが、芽は重力を感じながら出てきます。上がどっちか間違えたら、土の上に出れませんからね。宇宙空間ではおそらく、無抵抗に発芽できそうだ。麦は発芽のために必要なエネルギーを調達するためにアミラーゼを使って、種のでんぷんを分解して糖を作ります。ビール醸造に麦芽を使うのはアミラーゼが必要だからなんだが、十分にアミラーゼは生産されるだろうか? それから・・・上面醗酵にも下面醗酵にもならなさそうだなぁ・・・・強いていえば上面醗酵に近くなりそう。
とりあえずISSに送られるビール大麦の種は約1か月間軌道上にとどまり、地球に戻った後はコロラド州にあるAB InBev社の研究施設で分析が行われます。
未来のバドワイザーは無重力のように軽くなるのかな。

本日のお酒:KIRIN 一番搾り〈黒生〉 + 立山 特別本醸造
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