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中学国語指導案追試案・早口言葉リレー

2015-05-17 16:36:58 | 中高国語など指導案
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2015-05-17
中学国語指導案追試案・早口言葉リレー
まずは。
右コメント欄・紫さんコメントの中に、
【古典単語を「コツを覚えさせて」とあったので、やり方を知りたい】
というご質問があった。

対象は高3で、受験用の古典補習授業「1回目」である。
お答えするののも恥ずかしいが、ただのはったりである。

1 ネットで、大学入試古典とは、調べた。
2 まずは、「重要単語暗記」だと書いてあった。
3 続けるて調べると、「英単語暗記法」の動画があった。
4 ポイント。
  ① 時間をかけるな。
  ② 時間内の、単語数を少なくしろ。
  ③ 繰り返せ。
    ・・・これって、僕の時代のデルタンと同じじゃん。
    当時受験生全員持っていたデルタンの1ページ目には、
    「人間は忘れる動物である」
    と、確か、たぶん、書いてあった。
5 動画は、男性指導者が、英単語帳1ページだけ、一語1秒で、
  「赤下敷きで」「隠したのを」「ずらして」「見ていく」
  ものだ。
  まあ、当たり前なんです。
6 動画をダウンロードし、僕のノートPCで1回目古典補習の最後に観せた。
7 「この速さ」
  「この繰り返しの回数」
  「だよ!」

とにかく「傭兵は最善を尽くすらしい」と思ってもらうためのハッタリだ。
ウソではない。
昔からの王道だ。
後日、高3の彼女らは独自の暗記法を持っているのがわかる。
「単語暗記本」を当日初めて手にした生徒には効果があったのが何よりだ。


国語授業追試案・早口言葉リレー・by紫
ブログ右サイドコメント欄の、紫さんの実践を「解釈」して「追試授業化」してみる。

1 生徒を4人ずつのグループに分ける。

2 日常的に「国語班・4人ずつ」を分けておくのもよい。
  (僕も以前先輩rain氏に習ってそうした。自分には合わず丸付けコンビを開発した)

3 「早口言葉テスト一覧」を配布する。
  (一種類に決めてしまっても良い)

4 グループごとに、どの早口を選ぶか決めさせる。

5 「一人が3回言う」のではなく、「4人が順に一回ずつ言う」ルールとする。

6 一人つかえたり間違えたりしたら、教師が「振り出し!」と言う。

7 チームは一人目からやり直す。間違えたら何度でもやり直す。
  甘くしないのがコツ。

8 4人目まで、到達したら「拍手!」 たぶん自然に拍手が湧く。



中学生の古文授業で、以前よくやった。先輩に習った追試である。

1 中1「竹取物語・冒頭」に、句点か読点ごとに番号を振らせる。(確か7番まで)

2 4人から6人チームで、一人ずつ番号ごとに音読させる。

3 誰か、つっかえたり、歴史的仮名遣いを読み間違えたりしたら「ザンネン!」で終了。

4 発表順は、こう言う。
  「チーム全員が、一斉に早く手を挙げた順にします」

5 黒板にどデカく、チームの番号を書いておき、
  ザンネンのチームの下に、どデカく✕を書く。
  最後まで読めたチームの下に、花丸を書く。
  視覚化するのが、大事。

6 チームメンバーには、番号を決めさせておく。
  教師は「では、3番から! ヨーイ、スタート」と言う。
  つまり、誰から始まるかで読む語句が変わる。
  全文、正しく読めていなければならない。

7 最後のチームは、黒板に✕が二つとか、四つとか書いてある。

8 クラス全体が、緊張し始める。

9 だから、最後のチームの合格で、最高の拍手が起こる。
  涙ぐむ生徒がいることもある。

これは、大卒1年目に習って、そうなった。

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