円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

中学卒業式台本・決定版3年2007

2008-07-11 19:38:48 | 卒業式台本中学
中学卒業式台本・決定版3年2007
2007年3月9日(木)**市立中学校
第47回卒業式

2007・3・7(水)版/3年1組 番(   )
本番は台本なし・自分のせりふに色を塗ること
BGM:「はばたこう明日へ・伴奏」(○○)「仰げば尊し・伴奏」(○○)

No キャスト せりふ 備考

* ※ ◆ステージ移動と同時に、全員両足重心。

◆○○=マイクに。○○=ピアノに。BGM始め。
◆全体が落ち着く。○○言葉開始。○○BGM始。○○言葉始め
* ※ 『○○の言葉』・・・終わる。自然に戻る。
◆○○言葉終了。戻る

* ※ (全体が、落ち着くのを待つ)
1 ○○ いつかは。
2 男 いつかは
3 女 この時が、
4 ○○ この時が来ると、
5 全 思っていた。
6 ○○ 三年前の四月。
7 ○○ わたしたちの物語は、はじまった。
8 ○○ でも、ぼくたちと同じときに、
9 ○○ ●●中学校が終わることを、
10 ○○ 誰も、
11 全 誰も知らなかった。
12 ○○ よ○○。
13 ○○ いつも笑わせてくれたムードメーカー。よ○○。
14 ○○ ま○○。
15 ○○ 誰より明るく活発だった、た○○。
16 ○○ こ○○。
17 ○○ 心の純粋な、友達想いの、の○○。
18 ○○ い○○。
19 ○○ 第一教室の、お姉さん役だった。
20 ○○ た○○。
21 ○○ 面倒見のいい、恋多き、オンナの子。
                        ◆BGM移動
22 ※ (間)
23 ○○ 桜の花びらが舞う、私たちの
                        ◆BGM始め
24 全 入学式の日。
25 ○○ 広い体育館のいちばん前で、
26 ○○ とても小さな新入生の席に
27 ○○ わたしたちはすわった。
28 ○○ 『あ○○君。』
      『44年間の伝統ある●●中学校に来てくれてありがとう』
       か○○先輩が小さかったケ○○に花束をくれた。
30 ○○ 今はこんなにでかくて楽しい人になったケ○○に
31 ○○ 『よ○○君。』
       『今日から三年間、一つずつ思い出を積み重ねて、
       心に残る三年間を過ごしてください。』
32 ○○ み○○せんぱいは、最後にそう言ってくれた。
33 ○○ いただいた、言葉のとおり、
34 ○○ わたしたちは、思い出を、積み重ねた。
35 ○○ 内◎先生の頭には、まだ、
36 全 髪の毛があった。
37 ○○ せ○○。
38 ○○ 二年後、1組のボスとしてみんなに頼られた。
39 ○○ お○○。
40 ○○ 同じく二年後、ディズニーランドのプロになった。
41 ○○ や○○。
42 ○○ いつでも、何にでも一生懸命だった。
43 ○○ か○○。
44 ○○ すなおで、いい子で、天然ボケだった。
45 ○○ 一年生の時の体育祭。
                        ◆BGMゆっくり終
46 ○○ ふたクラスあった三年生と一緒に声をからした。
47 ○○ 文化祭。たった18人で歌った「想い出がいっぱい」
48 ○○ 一年最後の横浜は、○○先生も一緒だった。
49 ○○ その時、ぼくたちは、今より子どもだった。
                        ◆指揮伴奏移動開始
50 ○○ 僕たちが二年生になる前「統合」は決まった/でも
51 女 わたしたちは、今なら、
52 男 今なら、知っている。
53 ○○ 亮先生が私たちを●●中学校で卒業させてくれたことを。
                        ◆指は台横へ
54  ○○ 僕たちをここで卒業させるために、
          誰よりがんばってくれたことを。  ◆伴ピアノへ
55 ○○ 私たちが、●●中学校で、
56 ○○ 最後に歌う、三年生だということを。
                        ◆指揮礼無し台上へ
57 ○○ だから、いつかは、
58 全 いつかは
59 ○○ この時が
60 男 この時が来ると
                        ◆指振り上げ
                        ◆伴奏START
61 女 分かっていた。
◆合唱1◆
「はばたこう明日へ」(3分)
 指揮: ○○
 伴奏: ○○
                        ◆指揮伴奏を待つ
62 ○○ クラス替えのない、1組だったけど、
63 ○○ わたしたちにも色々あった。
64 ※ (間)
65 ○○ 三年の体育祭。毎朝練習したのに、
66 女 大縄跳びに負けた。
67 ○○ 気合いを入れたのに、
68 男 棒旗とりに負けた。
69 ○○ 友達と手を握り合って、
70 ○○ 得点板を見つめて、泣いた。
71 ○○ 亮先生は、わたしたちの前で、初めて涙を見せた。
72 ○○ 最後の合唱コンクールでも、
73 ○○ 私たちは手を握り合って結果を待った。/そして
74 全 勝った。
75 ※ (間)
                       ◆ひとことひとこと
                       ◆あわてずていねいに
76 ○○ 自分が、一人じゃないことは知っていた。
77 ○○ それでも、素直になれないこともあった。
78 ○○ 傷ついたことも、傷つけたこともあった。
79 ○○ 三年になって来てくれた、す○○。
80 ○○ 物をはっきり言ってくれるおとなの人。
86 ○○ や○○。元気で熱心でいつも笑顔だった
87 ○○ し○○。毎日みんなのことを考えてくれた
                       ◆指揮伴奏移動開始
81 ○○ た○○。明るいツッコミ上手。
82 ○○ か○○。欠席するとクラスが寂しかった
83 ○○ や○○。センス抜群で考えの深い人
84 ○○ は○○。誰よりも勉強した努力家
85 ○○ き○○。人間の、強さとやさしさを見せてくれた
88 ○○ こ○○。会長の重い荷を背負い続けた
89 ○○ し○○。1組の兄貴のような存在だった
                       ◆指は台横へ伴ピアノへ
90 ○○ こ○○。困ったときには助けてくれた
91 ※ (間)
92 ○○ ひとつひとつの、出来事の中で、
93 ○○ 過ぎた時間が、二度と戻らないことを、
94 女 わたしたちは、
95 男 わかり始めていた。
96 ○○ そして、わたしたちの時間が、/今、
97 女 今、
98 全 終わろうとしている。
                       ◆セリフ後振り始め
◆合唱2◆
「仰げば尊し」(3分)
 指揮: ○○
 伴奏: ○○
                       ◆指伴戻る・2人を待つ
99 ○○ 僕たちは、「●●中の伝統を守ってください」と
100 ○○ 言うことができません。
101 ○○ 悲しいけれど、最後にこの場所にいられて幸せです。
102 ○○ わたしたちは、 /今日。
103 男 今日、この瞬間。
104 ○○ 中学生という、
105 女 中学生という /時代を終わります
106 ○○ このときが、
107 男 いつかは、
108 女 このときが
109 ○○ このときが来ると
110 全 分かっていた。
111 ○○ ありがとう。
112 全 ありがとう。おとうさん。
113 ○○ ありがとう。
114 全 ありがとう。おかあさん。
115 ○○ さようなら。
116 全 さようなら。先生。
117 ○○ さようなら。
118 全 さようなら。●●中学校。
119 ○○ さようなら。
120 全 さようなら。みんな。
121 ○○ 2007年。3月。9日。
122 ○○   ●●中学校。/最後の卒業生。/一同。
123 ※ (黙って、礼。そのまま立ったままの隊形で待つ。)

◆司会の先生の進行により、
「巣立ちの歌」「閉式の言葉」。
そして「卒業生退場」

★隊形図(21人)(多少入れ替えがあるかもしれません)

★生徒会長の言葉(○○さん)
 私たちにとって、中学校での三年間は、思い出をたくさん作ることができた、貴重な時間でした。決して楽しいことばかりではありませんでした。
 でも、この時間を辛くても楽しく過ごすことが出来たのは、三年一組の仲間、先生、家族がいてくれたからです。
 キャンプ。修学旅行。体育祭。文化祭。経験を重ね小学校とは違う発見があり、私たちは、年ごとに、少しずつ、成長したつもりです。
 私たちは、たったひとクラスで入学しました。三年生になるまでに、新しく四人の仲間が来てくれました。
 それでもたった21人のクラスです。
 一番少ない卒業生です。
 でも、一番自慢のできるクラスです。
 そして、悲しいことですが、最後の卒業生になってしまいました。

 三年間、私たちは、けんかしたり、泣いたり、笑ったりして、一緒の教室ですごしてきました。今は、すべてが良い想い出です。
 ここまで、育ててくれた、お父さん、お母さん。陰で、いつも支えてくれて、見守ってくれて、ありがとうございました。反抗ばかりしてごめんなさい。

 私たちは今日、○○中学校を卒業します。今年で○○中は、統合します。これからうたう歌、みんなで言う言葉が、○○中、最後の三年生の発表です。
 ○○の桜が、いつまでも美しく咲き誇るように、うたいます。
 三年間、支えてくれた皆さん、ありがとうございました。

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中学卒業式台本3年2005

2008-07-11 19:38:46 | 卒業式台本中学
中学卒業式台本3年2005

<はじめに>
(1)国語授業で「卒業式で言いたいせりふ」を項目を決めて書かせる。
(2)教師が組み立て、台本とする。
(3)台本には、「合唱」の歌い始め、指揮伴奏の動きも書き込む。
(4)最後の隊形図は略したが、生徒の名前を書いておくと良い。
(5)台本は、卒業式受付で保護者、来賓に配布する。
(6)隊形図があると保護者は自分の子の位置を確かめて見聞きできる。


卒業式台本・決定版
■2005・3・7(月)版:オリジナル■


  2005年3月10日(木) ( )市立( )中学校・卒業式
  3年 組 番(     ) 本番は台本なし・自分のせりふに色を塗ること
  BGM:( )「MY GIFT TO YOU~CHEMISTRY」
     :( )「セナのピアノ~ロングバケーションより」

●ステージ移動と同時に、( )=学年中央部2メートル前
●( )=ピアノに。
●全体がおさまるのを感じて生徒会長の言葉開始。
●( )BGMゆっくりと。
●( )BGM始
●生徒会長言葉始

No キャスト せりふ         備考
* * ((会長)自然に戻る)
* * (充分な間) 
1( ) 「あなたを生んで、ほんとうによかった」
2( ) 母にそう言われたとき、
3( ) 私は、少し大人になったのだと思った。
4( ) そのとき、母の背中がとても小さいのに気づいた。
5( ) でも、「生んでよかった」という声は、
6( ) 自信にあふれていた。
7 * (充分な間)
8( ) あなたに
9 全 あなたに会えてよかった。
10( ) ( )中学校で出会ったたくさんの人に……。
11( ) わたしは出会い、そして、
12 全 変わっていった。
13( ) 三年間の( )中学校。
14( ) それは成長するための場所。
15( ) 自分のことがひとりでできるようになった場所。
16( ) 「初めて」、をたくさん学んだところ。
17( ) 考えることも大人になった。
18( ) 勉強する気持ちになったところ。
19( ) たくさんの思い出を作ったところ。
20( ) 試合や練習でいっぱい怒られたところ。
21( ) 人や物に当たり散らしたこともあった。
22( ) 対立した時の仕方も学んだ。
23( ) 成長するための経験がいっぱいあったところ。
24 * (間)
25( ) そして何より
26( ) 友達と休み時間におしゃべりするところ。
27( ) 友達以上に大切なものはなかった。
28( ) 友達といる時間はすごく短く感じた。
29( ) 友達がいたから、
30( ) 小さなことが楽しく、
31( ) 逆に小さな「いさかい」で傷ついた。
32( ) うそもついた。
33( ) 裏切ったこともあった。
34( ) 学校へ行きたくない日もあった。
35( ) でもやっぱり( )には、
36( ) いつも友達がいた。
37( ) 笑ったり泣いたりして、
38( ) そして、一緒に乗りこえたところ。
39( ) 大好きな人がいっぱいいたところ。
40( ) 私にとって、かけがえのない場所。
41( ) 一生忘れない場所。
42 * (間)
43( ) でも、いつかは、
44 全 いつかは
45( ) この時が
46 男 この時が来ると
47 女 分かっていた。

合唱1「はばたこう明日へ」(3分)
  指揮(  )
  伴奏(  )
                 ●指・伴は礼無しで静かに戻る。
48( ) 手と足が同時に動いてしまった新入生代表の言葉
                 ●( )BGM準備&開始
49( ) 知らない人だらけの入学式。
50( ) 緊張してイスも引けなかった。
51( ) 自由だった小学校とはまったく違う生活。
52( ) 毎日勉強し、規則を守り、
53( ) それが当たり前になるととても楽しかった。
54( ) ライフの時間の( )先生の大きな声。
55( ) バスで行った動物園。
56( ) 全部負けた初めての体育祭。
57( ) 不安だった文化祭をフォローしてくれた( )先生。
58( ) かくれんぼをやったり
59( ) まさかのわたしが部長になったり
60( ) 怒られたり喜んだりした部活。
61( ) 放課後グランドを揺らした( )先生の声。
62( ) 二年のキャンプと職業体験。
63( ) 京都の運転手のおっちゃん。
64( ) 体育祭では皆で全力を出した。
65( ) あこがれの応援団長になって
66( ) 一緒に戦った最高の団員。
67( ) 勉強は三年間わからないことだらけ。
68( ) もっといっぱい勉強すればよかった……
69( ) このあいだ中学生になったと思ったのに
70( ) もう卒業。
71( ) ありがとう。学年の友達。一緒に、
72 全 一緒にバカをやってくれて
73( ) 一、二年生。
74( ) わたしたちと今までの先輩が残した伝統を、
75 男 伝統を受けついでください。
76( ) ( )の誇りを
77 女 守ってください。

合唱2「旅立ちの日に」(3分)
  指揮( )
  伴奏( )
「夢をたくして・・・」
            ●間奏開始。
            ●指揮は体正面で小さく振る。感想をBGMにして台詞
78( ) 今の自分なら、冷静に考えられる
79( ) 少し大人になった気もする
80( ) 大切な物は自分で守れる
81( ) つらい三年間だったけど
82( ) そのおかげで成長できた
83( ) でも本当は
84( ) 自分の変化なんて自分じゃわからない
85( ) だから卒業は私の、新しい、
86 全 新しい始まり
            
●間奏終了~歌が再開する
「・・・懐かしい友の声~」
            ●「旅立ちの日に」歌い終わり
            ●指・伴は静かに戻る。
87( ) 私は「生んでよかった」と言われる人間だったか
88( ) そういう生き方をしてきたか
89( ) わたしもそういうことを
90( ) 考える年齢になった
91( ) そして、今日。
92 男 今日、この瞬間。
93( ) わたしたちは、「子ども」と
94 女 「子ども」と呼ばれる時代を終わる
95( ) このときが、
96 男 いつかは、
97 女 このときが
98( ) このときが来ると
99 全 分かっていた。
100( ) ありがとう。
101 全 ありがとう。おとうさん。
102( ) ありがとう。
103 全 ありがとう。おかあさん。
104( ) さようなら。
105 全 さようなら。先生。
106( ) さようなら。
107 全 さようなら。( )中学校。
108( ) さようなら。
109 全 さようなら。みんな。
110( ) 2005年3月10日。
111( ) ( )中学校。卒業生一同。
112 * (黙って、礼)

そのまま立ったままの隊形で待つ。
司会の先生の進行により「巣立ちの歌」「閉式の言葉」。
そして「卒業生退場」

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
■協力をお願いした人(元中央・学級とその他の有志)
◎・・・(12人)
◎第一教室(・・・)
◎希望者(・・・)

■隊形図(多少入れ替えがあるかもしれません)略


■冒頭の生徒会長の言葉
「私にとって、中学校三年間は、大切な物を見つけるための時間でした。つらいこともたくさんありました。しかし、どんなにつらいことがあっても、この( )中学校には大切な仲間、先生がいたので毎日が楽しく笑顔でいることが出来ました。
 そして、体育祭、文化祭、キャンプ、修学旅行と様々なことを体験し、様々なことを学んできました。小学校までの経験とは違い、毎日いろいろな発見がありました。
 ここまでこられたのも、たくさんの人に支えてもらえたからです。先生方には、たくさんの事を教えてもらいました。おかげで中学校に入った頃に出来なかったことが一人で出来るようになりました。
 そして、三年間一緒に過ごした仲間たち。今までたくさんの迷惑をかけたり、けんかをしたり、いろいろなことがあったけど、とてもいい思い出を作ることが出来たのも素晴らしい仲間たちのおかげです。
 ここまで育ててきてくれたお父さん、お母さん、私たちの気がつかないところでいつも見守っていてくれました。今までささえてくれた、たくさんの人に素直に感謝し、ありがとうと言いたいです。
 この前、少し大きめの制服を着たと思ったのに、もう卒業です。長くて短いような三年間でした。私は今日で、( )中のすべての人とお別れします。これからはすてきな( )中学校を一、二年生の手で守っていってください。
 今まで皆さんにお世話になりました。本当にありがとうございました。」

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中学卒業式台本3年2002

2008-07-11 19:38:44 | 卒業式台本中学
中学卒業式台本3年2002

2002年3月8日(金)( )中学校
第42回卒業式三年台本[決定版]
オリジナル


①合唱台へ移動。視線を感じながら。
②手には、卒業証書を丸めたもの。
③立ち上がった瞬間から、三年生の発表は始まっている。

0(生徒会長)(最後の三年生の発表に当たって。三十秒)

1( ) この時が・・・
2 男 いつかは
3 女 この時が
4( ) この時が来ると
5 全 思っていた。
6 * (間)
7( ) 一年一学期。
8( ) 桜の花びらが舞う、入学式。
9( ) 体育館の前で会った、たくさんの友達。
10( ) 女子も男子も、
11( ) 第一ボタンまでしっかりとめていた。
12( ) 新しい教科書。慣れない校則。
13( ) 初めて入った部活で、先生に怒られながら練習した。
14( ) 全員の名前と顔が、一致しなかった社会見学。
15( ) すべり台で遊んだ、金沢自然公園。
16( ) 初めて、クラス全員で笑いあった、最初の行事。
17( ) 二学期。
18 男 初めての体育祭。
19 女 先輩の迫力。
20( ) 小学校の運動会とはくらべものにならない気合いに圧倒された
21( ) くやしさとうれしさで、一度も泣いたことのない人も泣いた。
22( ) 初めての文化祭。
23( ) 本格的な三部合唱。「ビリーブ」「カントリーロード」
24( ) 練習方法が思いつかず苦戦した。
25( ) 初めての中央委員には十人以上が立候補した。
26( ) 三学期。
27( ) 鎌倉の社会見学。
28( ) 実行委員の話し合い。学年の話し合い。
29( ) とにかく、何もかも初めての一年間だった。
30 * (間)
31( ) 二年一学期。
32( ) 箱根のキャンプ。
33( ) キャンプファイヤーで、班のだしものを考えた。
34( ) 夜は、話がはずんで眠れなかった。
35( ) 思い出したくない思い出も作った。
36( ) 緊急集会では、学年の先生が、みんな、泣いた。
        ●指揮、伴奏は移動開始
37( ) 二学期。
38( ) 二度目の体育祭
39( ) ダンスも組み体も、今度は教える番だった。
40( ) 文化祭の合唱は「夜空のむこう」と「セイ・イエス」
41( ) 三学期。
42( ) 生徒会長も、委員長も部長も、わたしたちの代になり、
43( ) わたしたちが、●●中学校の中心になった。
44( ) 三年生になる時に、何人かの先生との別れがあった。
45( ) 体育の( )先生。数学の( )先生。
46( ) 野球部の( )先生。理科部の( )先生。
47( ) 国語の( )先生。
48( ) 二階のホールで、先生と学年でお別れ会をした。
49( ) 涙を押さえながら話す先生の話をみんなでうつむいて聞いた。
        ●49は抑えた感じで
50( ) 過ぎた時間が、二度と戻らないことを、
        ●指揮は手を上げて待つ
51 女 わたしたちは、
52 男 わかり始めていた。
        ●52が終わると同時に振り始める
53

合唱 「時の旅人」 4’00”
  指揮(   )
  伴奏(   )

        ●指揮が元に戻ったら
54 * (間)
55( ) 忘れないで!
56 男 忘れないで。
57 女 流した涙を。
58( ) 忘れないで!
59 全 ●●中の 思い出を。
60( ) 傷ついたり、傷つけたりしたことを。
61( ) つらい時に励ましてくれた言葉を。
62 (間)
63( ) 初めての制服。
64( ) 初めての●●中への道。
65( ) みんなで作ったカレーの味。
66 * (間)
67( ) 修学旅行で思い切り騒いだ夜。
68( ) 新幹線でトランプして遊んだこと。
69( ) タクシーの運転手さんの関西弁。
70 * (間)
71( ) クラスが一つになった行事。
72( ) 綱引きに全力をつくしたあの瞬間。
73( ) 応援の部の優勝の感激。
74( ) 最後の体育祭と思って泣けてきた。
75 * (間)
76( ) 合唱コンクールで優勝した喜び。
77( ) うれしさで流した涙。「旅立ちの日に」。
78( ) 百回以上練習した合唱。「心の瞳」。
        ●指揮、伴奏異動開始
781( ) 汗と涙と血まめで特訓した器楽合奏
782( ) みんなの拍手がうれしかった
79( ) 素直になれなかった自分。
80( ) もう仲直りできないと思う位、けんかしたあの日。
81 * (間)
82( ) みんなで、腹を抱えるほど笑った昼休み。
83( ) 教室の陽だまりで、たくさん話した思い出。
84 * (間)
84( ) 自分が信じてきたもの。
85( ) 自分が一人じゃないこと。
86 * (間)
87( ) 部活でつらかった時、ささえてくれた先輩や仲間。
88( ) 三年間見守ってくれた、先生と両親。
89 * (間)
90( ) 忘れないで!
91 全 忘れないで!
92( ) 私たちが、
93 全 見つけた日々を。
        ●指揮者は92を聞いてゆっくり振り始める
94

合唱 「はばたこう明日へ」 2’50”
  指揮(  )
  伴奏(  )

95 * (間)
96( ) この時が・・・
97 男 いつかは
98 女 この時が
99( ) この時が来ると
100 全 思っていた。
101( ) ありがとう。
102 全 ありがとう。おとうさん。
103( ) ありがとう。
104 全 ありがとう。おかあさん。
105( ) さようなら。
106 全 さようなら。先生。
107( ) さようなら。
108 全 さようなら。●●中学校。
109( ) さようなら。
110 全 さようなら。みんな。
111( ) 2002年。
112( ) 3月8日。
113( ) ●●中学校。
114( ) 三年生一同。
115 * (静かに礼)


そのままの隊形で待つ。
司会の先生の進行により、「巣立ちの歌」斉唱。
閉式の言葉に続いて、卒業生退場。

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中学校卒業式台本・2007年3月・裏

2008-07-11 19:38:43 | 卒業式台本中学
中学校卒業式台本・2007年3月・裏
◇卒業式:2007年3月9日
◇内(初3担任・30歳・スキンヘッド)
◇hyoko(初3副担・45歳・白髪交じり)

●1ヶ月前
・ある日。
内「**さん。卒業式の台本はよ。できてんの。」
hyoko「いえ・・・まだです。」
亮「なにやってんの。〆切、2月26日ね。いいね。」
hyoko「はい。」

・内、ポストイットをhyokoの机に貼る。

●2月26日(月)
・卒業遠足前日。
hyoko「亮さん。悪いけど台本まだなんですが。」
亮「だめじゃん。無駄に年輪、重ねてんなあ。」

・無駄に年輪重ねてる、はダメな年寄りをさす用語である。

●2月28日(水)
・卒業遠足の翌日。当然、台本はできていない。さすがにあせる。
・学校近くのホテルに電話。二泊する予約を取る。
・帰宅し、二日分の着替え、パソコンを持ち、ホテルに入る。
 パソコンを開きもせず眠る。

●3月1日(木)
・数時間年休をとる。急いでホテルへ帰る。
・午後2時。パソコン起動。生徒を想い出して少し泣く。
・午後9時ちょうど。台本完成。
 7時間のうちイスから立ったのはトイレの一度のみ。
・そして、午後10時。『ヒミツの企画書』完成。
 大きな満足感の中、眠りにつく。

●3月2日(金)
・朝。SHRの時間に台本とヒミツを印刷する。

hyoko「亮せんせい。台本ができました。」
亮「よし。」
hyoko「それであの、1時間目の式練の時間、台本のセリフ分担させていただきたいんですが。」
亮「そうか。まあ、しっかりやんなさい。」
hyoko「国語の授業とおんなじなので、学年の先生がいるとやりにくいので、ひとりでやらせてもらいます。」


・亮さんがいないすきに、学年の先生に頼む。

hyoko「亮さんを教室に近づけないでね。」
先「オッケー。」


・教室に入る。フォローについてくださる第一教室の先生に、理由なく、ていねいにご退出願う。

hyoko「急げ。時間がない。机をさげろ。イスだけ持って前にかたまれ!」


・生徒20人黒板の前にかたまる。
・板書(卒業式あとのHR・亮先生を泣かす・乗る?)

・『ヒミツ』をやろうということは、1ヶ月前から生徒に言われていた。
 しかし、準備できなかった。この時間が勝負だ。
・『ヒミツの企画書』を読み聞かせる。セリフは、四つだけだ。立候補で分担する。

生徒「手紙書くの? 読むの? 親が入って来るの? エー!!!」
hyoko「うるさいっ! 一生に一度のことだよ。
  亮先生はその手紙を一生とっておくよ。
  お母さんたちが入ってきても、恥ずかしがっちゃダメだよ。」
生徒「紙は何でもいいの?」
hyoko「ここにある。」


・緑色の手紙用紙を配る。

hyoko「見せるな。落とすな。今すぐ折ってカバンにしまえ。」

・生徒は忍者のように動く。
hyoko「じゃあ、台本のセリフを分担しましょう。」

・職員室に戻る。

hyoko「亮せんせい。なかなかうまくいかなくて、全部終わりませんでした。」
亮「えっ。ボケちゃったんじゃないの。**さん。」


●3月3日(土)
・創立47周年を祝う会で出勤。昼の部と夜の部。
 事実上の閉校式である。月曜は代休。

●3月7日(火)三日前
・セリフ分担は、金曜の帰りに済ませた。
・1校時ラスト、体育館で群読を流す。
 1ページだけで、チャイムが鳴る。チャイムと同時に終了。
 さすが、3年はよどみなく読む。

●3月8日(水)二日前
・1校時群読練習。
 いつものやり方を使う時間がない。やむを得ない。
・亮さんが小さく言う。
 「さあ、見せてもらいますよ。プロの技を。」

 フッフッフッと、彼の心の笑い声が聞こえる。

hyoko「体育館のうしろまで聞こえる声ならマル。聞こえないならバツ。
 サンカクなし。1ページだけ。」

・手に台本と青ペンを持つ。

hyoko「1番。M男。ヨーイ。ハイ!」

・×、×、○、×、×、とセリフ番号に書き、19番で
hyoko「ストップ。聞きなさい。
 1番バツ、2番バツ、3番マル、4番バツ、5番バツ、6番バツ、7番バツ・・・」

・マルは四つだけ。だめだ。時間がない。

hyoko「2回目。今度は一つずつマルバツを言います。
 1番。M男。ヨーイ。ハイ。」
hyoko「マル、バツ、マル、マル、マル、マル、マル、マル、二重マル・・・。
 よし。良くなった。2ページへ行く。」


・まったく違う声になる。ほとんど全部マルになる。
・こうなると、2ページ目は楽勝だ。マルの中に二重丸が混ざり、
「うまいっ!」
と瞬間の合いの手を入れる。
・3ページまで通して終了。

●3月8日(木)前日
・1校時。合唱と群読最後の練習時間。
 亮さんが合唱を見たあと群読。
・台本は金曜から四日間毎日手を入れた。
 第1版から4版まで作った。
 朝のSHRで「決定版」を配りライン引きをしておいてもらう。

hyoko「4ページ。バツが三人続いたらやり直し。
 99番から。顔上げろ。
 ヨーイ。ハイ。」
 「バツ、バツ、バツ。ストップ。やり直し。」

・あ~、と生徒はため息をつくが、バツだと自覚しているので、何の文句もない。
・ここで、担任の亮さんが出る。

亮「お前たち!!!それで全力かっ!!!」

・亮さんはそのまま生徒席に着く。

hyoko「2回目。ヨーイ。・・・ハイッ!」

・マル、マル、マル、マル・・・。
hyoko「それ以上出ないのかっ!」

・122番が最後だ。

hyoko「最後。K男。聞いてなさい。
 ○○○○○ちゅうがっこう……さいごのそつぎょうせい……いちどう!
 47年間で最後のセリフだ。ひとつひとつ、間をあけて言いなさい。
 K男だけ。ヨーイ。全員顔上げろ。ハイ。」

・セリフ終了と同時に、無言で目線と両手でいち、に、さん、し、とお辞儀をさせる。

hyoko「し・び・れ・る~~~」

・と、指揮台の上から転げ落ちてみせる。

hyoko「一回通す。合唱も歌う。時間を計るから、間違えても続けろ。」

・指揮者、伴奏者の動き始めと、戻り方のタイミングは練習済みだ。

hyoko「A子、初めの言葉から戻ったつもり。BGM終わった。伴奏戻った。
M男。ヨーイ・・・ハイ。」


・学年の教師は黙って座った。
 ぼくは、館内後ろで、タイムをメモした。
 合唱に入る前に、亮さんの片手が、顔を押さえた。
 全身が震えていた。
・女子が気付いて、一人泣き、二人泣き、亮さんの肩はさらに大きく震えた。
 女子がほとんど全員目をこすりながら、通し練習は終わった。

●3月9日(金)卒業式とヒミツの日
・こういう時、生徒は必ず手紙を書いてくる。
 当日まで、ほうっておいた。
 紙をなくした生徒が二人相談に来た。
 一人は、書ききれないのでもう一枚欲しいと言ってきた。
 ろうかの陰で渡して、その場でポケットにしまわせた。

・亮さんは始めての卒業式だから、いろいろ訊いてくる。
 もちろん最後のHRの相談もした。
 卒業式二日前のことだ。

亮「hyokoさん。どうすればいいのかな。」
hyoko「まあ、一人ひとこと言わせたら、20分すぐたっちゃうよ。」
亮「うん。」
hyoko「それで、亮さんがしゃべるだろ。5分じゃ終わらないと思うよ。」
亮「泣いちゃったら、どうしよう。」
hyoko「だろ。そうしたら、10分たつじゃん。
 お母さんたちが花束渡したりするわけよ。まあ、それで終わりだよ。」
亮「そうだな。」
hyoko「そうだよ。」


・しかしその時、最後のHRの内容はすべて決まっていた。フッフッフッ。

・ヒミツは、思わぬところから漏れるものだ。
 ぼくは企画を、学年の教師4人だけに知らせておいた。
 「万が一のため、他の先生には言わないでください。」


・卒業式の朝が来る。教師に確認する。
 「**さん。校長に確認取ったから、卒業生と一緒にすぐ退場してください。」
 「じゃあ、卒業生から離して亮さんだけ、第一教室に連れ込んでしまいます。」
 「いいですねえ。」
 「**さん。証書の筒はドアの前に置いて下さい」
 「**さん。保護者をゆっくり誘導してください。
 教室に入るタイミングはぼくが指示します。」
 「**さん。卒業生のあとすぐ出て、追い越して、教室準備の手伝いをしてください」


・◇◇校長に別のお願いをした。
 「卒業生の発表のとき、亮さんを卒業生のイスに移動させていいですか。」
 「おお。端っこならいいよ。」


●卒業式
・亮さんがろうかに生徒を並ばせる。
・ぼくは祝電板の陰で生徒の列を見送る。
・職員室に隠したCDとデッキと延長コードを持って教室へ走る。
 カラオケが流れる音を確認する。
・教室のドアを閉め、早足で体育館へ向かう。
 館内のいちばん後ろの席で全体を見る。

・プログラムは進む。そして、
・「卒業生発表」
 生徒が立つ。
 同時に前に歩く。
・亮さんの耳元で言う。
 「お立ちください。」

・ポカンとする彼の礼服の背中をつかみ、立たせ、横に引きずり、
 卒業生のイスに押し付けるように座らせる。
・合唱も群読も素敵だった。
 けれども、意外に生徒は涙を見せなかった。
 その理由を知る人は少なかった。
 ぼくも泣くどころではなかった。

・「閉式の言葉」「卒業生退場」。
 同時に**さんと**さんの横に歩く。

「すぐ立って。出口まで動いて。早く。」

・あとで、「私が泣いてるのに無理やり立たせた。」と怒られる。
・ぼくも出口に向かう。卒業生に続いて出る。

・亮さんの姿はもうない。**さんが、連れ込んだのだ。
 卒業生の背中に小声で叫んだ。
「時間をかせいだ。急げ。走れ!」

・一人残らず全員が走り出す。階段を駆け上がる。

・ぼくも教室まで行く。
 **さんが
「下げなさい!丸くなって!」
 と仕切るのを確認する。教室を出て、階段の前で待つ。
・亮さんがとぼとぼ上ってくる。
 まだ、早い。

●ヒミツ
亮「まだ早いね。どうすればいいの。」
hyoko「間がもてないからさ。ゆっくり行けば。」
亮「じゃあ、コーヒー飲んでいい?」

・俺はろうかをのぞき見る。

・二人の女子が来る。
A子「ちょっと、もう泣きそうなんで、早く呼んでください。」


・亮さん。廊下を歩きながら「今日の合唱、へただったなあ。」
 二人の女子は合わせて「アハハハ」とか笑う。
 三人の背中を遠く見送る。

・教室の前のドアが開く。
 拍手の音。
 笑い声。

・ぼくは階段の前で待つ。
 保護者が次第に上がってくる。
 「卒業生の保護者の皆様は、ご案内しますので、お待ちください。」
・お揃いのところで説明する。
 「生徒がナイショの計画をやっています。見守ってあげてください。」
・教室後ろのドアは前日に、はずしてある。
 音を立てないためだ。
 保護者を一人ずつ入れる。

・生徒は半円になって黒板の前に立っている。
 半円の中央のイスに、亮さんが座っている。

・生徒は一人ずつ、亮さんの前に進み出る。
 書いてきた手紙を読む。

 読み始めるが、読めない。
 しゃくりあげ、止まりながら読む。

 亮さんは肩を震わせる。
 生徒が読む声を聞く。

・生徒。読み終わった手紙を、亮さんに手渡す。

 「ありがとう。ありがとう。」

・亮さんの声は言葉にならない。
・どの手紙にも感謝と寂しさが、詰めこまれて収まりきらず、流れ出した。
・とうてい、涙を見せるとは思えない男子が泣きじゃくった。
・卒業式のあいだ、気迫で歌い言葉を叫んだ男子が、教室では泣き崩れた。
・20枚の手紙が読まれた。

B子「最後に、亮先生のために歌います。
  卒業式と同じ歌ですが、3年1組で歌う最後の歌なので聞いてください。」

・『はばたこう明日へ』 伴奏が流れ始める。
・生徒。歌う。
・亮さん。ますます泣く。
・生徒。泣く。歌う。泣く。
・曲が終わると、生徒がアレンジしたらしい。
 担当の生徒が、学年の先生を前に出す。予定外だ。
「プレゼントを選びました。」

・5人の教員は紙包みを手にした。
 プレゼントを開いて披露する間、少し空気は和んだ。
・机とイスが元に戻り、学年の教師は、ろうかの花束と筒をセットした。
・並んだ机の前で、亮さんは、用意した手紙を読み始めた。
・そして出ない声を押し出しながら手紙を読んだ。
・ぼくはその時、机の列の間にしゃがんで見ていた。
・亮さんが一文読むたびに、生徒は声をあげて泣いた。
・声は嗚咽に変わる。

・生徒全員が泣き声を上げるたびに、教室はグラリグラリと船のように揺れた。
 生徒の嗚咽で、部屋が揺れる。
 そんなことがあるのだろうか。
 そんなことは今まで、想像したこともなかった。





 すべてが終わって、

 昇降口を出た生徒は、

 いつまでたっても帰らなかった。


 「帰りたくないよ。」



 「帰りたくないよ。」







 いつか生徒は見えなくなって、

 その声だけが残っていた。






― 完 ―

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特別支援パワポを見てもらう

2008-07-11 19:30:58 | 普通教室に特別支援を
わかる目次
特別支援パワーポイントを見てもらう
捨しゃ~っ169号07年2月1日・木:文責=hyoko
2007年1月31日、水曜日。
●臨時のサークルがあった。
 ついでに特別支援PPを見ていただいた。
 相手は3人。
●僕の感想の
 一つ目は
 「特別支援の知識と技術は想像以上に広まっていない。絶句するほど驚いた。」
 二つ目に
 「見てもらってよかった」
 三つ目に
 「相手が大人だと思ってPPを作ってきたが、生徒にわかるよう作るべき」
●気付いたこと、感想を書いていただいた。
< >は思いついた対策。

◆AA氏◆
①知識として、特別支援教育について学ばなければならないと思った。
②「ことば」はそれぞれ耳にしたことがあるが、
 そのことばの示す意味がよく理解できていない。
 学校現場で「専門医」との協力のもと、指導をしていく必要がある。
③まず何をすべきか。本を読むこと。
④[横山裕之Dr講義で]
 『今まで持ったクラスに、何人障害を持った生徒はいますか。数字を書いて下さい。』
⑤[横山裕之Dr講義で]
 『教職年数×2~3が、あなたが受け持った障害児の数です。』
⑥[横山裕之Dr講義で]
 『すなわち、△△人の障害を持った生徒に、それに応じた指導をしていないのです。』
⑦ワーキングメモリーが一つ、と言わない専門医もいるはず。
⑧「叱らない」場面の具体的例示がよい。
⑨「鉛筆の持ち方」映像があるとよい。

◆BB氏◆
①パワーポイントに載っていた本を読みたいと思った時に、
 どうしたら手に入れることが出来るのか?
◎<本の注文ページ、アドレス、買い方も示す>
②小2まで(に発見しないと間に合わない)のはどうしてか。
③中学で医師に診断された場合、遅いのだろうか。
◎<のちのち、PPに入れる>
④診断しないことは分かるが、それならば、どうやって親と助け合っていくのか。
◎<これも、入れる>
⑤自分が動き、学ばなければならないと考えた。
⑥(PPの)字の大きさが同じであるので、強弱があったほうが良いと思う。
◎<これはなるほど。変化をつける。>
⑦図で障害の特徴的なものを示すなど必要。
◎<「年度」「人数」などデータをグラフにする。
写真の使用は要注意。
    文字だけではつらいということだ。>
⑧知らない障害名をメモしようとしたが、画面が変わってしまったため出来なかった。
 ◎<プレゼンの後、プリントしたものを配る>
⑨なぜ、シャーペンはダメなのか。
 ◎<これは「宿題です」と申し上げた。>

◆CC氏◆
①自分が誠に不勉強だということが分かりました。
 特別支援教育に通ずる技術は、全ての生徒に対しても通ずるはずである、
 という考えには肯けるものがあります。
②本を買わねばならぬ。読まねばならない。
③自分は国語の教員なので、具体的にどのような技術が必要なのか、
 どう学べばいいのか、筋道をつけてくれるとなおうれしい。
 ◎<これはセミナーに行くしかない。ぼくのような三流にはできない。>
④雑誌を紹介してくださったのはよかった。

(・・・『特別支援教え方教室』を読んだかたが、いらっしゃらなかった。う~ん。)

●特別支援パワーポイントの感想つづき
「情報が多すぎる。」
「これはひととおり勉強をした人のための確認のプレゼンテーションです。」
「写真、画像があった方がよい。字が多すぎる。(文字ばかりで理解するのが大変だ、ということ)
「たとえば、微細運動障害の「鉛筆の持ち方」とか、
「蛍光チョークで書くとどう見えるのか」とか。」
「AD/HDなど、言葉だけが出てくる。
 それがどういう状態をさすのかわからないまま進むので、わからない。」
「勉強しなくてはならないという気持ちにはなった。」

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
これが感想だった。
『教員のための普通教室の特別支援教育PP』
を、作り始めたのは、
2006年10月10日だ。
もっと勉強しなければならない

■ブログ内発達症対応リンク■
発達障害の基礎 定義・授業対応等①
ADHD児を叱っても無駄
発達障害・掲示物を黒板周りに貼ってはならない
発達障害の基礎 発達障害研修会感想2006年度
発達障害の基礎1・ADHD特徴と褒める事
発達障害の基礎2・ADHD低い自己評価と不安
●発達障害中学(1)ほめられたことがない
(2)一度に一つのことしか覚えられない
(3)筆箱の中には必要なものだけを
(4)筆箱は定期的にチェック
(5)片付けるってどうすること
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特別支援教育研修の集い

2008-07-11 19:30:54 | 普通教室に特別支援を
わかる目次
第10回TOSS特別支援教育研修の集い
捨しゃ~っ161号07年1月17日・火:文責=伊藤/上司O氏・N氏への敬意を込めて
07/1/13/土

いつもにも増して、すばらしいセミナーだった。
「普通教室の特別支援教育」の方法
を広めることが、
「教師の本業は授業だ」と伝える手段だ

と考えたのは間違っていなかった。
はっきりわかった。

今回のセミナーで秀逸だったのは、0氏『荒れたクラスからのリセット』だった。
0氏の思想、ライフスタイルがよく分かった。
多くを学んだ。

セミナーに行くに当たり、次の本を、次の順に読んだ。
① 『軽度発達障害の臨床』
② 『ADHD/LD指導の基礎基本』
③ 『特別支援教育教え方教室10~13』
④ 0氏のホームページ
⑤ 『教室の障害児1・3・6巻』


『特別支援教育の指導ML小事典』を買い損ねてしまった。

次に読み始める人は、
④―★―⑤(特に創刊号)―②―③―①、
の順に読むのがよいだろう。
結局、
『ADHD/LD指導の基礎基本』
と特に
『軽度発達障害の臨床』
がすべてだということがわかる。
特に『軽度・・・』は、今後20年間にわたって名著として広まるだろう。

しかし、いきなりこの二冊を読んでもわからない。
④―★―⑤(特に創刊号)―②―③―①
と読めば、教員人生が変わる。
保証する。
読んでみて
「そんなことはなかった」
という人には、焼肉食べ放題ご馳走します。

ぼくはこれから、PP「普通教室の特別支援教育」の続きを作り始める。
ブログもコツコツ続ける。
サークル、セミナーは通い続ける。
授業の、一時間一時間で、本とセミナーから学んだ方法論の修行をする。

0氏がおっしゃったように、
「模擬授業も、教室の授業も、同じ現実」
なのだ。

一時間一時間の授業で、
意識を持って、
指示発問し続ければ、
模擬授業でも対応できるようになる。


模擬授業の回数をこなせば、教室の授業の腕も上がる。

実り多いセミナーだった。

■ブログ内発達症対応リンク■
発達障害の基礎 定義・授業対応等①
ADHD児を叱っても無駄
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メンタルクリニックDr講演

2008-07-11 19:30:52 | 普通教室に特別支援を
わかる目次
メンタルクリニックDr講演
捨しゃ~っ150号06年12月8日・金:文責=hyoko

■メンタルクリニックこども外来Dr講演■
06年11月30日(木)pm5:30~7:30
・信頼すべき、授業、教師の動き方・話し方を、指導・アドバイスすることのできるドクターである。
・Drは、今後10年間、の軽度発達障害に対応する授業づくりの中心になるだろう。
・ただし、ぼくたちは、Drに教師に伝えるべき知識・技能と、伝え方と、プレゼンの仕方を伝える必要がある。あのPPは読めない。

■メモ■(○×は講演内容に対する価値判断)
○DSM-Ⅳ(ディーエスエムフォース)=アメリカ精神医学会→こちらが主流
○IDC-10(アイディーシーテン)=WHO
○「大きな環境変化に伴い、一時的に起こる症状を除くよう、気をつけて診断している。」
 (生まれつきの機能障害を、きちんと見分ける必要があるということ)
×早期発見から、自立への視点が不足している。
 <治療は成人後の自立のためだ、とはっきり言っていない>
○◎「軽度発達障害が、脳の機能障害によるということも、
   現段階では『仮説』に過ぎない。明確な原因は不明である。」

×いくら細かく「障害の定義」を聞いても、
 教員には「判別」も「診断」もできないので、大きな意味はない。
 教育現場での「対応」をもっと示すべき。
○◎LD、PDD(広汎性発達障害)は、
  AD/HDの『関連障害』としての、『発達障害群』としてとらえるものだ。
×小学2年までに発見せねば手遅れ、と言っていない。
○「2002年10月23日、
  文科省全国調査で、AD/HDは『6.3%』と発表された。」

○「交通事故を起こす大人に、AD/HDが多い。」
○「『リタリン』は日本で認可されていない。」
○今日の話は、自分の子どもについて知りたい保護者には役立つ。
 そして、これがDrのクリニックへ通うきっかけになれば良い。
 しかし、前述したとおり、教員にとって大きな効果はない。
○◎<対応方法>
  「教室で、AD/HD児を一番前に座らせることが多い。
   しかし、その子は周りが見えなくなる。
   だから、最前列にはモデルになる子どもを置き、
   2列目にAD/HD児を座らせる方法もある。」

○◎<対応>
  「今、教科書の何ページを読んでいるかだけでも、板書すると良い。」
  (聴覚だけでなく、視覚にもとどめるということ)
○◎<対応>
  「黒板周りの、カラフルな掲示物はダメ。集中力を落とす原因になる。」

×とうとう小学4年までの学力の必要性と、
 小学2年までの発見の重要性、自立へのつながりには触れなかった。
 しかし、きっとわかってらっしゃる。
○時間の最後に、授業、教室での「対応方法」に触れ始めた。
 大変広い、具体的な方法論を お持ちのはずだ。
 だが、しきりに
 「専門家の先生たちに、こんなことを話すのは気が引ける」
 と言う。
 だが教員は誰もほとんどわかっていないのだ。
○120分のうち、最初20分くらい
 「教育委員会」が、全く何を言ってるかわからないことをしゃべった。
 Drが70分間「定義」を説明し、
 15分間ほど「対応」に触れた。

ぼくは感想用紙にこう書き
「手渡し」

「言葉で頼んで」
きた
『定義よりも、学校現場での対応を示してください。
もっと辛口に!遠慮なく!時間をさいて!
ラスト15分間の「対処」を、ハートマークの12項目の具体的方法だけを、
90分間聞かせてください。
教員がもし「対処」を知っているなら、
無駄に叱りつけることなどないはずなのですから。
うちの中学校は3月になくなります。
その前に、是非一度、講義に来てください。
校長も望んでいます。
お願いします。』


そして…
翌日学習指導部長は動き、校長は中での研修依頼のため、電話をなさった。
どうなるのか?

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『校内授業研究』で① 少人数授業でなく発達障害

2008-07-11 19:30:50 | 普通教室に特別支援を
わかる目次
『校内授業研究』① 少人数授業でなく発達障害
捨しゃ~っ118号06年10月24日・火:文責=hyoko 
2006年10月24日(火)実施/文責:hyoko

◆hyoko1◆
(当日の授業者に対して)
主発問は「なぜ、首都移転機能が問題になっているか考えよう」だった。
しかし、この意味が、

①なぜ「移転」すべきだという考え方が出たのか。
②なぜ「移転」に対して反論が出たのか。
③なぜ「移転」計画は立ち消えになったのか。

のどれを訊いているのかがわからなかった。
だから、生徒はまぜこぜにいろんなことを言っていた。
論点をしぼれば思考も発言ももっとまとまったのでは。

レディネスとしては中3に当たると思う。
なぜなら移転問題は様々な利権がからんでいるはずだから。
また、アメリカ中心に他国の政治的な圧力などもあるのではないか。
調べる興味がわいた。
適切な論点にしぼれば3年生の、国語のディベートになる。
ぜひ近いうちにやってみたい。
 
◆hyoko2◆
「質問だが、0さん、指導主事の順にお答えいただきたい。」

「二ヶ月前から、校内研修小委が
 「少人数授業」をテーマに授業研進めよ、
 と言っているが、少人数が話の中心になったことはない。」

「現在日本のすぐれた実践化が最も力を入れているのは、少人数授業ではなく、
 「軽度発達障害」の生徒をどのように適切に指導するか
 という問題だ。
 それが、クラスの授業が成り立つかどうか、学校がどうなるかの境目となる。
 来月も授業研があるので、確認したいが、
 本校●●中こそ「少人数授業」ではなく
 「軽度発達障害」の適切な指導法をテーマにすべきだと思うがどうか。」

(0氏)
「どちらも必要である」

(指導主事)
「◆◆市では、
 まず、数年前に
 総合的な学習の実践を各校が深める時期
 があった。
 次に、学力低下を心配し
 学力向上のために「少人数授業」の有効性と欠点を検証した時期
 を経て、
 昨年度あたりから、遅れているかもしれないが
 軽度発達障害への指導法に取り組む時期
 に入った、
 というように変わってきている。

(hyoko)
「◆◆市では、▼中と▲中の二校で一人ずつ
 特別支援コーディネーターが決められていると訊いているが、
 来年からどうなるのか。
 増えるのか変わらないのか。」

(指導主事)
「わからないの調べておく。」

(0氏)
「自分も特別支援コーディネーターだ。
 市内で50人ほどいるはず。十数回の研修を受けている。」

(校長)
「特別支援コーディネーターは、全校にいる。
 研修結果は、これから各校で広がる予定。」

(指導主事)
「市研究会では、
 生徒に何も知識がない中で教えよう、考えなさい、
 という風になりすぎていたという反省が出ている。
 きちんと、教えるべきことはまず教える。
 そのあとに考えを出させる、
 というように、研究会も、文科省も動き始めている。

(hyoko)
「今おっしゃったことに大変励まされました。
 ということは、この中の先生の書いたメモに、
 『生徒がたくさん発表していたからよかった』
 と書いている人はちょっとカン違いしちゃった、
 ということでいいんですね。


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『校内授業研究』で② 役に立たない理屈でなく

2008-07-11 19:30:48 | 普通教室に特別支援を
わかる目次
『校内授業研究』で② 役に立たない理屈でなく
捨しゃ~っ119号06年10月24日・火:
2006年10月24日(火)実施

(**)
「X中の先生の書いたメモに、
 『生徒がたくさん発表していたからよかった』
 と書いている人は、

 (指導主事の、教えるべきことはまず教える。
  そのあとに考えを出させる、というように、
  研究会も、文科省も動き始めているとおっしゃった点で)
 ちょっとカン違いしちゃった、ということでいいんですね。」


指導主事は、最後の講評で、四つの代案を示した。
指導主事が、授業には何の役にも立たない理屈ではなく、

「具体的な授業者の指示、発問を再現して例示し、」
「具体的な、生徒の発言、行動を再現して、例示し、」
「それについて、自分の代案を、こうしたほうが良かった、という代案を」
「一つならず、四つまでも示した」


のである。こんなことは今まであったかな???
ないと思う。
本市では。
驚きはまだ続く。
(校長)
 ①「教師は、本を読み、民間研修でも、官制研修でも、通い、
   学ばなければならない。」

 ②「今、目の前にいる生徒にどうしたら力をつけられるか、
   常に考えなければならない。」


(教頭)
「授業のラスト10分間、
 一人が足をブラブラ、一人がペンをカチカチ。
 集中が切れた。
 これが子どもの力の限界なのか、
 教師の指示などで方向を変えれば何とかなるものなのか研究すべき。」


就職して、初めて、指導主事に、ぼくは敬意を込めてお礼を言いたい。
校長、教頭には毎日感謝しているが、今日は改めて敬意を伝えたい。
上の人が勉強していて、正しい教育方法を示してくれるのは有難いことである。
有難いとは、有ること、難し。
めったにないということである。元気が出た。

追記1。
0さんが大変するどい指摘をなさった。
「授業者が、問いをしているのか、説明しているのか、
 言い方としてわからないことがあった。
 生徒がとまどったのでは。」

よく、こういうことを聞き取り、端的に表現なさったと感嘆した。
0さんの勉強の成果だと思う。

追記2。
0さんへの質問・**より
「中国でも同じ黒板とチョークを使っているか」
 「同じ」

「AD/HDと言う言葉を知っているか」
 「知らない」

「中国で小学生がオールイングリッシュの授業をしている話を聞いたが本当か」
 「知らない」


あとで個人的に訊いたら、上海、北京では高い教育水準だということらしい。
英語教育が日本よりすぐれていると思う、と言ったら、
「よくわからない。そういう要求は出ている」
とおっしゃっていた。
政策として英語の力をつけようとしているということか。

また、AD/HDについて
「さっき、なんと言ったのか」
と尋ねられたので、
Attention Deficit Hyperactivity Disorder
と書いて示そうとしたら
「わたしは英語はできない」
とおっしゃったのが意外だった。
どんな症状なのか、身振り手振りで示したが伝わったかどうかわからない。

(注:Oさんは中国人です。
   指導主事と一緒に、校内研修にやってきた。
   留学生だったかどうか忘れてしまった。20100928)

■ブログ内発達症対応リンク■
発達障害の基礎 定義・授業対応等①
ADHD児を叱っても無駄
発達障害・掲示物を黒板周りに貼ってはならない
発達障害の基礎 発達障害研修会感想2006年度
発達障害の基礎1・ADHD特徴と褒める事
発達障害の基礎2・ADHD低い自己評価と不安
●発達障害中学(1)ほめられたことがない
(2)一度に一つのことしか覚えられない
(3)筆箱の中には必要なものだけを
(4)筆箱は定期的にチェック
(5)片付けるってどうすること
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『校内授業研究』③ 生徒の利害に絡むか

2008-07-11 19:30:46 | 普通教室に特別支援を
わかる目次
『校内授業研究』③ 生徒の利害に絡むか
捨しゃ~っ120号06年10月24日・火
2006年10月24日(火)実施

0さんという中国の女性が、
どういう立場と事情で日本にいらっしゃったのかは、
説明がなかったのでよくわからなかった。

あとで個人的に訊いたら、上海、北京では教育水準が高いということらしい。
中国は英語教育が日本よりすぐれていると思う、と言ったら、
「よくわからない。そういう要求は出ている」
とおっしゃっていた。

政策として英語の力をつけようとしているということか。
また、AD/HDについて
「さっき、なんと言ったのか」
と尋ねられたので、
Attention Deficit Hyperactivity Disorder
と書いて示そうとしたら
「わたしは英語はできない」
とおっしゃったのが意外だった。
どんな症状なのか、身振り手振りで示したが伝わったかどうかわからない。

◆授業研究会を国語ディベートに生かすために・hyoko案◆

① 日本の首都はどこか。(少しやりとりし、サッと明解な答えを出す)
② なぜ「国」に首都が必要なのか。(同上)
③ すべての国に「首都」が存在するのか。(同上)
④ 国の首都は、すべての国で同じ目的を持ち、きちんと役割をはたしているのか。
⑤ 日本で「首都機能移転計画」が出た。理由はこのとおりだ。
⑥ 計画に対し「反対」も出た。なぜか。(調べておく)
⑦ なぜ「移転計画」はもう出なくなったのか。
  (ちゃんと調べておく。バブル崩壊の問題だけではないはず)
⑧ 『首都機能移転』必要か。必要ないか。

(ただし、最大の問題は生徒自身の利害に絡む問題かどうか、
どうやって自分の問題に迫るヒント、資料を出すかが問題となる。
それに成功すれば良いディベートの題材になる可能性がある。
生徒の身に迫らないなら失敗する。)


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(3)筆箱の中には必要なものだけを
(4)筆箱は定期的にチェック
(5)片付けるってどうすること
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