アイフル相手に一斉提訴 過払い金返還請求

　最近ほんとに消費者金融のＣＭがよく流れております。
　「ご利用は計画的に」などと言っておりますが、計画的にというか普通に暮らしている人は、こんな高金利の所からお金を借りる訳は無いと思います。
　一昔前はこういうのをサラ金と言い、まともな人は借りないダーティな所だったはずです。
　これが最近はなんかクリーンなイメージを前面に出していますが、実体は変わりません。
　これに対して「法定金利を上回る利子を払わされたと」言うのも、なんかしょうがないんじゃないのか？とか思ってしまいます。
　なんか消費者金融のクリーンぽいＣＭに乗じて、大手都市銀行も一緒になって宣伝しているのもなんだかなーって感じがするのですが。

　サラ金はサラ金だーーーっ
　
　
　【共同通信】
　消費者金融アイフル（京都市）やグループ会社５社に法定金利を上回る利子を払わされたとして、全国の債務者が１０日、過払い金の返還などを求め大阪地裁など各地の地裁、簡裁に一斉に提訴した。
　アイフル被害対策全国会議（代表・河野聡弁護士）が支援した一斉提訴で、昨年７月に続き２回目。同会議によると、今回の原告数は３０道府県の３０５人、請求総額は約３億円に上る見込み。
　河野弁護士は「最高裁が高金利から債務者を解放する判断を続けているのに、まだ消費者金融各社は利息制限法を超える違法な金利を払わせている」としている。
　昨年の一斉提訴では３２都府県の４８３人が計約３億８０００万円の支払いを求め、これまでに１９９人が和解。アイフルが計約１億３０００万円を支払っている。アイフル広報部は「訴状が届いておらず、コメントできない」としている。
　（共同通信） - 3月10日22時28分更新