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まあ、日本の新聞社も今のままではダメでしょうね。
現在の新聞社の独りよがりの報道より、ネットでの情報の方が信憑性は高いと思います。
( ̄ー ̄)
新聞が生き残る道は? ネット戦略にシフトする米新聞各社
新聞各社はインターネットなどのニュース媒体の好調をアピールし、新聞ビジネスは何らかの形で存続していくと訴えた。(ロイター)
2007年06月20日 17時18分 更新
米国の新聞各社は6月19日、アナリストと投資家に対し、紙媒体事業の収入は低迷しているが、新聞社が提供する情報は今後も貴重な価値を持つと訴えた。
ニューヨークで開催された米国新聞協会の年次イベントMid-Year Media Reviewで、新聞各社はオンライン戦略と、紙面広告収入の減少に対応したコスト削減の取り組みをアピールした。
Tampa Tribune紙とRichmond Times Dispatch紙を発行するMedia Generalは、2007年の新聞事業の利益が前年比で減少するとの見通しを示した。
「多くのカテゴリーや市場で広告支出が鈍化していることに伴い、われわれは困難な経営環境に直面している」とジョン・シャウスCFO(最高財務責任者)は声明で述べている。
一方、Media Generalは、ブロードバンド部門(昨年買収したNBC系テレビ局を含む)の売上高が2007年に8%伸びると見込んでいる。同社のオンライン売上高は今年4000万ドルに達し、2008年には5000万ドルに増加する見通しだ。
「さまざまな点で、インターネットは今やわれわれの主要メディアとなっている」とCOO(最高執行責任者)のリード・アッシュ氏は語った。 New Haven Register紙を発行するJournal Registerは、2007年の広告収入が4~5%減少する見通しだ。だが、オンライン広告収入は30%増を見込んでいる。
紙媒体事業の低調な見通しと、インターネットなどのニュース媒体の好調を伝える報告は6月20日も続きそうだ。20日にはNew York Times、Gannett、Washington Post、McClatchyなどの新聞社がプレゼンテーションを行うことになっている。
新聞各社の19日の株価は、Journal Register株が3%安の5.03ドルに値下がりしたのを筆頭に、軒並み下落した。New York Times株は0.5%安の25.71ドル、Gannett株は1.8%安の56.22ドル、McClatchy株は2%安の25.80ドルとなった。
Goldman Sachsのアナリスト、ピーター・アパート氏は、18日に発表した調査リポートでNew York Timesについて、「5月に広告収入が8.5%減少したことが追い打ちとなり、事業ファンダメンタルズが依然として極めて厳しい状況にある」と述べている。
低成長が新聞各社の株価を下押ししており、Knight RidderやTribuneなどの企業は会社を売却するに至った。それでも、一部の新聞社の経営トップは、新しいメディア分野への多角化を進める一方で、紙媒体事業から撤退する考えはないことを強調している。
メディアはニュースビジネスの動向を伝える際、「新旧勢力の間で大決戦が展開されているかのような誇張した説明をしている」と、Dallas Morning Newsを発行するBeloのロバート・デカードCEOは語った。「いずれにしても、新聞ビジネスは何らかの形で存続していくだろう」
Beloは株主から、テレビ事業のスピンオフ(分離独立)を求められている。ある株主の関係者は、会社を代表しての発言を許可されていないとの理由で匿名を条件に、Beloの18日の株価終値は22ドル程度だったが、スピンオフにより、同社の時価評価は1株約30ドルとなる見通しだと述べた。
デカード氏は、Beloのテレビ事業は過小評価されていると認めたが、同事業の扱いについてはコメントを控えた。また同氏は、今後もBeloの上場を維持したい考えを示した。
「別の道を進めば、結果として資産が損なわれてしまう」(同氏)
Beloの株価は1.7%値下がりして21.48ドルをつけた。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0706/20/news079.html
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