一時は流れてしまうかなと思ってたのですが、やっと普通の国になる一歩を踏み出すことが出来ると思っているのですが、どうでしょう?
あ、私は決して軍国主義礼賛者ではないですよw
【産経新聞】
政府は9日午前、防衛庁の「省」昇格関連法案を閣議決定した。同日中に国会に提出するが、今国会では継続審議となり、成立は秋に予定される臨時国会以降に先送りされる。
法案では、内閣府の外局と位置づけられている防衛庁を独立した「防衛省」に変更。海上警備行動などを発令する際、内閣府を通さずに閣議の開催を要求できるようになるなど、事務手続きが簡素化されることで迅速な対応が可能になる。
また、これまで「付随的任務」と規定されてきた国連平和維持活動(PKO)や国際緊急援助活動などの国際平和協力任務について、防衛出動と並ぶ「本来任務」に格上げする。これに伴い、首相が議長を務める安全保障会議への諮問事項に国際平和協力任務と周辺事態対処を追加する。
防衛施設庁を平成19年度に廃止して機能を防衛省に統合し、効率的な態勢を整備することも付則に明記した。
防衛庁の省昇格法案は昭和39年にも閣議決定まで至ったが、提出は見送られており、政府として法案を提出するのは今回が初めて。平成13年には旧保守党が議員立法として「防衛省設置法案」を提出したが、15年の衆院解散により、廃案となっている。
額賀福志郎防衛庁長官は9日の記者会見で「自衛隊は国際平和協力活動で実績をあげ、国民の信頼も得ている。戦後の民主主義の定着で、シビリアンコントロール(文民統制)のもとで有効に活用される自信もある」と述べた。
(産経新聞) - 6月9日16時50分更新 関連記事 【読売新聞】
防衛庁の「省」昇格関連法案を閣議決定
政府は9日午前の閣議で、防衛庁の省昇格関連法案を決定した。防衛庁を「防衛省」とすることや、自衛隊の国際平和協力活動を本来任務化することが柱だ。
同日午後、衆院に提出した。
通常国会は、会期末が18日に迫っているため、政府・与党は継続審議とし、秋の臨時国会での成立を目指す。
防衛庁設置法を「防衛省設置法」に改正して、防衛庁を防衛省にする。防衛長官は防衛相となる。防衛省の任務や所掌事務、組織などは、現行の防衛庁設置法の規定を基本にする。防衛庁は内閣府から独立し、各省並びの防衛省と位置づけられる。
自衛隊法3条で定めている自衛隊の本来任務には、国際平和協力活動と周辺事態への対応を新たに加える。その前提として、日本防衛に「支障を生じない限度」と、「武力による威嚇、武力の行使に当たらない範囲」を盛り込んだ。
(読売新聞) - 6月9日18時57分更新