バスケと人生の日々~陽のあたる場所へ

NBAと高校・大学・JBL・Wリーグバスケの話題中心に日々の雑感、バスケ戦術の記録、時に音楽・将棋について

2011-12Bulls記録(1)~開幕からGame2まで(前回のお詫び)

2011年12月31日 | NBAバスケ

 二夜続けてシカゴ・ブルズの記事を書いたのですが、更新に失敗しました。原因はたぶん、英語のボックススコアを一部コピーして貼り付けた部分が変換できなくて画面が消えてしまったのではないかと思います。あわてて元ブログを削除したのですが、ブログ村には画面が消えた記事がタイトルのみで送信されてご迷惑をおかけしました。画面を開かれた方には、改めてお詫び申し上げます。

 

 私も三日前からNBA.TVにさっそく登録し、あと一週間余りは、無料でNBA全試合を見ることができます。NBAは意気な計らいをしてくれる。非常に鮮明な画像でコート上の声やリング付近の音も聞こえ、臨場感とビートの効いた乗りのいい音楽に驚かされている。でも何よりNBAの迫力満点プレイを見られて興奮している。やはりシカゴ・ブルズのゲームを追っかけようと思う。そこから対戦相手のチームやNBA全体が少しずつ見えてくればいい。本当はボックススコアを載せられると数字から読み取れる部分が選手のプレイや試合の勝敗の裏付けとなり説得力があるのだけれど・・・

 

            < 2011-12 NBA Reglar Season CHICAGO BULLS Opening Game >

 

 

   BULLS ○ 8887 × LAKERS

      1  2    3  4  Tot

    CHI 22 34 12 20  88

    LAL 20 29 20 18  87

 

 ブルズは負けゲームを拾った。前半はシュートもよく入り、D.デン、C.ブーザー、D.ローズの3人がゲームを作った。ローズがスリーを高確率でポンポンと決めたのはいいが、なにかおとなしいPGプレイぶりで周りの選手を意識して使おうとしてた。特に、ピストンズから移籍してきたベテランSGハミルトンとポストアップしたブーザーとアウトサイドでのデン。ハミルトンはこれから試合を重ねるごとにブルズのオフェンスシステムに馴染んでくるでしょう。まだまだ時間がかかるように思う。ブーザー以外はあまりスクリナーにならないので、コーナーや逆サイドでのディープウィングあたりのオープンスペースを自分で利用するしかない。複雑なスクリーンや二重三重のスクリーンはスペースを消してしまうことでもあるから、ローズやデンの1on1の強さを生かせなくなる。J.ノアのセンターとしての線の細さというかどことなく元気のなさが気になる。体に幅のあるPFブーザーの方が、ピボットマンとしてはインサイドでボールキープできる。

 

  <ローズ最後の逆転フックシュート>

 

 このゲームは、後半のブルズオフェンスがあまりに単発で、ゆったりとし過ぎていた。LALの方がフィールドアベレージがずっと良くて、手首を負傷しているとはいえコービーが核になる分、ブルズより確実性があった。しかし、LALは、はっきりとしたPGのリード性が弱く、後半はコービーがフロントに運びフィニッシュまで持って行こうとするシーンが目立った。そこをブルズディフェンスがヘルプやトラップに行ってLALのターンオーバーブルズの思い切ったスティールが成功して貴重な得点につながった。また、敗因の一つにフリースローの終盤4本?連続ミスもあり、逆にデンは3ポイントプレイ、FTを3本連続決めた。NBAでも終盤の数分で10点差くらいがひっくり返るケースが起きるのかとレイカーズファンにとってはとても悔しいショックな敗戦であったろう。ブルズのヒーロー&MVPは、ローズではない。誰が見てもひと試合通じて、安定して堅実なプレイをし続けたD.デンだ。派手さやパワーはあまり感じないが、SFとしての技術と読みの優れたいいプレイヤーだ。エンジンのかかりが鈍そうなブルズオフェンスが気になる。

 

 

         < 2011-12 NBA Reglar Season CHICAGO BULLS Game 2 >

    

 

     BULLS × 9199 ○ WARRIORS

        1  2  3  4  Tot

   CHI 22 19 20 30  91  

       GS 30 27 21  21  99

                                     

 前日のオープニングゲーム同様、ブルズのシューティングアベレージは低かった。特に前半が悪く、後半16点差を追っかける展開に。ウォリアーズのガードS.カリーとM.エリスのゲームメイク・シュート力が素晴らしく、この2人のコンビに翻弄された感じ。PFのD.リーのインサイド1on1にも効果的にやられた。ローズのスリーは散々で、ブルズでは唯一孤軍奮闘したのがD.デンだけだった。テンポの遅いブルズに比べて、G.S.のオフェンスは司令塔カリーが自由自在にゲームをアップテンポに持って行った。エリスのシュート力とドライブ力にも手を焼いた。後半、カリーが少しひどい捻挫をして負傷退場したが大丈夫だっただろうか?ローズもっと積極的に暴れて速いテンポのゲームメイクしてほしいな。

 

 

 


2011WinterCup男子決勝・三決~延岡学園3冠達成

2011年12月29日 | 高校バスケ

        

             <2011WinterCup延岡学園優勝 2011年度3冠達成!>

 

      やはり延岡強し、準決勝までミラクル逆転を起こした尽誠学園を寄せ付けなかった。

     これで、今年度男子は、インターハイ・国体・ウィンターカップと危なげなく全勝した。

 

      

 

      #5バンバと#14ベンドラメは、どのチームも止められなかった。#6寺原もアウトサイドショットが

     冴えた。また、延岡の2-3ゾーンはよく動いて中も外もプレッシャーが強かった。スティールや

     速攻もよく飛び出すチームで隙がなかったね。

      バンバ25得点・23リバウンド、ベンドラメ22点、寺原16点(スリー4/8)。

     尽誠の#12渡邊(192)はまだ2年生で21得点、#5笠井10点。

      それにしても、尽誠学園は昨日までこの大会を沸かしてくれた。劣勢からの後半の逆転劇は

     記憶の残るでしょう。みなさん、お疲れ様でした。

 

      最終スコアは、「延岡学園 88-55 尽誠学園」

 

 

      

                  <3位決定戦 福岡大大濠 56-90 沼津中央>

 

      大濠も1年センター杉浦の活躍もあり、最終日まで接戦を確実にものにしてきた。

     20代の大濠OB若手ヘッドコーチに大濠を全国強豪チームに作り上げた名将田中コーチが

     アシスタントにまわり、復活を印象付けた。コーチ陣も世代交代の波が確実に押し寄せている

     感じがした。30代までの若手コーチが男女とも目に付く大会にもなった。

     これからも若い指導者の方がどんどん出てきてもらい、成長していってもらいたい。

 

      関係者の皆様、暮れの忙しい中、夜遅くまでホントご苦労様でした。

 

 

 

 

 


2011WinterCup女子最終日~札幌山の手2連覇

2011年12月28日 | 高校バスケ

            <札幌山の手高等学校 2010・2011ウィンターカップ2連覇>

     

 

      女子は本日最終日、決勝カード「札幌山の手VS山形市立商業」

     昨日の準決勝も見ごたえがあったが、最終日も決勝にふさわしい好ゲームだった。

 

      1stQは、山形がみせてくれた。いきなりのゾーンプレスで一か八かの捨て身の戦い。

     がっぷり四つに組んだら苦しい状況になるから、激しくディフェンスで仕掛けた。

     十分効果あり山の手のターンオーバーを連発させ指導権を握った。15-21。

 

      2ndQも、立ち上がりはスリーで優位にたち、0-6とスタートダッシュして15-27。

     これはもしや?と思いきや、山の手#4佐藤と#15長岡がきちんと立て直したね。

     さすが外・内の大黒柱。2ピリ終了時で36-39まで山の手が追い上げた。

 

      3rdQは、山形のファウルトラブルで1ピリのような激しいディフェンスができなくなったのと

     山の手#15長岡が徹底してインサイドを攻めて形勢逆転した。60-53とこのピリオドだけで

     24-14というスコア。山の手が本来のペースを落ち着いて握れば、やはり強い。

     これを止められる高校チームはないと思うし、トップレベルの大学チームとも十分戦えるくらいだ。

 

      4thQは、もう長岡の1on1を誰も止められない。長岡、今日も39得点で今大会通算すると、

     たぶん200点超えじゃないの?前中川全日本HCに選出されオリンピックアジア予選の舞台を

     経験して、一回りも二回りもプレイが強くなり、もう高校・大学のレベルでは規格外の選手になった

     ように感じる。最終スコア80-73。

 

      山形は、ほんと頑張って今大会を盛り上げてくれた。

     公立高校がここまでできるんだぞと最高のお手本を見せてくれた。

     夏のインターハイ優勝の県立金沢総合(神奈川)といい、素晴らしい選手たちとコーチたちに

     拍手と感謝を送りたい。

 

 

 

 

                <三位決定戦 桜花学園VS岐阜女子>

     

 

      この試合も興味あるゲームで、来年度を見据えて桜花1年生スタメン4人と

     岐阜2年生のプレイに注目だった。

      1stQは、21-21の同点。両チームきちっとハーフプレッシャーマンツーで2ndQまで、

     岐阜はインサイドをよく守った。前半終了して、41-39で桜花わずかに1ゴールリード。

      3rdQから桜花のインサイドプレイが効き始めて、岐阜のファールトラブルもあり均衡が

     崩れ始めた感じ。やはり桜花は攻めどころ、バスケの大事なポイントをねちこく攻める。

     桜花2年生センター#15河村(183)が29得点のスコアリングリーダーになったことが

     物語っている。

      桜花は、1年生スタメン3人が55点/93点も挙げて、やはりただ者ではない。

     来年度主力が、合計84点も取ってゲームを決めた。高校バスケ女子界を長年トップで

     指導された井上コーチの戦略、来年への布石という意味合いもあったことでしょう。

      最終スコアは、93-81で第3位入賞「桜花学園」

      よくシュートの入るオフェンシブな面白いゲームだった。

 

 

      さて男子の方は、またまた尽誠学園がやってくれた。ちょっと信じられない大逆転勝利で

      決勝にコマを進めた。まさに神がかってる。先ほど終了したばかりで後でまとめます。

 

       <男子 決勝・3決>

         Mコート 10:00 3位決定戦 「福岡大大濠VS沼津中央」

               12:00 優勝決定戦 「延岡学園VS尽誠学園」

 

         

   


2011WinterCup女子準決・男子4決定戦~いよいよ大詰め

2011年12月27日 | 高校バスケ

           <山形市立商業 ○ 78-62 × 岐阜女子>

         

 

      2011ウィンターカップも女子は4チームの戦いで明日、優勝決定戦と3位決定戦を残すのみ。

     本日第1試合は、山形市立商業と岐阜女子の対戦。序盤から山形商業のマッチアップゾーン

     ディフェンスが効いたみたいだ。前半で16点リードを奪う。山形のシュートがよく入った。

      後半はイーブンのスコアで結局、前半の点差のまま山形商が押し切ったナイスゲーム。

 

            <桜花学園 × 70-74 ○ 札幌山の手>

         

 

      Jスポで観たが、すごく内容の濃いよい試合だった。両チームともよく走るし中心選手たちが

     自分の役割をしっかり認識していて見ごたえのあるゲームになった。

      その中でも、山の手の#15長岡と#4佐藤、桜花の#4三好と1年#14馬瓜エブリン・#13山田

     が予想通りの活躍をみせた。長岡はもうすでに全日本レベルの選手だけど、桜花の三好は、

     ガードとして攻守に素晴らしくチームプレイを組み立てられる選手だ。

      女子のU-18、U-16には、これ程までに高いレベルの選手がいるのかということを実感させて

     くれる試合だった。女子十代後半の層は、間違えなく厚く、将来楽しみな選手が多い。

 

       明日28日 女子決勝・3決

        Mコート 10:00 3位決定戦  「桜花学園VS岐阜商業」

              12:00 優勝決定戦 「札幌山の手VS山形市立商業」

 

 

               <福岡大大濠 ○ 82-70 × 県立宇都宮工業>

     

 

      男子はベスト4をかけた1組目、大濠と宇都宮工業が登場。

     大濠は、1年生センター#14杉浦(U-16)27点、3年#4福元19点・#9村越17点、

     宇都宮工業は、オール3年センター#7橋本23点、#4稲葉14点、#5安藤16点と

     お互いの主力がその特徴を出して、前半は1点宇都宮がリード、後半勝負で最終スコア

     以上に競ったゲーム展開になったみたいだ。

 

      2組目の「延岡学園VS前橋育英」は、前半43対43で前橋頑張ったんだが、

     後半離されて、96-73で延岡の勝ち。

 

      3組目の「洛南VS尽誠学園」は序盤から終盤までもつれにもつれ、なんと尽誠学園が

     第2シードの福岡第一に続き、洛南までも破ってしまった。これはたまたまではないだろう。

     1st 21-19   2nd 16-13   3rd 18-21   4th 10-13   Tot 65-66 の1点差激戦。

     すごい試合になった。こういうゲームは見る側にとってもたまらない試合だっただろう。

 

      4組目の「沼津中央VS京北」は、これも3rdクオーター終わって61-58の激戦だ。

     ここまで、沼津の#15ソウ・シェリフが30点、京北の#4田渡20点・#5池田24点で、

     この3人のプレイが4thクォーターの勝負を握るのか?

      4thの出だし5分弱で15-0ってどういうこと?京北一気にもっていかれてる・・・

     あとの結果は、10数分後には判明するでしょう・・・

 

       28日 男子準決勝

        Mコート 14:30 「延岡学園VS福岡大大濠」

               16:30 「沼津中央VS尽誠学園」

 

 

 

 

         


2011WinterCup女子ベスト4・男子ベスト8決定~いよいよ終盤の熱戦・接戦

2011年12月26日 | 高校バスケ

     

                <県立金沢総合 × 82-88 ○ 桜花学園>

      本日、女子はいよいよベスト4決定戦。やはり4試合とも僅差の大接戦ばかりだった。

     インターハイ優勝の金沢総合(第1シード)、準優勝の大阪薫英(第2シード)は共に

     敗れてしまった。番狂わせでも何でもない。女子はこの8チームどこが勝っても不思議でない

     くらい、高レベルで拮抗している。

      序盤は金沢総合ペースだったみたいだけど、後半から桜花の1年U-16トリオと2年センター

     にジワジワやられた感じがする。来年の桜花は末恐ろしい。

      写真中央の金総#7宮澤選手、来年WJBLでも活躍を期待する。

 

  

     

                <岐阜女子 ○ 56-54 × 大阪薫英>

      インサイドを徹底的に守りきった岐阜女子が少ないチャンスを生かしきって勝利。

     薫英は、アウトサイドシュートが不調で薫英らしからぬオフェンスだったのかな・・・

     ポニーテールちゃん不発で残念だったが、鍛えられたいいチーム。

 

 

     

                       <東京成徳 × 80-87 ○ 札幌山の手>

      山の手#15長岡(全日本選手)、51得点でやばすぎ。これって1試合個人得点の新記録?

     スリーの確率悪くてこれだから・・・高校レベルでは1番から5番までできるオールラウンダー。

     高校生で先のアジア五輪予選、スタメンに2度ほど登場してるだけある。

      東京成徳、予想以上に成長して喰らいついた。

 

 

      

                <明星学園 × 53-56 ○ 山形商業>

      このゲームも岐阜女子-大阪薫英戦みたいにロースコアのディフェンス合戦。

     明星のマンツー、ゾーン、プレスに落ち着いて対応した山形商業が、常に先手をとって

     リードを保った形のゲーム。公立高校でここまで勝ち残ることが素晴らしい。

 

       27日(火)準決勝 (明日からメインコート一面)

        Mコート 9:00 山形市立商業VS岐阜女子

        Mコート 10:00 桜花学園VS札幌山の手

 

 

 

     男子も延岡、洛南以外の6ゲームは接戦になったみたいだ。

 

    福岡大大濠 ○ 82-75 × 八王子       県立川内 × 70-76 ○ 県立宇都宮工業

    湘南工科 × 70-101 ○ 尽誠学園     聖和学園 × 76-82 ○ 前橋育英

    沼津中央 ○ 87-72 × 県立能代工業    洛南 ○ 102-57 × 県立弘前実業

    延岡学園 ○ 109-59 × 金沢        京北 ○ 80-70 × 愛知産業大工業

 

      この結果、明日27日(火)男子準々決勝戦は、もちろん東京体育館

        Mコート 12:00 大濠VS宇都宮工業

               13:30 延岡VS前橋育英

               15:00 洛南VS尽誠学園

               16:30 沼津中央VS京北     

 

            延岡の試合以外は、大濠、洛南、沼津がやや有利なように感じるが、どうなることでしょうか?

     女子も男子も予想が効かないくらいの好ゲームを期待します。

 

 

  


NBA開幕3ゲーム結果スコア速報~ブルズ・ヒート・ニックスが1勝

2011年12月26日 | NBAバスケ

         <2011-12NBA開幕戦CHI.ブルズ VS LA.レイカーズ>

         

 

      先程、開幕戦「ブルズVSレイカーズ」戦、終了したみたいで1点差の激戦だった。

     ブルズ前半ペースを握り7点リードで折り返し、3Qでレイカーズ逆転して1点リードで4Qへ、

     4Qもレイカーズペースで、残り数分で10点近くレイカーズリードだったので、これはブルズ

     開幕戦落としたか?と思いきや1分切って最後の最後で逆転2点?シュート

      開幕からすごい試合になった。コービーが両チームのトップスコアラー28得点

     ほんとうに出場していつものコービーのようにプレイするなんて・・・

 

          

 

         1Q  2Q    3Q  4Q  TOT        スコアリングリーダー

     CHI  22   34   12   20  88         D.Rose 22   L.Deng 21   C.Boozer 15

     LAL  20   29   20   18  87         K.Bryant 28   P.Gasol 14   S.Blake 12

 

 

      今のところ結果でてる他の2試合も、

 

         1Q   2Q    3Q   4Q  TOT      スコアリングリーダー

     MIA  32   30   35    8  105    L.James 37   D.Wade 26  

     DAL  17   24   24   29   94     J.Terry 23   D.Nowitzki 21

     レブロン大爆発で、昨季ファイナルのリマッチはヒートの圧勝で幕を開けた。

 

 

         1Q  2Q     3Q    4Q   TOT        スコアリングリーダー

     BOS  23   29   35   17  104        R.Rondo 31   R.Allen 20   B.Bass 20

       NY  34   28   17   27  106        K.Anthony 37   A.Stoudemire 21

     こちらも二転三転したようで、ニックスが激戦を制したようだ。カーメロもすごい得点ダッシュだ。

 

 

 

 

 


NBA選手全米Rankingトップ20~ESPNによるTwitter投票結果

2011年12月26日 | NBAバスケ

 

    アメリカ最大?のスポーツ局ESPNが2011.10.19発信でTwitterによるNBA選手人気投票結果

   を特集していた。

      主にアメリカ人によるNBA人気Rankingで、日本人Rankingとはたぶん異なるのだろうか?

 

       1位 LeBron James

      

 

       2位 Dwight Howard

      

 

       3位 Dwyane Wade

      

 

       4位 Chris Paul

      

 

       5位 Diak Nowitzki

      

 

       6位 Kevin Durant

      

 

       7位 Kobe Bryant

      

 

       8位 Derrick Rose

      

 

       9位 Deron Williams

      

 

       10位 Blake Griffin

      

 

     ご存じクリス・ポールは移籍前ホーネッツでのピックアップになっている。

    アメリカを代表する昔ながらの正統派PGとして人気あるんだ。

    ノビツキーは確かドイツ人だけどNBAベテラン選手として、昨シーズンファイナルMVPとして

    印象が強く残ったのかな。

     レブロン、ノビツキー、ローズは穏やかないい顔写真なのに、コービーとデュラントは厳しい顔

    グリフィンはダンク後なのか?あそこまで腕半分がリングに入るってやはり化け物だ。

    まさにゴリラダンク。ルーキーのグリフィンがトップ10に入るとは!

     11位から20位まで記述するが、あとの順位、興味ある方は「ESPN NBA」でチェックしてみてください。

 

        11位 Paul Gasol           

        12位 Carmelo Anthony   

        13位 Amare Stoudemire     

        14位 Steve Nash

        15位 Russell Westbrook     

        16位 Kevin Love

        17位 Rajon Rondo          

        18位 Manu Ginobili

        19位 Tim Duncan           

        20位 Zach Randolph

 

     アメリカのスポーツ局サイトは毎月様々な特集記事がある。もちろんすべて英語であるが、

    慣れてくると苦にならないし、だいたい見当がつけばよい。ビデオ映像も豊富で超鮮明画像である。

    数分から5~6分のものまでコンパクトにハイライトシーン、選手インタビューと優れている。

     実用的リスニング教材としても価値あるのではないかと思うほどだ。

 

     さあ、間もなく2011-12シーズン開幕するが、視聴する手立てが今のところないので、

    一番情報早いのがTwitter、しかし個人的にどうもTwitterは馴染まない。短文の結論だけだから。

    現地の信頼できるスポーツサイト探るのが早道かな・・・そんなに急がなくてもNBA.com日本語サイト

    とNBAブロガーさんたちのブログでチェックできそうだ。

     間もなく明ける2012年は、自然に英語力アップするのか、英語見るのうんざりしてしまうのか・・・

 

 

        


2011WinterCup女子Best8・男子Best16決定~男子波乱あり

2011年12月25日 | 高校バスケ

 

      早いもので、2011ウィンターカップは女子ベスト8、男子ベスト16が決まった。

     男子で昨日は、昨年ウィンターカップで初優勝した北陸が初戦負けして、

     今日は、第2シード(インターハイ2位)の福岡第一が初戦負けした

 

                     <尽誠学園 ○ 86-70 × 福岡第一>

      

 

      第一の留学生問題また何かあったのだろうか?3年マリックはベンチに座ったまま出場なし。

     2年モータラは17分のみ出場で5点。第一は留学生活躍しないとこんなに脆いのか?

     昨年までもう何回も連続して決勝まで出場しながら、あと一歩で涙をのんだ実績がうそのようだ。

     #5笠井が37得点の大暴れ。スリー3/4、2点シュート9/15、FT10/13と凄いね。

 

      注目してた女子2試合から、

                    <岐阜女子 ○ 85-63 × 聖カタリナ女子>

       

 

      ドライブ力、高さあるインサイド、激しいディフェンスで序盤から岐阜女子ペースだったみたいだ。

     カタリナの#6近平(180)残念だったけど、次のステージで全日本目指して頑張ってもらいたい。

 

                    <聖和学園 × 70-82 ○ 東京成徳>

      

 

      出だしはよかった聖和、2Qから成徳の高さが気になってジワジワやられた感じ。

     成徳キャプテン#4の根岸が暴れたね。26得点。先発全員2ケタ得点の成徳だが、

     シックスマン以降のバックアップメンバーが少し手薄か・・・

 

      これで女子ベスト4決定戦は次のようになった。

       26日(月)

          Bコート 9:00 東京成徳VS札幌山の手

          Cコート 9:00 明星学園VS山形市立商業

          Bコート 10:30 県立金沢総合VS桜花学園

          Cコート 10:30 岐阜女子VS大阪薫英女学院

 

     いよいよ予想された強豪校同士の激突、何と言っても優勝校を左右する「金沢総合VS桜花学園」

    必見でしょう。

     個人的勝手予想ベスト4は、「山手・山商・金総・薫英」だがまったく自信ありません。拮抗している。

 

 

                    <県立山形南 × 55-66 ○ 八王子>

      

 

      なんというロースコア、八王子お得意のスリーが不発だったみたいだね。

     #5伊藤(PF)と#7ジャニ(C)で確率高く19点・27点だから、46/66稼いでいる。

     #4平川のスリー0/9初めて見た。昨年インターハイでは平川のスリーが勝負を決めた。

     迷うことなく開き直って無心で打ってもらいたい。

 

 

      男子ベスト16決定戦は、意外に苦戦して接戦になるゲームが多かった。

     金沢78-75関西学院、前橋育英80-78四日市工業、大濠82-71福島商業、川内73-61宇部工業

     愛知産工業79-69新潟商業、弘前実業73-67幕張総合、湘南工科86-75小林

 

      この結果、明日の男子ベスト8決定戦は、

        Aコート 9:00 福岡大大濠(福岡)VS八王子(東京)

        Aコート 10:30 県立川内(鹿児島)VS県立宇都宮工業

        Aコート 12:00 湘南工科(神奈川)VS尽誠学園(香川)

        Bコート 12:00 聖和学園(宮城)VS前橋育英(群馬)

        Cコート 12:00 沼津中央(静岡)VS県立能代工業(秋田)

        Aコート 13:30 洛南(京都)VS県立弘前工業

        Bコート 13:30 延岡学園(宮崎)VS金沢(石川)

        Cコート 13:30 京北(東京)VS愛知産業大工業(愛知)     

 

      注目のカードは何と言っても「大濠VS八王子」、「京北VS愛産大工」もつれそうだな・・・

     「聖和VS前橋育英」もどうか。

 

      今年の男子は、延岡以外、例年よりチームも選手もやや小粒になってるかもしれない。

 

 

        


ブルズ・レイカーズ開幕5ゲーム予定~好調・不調?

2011年12月25日 | NBAバスケ

     

              <シカゴ・ブルズ D・ローズ、C・ブーザー、J・ノア>

       

      開幕まであと1日!

       あらためて今シーズンが消滅しなくてよかった。16試合で済んで。

     開幕戦「レイカーズVSブルズ、短いプレシーズンマッチでは明暗くっきりと分かれたが・・・

     開幕ゲームだからやってみないことにはわからない。

 

        

             <コービー・ブライアント>

 

      レイカーズ・コービーの右手首はホント大丈夫だろうか?

     手首の靭帯断裂でしょ。どこの靭帯か、わからないが相当腫れたみたいだから

     一週間かそこらで出場するとは普通考えられない。利き手だからね。

      コービーもキャリア16年?そろそろ30代も半ばにさしかかる頃、若いときと異なり

     怪我の回復にも時間かかるはず。無理を押して悪化させたりしたら大変。

     チームリーダーとしての責任感があるのでしょうが、目先の5~6ゲームより残りの60ゲーム

     そのあと一番大切なプレイオフを大局的にとらえて、ここは「我慢・忍耐」だと思うのだが・・・

     「そんなことわかりきってるわい」と声聞こえてきそうで、凡人の考え及ばないところなのか。

      悪いことは重なるもので、プレゲーム調子の良かったセンターバイナムが開幕5試合出場停止でしょ。

     昨シーズン、プレイオフ最終戦でフレグラントファウルにより決まっていたことらしい。

     80年代から敵視していたが、心の片隅ではスターチームに憧れるファンでもあった。

     フィル・ジャクソンが指揮とったレイカーズがあまりに素晴らしかっただけに、心配だ・・・

 

      

      レイカーズ開幕5試合予定 (H:ホーム、A:アウェイ)

        12/26 H     27 A      28 H       30 H     1/2 H

                               

 

      ブルズ開幕6試合予定

        12/26 A      27 A      30 A      31 A      1/1 A      3 H

                              

 

 

      レイカーズはホーム、ブルズはアウェイが中心、年末年始お休みなしですか。

     レギュラーシーズン、NHKのBS放送は何日か遅れの録画で、一週間2試合程度ではつかえない。

     WOWOWに加入するか、どうか悩ましい。観られるだけの時間あるのか?・・・

 

      ブルズは、レイカーズ、クリッパーズ、ピストンズと楽しみな対戦が続く。

     とくかく、開幕戦の行方が気になる。ダラスVSヒート、サンダーも。あと一晩待ちましょう。

 

  

 

  


2011Winter Cup 女子ベスト16決定~明日のカード

2011年12月24日 | 高校バスケ

 

      2011WinterCup女子2回戦が終了し、ベスト16が出揃った。

     印象に残ったチームの横顔から。

 

       

               <山村学園(埼玉)72-100桜花学園(愛知)>

      山村学園、1Qは23-22で1点リードでしたから頑張ったね。隠れ本命の桜花から

     72点もゲット、はつらつとした動き、思い切りのよいアウトサイドシュートは見事だった。

 

 

       

               <常葉学園(静岡)67-86山形市立商業>

      このカードは、力あるチーム同士でもしかして常葉やるかもと思っていたが

     やはり山形商業強かった。出だし1Qの11点差が響いたか・・・前半13点差で

     ついていけただけに惜しかった。

 

 

       

               <相模女子(神奈川)55-94大阪薫英>

      相模女子、優勝候補相手に前半17点差のロースコアで喰らいついた。

     大阪薫英#6大城、沖縄出身話題のポニーテールちゃん、オフバランスにみえてバランスよい

     身体能力、ロングシューター。薫英にはツインタワー#7今仲(183)と#9畠中(185)も武器。

 

 

      <明日Best8決定戦>

       9:00   Aコート 明星学園(東京)VS誠英(山口)

             Bコート 昭和学院(千葉)VS桜花学園(愛知)

              Cコート 聖和学園(宮城)VS東京成徳(東京)

              Dコート 岐阜女子(岐阜)VS聖カタリナ(愛媛)

 

       10:30  Aコート 県立西原(沖縄)VS大阪薫英(高校総体2位)

              Bコート 県立金沢総合(神奈川)VS佐賀清和(佐賀)

              Cコート 東海大三(長野)VS札幌山の手(北海道)

              Dコート 市立長崎商業(長崎)VS山形市立商業(山形)

 

      注目の2カード

      9:00スタートC・Dコートのゲームは接戦になるような予感がする。

 

      聖カタリナのエースセンターU18の近平(180)と岐阜女子ディヤイ・アイダ(178・2年)、

     ロー・ヤシン(185・1年)のセンター対決?

      岐阜女子は、男子延岡や福岡第一のような留学生・ハーフヴァージョンだな。

     他にも全国中学名門校の若水(愛知)、八王子一(東京)、東京成徳中など選手は全国区から。

     まあ、男子も女子もBest8レベルのチームは全国区で選手集めてるからね。

 

      聖和学園は、勢いがある。地元の中学出身者多い感じで、2年生の駒が豊富みたいだ。

     特に、応援したくなるような雰囲気ある。経験値高い東京成徳か元気ある聖和か、

     このカードも試合展開予想がつかない。インターハイでの戦い方だと聖和に分がある。

     東京成徳がいかにハーフコートバスケットに持ち込めるか・・・

 

      女子は、始まったと思ったらもうベスト8決定戦。明日の試合からはスタメンをそんなに

     休ませられないでしょう。        

      

 

     


42nd Winter Cup 2011~Best 8 個人的予想

2011年12月23日 | 高校バスケ

 

                  <2011Winter Cup 男子組合せ in東京体育館>

       

 

                     <2011Winter Cup 女子組合せ in東京体育館>      

       

       

 

      本日、12月23日高校3年生最後の全国大会(選抜優勝大会)が開幕した。

     女子は28日が三位決定戦と優勝決定戦、男子は29日が三位決定戦と優勝決定戦。

     たった一週間で連日勝ち上がりチームが最終日まで駒を進めることができる。

 

      あくまでも個人的予想を書くが、例年インターハイから5ヶ月過ぎて戦力のアップ・ダウンの変化

     が結構あるから、ベスト16・8予想は当てにならない。

 

      男子Best 8 予想(ベスト4決定戦)

       延岡(第1シード)VS前橋育英  宇都宮工(第4シード)VS大濠

       福岡第一(第2シード)VS洛南  沼津中央(第3シード)VS京北

 

      女子Best 8 予想(ベスト4決定戦)

       金沢総合(第1シード)VS桜花学園  札幌山の手(第4シード)VS東京成徳

       明星学園(第3シード)VS山形市立商業  大阪薫英(第2シード)VS聖カタリナ

 

      まず、男子はあまり波乱なく16・8が決まりそうな気配がするが、大濠は勝ち上がれば

     ベスト8決定戦で八王子(東京)と当たりそうだから、ここは接戦になるかもしれない。

     洛南も同様に、昨年度初優勝の北陸とベスト8決定戦がありそうだからどうなるか?

     京北もベスト8決定でおそらく新潟商VS愛知産業工との勝者と当たりそうなのでどうなるか?

 

      総じて男子は例年になく波乱の少ない展開を予想する。つまり、インターハイからの流れで

     戦力の差が比較的はっきりしてる感じがする

      どこが、延岡の三冠を阻止できるのか?

     インターハイ、国体では、競ることなく延岡の一人勝ちだったから・・・

 

 

      男子とは反対に、女子は上位層チームの戦力が高く拮抗している

     ベスト8決定戦では、たぶん勝ち上がりで聖カタリナVS岐阜女子はわからない。

     同様に、勝ち上がりで東京成徳VS聖和学園ももつれるだろう。

 

      全日本女子で活躍を見せた札幌山の手の長岡、9月の3on3世界大会で世界3位と

     大活躍を見せたスーパー高校生「長岡、宮澤(金沢総合)、三好(桜花)、近平(カタリナ)」

     この4人以外にも、上記ベスト8予想に挙げたチームには、まだまだ化けるかもしれない

     逸材がいる。高校女子の世代は、間違えなくレベルアップしてる選手が豊富だ

 

      長年、高校女子を牽引してきた桜花学園に、U-16全日本世代が集中している。

     詳しい経緯は知らないが、全日本レベルに選出されるほどの選手が一つの高校に片手以上の数

     いるというのは、よいことなのだろうか・・・ちょっと異常だとも思うのは自分だけか・・・

 

      男女とも3年生は高校最後の大舞台ですから、悔いのないよう、今後の「バスケへの道」

     につながる活躍と努力を見せてください。健闘を期待します。

 

 

    後記      

      この一週間の忙しさときたら悲鳴をあげるほど、睡眠不足と会議と練習、NBA調査の連続でした。

     NBA効果なのでしょうか、1日千アクセスを超えるという異常事態。10月のブログを始めた当初、

     1日百アクセスをささやかな目標にしてましたから、うれしい限りです。ありがとうございます。

      今後も、バスケファンの皆様にすこしでも喜びを分かち合える記事を目指して、高校からNBAまで

     いろいろなことを拾いたいと思います。今年もあとわずかですが来年もよろしくお願いします。

 

     


D・ローズに思うこと~M・ジョーダンと状況の違い

2011年12月22日 | NBAバスケ

              

 

 

     デリック・ローズは、2008年ドラフト1巡目1位指名をブルズから受けた。地元シカゴ出身で

    NBA入りからたった3シーズンで、初年度に新人王獲得、2年目にはオールスター選出、

     3年目は、NBA史上最年少でのシーズンMVP受賞を成し遂げた。

     入団からあっという間にスーパースターの仲間入り。順調すぎてちょっと怖いくらいだ。

 

     NBA選手の契約金にあまり興味はないが、来シーズン2012-13から5年で総額約73億円の

    契約延長だそうだ。「契約延長合意!」という見出しに、「そりゃ合意するでしょ」と思う。

    チームメイトであるC・ブーザーやピストンズから移籍してきたR・ハミルトンらが彼に相応しい評価だと

     コメントしている。

   「彼に相応しい契約だね。彼は十分に努力しているしね。この契約が最終的には10年続けばいいよね。」

   「彼はハードワークしているよ。そしてまだ23歳と若い。彼は本当にプロ選手として素晴らしい倫理観を

    もっている。」

 

     M・ジョーダン引退後ブルズのシーズン勝率は、

      1998-99 .260

      1999-00 .207

      2000-01 .183 (15勝67敗)

      2001-02 .256

      2002-03 .366

      2003-04 .280

      2004-05 .573

      2005-06 .500

      2006-07 .610

      2007-08 .402

      2008-09 .500 (ローズ1年目、スタメンで活躍、新人王)

      2009-10 .500 (2年目、ALL-STARゲーム初出場)

      2010-11 .756 (3年目、62勝20敗シーズン最高勝率、シーズンMVP)

 

     ジョーダン引退後6年間、シカゴは悲惨な結果になった。これ程までにNBAの競争社会は

    すさまじく、短期間に栄枯盛衰を繰り返す。

     ローズが入団する前の4年間で復活の兆しがみえて、プレイオフにも出場できるようになっていた。

    こういう意味では、ジョーダンよりローズの方が幸運であったと言えないだろうか。

 

     M・ジョーダンがブルズに入団前3年からのチーム勝率は、

      1981-82 .415

      1982-83 .341

      1983-84 .329

      1984-85 .463 (ジョーダン1年目、ドラフト1巡目3位指名)

      1985-86 .366 (2年目、足底骨折で出場がちょっと)

      1986-87 .488 (3年目、セルティックスに0勝3敗)

   1987-88 .610 (4年目にして初めてチーム勝率5割超え、ピストンズに1勝4敗)

   1988-89 .573 (5年目、ピストンズに2勝4敗、ピストンズNBA優勝)

   1989-90 .671 (6年目、55勝27敗、ピストンズに3勝4敗、ピストンズはNBA連覇)

   1990-91 .744 (7年目、61勝21敗、ピストンズをスイープ、レイカーズに4勝1敗でNBA初優勝)

   1991-92 .817 (8年目、67勝15敗、ブレイザーズに4勝2敗でNBA連覇)

   1992-93 .695 (9年目、サンズに4勝2敗でNBAスリーピート達成)

    ・・・・・・・・

   1995-96 .878 (NBA史上最高勝率、72勝10敗、スーパーソニックスに4勝2敗で優勝)

   1996-97 .841 (69勝13敗、ジャズに4勝2敗でNBA連覇)

   1997-98 .756 (62勝20敗、同じくジャズに4勝2敗でNBA2度目スリーピート偉業達成)

 

              

 

     ジョーダンのブルズ入団からの5年間は、ほんとうに大変なチーム状態だった。

    まさに、孤軍奮闘で3年連続バッドボーイズに叩かれ痛めつけられた。

     それに引き替え、D・ローズのこれからはどうなるのだろうか?

    

     そんな順風に帆は上がらないだろう。失敗を最大の糧にして頂点を・・・ 

      ローズの脇を固めてくれる強力なプレイヤーが絶対に必要だし、バックアップ選手で

    職人的な選手がいる。

     マイアミの存在が、昔のバッドボーイズみたいに高くそびえているみたいにみえる。

 

      最後に、M・Jが残した数々の名言の中からひとつ

 

    『 成功したいと思うなら自己中心的でなければいけない。だがもし最高のレベルに達したいなら、

     自己中心的であってはいけない。他人とうまく付き合い、一人になってはならない。 』

 

      マイケルがNBAで歩んできた経験と結果に裏づけされた説得力ある言葉だ。

     ローズという若者も同じような道をたどろうとしている。どこまでたどり着けるのか、

     こんな選手と同時代に生きていられて、目撃することができて幸せに思う。

 

            

 

 

 

   


NBA平均値の意味~チーム平均失点?

2011年12月20日 | NBAバスケ

           

             <2010-11 NBAチャンピオン ダラス・マーベリックス>

 

    昨日、「2010-11シーズンブルズの1試合当たり平均失点が、1位セルティックス(91.0)に次いで

   2位ブルズ(91.3)であるから、ディフェンスの優れたチームになった」と記述された記事を数件見つけた。

    「ほんとにそうかな?」と思いさっそく昨シーズンのチームデータを調べてみた。

 

    やはり、平均値の意味を一部分だけ取り上げて、都合よく解釈してることが判明した

 

                             得点  失点  得失点差

        順位チーム試合数  HME    OPP  DIFF         
            1 ナゲッツ  81   107.5   102.6    4.9                               
            2 ニックス  81   106.6   105.7    0.9                  
            3 ロケッツ  81   105.7   103.8    1.9                  
            4 サンズ  81   105.0   105.9   -0.9                  
            5 サンダー  81   104.8   100.9    3.9                  
            6 スパーズ  81   103.7    97.9    5.8                  
            7 ウォリアーズ  81   103.3   106.0   -2.7                  
            8 ヒート  81   102.1    94.8    7.3                  
            9 レイカーズ  81   101.3    95.2    6.1                  
           10 ティンバーウルブズ  81   101.1   107.5   -6.4                  
           11 ペイサーズ  81   100.1   101.0   -0.9                  
           12 マーベリックス  81   100.0    96.1    3.9                  
           13 グリズリーズ  81    99.9    97.4    2.5                  
           14 マジック  81    99.3    94.0    5.3                  
           15 ラプターズ  81    99.3   105.5   -6.2                  
           16 キングス  81    99.3   104.6   -5.3                  
           17 ジャズ  81    99.3   101.2   -1.9                  
           18 76ers  81    99.0    97.4    1.6                  
           19 ブルズ  81    98.6    91.3    7.3                  
           20 クリッパーズ  81    98.5   101.8   -3.3                  
           21 ウィザーズ  81    97.3   104.7   -7.4                  
           22 ピストンズ  81    96.9   100.6   -3.7                  
           23 トレイルブレイザーズ  81    96.4    94.6    1.8                  
           24 セルティックス  81    96.3    91.0    5.3                  
           25 キャバリアーズ  81    95.4   104.6   -9.2                  
           26 ホークス   81    95.1    95.8   -0.7                  
           27 ホーネッツ  81    95.0    93.7    1.3                  
           28 ネッツ  81    94.2   100.5   -6.3                  
           29 ボブキャッツ  81    93.3    97.4   -4.1                  
           30 バックス  81    91.7    92.6

  -0.9

                 

 

 

     セルティックス・ブルズの平均失点は、1位・2位でも、平均得点は、24位・19位である

    平均失点だけ見ると、3位はバックス、4位はホーネッツ、5位はマジック。上記表で平均失点だけを

    取り上げても意味のないことがわかる。

     つまり、大事なことは平均得失点差で、この数値の大きいチームは勝ち越しの度合いが高い。

    ただし、優勝したマブスをみると、得失点差上位の中で9位であるから不思議だ

    シーズン中の戦いにおいて、ブスのベテラン集団は何か緩急をつけるように、

    力の入れどころを操作してきたのだろう。プレイオフの戦い方とレギュラーシーズンの戦い方に

    異なる部分を意識的に作り上げている感じがする。

     ヒートとブルズが1位であることは、なんとなくわかる。タイプが異なるチームであるが・・・

 

     一般に、得点のハイスコアなチームは、シュートセレクションが早く、アーリーオフェンスや

    速攻型のオフェンスチームであることが多い

     逆に、ロースコアなチームは、ハーフコートバスケを好み、シュートセレクションを探り

    確実性を求めるオフェンスチームであることが多い

 

     NBAのチームにこの原則が当てはまるかどうかわからないが、得点力のあるチームが

    勝率が高いとは限らないし、チーム失点の低いチームが必ずしも強いとも限らない。

    当たり前であるが、重要なのは得失点差で、それぞれのチームの特徴に左右される

    得点平均のみ、失点平均のみの相対的な高低はあまり意味がない。

 

     さて、開幕まであと5日ですか、今シーズンないかもしれないとあきらめかけてただけに

    今年の開幕は特に待ち遠しい感じでしょう。NBA選手たちも短いプレゲームであるが、

    はやく本番のゲームに入りたいと思う。

 

     様々な予想が外れやすいシーズンになるのか?

     終わってみれば、やはりと思われるチームがプレイオフを勝ち上がるのか?

 

    波乱のWESTか、予想通りのEASTか注目したいチームが絞れてあとは待つだけだ。

    WESTは、試練のレイカーズ、躍動のクリッパーズ、老獪なマブス、飛躍のサンダーか、

    EASTは、爆発安定のヒート、躍進のブルズ、復活のセルティックス、揺れるマジックか、

    この8チームを軸に、新生ウルブズ、ダンカンのスパーズ、再生ホーネッツ、得点力ニックスに

    注目してみたい。

 

 

        

    


シカゴブルズ栄→枯→盛~苦労人T・ティボドーとD・ローズの魅力

2011年12月19日 | NBAバスケ

               

                  <トム・ティボドー>

 

     NBAの長い歴史の中でも偉大なチーム記録、強烈な記憶を残したチームは数少ない。

    資本主義の原理がもろ働く過激な競争社会において、トップに居続けることは並大抵のことではない

    リーグ繁栄、戦力公平化のため、新人選手のドラフト、サラリーキャップが効いてる時代においても

    公平にはならない。

     十分な資金、戦略・競争力・意欲のあるチームが勝ち組になり、負け組とはっきりした差が

    つくようになっている

 

     この10年くらいNBAから遠ざかっていたのが、今回のストライキによって注目したこと、

    ブログを始めたことが重なり、少しずつ現在のNBA情勢について学んでいる。

    NBAの情報や世界は奥が深すぎて、どこまでいってもきりがないくらい。自分にとって興味・関心を引く

    部分だけ係わろうというスタンスに変わりないが、NBAブロガーさん達に触発されて思いもよらない

    ものがありそうだなと、いろんな意味で感心している。

 

     さて、昨シーズンシカゴブルズHCに就任して、1年目にしてコーチオブザイアーに輝いた

    トム・ティボドー約20年間もNBAでアシスタントコーチの経験を積んできたという

     特に、ディフェンスの指導に定評があり、昨年までの3年間、セルティックスで

    アシスタントコーチとしてディフェンスを担当し、2008年の優勝に貢献した。

    なるほど、ちゃんとした下地と実績を20年も積み上げてきたんだ

     ティボドーHCは、2008-09シーズンのプレイオフ・ファーストラウンドでブルズと対戦した際、

    第7戦までもつれた試合から、チームの潜在能力の高さを実感したという。

    とりわけローズの能力の高さを賞賛しつつ、そのローズを中心としたディフェンシブなチームへ

    転換することを明言した。ティボドーは、

     「我々のディフェンスを向上させるには、デリックに色々と学んでもらわないといけない。

      これからは多くのことを彼に任せるし、彼にも毎日のように努力してもらいたい」と語っている。


     念願のHC就任を果たしたティボドー氏は、過去にウルブズ、
スーパーソニックス(現サンダー)、

    スパーズ、セブンティシクサーズ、ニックス、そしてロケッツでACとしての経験を積んできた。

    ティボドーHCは、「いつかこの日が来ると信じていた。夢の実現を信じて、毎日努力を重ねていれば

    そのうち報われると思っていた」と、就任会見で喜びを語っている。

     下積み時代の長い苦労人HCの誕生だったんだ。

     今シーズンはさらに楽しみな夢の実現が待っている。大変険しい道のりであるが・・・

 

 

        

                        <デリック・ローズ>

               

      

      ローズは謙虚で、正直な青年だALL-STARゲームスタメンも果たし、昨シーズンPLAY-OFF

     イースターンカンファレンスファイナルでヒートに敗れたものの、シーズンではヒートに競り勝ち、

     シーズンMVPを受賞し、レブロン、ウェイドと肩を並べるほど成長してるにもかかわらず、

     次のようなことを語っている。

 

    『 何もかもがはじめてのことばかりで、今は夢中になって自分のできる最大限をやろうと思っている。

     試合は時間が来ればおのずとやってくるが、練習は自分から向かわないと始まらないんだ。

     だから、僕の全ては練習だよ。レブロンやウェイドのような天才じゃないんだ。

     僕は練習して練習してここまできた凡人なんだ。』

      

     ジョーダン、ピッペン以来、シカゴ久々のスーパースターになろうとしてる青年が、こんなことを

    クールにさらりと言ってしまう。ローズちょっとたまんない魅力がある。

 

 

      

 

      


新生ウルブズ話題~アデルマンHC、ルビオ、ウィリアムズ

2011年12月18日 | NBAバスケ

                 

                    <リック・アデルマン>

 

     バスケのヘッドコーチには、大ざっぱに大別すると2種類あるような気がする。

    かなり多いタイプが、「コーチの思い描く通りにプレイを要求し、個より常にチームを優先する

    もう一つのタイプが、「まず選手の自主性を重んじ、チームの核となる個を優先してチームを作る

    もちろん、優秀なコーチはどちらも使い分けができて、状況に応じて、選手に応じて最適な対応が

    できるのだろう。

    

     昨シーズン最下位だったミネソタ・ティンバーウルブズを今シーズンから指揮する「リック・アデルマン

    アデルマンは、典型的な後者タイプのコーチだ。1990年代前半、トレイルブレイザーズで初のHCとして

    素晴らしいチームを作った。ドレクスラーやポーターという才能ある選手を自由に余すところなく

    ポテンシャルを引き出した。ブルズとのファイナルは面白いシリーズとなった。

     そのテリー・ポーターをアシスタントCとして、もう何年も一緒に引き連れているようだ。

 

       

                 <選手時代のポーター、いいガードだった>

 

       1989-1994年、トレイルブレイザーズHC

       1995-97年、ウォリアーズHC

       1998-2006年、サクラメント・キングスHC

       2007-10年、ロケッツHC

 

      キングス時代に、数々のトラブルを起こしてきた問題児「ロン・アーテスト」を

     エースに指名して、全幅の信頼を任せてチームを強くした。アーテストが見る見るうちに

     プレイに集中してその信頼に応えようと急激に成長したという話は有名。

 

         

           <ロン・アーテスト、現在LAL所属>

 

     ただし、ゲームの大事な局面であまり具体的に選手へプレイの指示を出すことなく

    選手の自主的判断に任せることがあって、時として「放任」と誤解されることもあったらしい。

 

 

     さて、新生ウルブズは、

    『 スペインリーグFCバルセロナから移籍したリッキー・ルビオが、ミルウォーキー・バックスとの

    プレシーズンゲームで本拠地デビューを果たし、巧みなパスさばきで地元ファンを沸かせた。

    試合も、昨季53試合連続ダブルダブルをマークしたケビン・ラブが21得点、15リバウンドの活躍

    ウルブズが117対96でバックスに快勝した。

    ルビオは23分間プレーし、6得点、7アシスト、6リバウンドをマークマイケル・ビーズリーが21得点

    ドラフト全体2位指名のデリック・ウィリアムスが14得点を挙げて、新指揮官にうれしい初勝利を

      プレゼント。ダラス・マーベリックスから移籍したホゼ・バレアは14得点をマークした。』

 

              

         <リッキー・ルビオ>         <デリック・ウィリアムズ>

 

      ルビオが髭を生やしている。1Q後半からの出場みたいだった。192㎝、もう21歳。

     ウィリアムズはSFでの起用かな。すごい新人になりそうだ。

      まだまだ、各チーム調整試合、実験的起用の意味合いが強い。シーズン序盤も手探りの状態が

     続くのかな。プレゲームは勝ち負けより、その内容とチームプレイの確認作業がメインでしょう。