バスケと人生の日々~陽のあたる場所へ

NBAと高校・大学・JBL・Wリーグバスケの話題中心に日々の雑感、バスケ戦術の記録、時に音楽・将棋について

NBAあれこれ~ブルズ記録VSバックス戦

2012年01月29日 | NBAバスケ

 

 

 

 昨日はFridayNightGameで13試合も組まれていた。NBAでは昔から金曜日の夜が一番人気あるカードを組むことが多い。その中でも次の5ゲームに注目した。

 

 ペイサーズ × 87-94 ○ セルティックス

 

 好調ペイサーズをロンド、アレン抜きのセルティックスがピアース28点の活躍で破った。5割復帰、ひたひたと上位に上がってくる気配がする。

 

 

 

 スパーズ × 7987 ○ ウルブズ

 

 ウルブズあと1勝で5割である。この試合、ルビオがチーム最長の42分プレイし18得点・10アシストの大活躍。完全にチームの司令塔としてNBAで通用するPGになってきている。ラブも18得点・16リバウンドの活躍。ウルブズなんか5割超えしような予感と期待。

 

 

 

 マジック × 6793 ○ ホーネッツ

 

 マジックどうしちゃったの?セルティックスに大逆転負け喰らってからどこか歯車が狂ってきてるのか・・・ハワードが一人気を吐き28得点・16リバウンド、彼以外の選手が全員一桁得点ではゲームにならない。もしこういうゲームが続くと、2月D.ハワードのトレード話が再発してしまう。NBAのゲームは順位に関係なく、世界一プロとしてのプライドと個人技術をもった集まりだ。スコアだけ見て簡単に勝てると判断できるゲームはほとんどない。ギリギリのところでチームの精神性で決まる勝負が多い。序盤・中盤・終盤とすべてホーネッツペースでやられた感じがする。

 

 

 

 ニックス × 8999 ヒート

 

 第3ピリオドまで互角の展開。カーメロいない方がチームとして機能しいい勝負してるみたいにみえる。スタウドマイヤーがショット不調なのか、ニックスの3Ptが43本も打っている。1試合通しでオフェンスが外角シュート頼りすぎては終盤厳しい。ヒートはウェイド復帰してチーム力本来の姿に戻りそう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 バックス × 100107 ○ ブルズ

 

 ブルズ序盤からローズがアップテンポに積極的に攻めるゲームメイクをしたみたいだ。ローズのアシスト3で34得点だから、いかに自分で決めに行ったかがわかる。チームリバウンド50本のうち、Cのノア16本・PFのブーザー13本とこの2人がこれだけReb安定してるとゲームが締まる。バックスのCであるグッデンには23得点・15Rebとやられたが、ノアがRebで遜色なくこれだけ頑張ってくれれば十分である。とにかく心配なことは、このゲームでも9人で戦ってること。10人~12人で戦える状況になってほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 ノアのこんなガッツポーズめずらしい。彼のサムライヘアー?いいね。腕のサポーターもなくコンディションよくなったのかな。

 

 この試合で気になったことは1つ、FT(フリースロー)。バックス15/16、ブルズ20/33と13本も落としている。バックスの2倍FTをもらいながら、この数字はいただけない。75%以上は決めないと・・・もう少しゲームが楽な展開になったはず。スターターのブリュアーが43分もプレイしながらFG%が低すぎる。ちょっと疲れているのかもしれない。

 

 ブルズはいよいよ明日、昨年のカンファレンスファイナル以来のマイアミ・ヒートとの決戦。単なるR.シーズンの1試合に過ぎないかもしれないが、お互いそのずっと先を見据えた戦いになるでしょう。静かに結果を待ちたい。

 

 

  


Bulls記録(13)NBA2011-12RegularSeason~Game19(ネッツ戦)・Game20(ペイサーズ戦)

2012年01月27日 | NBAバスケ

 

 NBA今シーズン、ブルズは開幕1か月余りでもう20ゲーム消化、3日でおよそ2ゲームペースで消化していくのだから消耗度が激しいはずだ。1試合48分のゲームに加えて、アメリカ大陸の横断、長距離移動と日本では想像つかないまさにTripツアー。1シーズン何か月もチームで寝食を共にするわけだからスタッフも含めチームは一種の「Family」と呼ばれることもうなずける。チームは生き物と同じでほぼ同じメンバーで戦ってるのに調子の波がアップダウンしたりする。

 Game19のネッツ戦、今シーズンからブルズに移籍したR.ハミルトンがチーム最長の42分もプレイしての大活躍だった。足の付け根(股関節)痛めてた怪我が完全回復したのかな。彼は単にベテランで経験あるだけでなく、とても賢いスマートなプレイをするし、ローズが速い展開に持っていこうとするのを誰よりも早く察知して必死で走る姿がとても印象に残っている。ディフェンスも相手プレイへの予測が非常に良い。昨シーズン、デトロイトで腐りかけてたことがうそのように生き生きと一生懸命プレイしている。環境が変わることで全盛期の勢いと経験でつかんだ技術とを見事に融合・復活させた感じがする。ブルズに欠けてた選手というより、若いブルズガードの直線的なプレイ選択肢を幅広くしてくれた感じで、直球のスピードは衰えたが相手との駆け引き、間合いが絶妙な変化球を自然に投げられるピッチャーみたいだ。おそらくブルズガード陣だけでなくインサイド陣へも良い影響と触発するものを与えているのではないだろうか。

 

 

 

 この試合、ブルズはチームFGが57.3%でよくシュートが入ったことが直接的勝因であるが、今のブルズが勝ちゲームになるための十分条件は、チームRebにある。チームRebが40半ばのゲームは安定している。一人二人の選手が13以上Rebを稼ぐことはめったにない。ガードもフォワードも5~8くらいのリバウンドを稼ぐときのブルズは強い。全員が常にRebに参加するチームだ。このゲームのチームアシストも33と多い。アシストもみんなで相手次第で臨機応変にできるときは調子がよい。しかし、アシストが多いからと言って一概に良いともいえないのがバスケットの難しいところで、積極的にバスケットへ向かわないパスプレイが多いときは危険信号である。

 

 

<ペイサーズCのHibbert、SFのGranger>

 

 BullsGame20対ペイサーズ戦は、特にこの二人にやられたみたいだ。同じディビジョンでの1位・2位対決であり、昨シーズンプレイオフ1stラウンドでブルズ4勝1敗、プレシーズンマッチも2連敗とこれまでブルズにさんざん煮え湯を飲まされ続けたペイサーズ。今シーズンはやはり違うチームレベルに進化してることがわかる試合になったのではないか。スターターフロント陣の上記2人とPFのD.ウェストで56点、ブルズフロント陣3人(ノア・ブーザー・ブリュアー)で42点、インサイドこの差は大きい。おまけに、ブルズ3Ptが3/13でペイサーズが5/10ではよく5点差の接戦になったものだ。競り勝ったペイサーズがPOで勝ったかのような大喜びだったみたいで、これで12勝5敗のチーム力は決してフロックなものでなく確かなチーム力があることが一層わかるゲームであった。ブルズは4敗目だから、今後のペイサーズゲームを注意深く見ていかなくてはならないだろう。

 

 

 

 NBAでは、鼻骨骨折くらいは日常茶飯事なんだろう。顔が千差万別であるようにフェイスガードもいろいろあるね。ブルズL.Dengの穴が埋まらないほどデンは欠かせない選手であることを改めてわからせてくれたゲームであったかもしれない。

 

 

  

  


東京都高校バスケットボール新人戦~男女決勝リーグ全日程終了

2012年01月25日 | 高校バスケ

 

 先日の1/21,22、東京都高校バスケ新人戦決勝リーグGame2、Game3が代々木第二体育館で男女それぞれ行われた。まずはスコア結果から。

<男子> 1/21 Game 2

  八王子 (2勝) 74-62 (2敗) 國學院久我山

   (1P 3-12   2P 3-16  3P 8-16  4P  20-18)

  京北 (2勝) 93-66 (2敗) 都高島

   (1P 21-16  2P 27-15  3P 20-11  4P 25-24)

 

    1/22  Game 3

  國學院久我山 (1勝2敗) 74-58 (3敗) 都高島

  八王子 (3勝) 88ー64 (2勝1敗) 京北

 

 この結果、優勝:八王子 準優勝:京北 の2チームは、2/11・12に茨城県ひたちなか市で開催される関東新人大会に東京代表として出場する。

 今回の新人戦結果から判断すると、八王子が競り合うことなく頭一つ抜けてる感じがした。しかし、春の関東、夏のインハイ予選の頃には1年中心で戦った京北の伸びしろを考慮するといい勝負になるかもしれない。久我山もGame2で八王子といい勝負してるから、この3チームが東京トップ3であることに疑いない。第二集団には、都城東、早実、実践、都高島、世田谷、成立、日大豊山あたりなのかな。

 

 

<女子> 1/21 Game 2

 

 

  東京成徳大高 (1勝1敗) 78-105 (1勝1敗) 八雲学園

   (1P 27-17 2P 17-26 3P 29-26 4P 11-36)

  文化学園杉並 (2敗) 62-76 (2勝) 明星学園

   (1P 6-17 2P 9-22 3P 20-19 4P 27-18)

 

    1/22 Game 3

  文化学園杉並 (3敗) 83-92 (2勝1敗) 八雲学園

  東京成徳大高 (1勝2敗) 71ー92 (3勝) 明星学園

 

 この結果、優勝:明星学園  準優勝:八雲学園

        3位:東京成徳大高  4位文大杉並

 

 やはり、女子は明星が強かった。選手に躍動感があり、ガード・フォワード・センターの役割をはっきりとこなせる。ディフェンスの足も一番いい。八雲は決勝リーグ初戦の明星戦で前半いいペースで戦いながら、後半失速して第4ピリオド逆転の競り負け。この初戦が痛かった。東京成徳は高さは一番あるが、ゲームテンポがこの4チームの中で一番遅い。今までの東京成徳らしからぬ「ゆるさ」みたいなものを感じた。しかし、まだ新チームに切り替わったばかりだから春までに強く変わっていくでしょう。文大杉並は小さいながらも激しい運動量で最終ゲーム八雲戦よく頑張った。

 

 

 

    


NBA現地1/21注目カード~1/22まで各ディビジョン上位チーム

2012年01月23日 | NBAバスケ

 昨日の注目Game1 「76ers VS Heat」

 開幕からここまで11勝4敗と大健闘してるフィラデルフィア76ers、ホームに戻ってウェイド抜きで心配された10勝4敗のマイアミヒート。言い方を変えれば、オールスター出場級の選手いない76ers対ビッグ3→2のヒートの対戦に興味があった。

 やはり、この2人(レブロン28点とボッシュ30点)がしっかり実力通りの活躍を見せた。ウェイドが負傷してその後の3ゲームがそれぞれディビジョン首位のスパーズ、レイカーズ、76ersとちょっとやばいかなと思っていたが、問題なく3連勝となった。これでウェイド欠場の6試合を全勝だそうである。不思議なものだ。しかも、レブロンは風邪(インフルエンザ)で体調不良の中休むことなく、いつものように?プレイしたらしい。この人は同じ人間とは思えない。

 しかし、本日マイアミホームのMILバックス戦、91-82で競り負けている。第4ピリオド勝負になって4ピリが一番FG%を落としての敗戦。対戦前5勝9敗のバックスに金星を献上してしまった。これでヒート11勝5敗。

 5日間で3試合という過密日程を終え体力を完全に消耗。バックスは試合を通してFG成功率35%と低かったが、ヒートが記録したターンオーバー22から22点を奪い、更にはブランドン・ジェニングスが終盤に試合を決める活躍をみせ、ロードで2連勝を記録。バックスではジェニングスが23得点、アーサン・イリヤソバが16得点、アンドリュー・ボガットが13得点を記録した。明らかに疲労しているヒートに対し、スコット・スカイルズHCは速いペースで相手の体力を更に奪う戦術を実行。これが功を奏し、シュート成功率に苦しみながらも要所を締め、勝利に繋がった。ヒートとして通算1870試合という歴史がある中、NBA史上ワーストに並ぶ1試合9アシストに抑えられた。アシスト数を含め、ヒートは得点(82)、FG成功率(37.3)、合計FG成功数(25本)でもシーズンローを記録するなど、散々な結果となってしまった。ジェイムスは、「言い訳しない。完敗だ。今日はゲームが始まった時から体力が残っていなかった」と語った。(NBA日本語公式サイトより一部抜粋)

 

  

  

 昨日の注目Game2 「Nuggets VS Knicks」

 昨シーズンまで在籍したビッグプレイヤーの古巣初対決、因縁対決とでも云うのか、当時ナゲッツ所属のカーメロ・アンソニーがニックスに移籍した昨季の超大型トレード以来、両チーム初の顔合わせとなったこの試合は、ダブルオーバータイムの末にナゲッツが119対114で勝利。

『 同トレードでナゲッツに加入したダニーロ・ガリナリが古巣相手にキャリアハイの37得点に加え、11リバウンドをマークする活躍。他にも、元ニックスのアル・ハリントンがこの日記録した24得点のうち22得点を後半以降に挙げて勝利に貢献した。ナゲッツは連勝を4に伸ばし今季12勝5敗としている。
 試合は、ナゲッツが第4Q残り2分半の時点で6点リードを奪っていたが、この日得点を伸ばせていなかったニックスのエース、アンソニーが土壇場で本領を発揮。3人のディフェンダーに囲まれる中、試合残り1.7秒にジャンプシュートを決めて98対98の同点に追いつき、ニックスが延長戦に持ち込む。
 最初のオーバータイムでは、ナゲッツはリズムが蘇ったアンソニーにシュートを決められ、残り1分の時点で2点のビハインド。しかし今度は残り9秒のネネイのフリースロー2本で同点に追いつき、試合はセカンドオーバータイムへと突入した。ここでもアンソニーにジャンプシュートを決められて残り1分38秒の時点で、ナゲッツは110対111と1点を追いかける展開。しかしここからガリナリがフリースロー2本、ハリントンがスリーポイントシュートに成功し、残り47秒に115対111とするとあとはリードを守りきった。
 敗れたニックスは、キャリア最初の7年半をナゲッツで過ごしたアンソニーが25得点、10リバウンド。フィールドゴール(FG)は最初放った17本のうち14本を外し、地元ファンからブーイングを受けたものの、第4Q終盤には4本のシュートを決めて勝負強さをアピールした。アンソニーの最終的なFG成功数は30本中の10本。ニックスは6連敗で今季成績を6勝10敗とし借金が4に増えている。』(Yahoo!スポーツより一部抜粋)

 デンバーは7人でこのゲームを戦ったから6人はすごいプレイタイムだ。ガリナリ52分、ミラー49分、ローソン48分、ヒラリオ45分、ハリントン41分・・・プレイ時間をやりくりできるチーム状況を作っていかないと今後の戦いに目に見えづらい影響が出る。

 

 

 1/23(日本時間)現在、各ディビジョンでの上位チーム

  イースタン>

  アトランティックDIV. 1位:76ers 11勝5敗 2位:セルティックス 6勝9敗

  セントラルDIV. 1位:ブルズ 15勝3敗 2位:ペイサーズ 11勝4敗

  サウスイーストDIV. 1位:マジック 11勝4敗 2位:ホークス 12勝5敗 3位:ヒート 11勝5敗

 

  <ウェスタン>

  ノースウェストDIV. 1位:サンダー 13勝3敗 2位:ナゲッツ 12勝5敗 3位:ジャズ 10勝5敗

                4位:トレイルブレイザーズ 9勝7敗 5位:ティンバーウルブズ 7勝9敗

  パシフィックDIV. 1位:クリッパーズ 9勝5敗 2位:レイカーズ 10勝8敗

  サウスウェストDIV. 1位:グリズリーズ 9勝6敗 2位:スパーズ 10勝7敗 

                3位:マーベリックス 10勝7敗

 

 特に、赤でアンダーライン引いたチームが特徴あるチームプレイですごく健闘して頑張ってる。ノースウェストDIV.は、上記で全チームだからメチャ濃い。全チーム勝率5割超えなんてことがあるかもしれない。この中でも特に優れた注目チームがデンバー・ナゲッツ、フィラデルフィア76ers、インディアナ・ペイサーズだと思う。この3チームには共通した特徴がある。76ersとペイサーズには、今シーズン平均得点が10点台~16点までに7人もいること、1試合平均17点以上稼ぐスーパースターいないがチームで接戦にも勝負強く、相手次第で活躍する選手が多彩なこと。いうなれば「全員バスケ」で、アウトサイドシュート力がある。ナゲッツはスーパースターカーメロ・アンソニーが移籍したにもかかわらず、10年以上ベテランのハリントン、ネネに勢いのあるカリナリ、ローソンがブレイクしていい試合してるみたいだ。おそらくこの3チームはヘッドコーチとの信頼関係、選手同士の協力体制などベンチワーク・チームワークがすばらしいのだろう。

 1つのチームを徹底して追っかけてるブログを拝見する。第1ピリオドから4ピリオドまでの試合状況、オフェンス・ディフェンスの総評や選手個人一人ひとりの感想まで頭が下がる思いである。実際ゲームを見られてるから試合状況や流れがわかりやすくとても参考になる。人気ブログランキングでナゲッツといえば「nbaナゲッツ中心に応援」さん、「のんびりとNuggetsを応援しましょ」さん、レイカーズといえば「I Love Lakers!」さん、マジックといえば「NBA ALL-ROUND MAGIC」さん、ペイサーズといえば「31 Iscream 2」さん、ホーネッツといえば「ホーネッツと共に」さん、ニックスといえば「Rock' n' Knicks」さん、ブルズといえば「FOREVER 23」さんよく見させてもらってます。これからもワンチーム一筋のチーム情報楽しみにしています。

 

 

 

  

     < Jazz #24 SFのP.Millsap 26点   #25 #25 CのA.Jefferson 18点 >

        Minnesota Timberwolves 98-108 Utah Jazz         

『2年ぶりとなる3連勝を記録したミネソタ・ティンバーウルブズをホームで迎えたユタ・ジャズは、ポール・ミルサップが26得点を記録。特に試合を決めた第4Qに12得点を挙げる活躍をみせ、ジャズが108-98で勝利した。ジャズはここ11試合で9勝目を挙げる等、好調を維持している。
 ミルサップは、前日のロサンゼルス・クリッパーズ戦で決勝3Pを決めたケビン・ラブとマッチアップ。ラブをFG5本(21本中)に抑える見事な守備をみせ、攻守でチームに貢献。ジャズではミルサップの他に、アル・ジェファーソンとCJ・マイルズがそれぞれ18得点、ラジャ・ベルが12得点を記録した。
 一方のウルブズでは、ラブが15得点、8リバウンド、リッキー・ルビオが17得点、11アシストを記録。
ルビオは連勝を止めた理由について、疲労を挙げた。「特に第4Qは疲れて足が動かなかった」
ラブは、「今日はシュートが全然ダメだった。入りそうで入らないものが多かったね。長いシーズンだし、絶好調の時もある。必ずそうなる」と、自分を鼓舞した。ウルブズはリバウンドでもジャズを35-46と大きく下回った。
 リック・アデルマンHCは、「自分達のプレイが出来ない時でも、上手く対応していく必要がある。この敗戦から学ばないといけない」と述べた。』(NBA日本語公式サイトより)

  ヒートといい、ウルブズも連戦が続く影響で疲労が出てる発言が目立つ。確かに過密スケジュールのため、連戦、試合数消化日程のズレが生じて疲労度の異なる対戦もあるが、これも開幕が遅れた原因を作った双方にあるのだからプロとしては言い訳にならない。Rシーズンをトータルでとらえるとどのチームもイーブンだ。 

 

 

 

 

 

 Bulls Game 18  Bulls 95 ー 89 Bobcats>

 報道されてるほど楽なゲームではなかったようにBoxScoreから感じた。ブルズの勝因はたぶん、相手のTO(8対16)8差とStl(4対11)の差7を得点に結びつけたこと、Rebで44対37で負けているのに、相手3Ptが2/11(18.2%)と振るわなかったことに助けられた。

 Dengが手首を負傷したみたいで、ノア、ギブソンとともにインサイドフロント陣が心配だ。明日からマイアミ戦まで1日おきの飛び石ゲーム。怪我との戦いでもある。

 

 

 

 

 


NBA注目の3Game~現地1/20 PF対決・センター対決・ブルズ記録(VSキャブス)

2012年01月22日 | NBAバスケ

 

 これからNBAを代表するPFになるであろう若きライバルの2人。ッチアップしたこの試合見たかった。同点の残り1秒でウルブズK.ラブが放った3Pシュートが見事ラストショットになった。LACのB.グリフィンは、いかにもアメリカ人が好みそうなガッツ溢れる選手。ブルズとの1ゲーム見て大ファンになってしまった。K.ラブはパワーもあるが賢くてよいシュートセンスある選手。ウルブズ#9のルビオは髭を生やしても少年のようないい顔してる。

   

 

 LACのC.ポールは太もも裏の肉離れなのか、4試合連続欠場している。

ウルブズは約2年ぶりに3連勝を記録した。ウルブズはラブの3Pの前に、リッキー・ルビオが同点となる3Pを決めた。ルビオは試合開始から10本続けてFGを外したが、それでも萎縮せずに打ち続け、ビッグショットを決めた。ウルブズのリック・アデルマンHCは、ルビオについて「冷静な選手だ。誰を相手にしても気後れしないし、自ら調子を落とさない軸を持っている。私は彼のプレイへの集中を評価している。今シーズンはここまで好調を維持しているし、先発もしくは途中出場に関わらず、毎試合第4Qにプレイしている」、「素晴らしい才能の持ち主だ。彼にボールを渡して任せれば良い。ームの戦術も至ってシンプルにしているが、それは彼がいるからこそだ。私が思っていたよりも、ずっと良い選手だよ」と絶賛した。ラブは、「ここ2試合はシュートの調子が良くないけれど、守備がしっかりしているから勝てている。こういうプレイが継続出来れば、俺達はまだまだ勝てる」と、可能性を感じている様子だった。』

(NBA日本語公式サイトより一部抜粋)

 

 

    <LAレイカーズVSオーランドマジック>

 

 オールスターファン投票ダントツ1位マジックセンターのD.ハワード。本日は、ウェスタンファン投票1位レイカーズセンターのA.バイナムとセンター対決に注目した。

 結果はやはり、ハワードが断然良かったみたいだ。バイナムはファウルトラブルで26分12Reb、レイカーズPFのP.ガソルが10Rebだから、2人あわせたReb数を上回るReb23をハワードは記録して、ゴール下を制していることがわかる。

 レイカーズはコービー以外のFG%が低すぎる。マジックみたいなチームに対してはもっと外角シュートを決めないと苦しくなる。それとも速攻を仕掛けてセンターを置き去りにするような状況を時に作りたいのだが・・・アウェイでなかなか勝てないのは、序盤からまさに相手のペースで戦ってしまうからかもしれない。これで、マジックは11勝4敗とチーム力が向上している。ハワードのトレード話に惑わされることなく、むしろ危機感もって必死にプレイしてる感じがスコアから読み取れるような気がする。いろいろと言われてるPGのネルソンはよくやってると思うのだけど・・・きびしい見方をされるね。それだけ能力を期待されてる裏返しじゃないのかな。

 

 

  

 

 BullsGame17 VSキャブス戦、歴史的勝利と報じられたが出場選手全員のFG%が異常に良い結果、大差がついたみたいだ。序盤からの思い切り良さが勢いを加速させたみたいだけど、イケイケばんばんで勝った次の試合は気をつけなくては・・・チームの司令塔ローズが欠場してどこまでこういう状態が続くかは疑問。相手次第だと思うのだけれど、インサイドの要ブーザーとノアがチームリーダーらしい発言をしてる。

 ーザーは、「俺がプレイした中でも、今のチームは最も選手層が厚い。たいていの場合、ベンチ選手の役割はリードを保持すること。でも、このチームはセカンドユニットだけでもリードを広げられる」とコメント。さらに、「デリックがいないことで、全員がステップアップしないといけない。今日は先発もベンチも本当に良い仕事をしたと思う。時計仕掛けのように、全てのピースが完璧にはまったよね」と、喜びを形容した。ジョアキム・ノアは、「デリックにはゆっくり休んでもらって、健康な状態で復帰して欲しい。無理して出場する必要はないからね。これから先、チームは彼の力を絶対に必要とするから」と、エースに休養をすすめた。

 

   

 

  

 


日本バスケ界プロ化構想~JBA正式発表

2012年01月21日 | バスケ全般

 

 2011年12月暮れ、JBA(日本バスケットボール協会)から日本バスケット界の新Topリーグ開設(プロ化)へ向けての「基本的考え方」と「新(プロ)リーグチーム公募の概要」、「新リーグ今後のスケジュール」が正式に、当HPに公表された。

 公表されてこの1ヶ月余りで、

  「いったいどれだけの方々が目を向けてくれたのだろうか?」

 個人的に、「やとプロ化へ向けて本腰で?スタートラインを設定したか・・・10年くらいは遅れたね。」と思う。

 さかのぼってみれば、1967年実業団リーグがスタートしたのが始まりだった。企業の一社員として会社の仕事をこなし、退勤後に練習するという厳しい環境であった。企業にとって、その当時バスケチームは広告塔の役割というより会社経営の小さな歯車でしかなかった。経営が苦しくなれば、利用価値が薄ければ、簡単に切られてしまうような存在であった。この40年あまり、実業団チーム名をみてみればどれだけたくさんの廃部、譲渡、変遷があったかわかるだろう。

 2001年のJBL(WJBL)前身、スーパーリーグ開幕のあたりが実は大きな変革期・転換期だったのである。このとき今回のようなプロ化構想を実現できていれば・・・今頃想像できない位の進展を見せていたと推測する。

 2005年、協会内一部の改革派がbjリーグ開幕へとこぎつけたが、結果はご覧の通り・・・スーパーリーグとbjリーグは共存共栄して成長するどころか、世間のイメージはバスケ界は分裂して互いに勝手なことやってるねと冷めた見方をした感じがする。

 選手の対偶・保障面が明らかにスーパーリーグの方がよいため、bjリーグにはスーパーリーグでピックアップされない選手で主に構成された。それだけbjリーグは経営面においてバックアップ企業の規模が小さく資金面で大変苦労している。

 私は初年度のbjリーグを2度ほど招待券で試合観戦に行った。試合の進行・余興はNBAさながらのミニチュア版であるが、ゲームそのものの強さ、面白さ、レベルの高さに少し問題があったように感じた。この点がリピーターを多く作れなかった原因かも知れない。

 さて今回、やっとのことでこぎつけた「日本バスケプロ化」実現には、想像以上に困難なハードルがいくつもあるような気がする。サッカーJリーグ誕生のときとは日本経済の状況、勢いが違いすぎる。バブル期絶頂の中でJリーグは開幕し、一気の勢いがあったご時勢である。余計なお世話かもしれないが、JBAはチーム公募という形で待っていないでバスケが盛んな地域にいろんなアドバイスや働きかけを積極的にサポートする形で裏方準備をしていただきたい。

 ① チーム経営のための資金問題、経営手法、バックアップ企業との関係

 ② 世間への効果的情報発信、マスコミへの情報提供等の売り込み

 ③ JBL(WJBL)所属選手以外の優れた選手発掘、外国人選手の活用

 ④ 様々な世代の全日本チームが世界でいい勝負できるような強化

 今回の理念や構想にとても賛同するが、上記①の問題解決が重要課題であると思う。チームを企業からいかに引き離して、なおかつ企業によるサポート体制をどこまで構築できるのか?

 計画によると、

          2011年12月15日新リーグ公募開始

          2012年4月27日新リーグ公募〆切り

               6月上旬新リーグ参加チーム決定

               8月ステップⅠ開幕スケジュール決定

          2013年6月上旬ステップⅠ開幕シーズン概要発表

          2013年10月ステップⅠ開幕

          2014年8月ステップⅡシーズンスケジュール発表

          2015年7月新リーグ運営法人設立

               10月ステップⅡ開幕←ここが最終目標みたいだ)

          *ステップⅠ、Ⅱの詳細はJBAのHPをご覧下さい。

 

 2014年までは、既存のリーグチームを基本にして共生するのだろう。あと3年と半年以上あるのか・・・随分と時間を要するのだな。

 

  

 

 


NBAいろいろ~Bulls記録(11)、本日のゲーム結果

2012年01月19日 | NBAバスケ

 

 ローズのスーツ姿、いまひとつ似合わないな、何か大学生の就活みたいな感じで・・・左足はサンダル?思ったより具合よくないのだろうか・・・開幕してまだシーズン1/4満たないところで、主力クラスのケガ多くないだろうか?チームによって4~5試合の差があるのも気になる。

 前回のGame15がふがいない試合内容だっただけに、Game16もローズなしでどう立て直してくれるのか?と思いきや打って変わって目を見張る内容。相手チームの状況が変るだけで1日でどうしてこんなに劇的に変るものなのか、不思議だ。

 やはりNBAの選手たちやチームは、大きな差に見えて実は微差しかないほど接近してるからなのだろうか?微かな雰囲気とかリズムとか、勝負の「あや」みたいなものがコーチの手が届かないところで大きく振れてしまうようなことがしばしば起こるからなのだろうか、よくわからない。大げさに言うとNBA世界の深遠さを感じるGame16の内容だった。

 サンズはこれで5連敗というから、チームとして調子が悪いのだろう。スターターが安定していない。控え選手もいろんな選手を次から次へと送り出すが、決めきらない。チームをリードするはずの司令塔ナッシュまでも5TO(ターンオーバー)で、自身のFG%は素晴らしかったもののチームとしては19TOの嵐。そのTOが30点近くブルズの得点に直接むすびついてしまっては離されてしまう。

 

 <#7控えPGのC.J.ワトソン>

 

 ローズと入れ替わるように怪我から復帰したワトソンの存在は大きいかもしれない。あと、R.ハミルトンもプレイ時間こそ少ないものの貴重な戦力だ。彼がいるとブルズオフェンスにアクセントみたいなものがつきボールの周りもよくなり、よいシューティングリズムが生まれる。

ノアの12Reb(オフェンス6Reb)、ブーザーのつぼにはまると高確率のミドル、バックアップ選手の活躍とこのゲームは言うことありません。

 

 

 本日のゲームは、結構注目カードが組まれていた。その結果を簡単に。

 注目カード① Denverナゲッツ 108-104 Philadelphia76ers

          オーバータイム突入の激戦だったみたいだ。

       ② San Antonioスパーズ 85-83 Orlandoマジック

          こちらも1ゴール差の激戦だ。

       ③ Portlandトレイルブレイザーズ 89-92 Atlantaホークス

          アトランタ逃げ切り。

       ④ Dallasマーベリックス 89-91 LAクリッパーズ

          最初から最後まで接戦、C.ポール抜きでよく戦った。

 

   いずれのゲームも好ゲームで好調さを感じさせる。

  あとは、サンダーがウィザーズに102-105で意外な?敗戦

   Golden 100-107 New Jersey

   Phoenix 91-88 New york

   Toronto 73-96 Boston

   Detroit 85-93 Minnesota

   Memphis 93-87 New Orleans

   Indiana 88-92 Sacramento

 

 

  


ブルズ記録(10)~NBA 2011-12 Regular Season Bulls Game 15 (VS Grizzlies)

2012年01月17日 | NBAバスケ

 

 #22 SF Rudy Gay  24点 シュート力あり、俊敏性あり、いい選手

 残業こなし夜遅く帰宅して、本日の結果見て驚いた。やはり心のどこかで前回の40点差楽勝ゲームイメージがあり安心していた。ティボドーH.C.もひょっとして心のどこかにエース抜きでも勝てるだろうと思っていたのだろうか?

 NBAはプロ集団だ。個人能力もチーム能力もそれなりに差こそあれ、戦う意識、やられたらやり返す闘志にそんな差はない。チーム力だって1戦毎の勝負は紙一重のケースが多い。終盤のワンプレイ、ワンミスで勝負が決まることが結構ある。

 ブルズサイドに、もし心のどこかで楽勝意識があったとしたら、このGame15はいい薬になったのでかないか。バスケでは、悪い流れにはまってしまう時間帯がある。相手ディフェンスが良くてそういう流れになる時と、チーム意識にどこか統一性がなくほつれて負の連鎖に気づかないケースと。

 スーパースターと呼ばれる選手は、もちろん技術的に優れしばしば「あっ」と思わせるプレイをするものだが、スコアには現れにくい精神の強靭さがゲームを支配して、チームの流れをも勝ちに結びつく流れに変える不思議な力を発揮する。たとえば、LALのコービーやLACのポール、シカゴのローズ、マイアミのレブロンとウェイド・・・こういう選手たちをまさにチームの「エース」と呼ぶにふさわしいのだろう。

 

   

    #11  PG  M.Conley  20点            #33  C  M.Gasol  19点

 

      1  2  3  4  T     FG        3Pt Reb TO Stl

CHI  21 17 28 20 86  33/78(42.3%)   1/12   34   19   13 

MEM 28 30 19 25 102   47/87(54.0%)   3/10   46   19   10

 

 このチームスタッツを見れば技術面のブルズ敗戦は明らか。TO(ターンオーバー)とStl(スティール)が双方こんなに多いということは、落ち着かないゲーム展開になったんだろうけど、グリズリーズの高いFG%からすると積極的なリスクを恐れないオフェンスだったのだろう。これまでの連勝中はチームRebで優位に立っていたのに、逆の立場に陥ってしまった。スリーが1/12というこんなこともあるんだね。

 ローズは足指に違和感があって自らの判断なのか、H.C.による判断なのか、わからないが、明日以降はコービーみたいに自らの判断で出る出ないを決めてもらいたいな。自分にしかわからない感覚を大事にしてほしい。

 今日のコービーが十数点だったのを確認して少しほっとした。どこかで無理すぎる緊張感を捨てないと継続性に支障をきたしてしまう。LALはいい勝ち方をした。コービーの調子悪くても、チームでもがき苦しんで僅差で勝ち取った勝ち方には今後に意味を持つような気がする。フィッシャーはもう37歳?になってるんだ。すごい選手会長だ。

 

  

 

  


高校バスケ東京都新人戦順位決定戦結果~男女とも5位から8位決定

2012年01月16日 | 高校バスケ

 <代々木第二体育館>

     

 

 昨日、1月15日(日)に高校バスケ東京都新人戦順位決定戦が行われた。男女それぞれ300を超えるチーム数で、男子は10月中旬から新人戦支部大会が、女子は11月からA~Dブロックまでのトーナメント形式で始まった。男子は4つの支部でそれぞれベスト8に入った32チームと昨年度ベスト8(この8チームで支部大会と同時進行で都ウィンターカップ予選代表決定戦があった)の計40チームで年が明けた1月7日から都新人本大会がスタートした。1月9日に都ベスト8・4が決まり、いよいよ大詰め順位決定戦であった。男子会場である世田谷学園には、たくさんの人で溢れたみたいだ。

 第1試合 C・Dブロック 実践学園 × 65-76 ○ 都城東

     (1ピリ 19-20  2ピリ 10-16  3ピリ 12-25  4ピリ 24-15)

 第2試合 A・Bブロック 専修大附 × 55-106 ○ 早稲田実業

     (1ピリ 13-28  2ピリ 8-27  3ピリ 19-29  4ピリ 15-22)

 この結果、15:00からの5位・6位決定戦は「都城東VS早稲田実業」

        都城東 ○ 82-70 × 早稲田実業

     (1ピリ 19-10  2ピリ 17-21  3ピリ 19-22  4ピリ 27-17)

        16:30からの7位・8位決定戦は「専修大附VS実践学園」

        実践学園 ○ 83ー62 × 専修大附

     (1ピリ 22-14  2ピリ 15-12  3ピリ 19-23  4ピリ 27-13)

 以上の結果より、

  5位 都城東  6位 早稲田実業  7位 実践学園  8位 専修大附

 この4チームでは、城東と早実が少し力が上だったみたいで5・6位決定戦では第4ピリオドで城東が抜け出しての勝利。公立高校が東京でベスト8に2校入ったのは何年ぶりだろう?ベスト4には、第4支部をぶっちぎりで優勝した都高島が入っている。

 その高島はベスト4決勝リーグ初戦を、

  八王子 ○ 117-64 × 都高島 という厳しい洗礼を受けた。

 もう一つの決勝リーグ初戦は、

  京北 ○ 77-55 × 國學院久我山 というロースコアゲームになった。

 さて、あと残り2試合ずつはバスケの聖地「代々木第二体育館」で年1回の男女共催である。

  1月21日(土)13:00~、14:30~

   「八王子VS國學院久我山」 、 「京北VS都高島」

  1月22日(日)11:30~、14:30~

   「國學院久我山VS都高島」 、 「八王子VS京北」

 

 さぁ今年の男子新人戦決勝リーグはどうなるのか?

前評判の高い八王子か、1年中心未完の京北か、久我山、高島がどこまで頑張れるのか、見守りたい。

 

 

 女子の方の5位~8位決定戦は、大接戦のゲームみたいだった。

 まず、 国本女子 ○ 63ー59 × 実践学園

      藤村女子 × 64-67 ○ 駒澤大高

  この結果、5位・6位決定戦

      国本女子 × 74-80 ○ 駒澤大高

  7位・8位決定戦

      実践学園 ○ 82-50 × 藤村女子

 以上の結果より、5位 駒澤大高 6位 国本女子 7位 実践学園 8位 藤村女子

 

  ベスト4決勝リーグ初戦

     東京成徳 ○ 87-65 × 文化学園杉並

     八雲学園 × 69-72 ○ 明星学園

 

 女子の決勝リーグ戦はもつれそうだな。八雲はこの数年で急速に力付けてる。中学で良いリクルートできてるみたいだ。今年の女子トップスリーは、明星・八雲・成徳のようだ。この3チームはどうなるかわからないな。成徳はなんだかんだ言って「高さ」を生かしてるのか・・・

  1月21日(土) 10:00~ 東京成徳VS八雲学園 ←ココ注目

            11:30~ 文化学園大杉並VS明星学園

  1月22日(日) 10:00~ 文化学園大杉並VS八雲学園

            13:00~ 東京成徳VS明星学園

 

 

   

    


バスケてんこ盛り~NBA LA対決、ブルズ記録(9)Game13(VS Celtics)・Game14(VS Raptors)

2012年01月15日 | NBAバスケ

 

 本日のNBAは何よりもLA対決に注目していた。夜帰宅してさっそくESPNとヤフースポーツでチェックしてみると、興味そそられる内容を想像できてさっそく記事に。そんなわけで次の2つの順で。

 (記事1) LA.Lakers VS LA.Clippers 今季初対決~BoxScore読み取り

 (記事2) ブルズ記録(9)Game13(Celtics戦)、Game14(Raptors戦)

    

     

 

 LA対決は、面白い対決になったみたいだ。お互いのチーム事情が反映される好ゲームに。

        1    2   3   4    T   FG  3Pt  FT Reb(OReb)  TO  Stl 

 LAL 24 18 30 22  94  45.5 5/12 19/25 42(11)    9    3

 LAC 31 24 21 26 102  41.2 9/21 23/30 50(17)    9    5

 選手 

  P.Gasol(PF) 40分 FG 7/17 Reb 10 Pts 14 

  A.Bynum(C) 39分 FG 6/13 Reb 16 Pts 12

  K.Bryant(SG)44分 FG 14/28 Reb 7 Pts 42

       

  C.Butler(SF) 32分 FG 4/14 Reb 5 Pts 13

  B.Griffin(PF) 45分 FG 9/18 Reb 14 Pts 22

  C.Billups(G) 33分 FG 6/12 Reb 4 Pts 19

  C.Paul(PG)  39分 FG 12/22 Reb 4 Pts 33

 

 ボックススコアのFG%だけみると、レイカーズの方が勝っていて、TO(ターンオーバー)FT(フリースロー)ともに互角、ファウルトラブルもなさそうだ。ートアテンプトがレイカーズ77+12の89回、クリッパーズ85+21の106回、実にLACの方が17回も多くシュートを打っていることがわかる。

 どうしてこういうことになったのか?

 総リバウンド数8本差のうちオフェンスリバウンド6本差とその後の得点率がたぶん、LACが効果的に得点に結びつけたのだろう。外なことに、アシスト数はLAL24、LAC17とLALが多い。これも推測するに、LACのポール(Ast6)は普段と違って自分が積極的にシュートを決めに行ったのだと思う。その結果の33得点。

 LAL最大の弱点PGポジションを攻めたということ。逆に、今のLALは積極的にゴール決めに行く選手はコービーだけで、人にボールを回すようなアシストが増えているのかもしれない。LALに今一番大切なことは、オフェンス面でコービーに頼らないで、たとえコーチやコービーに怒られるようなことがあっても「自分がゴールを決める」という最もシンプルかつ大切なオフェンス心理なのかもしれない。オフェンスで積極的な意識は、良いRebやディフェンスStlに結びつくものだ。コービーの連日40点台のスコアは鬼気迫るものであるが、これからの長いシーズン、チーム各ポジションで責任をバランスよく果たせるOFE.とDEF.を構築してもらいたい。アグレッシブなLALをみたい。同じホームコートでビジターというのは何か変な感じがするが、今シーズンのLA対決は今後もとても楽しみにしたいゲームだ。

 

 

       <NBA 2011-12 Regular Season Bulls Game 13 VS Celtics>

   

 

 たぶんこのゲーム、ティボドーH.C.はマジ勝ちを意識した試合であったろう。スターター5人のプレイ時間をみてそう思った。身体のコンディショニングが今一つ万全でないローズ、ブーザー、ノアのシカゴ核3人を無理させてまでもセルティックスを叩きたかったのだろう。この試合前4勝5敗でエンジンのかかり悪いボストンだが、誰よりもセルティックスのタレントや能力を知っているからこそ、イースタンでの今後の対戦、PO(プレイオフ)を考えるとブルズの強さを示したかったのだろう。

 

   

           1  2  3  4    T

 Bulls    26 26 15 21  88

 Celtics  13 20 26 20  79

 

 どうしてロースコアになったのか?

 お互いFG、3Pt、FT、TO、Stl等はほぼ互角の数字で平均的なもの、決定的な差はRebにあった。ボストンは、OReb 8 +DReb 26 のトータル34と低調だ。シカゴは、11+35の46と12本もの差がついた。ブルズのRebはデン16本、ノア12本、ブーザー8本とこの3人だけでセルティックスのチームRebを超えている。点やFG%には表れにくい、OFE.におけるセカンドチャンスをいかにものにするか、バスケのゲームはこういうところで勝敗を決することが結構ある。LA対決も勝敗の奥底にはこのReb勝負の要素がゲームを大きく左右した。

 ロースコアになった理由はたぶん、ファーストブレイクポイントがお互い4点ずつで、ペイント内でのポイントもブルズ38点、セルティックス34点と少ないこと、TOからものにしたポイントも17点、7点と少ないことから、典型的なハーフコートバスケットの繰り返しになったからだと推測できる。リスクの高い無理攻めや速攻、アーリーオフェンスを好まないボストンのペースになったのかなと思う。

 ボストン・セルティクスはもう4年前?の優勝からあまりメンバーの変動がない?あの時のような爆発的勢いが感じられない。しかし、経験十分なメンバーであるからシーズン終盤にはうまく調整して、マイアミ・ヒートとともにイースタンPOでは怖い相手になると思うのだけれど・・・

 

 

       <NBA 2011-12 Regular Season Bulls Game 14 VS Raptors

                 

 

 ラプターズのチーム・選手をほとんど知らない(ラプターズファンの方スミマセン)からBoxScoreからゲームのイメージが湧かない。この試合も先日のボストン戦のようにロースコアゲームになっている。トロントのFGが34.9%、3Pt 3/10、FT 1/7 と低調な数字だ。ブルズディフェンスが良いと言っても、これでは勝てない。ファーストブレイクポイントが8点、ペイント内ポイント32点ではロースコアになってしまう。ローズをチーム最長の41分も出場させているから、足指の怪我は大したことがなかったのだろう。

            1    2    3    4    T

 Raptors 14  23  15  12  64

 Bulls    23  14  19  21  77

 Bulls:FG 33/82(40.2%) , 3pt 4/15 , FT 7/12 , Reb 52 , TO 5

 BullsMemo:ブーザーReb 13 , ノアReb 12 , ギブソンReb 12でFG%の悪さを挽回し支えてくれている。チームTOが珍しく5と少ないのは、ラプターズのディフェンスが淡泊だったのだろうか?

 これでブルズは、12勝2敗とちょっと走り過ぎだな。もう少し無理しないで行ってほしいけど・・・ローズのアシスト数が増加してることはよいことだ。C.J.ワトソンの怪我の功名?でバックアップPGルーカスがチャンスものにして、今日も22分出場の10得点十分な働きを示している。なにげにFのギブソンも11点・12Rebで良いバックアップを果たしている。これからもレギュラーシーズンでは、どんどんベンチメンバーを出してチーム総合力を高めてほしい。

 

  

 

   


バスケ徒然なるままに~NBA妙な記録(Dハワード)、Dウェイド怪我、高校バスケ

2012年01月14日 | バスケ全般

 

 <NBA2001-12 Magic117 VS 109 Warriors >

 昨夜、眠い目をこすりながらNHK衛星放送を見た。D.ハワードの妙な新記録(1試合39本フリースロー)がどうしておきたのか?NBAには良い悪いは別にしていろんな記録があるものだ。そもそもアメリカ人はあらゆるスポーツで記録好きだ。データをあの手この手で分析して、本来意味ある分析から目的なき珍記録まで。

 通常1ゲームで1チームトータルFT(フリースロー)は20本前後から30本台くらい。一人で39本ものFTを打つからには、少なくとも20回以上のファウルを受けたはず。いったいどうなってるんだ?答えはすぐわかった。

 ウォリアーズはひどいゲームプランを立てたものだ。H.C.はマーク・ジャクソン。ちょうどNBAを見始めた80年代後半ころニックスでデビューした選手だったと思う。パスを得意とする典型的なPGで外角のジャンプシュートはあまりうまくなかったような・・・スーパースターCのユーイングとのコンビだった。90年代半ば頃からペイサーズでレジー・ミラーとのGコンビだったのをよく覚えている。

 前半ウォリアーズのペースでゲームが進んで5点から10点リードしてる時間帯が多いのに、マジックのCハワードのポストアップに策なく簡単にボール入れられ1on1を許してしまう。

 ードしてるチームがまだ前半なのに何故故意のファウルを何回もする必要があるのか?

 故ディフェンスを正当に頑張ろうとしないのか?思議でしょうがなかった。

 普通、意図的なファウルは負けてるチームが時間を止めるために、FTを落としてくれる薄い望みに懸けてするものだろう。

 そういえば、マジックでシャックがデビューした頃、FTがあまりに下手で50%に全然満たないレベルだったことから、ダンクシュートを打たれる前にディフェンスが不利だと判断した瞬間、抱きついてしまうファウルが頻繁にあった。この作戦はどのチームもシャック対策として時々見られたように記憶する。しかし、強いチームはそんなことしなくてもシャックにボールが入る前のところでディフェンスを工夫してリードを重ね、普通に勝てるゲームになった。何本か豪快なダンクは叩き込まれるが勝負に影響のあるものではなかった。

 D.ハワードのFTが21/39だから、50%ちょっと。これではちょっと情けない。彼が70%レベルでFTを決められるようになると、こんな現象は起きない。試合終盤のファウルゲームを除いて。フリースローのため時間や足が止まり、何より大切なゲームの流れが分断されて選手たちも、観てる側もなんかすっきりしないフラストレーションの溜まるゲームになった。GSはせっかくオフェンスでよいテンポと流れを前半作りかけたのに、D.ハワードへの変なファウルゲーム戦略で自ら勝負を捨てることになってしまった。スターターCのA.Biedrinsだけでなく、のあとハワードとマッチアップしたGS貴重なピボットマンPFのD.Leeまで6ファウル退場となり、最終盤まで競り合うはずの試合が台無しになってしまった。かし、D.ハワードの何度見ても芸術的で力強いフックシュートを見れたこと、GSのM.エリスの素晴らしいシュートが何度も見ることができてよかった。いまやNBAでは、強力ビッグセンターがチームの大黒柱として活躍するチームがこのオーランド・マジック1チームになってしまったかもしれない。そういう意味で、マジックにはイースタンで優勝に絡むチームでいてほしいと思う。

         

 

 

 

  

  

  

 

  大変なことが起きてしまった。弱り目に祟り目とでもいうのか、昨日のMIA-DEN戦で4ピリオド、ヒートのウェイドがひどい捻挫をしたようにハイライト映像で見えた。骨に異常がなければよいが・・・たぶん試合前ウェイドが中心になって円陣を組むいい感じのフォトを見つけたが、ヒートにとって今回のロード3連戦は予想もしない3連敗になってしまった。スコアはヒート104-117ナゲッツ。まだよく見ていないが、ナゲッツはオフェンス力のある良いチームだな。このあと3日休んでホーム5連戦。スパーズ、レイカーズ、76ersを迎える。こういう時こそベンチメンバーが奮起して頑張ってほしい。

  

 

 最後に、最近の記事でコメントをいただきありがとうございます。

 東京都高校新人戦は明日、男子は9:00から世田谷学園で、女子は10:00から佼成学園女子で5位から8位決定戦とベスト4による決勝リーグ戦初戦があります。来週中にはまた記事にまとめますのでよろしくお願いします。

 

 

 

  


Heat敗因を探る~NBA 2011-12 Miami Heat VS ATL・GS・LAC

2012年01月14日 | NBAバスケ

 

 現地時間、1月10日、11日、マイアミ・ヒートは西海岸ロード遠征で2夜続けてオーバータイムの末、2敗目・3敗目を喫した。レブロン、ウェイドとも軽い怪我から復帰してこれから連勝街道まっしぐらかと思いきや、意外な結果だった。

 マイアミファンの方々にケンカ売るわけではございません。傷に塩を塗るようなことでもありません。マイアミを脅威に思うあまり、ビッグスリーに憧憬のまなざしをもつ者として単純に「どうして負けたのだろう?」とその敗因を探りたくなっただけであります。ハイライト映像とBoxScoreから想像した分析です。近いところからLAC→GS→ATLの順で。

 

 

 

Starters       Min  Pts  TO  Reb

C.Bosh(PF)     43   16   3   11 

L.James(SF)    42   23   6   13

J.Anthony(C)    29   4    1    3

D.Wade(SG)     42   17   2    7

M.Chalmers(PG) 40   18   1    4

 

 

      1    2    3      4   OT    T

MIA  24  24  21  17  3   89 

LAC  21  22  27  16  9   95

 

 

マイアミ FG 39.5% 、3Pt 5/16(31.3%) FT 20/34(58.8%) 、TO 18

  

 ヒートは意外にペイント内での得点が少ない。センターアンソニーのプレイ時間少なくシックスマンS.Battier(SF)やU.Haslem(PF)の出場時間の方が多い。

 接戦の負けゲームでよく敗因に挙げられる要素に、FT(フリースロー)とTO(ターンオーバー)がある。この試合でもまさにFTとTOがLACよりずっと悪い数字が出ている。ビッグスリーの出場時間が多いにもかかわらず、それに比例して得点が取れていない。レブロンはもともと少しTOの多い選手である。チームのトップスコアラーはそれだけボールを保持する回数・時間が多いからその分他の選手よりTOは少し多くなる。LACのC.ポールなどはチームで一番ボールを保持しているが非常に少ないPGである。このゲームでも45分プレイしてTOは「1」である。

 負けた3ゲームとも4ピリオド以降、得点が急に失速している。だから負けたと言えば当たり前なのだが、後半にインサイドで確実な2点プレイよりアウトサイドプレイが増えてきてFG%が落ちると苦しいゲームになる要素があるみたいだ。あと、ファーストブレイクによる得点が相手より多いときは、その回数に比例して確実な勝ちゲームになっているから、ヒートに走られて速攻でやられるとレブロン・ウェイドのプレイが乗ってくる。

 LACは、ポール27点、グリフィンとバトラーともに20点ずつ、ビラップス12点と先発4人が外・内とでしっかり得点できている。ベンチメンバーが少し弱いところがLACの課題でもあるが、スタメン5人はもうトップチームと肩を並べている。

 

 

 

 

Starters       Min  Pts  TO  Reb

C.Bosh(PF)     38   16   4      

L.James(SF)    43   26       11

J.Anthony(C)    23   2     1     7

D.Wade(SG)     37   34   2    6

M.Chalmers(PG)  34   12   4    1

 

 

         1   2   3   4   OT    T

MIA   22  35  27  12  10  106 

 GS  27  26  19  15  15  111

 

 

マイアミ FG 45.9% 、3Pt 2/11(18.2%) FT 26/40(65%) 、TO 22

 

 このゲームもたくさんFTもらいながら14本も落として、TO多すぎることが敗因に直結している。前半の57点から後半39点に失速して、レブロンとウェイドで60点稼ぎながら他の選手、特にベンチメンバーで計16点しか取れていない。得点が偏るとそれだけ終盤ディフェンスの狙いを絞りやすくなる。GSにスティールを14本も許していることが物語っている。

 それに引き換え、ウォリアーズはM.Ellis(SG)22点、D.Lee(PF)20点、D.Wright(SF)20点、ベンチのN.Robinson(PG)24点とポジション的にもバランスよく取れている。チームFTは26/30と実に安定している。もっと勝率を上げてもおかしくないチームだと思うのだけれど・・・相手チームとの相性みたいなものがあるのか、トップチーム戦になると燃えるのか・・・不思議なチームだ。

 

 

 

 

 

 Starters       Min  Pts  TO  Reb

C.Bosh(PF)     38   19   1     

L.James(SF)    39   28       7

J.Anthony(C)    18   2    0    6

D.Wade(SG)     39   12   3    3

M.Chalmers(PG)  27    6       3

 

 ホークスのTO(ターンオーバー)10に対してヒート16はやはり敗因になる。ヒートの得点、今度はレブロンとボッシュに偏っている。チームRebは40本ずつでイーブンだが、ペイント内の得点がマイアミ38点対ホークス50点とインサイドでやられている。4ピリオドアトランタの爆発的シュート力の前に逆転負けを食らってしまった。

 

 このように見てくると、マイアミは現在8勝3敗でもちろん素晴らしいチームであるが、ビッグスリー以外のスタメン2人(CとPG)とベンチメンバーに波というか力をある程度安定して出せていない弱点があるような気がする。レブロンにはある程度やられて25点くらい得点されるのは仕方がないと考え、あとのウェイドとボッシュのどちらかは抑えることができれば、そんなにチーム得点は伸びない。どちらに焦点を絞るのか?口で言うのは簡単だが、なかなかそうは問屋が卸してくれないのでしょう。

 チームとしての総合力を伸ばすのか?それともビッグスリーを徹底して生かすのか?マイアミH.C.はどういうコンセプトで今シーズンを戦うのだろうか?

 マイアミ・ヒートと上位チームとの試合をじっくり通しで見てみたいな。

 

 

  


Bulls記録(8)~NBA2011-12RegularSeason Bulls Game 11 (VS wolves)、Game 12 (VS Wizards)

2012年01月12日 | NBAバスケ

 

< NBA 2011-12 Regular Season Bulls Game 11  VS Minnesota Timberwolves >

 

 

                  1      2      3      4      T             FG           3Pt          FT          TO

  Chicago Bulls 33 20 26 32  111      53.1%    11/20    14/32      18   

  Timberwolves   17 30 27 26  100       42.3%    8/22    26/32      11

   Starters

   Bulls : D.Rose  ,  R.Brewer  ,  J.Noah  ,  L.Deng  ,  C.Boozer

   Wolves : L.Ridnour  ,  W.Ellington  ,  D.Milicic  ,  K.Love  ,  W.Johnson

   活躍した選手

   ブルズ : ローズ(42分、31点、11アシスト、3Ptは3/4)

         ルオル・デン(43分、21点、3Ptは2/4)

         ブリュアー(35分、17点)

         コーバー(24分、13点、3Ptは3/3)

   ウルブズ :   L.Ridnour(34分、22点、3Ptは3/3)

           K.Love(40分、20点、3Ptは3/8、13Reb)

           A.Randolph(29分、18点)

           R.Rubio(36分、13点、12アシスト)

 

    <#9 ルオル・デン>

 

 相変わらず出場時間が40分を超えるデンが調子を取り戻し、ブリュアーとともに良い働きをしたみたいである。ローズのFG 12/22、3Pt 4/8からすると、ローズを気持ちよくフリーでプレイさせてしまったのかもしれない。ノアとブーザーがインサイドで仕事できていないが、チーム全体で外角シュートが高い確率でよく入ったから珍しくハイスコアのゲームを制した感じがする。

 実際に見ていないのでゲームの流れがわからないが、ウルブズは2ガードとPFであるK.ラブ、A.ランドルフのラインは機能してるみたいだが、スタメンCのD.Milicicや有望新人のD.Williamsが全然機能していないみたいだ。アウトサイドシュートに頼る傾向が出始めて、FGや3Ptアベレージを落として苦戦してるのかもしれない。ブルズは9人でロード遠征を乗り切らなくてはいけないのだろうか。

 スペインからの話題の新人ルビオは、ヒート戦を見たがディフェンスをしつこく頑張るタフさが必要だと感じた。パスセンスやオフェンスの組み立てなどは、新人とは思えない非凡なものを持っていると思うが。スタメンPGのL.Ridnourとは全然違うタイプだから2人とも面白い戦力である。とにかくK.ラブ以外チームReb.がほとんど取れていない状況(シカゴReb47本、ウルブズReb30本)をみると、インサイドで苦労してるのがわかるし大きな課題だ。これでミネソタ3勝7敗シカゴ9勝2敗と明暗さらに分かれた。

 

 

< NBA 2011-12 Regular Season Bulls Game 12  VS Washington Wizards >

  

           <PG#15 ジョージ・ルーカス・SF#9 ルオル・デン>

 

                1     2     3     4      T           FG          3Pt          FT          TO

  Wizards   15 22 16 11  64       31.0%     3/9      9/12        14

  Bulls       17 28 12 21  78       36.7%     3/12    9/16        15

   Starters

   Bulls : J.Lucas  ,  R.Brewer  ,  J.Noah  ,  L.Deng  ,  C.Boozer

   Wizards : J.Wall  ,  N.Young  ,  J.McGee  ,  T.Booker  ,  C.Singleton

 

 ローズを丸々休ませて、NBAキャリア3年目のブルズいち小柄なジョン・ルーカスが初スタメンPGとして、あっと驚く活躍をしたみたいだ。これまでのNBAキャリアで出場時間が8分/1試合だから・・・伏線はあった。直近のホークス戦で2ピリオドいい仕事をした。アグレッシブに速いリズムでボールを扱い攻撃的なオフェンスを組み立てる。試合に出ていない分、毎日誰よりも練習して一生懸命取り組む姿をチームメイト全員が知っていたみたいで、46分という出場はチームが怪我などの非常事態とはいえ、ティボドーH.C.はこの1勝の重みをさぞかし喜んでいるだろう。

 2チームとも貧打線みたいでFGアベレージが低く、その分チームReb(デン15・アシク14)が62本とセカンドチャンスを数多くものにしたブルズが勝ちに結びついたのか?ウィザーズはチームRebが46本と差がついた。デンは相変わらず45分も出場して大丈夫かな?デン様様だ。デン様が万一ケガするとブルズほんとうに危ない状況になる。

 これでブルズ10勝2敗、ウィザーズ1勝9敗と試練だ。

 

 

 

    


バスケ徒然なるままに~2012オールジャパン、NBAバスケ

2012年01月11日 | バスケ全般

 

< 2012 オールジャパン女子決勝 JXサンフラワーズ 78-52 デンソーアイリス > 

 

< 2012 オールジャパン 男子決勝 トヨタアルバルク 69-65 アイシンシーホークス > 

 

 

 昨年12月、高校ウィンターカップに始まり、NBAはクリスマス開幕して、元旦からは恒例のオールジャパン、高校バスケ新人戦とこの3週間は嵐のように過ぎ去った。

 うれしい悲鳴を通り越して心身ともにオーバーヒートしてるものの、バスケ三昧に感謝しながら当ブログにもたくさんの方々が訪れていただき嬉しい限りであります。本日はだらだらと徒然なるままにバスケ話題に触れます。

 

 2012オールジャパンやはりというか、男女とも実力通りリーグトップチームが優勝で幕を閉じた。途中、金沢総合高校女子チーム、男子青山学院大が驚くような活躍を見せてくれて大変盛り上がった。男子で優勝したトヨタのH.C.ベッグ・ドナルド氏を全日本監督にという話はないんですかね?女子優勝のJXH.C.内海氏は全日本監督に復帰したばかりですが・・・女子全日本はオリンピック最終予選を6月下旬控えてるわけだから、世界レベルとの練習試合とか、公開練習とか、全日本女子チーム情報をもっと発信してもらえないだろうか。国内WJBLリーグが優先されているのかな?

 NBAバスケ見てると、JBLバスケとあまりに世界がかけ離れていてふと「どうしてなんだろう?」と思ったりする。NBAは大きいだけじゃない。スピード・テクニック・フィジカル・ハンドリング・シュート力・・・どれをとっても日本レベルとは段違いだ。野球やサッカーがあそこまで世界と戦えるのに、どうしてこれほどまでに違うんだ?競技自体の性格性から来るものなのだろうか?そうは思いたくない・・・

 

 NBA開幕から10試合ほど例の無料視聴して、ほとんどのチームが採用してる定番プレイが目に付いた。アメリカ人は昔からガードとセンター(又はPF)とのスクリーンピックプレイを頻繁に使う。ただ、昔と異なる点は2メンピック&ロールでフィニッシュまで持っていくのではなく、高い位置からピックしてPGがワイドオープンになって様々なプレイを展開する。逆サイドでのスクリーンプレイもタイミングよく隙間作らないでガチでうまい。また、ディフェンスの方も極力スイッチを避けスクリーンをこじ開けようとファイトオーバーする。仕方なくスイッチしたとき、体の大きい選手のスイッチアップは半端ない。当たり前のように体に染みついた条件反射をする。バスケの超基本プレイもとてもダイナミックで威力あることがわかる。

 もうひとつ、PFポジション選手のプレイ幅が20年前と比較して格段広がっている。インサイドプレイはもちろんのこと、アウトサイドシュートを思い切り打ち入れてくる。スリーポイントシュートまで自然に打ってくるから驚いた。そういう意味で、複数のポジションを平気でこなす選手がすごく目につくようになった。80年代、90年代前半までは各ポジションでの役割分担が明確に線引きされていたのに。

 あと、アイソレーションからの1対1プレイが激減して、各クォーター時間が残り少ないところだけで行われる感じがする。ボールが止まるプレイより、モーション的な動きで内・外からカッティング、クロススクリーンからボールを受けてシュートフェイク1対1みたいなことを連続的に行うことでワイドオープンにする。もちろん、1on1から常にシュートを狙う積極さは昔から変わらない。

 最後に、ペイント内でのフック系シュートの多彩さ、バックボードをうまく利用したクラッチ系シュートがポジションに関係なくみんな上手である。小さいころから遊びの中で身につけた感覚なのかな・・・

 

   

 

 いつか、1か月くらいNBAのアリーナを転々と旅するようにNBA観戦できたら本望だな。

 

 

 


Bulls記録(7)NBA 2011-12 Regular Season~Game 9(VS Hawks)・Game 10(VS Pistons)

2012年01月10日 | NBAバスケ

 

         < NBA 2011-12 Regular Season Bulls Game 9  VS Hawks >

   

 ズ2敗目、ホークスはこの2人(SF#5 J.スミス 25点, PG#2 J.ジョンソン17点)を中心にセンターA.ホルフォード、SGのJ.Teagueに完全にやられた。ホークスのFGが57%、3Ptが9/12で75%、前回ゲームを落とす要因になったFT(フリースロー)はなんと100%。前半で63-45、前半のブルズは勝つつもりでガチンコだったが・・・ホークス強い。

 1ピリオドでの15点差は、ピリオドでベンチメンバーのルーカス・コーバー・ギブソンが中心に4点差まで詰めた。そこでブルズはスターターにもどして逆転するつもりだったのだろう。かし、元に戻るどころか18点差まで傷口を広げた。ホークスのスリーが効果的に入る。スミスはサウスポーの良いシューターだ。柔らかく理想的なアーチがかかる。インサイドも攻められるしGoodPassも捌ける。

 ローズはマッチアップしたTeagueにスルスルとやられて熱くなってた。珍しく力入りすぎて無理をしたね。デンもいつものキレがなく調子悪かった。さすがに前回のような逆転はあり得ないと思った。ティボドーHCも後半はスターターの出場を極端に減らして白旗あげる感じになった。前半の1on1ディフェンスの悪さとそれをカバー・ヘルプするチームディフェンスがばらばらだった。収穫はバックアップ上記3人だけ。

 ホークスは各ポジションでバランスがいい。ヒートをも苦しめるゲームができるし、アウトサイドシュートの爆発力がある。今後も要注意のチームだし、イースタンで台風の目になる可能性もある。

 

           1     2         3        4    T

 ulls      18 27 17 32  94 (7勝2敗)

 Hawks  33 30 22 24 109 (6勝3敗)

 

 

 

       <  NBA 2011-12 Regular Season Bulls Game 10  VS Pistons >

  

   

 

 ブルズGame 10 は、見ていないのでBOX SCOREからのみ。3ピリオドまで9点差でピストンズついて行ったみたいだけど、4ピリオドで圧倒的にやられたね。どことなく元気のない感じは前回のPALACEどうようだったのか・・・

 ブーザー23点(FG 9/13)、ローズ22点(3Ptは1/6で×)、コーバー32分、ギブソン21分でよく使われている。2人で17点。デンがFG  2/12、3Ptは0/3と元気なく4点、ちょっと気がかりだ。ブルズにあって開幕から10ゲームダントツに出場時間が長いから疲労がピークか、どこか痛めてるのか?少し休ませた方がいいのでは・・・これで開幕から10試合で8勝2敗と上出来のスタートダッシュだ。

 

             1  2    3    4    T

 Pistons 21 13 25   9    68

 Bulls      21 22 25 24  92