こんなに頑張ってるのに、何度も何度もチャンスものにできない。波がもうすぐそこまで来てるのに掴めない、乗れない。なんとももどかしい状況が続いた。
このような我慢比べが世界大会なんだ・・・「わあー! あーー!! う~~ww あれ?? ウソだろ!! おい馬鹿!!」と声にならない悲鳴何度も起きてしまう。
普段はレフリーに対して絶対文句言わない姿勢まで崩れてしまい、「そりゃおかしいだろ!」(出だし吉田のスリーチェックの手)両手あげてボールマンに寄せたナイスディフェンスの手吹かれてしまう。この世界最終予選割り当てられる審判の方々が、国際審判でどれほど有能なお方かわかっていても、3人のジャッジに一貫性感じることができず、コールあった瞬間の選手「えー!!」という驚きの表情に同情し、何度も起こる状況につけ首かしげてしまった。
日本ディフェンスは、予選リーグ2試合より格段よくなった。激しいマンツーマンで足元入り、トラップしかけ、すさまじいローテーションでミスマッチ怖がらずボール中心に5人が追い込む。前半だけでチェコのTO(ターンオーバー)が10個超える。これほどパスミス誘いながらイージーな速攻に持ち込めない。序盤のシュートリズム悪すぎた。チェコのアグレッシブなプレッシャーに、普段あり得ないところから出てくる長くて高い手(リーチ)にシュート打つ感覚ためらってしまう。それとも、ものの見事にブロックショット喰らってしまう。
【ロンドンオリンピック出場決定戦】
クロアチア ○ 59-56 × カナダ
チェコ ○ 53-47 × 日本
トルコ ○ 72-58 × アルゼンチン
フランス ○ 80-63 × 韓国
この結果、本日30日、「日本VS韓国」、「カナダVSアルゼンチン」の最後1枠決めるための敗者復活予備予選ある。このゲームに負けるともちろん終了である。勝者同士で明日1日、ラストゲームありこの4チームから1チームだけオリンピック出場を果たせる。
日本のディフェンスは足がよく動くようになった。出だしの1ピリ、日本4点しか取れなかったことは大きな敗因ではない。逆にチェコ13点リードしたため、チェコオフェンスがじっくり時間かけてこのリード保とうという展開になってくれた。もっとガンガンインサイド攻められボールインサイドへ入れられる展開の方が嫌だった。問題は第一にリバウンド・ルーズボール。第二に外角(スリー)シュート打つためのオフェンスシステム。この2つが最後まで修正できなくて、これだけディフェンス頑張ったのに、それに相応しい得点挙げること出来なかった。
制限区域内のチェコ198cmセンターに獲られたRebは仕方ないにしても、ロングRebはバックコート陣がルーズボールとしてもっと確実に獲らなくてはいけない。日本は5人でディフェンスReb備えるため、ほとんど速攻らしい速攻が出ない。アーリーオフェンスでないと外角ロングショット打てる状況作れなかった。チェコのディフェンスへの戻り早いのと日本人シューターに対して離さないところは、よく対策して来た。シューターに対してワンマンプレス気味にディナイしてくるのであれば、バックスクリーンとかダウンスクリーン多用してワイドオープンな状況作れないのかと思った。あと、センター間宮がみせたハイポストあたりでのピックで、スクリナー(間宮)がゴールへカットしての裏スペース突いたプレイ(見事成功した)。ああいう裏のスペース突いたバックドア的なカッティングがボールサイドスペース空けるために有効であると感じたのだが・・・日本女子はフレアスクリーンからの外角シュートはうまいと思うが、ボールサイドではしつこいチェコディフェンスに簡単にシュート打てない。そこからの思い切ったドライブでヘルプサイドディフェンス引っ張り出せないのかな・・・鋭いドライブできそうな選手が大神と吉田しかいない感じする。そのドライブが孤立してシュートブロック覚悟の単発になってしまう。ゴール攻めたプレイからの連続的な合わせプレイシステムが足りないと思うのだが・・・インサイドポストになかなかボール入らない状況では、単純に1on1ドライブか、ドリブルスクリーンもっと使えないだろうか?
藤原・田中のスリー、間宮のインサイドには明るい材料を感じる。もちろん、ディフェンス面で吉田・大神の頑張りも好材料であったが、ほとんど休みなしの5連戦に体力・気力がついていけるだろうか?心配だ。
何の因果か、長年のライバル韓国とサドンデス予備予選戦うことになるとは・・・韓国これまでの試合状況、スタッツでしか見ていないが、アジア予選のときより少し元気ないような結果にみえる。この4チームによる地獄のようなスケジュール試合では、何より大切なことが気力、精神性の強さだと思う。みんな条件は同じ。最後のチャンスに懸けて欲しい。
本日、夜0時からBS-1で「日本VS韓国」あります。応援するしかありません。
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