バスケと人生の日々~陽のあたる場所へ

NBAと高校・大学・JBL・Wリーグバスケの話題中心に日々の雑感、バスケ戦術の記録、時に音楽・将棋について

速報全日本女子 第2回 FIBA U-16アジア選手権~全勝「優勝」

2011年12月11日 | 全日本バスケ

           

 

 

 

      先程、速報が入った。いやはや凄いです。

     12月4日から11日まで、中国で開催された第2回FIBA ASIA女子 U-16大会

     全日本女子がぶっちぎりの全勝優勝を果たした。

      この結果、来年8月に第2回U-17世界大会出場が決まった。アジアからはもう一つ

     2位韓国も出場。

 

         アジアレベルⅠ予選ラウンド

        12/4             日本 ○   92対87 × 中国   

             5             日本 ○   94対45 × インド

             6             日本 ○ 107対77 × 台湾    

                   7             日本 ○ 102対27 × フィリピン

            8             日本 ○   83対67 × 韓国

                  10 準決勝 日本 ○   84対55 × 台湾  韓国 ○ 79対78 × 中国

            11 決勝   日本 ○ 102対56 × 韓国 

      

      日本は、予選ラウンド初戦だけ中国と競ったものの、第2戦からはしり上がりに調子上げ

     決勝は全員出場、ほぼ全員得点の完勝だった。強すぎ。

      選手の皆さん、スタッフの皆さん、おめでとうございます。お疲れ様でした。

 

       ヘッドコーチ 林(足羽高校) 

       アシスタントコーチ 鈴木(昭和学院)、遠香(東京成徳中)、萩原美樹子(JX)

       #4 中村(柴田女子)   #5 畠中(大阪薫英)    #6 馬瓜(桜花)

       #7 永井(足羽)      #8 山田(桜花)       #9 酒井(桜花)

       #10 宮崎(聖カタリナ) #11 萩尾(桜花)       #12 井澗(桜花)

       #13 赤穂(昭和学院中) #14 三木(駒沢女子中) #15 田中(日野第一中)

      

      準決勝もう一カードは、韓国が中国に1点差の逆転勝ちだったみたいである。

     何か女子の世代は確実につながったものを感じる。世界へ向けて。

     これはきっと偶然じゃない。来年の6月までいろんな意味で注目、応援しよう!

 

 

     


練習再開~バスケIQと「心技体」

2011年12月11日 | バスケ全般

             

 

 

 

      冷たい雨の日から冬晴れ風のない穏やかな日曜となった。

     民間は年末決算に追われ、学校は成績処理に追われる。

     受験生は死にもの狂いのラストスパートだ。

      余裕のある人、ない人、明暗がくっきり分かれる月である。

     年末年始を海外で過ごす人、何万人? 何十万人?

     平成の時代は、熱狂的なバブル期に始まり、泡が弾けても浮世の夢が覚めないような、

     小市民の中でもポツポツと起きているような錯覚に陥る。

 

      忙しくて余裕のないときほど、その忙しさを与えてくれた環境に感謝することにしている。

     周りを見渡して、あんな楽してる人、何もしない人がいるじゃないかと思ったのは

     30代半ば頃まで。もう一切周りの人と比較することがなくなった。

     休日もいろんなこと犠牲にしてるようで、犠牲にしていない、大切なもの授かって

     生かしてくれてるんだと気づくのに時間がかかった。人生は夢じゃない、まぼろしでもないが。

     悩みながらもひたむきに頑張ろうとする集団の中にいることが、自分の弱さ・強さを教えてくれる。

 

      練習再開。冬場は夏場と違って息の上がりが少ない。よく走れるし回復も早い

     一番苦しい夏を乗り越えてきたからかもしれないが、頭も使えるようにしなくてはいけない。

     この12月から2月までの3ヶ月は、バスケットIQを高める最も大切な時期だ。

     これからのチームプレイは、今までの「声」から「アイコンタクト」、相手の狙いを察知する「目」を

     鍛え上げたチームが伸びていく。基本技術が修得できている裏づけあってこそではあるが・・・

      頭を使うことに囚われ過ぎてもよくない。互角の競り合いから抜け出すのは、得てして

     技術よりハートであったり、体力であったりする。走る、体を張るといった単純動作を怠らないで

     これまでやってきたことの繰り返しも必要。これもなんか螺旋階段を登る要領と同じようだ。

 

      スポーツの中でよく耳にする「心・技・体」一番大切な順にならべなさいと言われたら?

     指導者によって、競技の種類によって様々かもしれない。

     この3つはどれも欠くことのできない大切な要素である。

     三位一体というのが理想であろうが、あえて順番つけるとしたら?

 

      人間すべての行動や意思を決定する『心』が、何よりも大切な最優先事項だと思っている。

     アマ、プロ問わず。大切な3つの木「やる気・根気・負けん気」?とか言う人もいる。

     また、「気配り」とか「目配り」とかにたとえる人もいる。要は「心」の使い方の大切さを強調したい

     出発点になると表現したものであろう。

      次に、健康で強い『体』があってこそ、卓越した『技』術の習得が可能だろうと考える。

     よって、『心』→『体』→『技』ということになる。このサイクルと連鎖の繰り返し

 

      現代の時代は、技術革新に象徴されるように「技」が優先されて

     追っかけてはいないだろうか?

      スポーツに限ったことではなく、いつも忘れることなく『心』から出発したい。

     そして、『心』で終着したい。