一昨日、唐突にさらりと全日本女子代表チームの監督交代ニュースが出た。
「えっ!何なのそれ・・・」と思われた方が多いのではないだろうか。
「どうしてこんな時期に?」と。
この数年、中川氏がヘッドとしてロンドン五輪へ向けて計画的に選手選考、強化を図ってきた。
9月のアジア予選をみても、中国・韓国に敗れはしたものの、内容的にはステップアップ
してる印象を持っただけに、何が原因で交代劇なのか正直わからない。
1stラウンドアジア予選枠は「1」である。全出場枠は「12」、各大陸予選枠は「1から3」で
まだ7チームしか決まっていない。来年6月の最終予選で上位5チームが決まる。
全日本女子の力からすると、最終予選に臨めて(アジア3位)順当だと思うのだけれど・・・
3月までWリーグを戦い抜いている内海氏、丁氏、小嶋氏に予定外の負担をかける
意味合いがわからない。
中川氏に何の問題があったのだろう?
何の発表もないからちょっと想像がつかない。代表メンバーの半数(6名)を若手発掘して、
アジア断トツ力あると目された中国に十数点差まで喰らいつき、韓国には先行して
勝てる勝負になるところを落としてしまったものの、中川氏の手腕をかっていたのだが・・・
残念だ。全日本女子今後の課題も、選手、コーチともピタリ共通認識してる感じであるように
見えたのだが。
ちょっとギャンブルじゃないのかな。準備期間はあと半年ちょっとだよ。
全日本レベルで新しいシステムを導入するには、時間が大丈夫だろうか?
Wリーグ首位・2位のヘッドコーチだから、選手の特徴やプレイはよく把握してるだろうけど、
選手選考からやり直すのか?
日本協会はこの件に関して、もう少し説明責任を果たしてもらいたい。
返す返す残念な事態になってしまった。
それでも全日本女子を思い切り応援したい。
PS 内海、なったからには命懸けた大勝負してくれよ。結果がすべてだ。それしかない。
頼るんじゃないぞ。魂を注入してくれ。技術じゃないぞ。