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全日本女子監督交代劇~その理由は?

2011年12月09日 | 全日本バスケ

                  

 

 

 

      一昨日、唐突にさらりと全日本女子代表チームの監督交代ニュースが出た。

     「えっ!何なのそれ・・・」と思われた方が多いのではないだろうか。

     「どうしてこんな時期に?」と。

 

      この数年、中川氏がヘッドとしてロンドン五輪へ向けて計画的に選手選考、強化を図ってきた。

     9月のアジア予選をみても、中国・韓国に敗れはしたものの、内容的にはステップアップ

     してる印象を持っただけに、何が原因で交代劇なのか正直わからない。

      1stラウンドアジア予選枠は「1」である。全出場枠は「12」、各大陸予選枠は「1から3」で

       まだ7チームしか決まっていない。来年6月の最終予選で上位5チームが決まる。

       全日本女子の力からすると、最終予選に臨めて(アジア3位)順当だと思うのだけれど・・・

 

      3月までWリーグを戦い抜いている内海氏、丁氏、小嶋氏に予定外の負担をかける

     意味合いがわからない。

       中川氏に何の問題があったのだろう?

      何の発表もないからちょっと想像がつかない。代表メンバーの半数(6名)を若手発掘して、

     アジア断トツ力あると目された中国に十数点差まで喰らいつき、韓国には先行して

     勝てる勝負になるところを落としてしまったものの、中川氏の手腕をかっていたのだが・・・

     残念だ。全日本女子今後の課題も、選手、コーチともピタリ共通認識してる感じであるように

     見えたのだが。

        

      ちょっとギャンブルじゃないのかな。準備期間はあと半年ちょっとだよ。

     全日本レベルで新しいシステムを導入するには、時間が大丈夫だろうか?

     Wリーグ首位・2位のヘッドコーチだから、選手の特徴やプレイはよく把握してるだろうけど、

      選手選考からやり直すのか?

      日本協会はこの件に関して、もう少し説明責任を果たしてもらいたい

        返す返す残念な事態になってしまった。

        それでも全日本女子を思い切り応援したい。

 

            PS 内海、なったからには命懸けた大勝負してくれよ。結果がすべてだ。それしかない。

          頼るんじゃないぞ。魂を注入してくれ。技術じゃないぞ。