ロサンゼルス・クリッパーズに移籍の決まった話題の人「クリス・ポール」
183㎝とサイズこそ小さいものの正統派PGとして、抜群の運動能力と強力な
リーダーシップの取れる選手。まだ26歳とこれから最高潮プレイを期待できる。
同じロサンゼルスにホームを置くレイカーズが、何としても欲しかった選手であったのに、
コッミショナーに却下された直後のトレード。皮肉にもすぐ隣にあるチームになるとは・・・
このクリス・ポールと移籍で揺れてるD・ハワードのことを
今シーズンからNBA解説デビューすることになったシャキール・オニールが
大先輩解説者チャールズ・バークレーとともに、さっそく面白いコメントしてる。
(NBA公式日本語サイトより一部抜粋)
『 バークレー氏とオニール氏は現地時間15日の番組で、クリス・ポールがニューオーリンズ・ホーネッツから
ロサンゼルス・クリッパーズにトレードとなったホットな話題について、早くも意見が異なった。
バークレー氏は、「エリック・ゴードン、アル・ファルーク・アミーヌ、クリス・ケイマン、そして1巡目指名権を
獲得したホーネッツは、大きな犠牲を払わずにチームの将来を守った。ホーネッツにとっては素晴らしい
トレードだった。なぜって、ポールじゃ勝てないからだ。だがクリッパーズはポールがいれば勝てる。
若い才能が集まっているクリッパーズにポールというリーダーが加わった。ポールがすぐに皆を成長させる
だろう」と発言。
だがオニール氏は、「クリッパーズがロサンゼルスで新たなトップチームになるとは思わない。
レイカーズは常にレイカーズだ。だがクリッパーズが競争力のあるチームになったのは間違いない。
すごく面白いゲームをして、見るのが楽しいチームになるだろう」と話した。
また、NBAのコミッショナーについてバークレー氏は、「デイビッド・スターン氏は、ここ25年のスポーツ界で
最高のコミッショナーだと思う。だがポールのレイカーズへのトレードを潰したのは、コミッショナーが犯した
初めてのミスだ。何があったのか知らないが、NBAのためには良くなかったと思う」と言う。
一方、オーランド・マジックをかつてのオニール氏のように離れようとするドワイト・ハワードについて
オニール氏は、「ハワードはマジックの経営陣に不満があるんだろう。マジックはもう少しハワードを尊敬
すべきだし、もっと周りに助けられる選手を揃えるべきだ」とコメント。
それに対してバークレー氏は、「反対というわけではない。だがマジックはトレードをし、チームを良くしようと
努力してきた。上手くはいっていないが、やってきたことは事実だ。ドワイトにはオーランドに残って欲しいし、
見返りなしに失うわけにはいかない」と、マジックを擁護した。
バークレー氏はまた、「ここ3年、自分はレブロン・ジェイムスがNBA最高の選手だと言ってきたが、今は違う。
もしNBAでフランチャイズを始めるとしたら、まずハワードを核にチームを作る」とハワードが一番だと話した。 』
バークリーがとてもマジでコメントしてるのに驚いた。笑)
現役選手のときは走る冷蔵庫といわれ、歯に衣着せぬストレート(問題?)発言が結構あったのに、
少し丸くなったような・・・D・スターンの裁定をミスと批判するところは変わらない。
LALの新H.コーチブラウンは、たぶん一番欲しかったんだろうね。新チーム作りのために。
S・オニールは写真(一番左)からみると、ちょっとスリムになってない?
引退してダイエットに成功したのかな。「レイカーズは常にレイカーズだ」という表現が、
元レイカーズ出身、レイカーズをよく知る人物の端的に説得力ある言葉だ。
マジック・ジョンソンは昔と変わらずすぐわかる。年取っても少年のようだ。
長年ドアマットチームと揶揄され続けたLACが、新たなトリオ結成で爆発的な若いチームに
変貌するのか?
今シーズン、ロサンゼルスからはホットな話題が続出しそうだ。LALホント大丈夫だろうか?
WESTこの2チームに、マブス、サンダーを加えた4チーム、激戦を予感させる。